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1.  沈黙 ーサイレンスー(2016)
予想外に見応えがありました。もっと単純に、殉教するキリスト教徒と神なき日本の残虐性みたいな勧善懲悪の図式かと思っていたらさにあらず。日本人的な宗教観もそこそこ語られていて楽しめました。中盤のイッセー尾形との問答や、終盤のリーアム・ニーソンの説く太陽の話などは感心するばかり。江戸初期の田舎の役人のみならず庶民まで、軒並み英語が堪能ってのも驚きです。 しかし逆に美しすぎて、ちょっと気持ち悪いというか。そもそもなぜポルトガルやスペインの宣教師が、遠路はるばる日本にまで布教しに来たのか。宗教的には「これこそ世界にたった一つの真理だから教えなきゃ」という傲慢な善意であり、政治的には「まず文化侵略して手なづけ、次に経済的利得を、そしてあわよくば植民地化してやれ」という意図があったものと思われます。そのことは、ほぼ同時期に中南米で展開された〝布教活動〟からも明らかでしょう。下手すると、日本人も今ごろポルトガル語やスペイン語を母国語にしていたおそれもあるわけで。それを、わざわざ寺請制度まで創設して徹底阻止した幕府は偉かったと言わざるを得ません。 しかしこれ、日本人とキリスト教圏の人とでは、受け止め方がずいぶん違うんじゃないですかね。後者にとっては、どんなに言い訳されても「鬼畜日本」にしか見えないかも。 ちなみに舞台設定としては、かなり前に見た「ミッション」とよく似ています。同作にもリーアム・ニーソンが出ていて、たしか宣教師として〝職務〟を全うする役どころ。この作品とどちらが共感できるのか、ちょっと聞いてみたいところです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2023-11-24 03:23:52)
2.  ボーダーライン: ソルジャーズ・デイ
前作に続き、地鳴りのようなBGM(効果音?)が印象的。その音に象徴されるように、ジョークの1つもありません。それがかえってドキュメンタリーのようなリアルさを感じさせてくれます。 CIAの質量ともに圧倒的な戦力を見せつつ、それだけではどうにもならない国境線の攻防がなかなか見事。セリフのやりとりがサラッとしていて、何が起きたのが掴みにくい場面もありますが、銃撃やヘリのシーンはさすがに迫力があります。 しかし最終盤の〝処刑〟シーンは、まるでコント。「トムとジェリー」かよと。それを意地でもお笑いにしないあたり、なかなか気骨があります。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-04-23 03:02:22)
3.  ボーダーライン(2015)
緊張の場面で流れる効果音のようなBGMが印象的。敵が意外にショボいのがいささか残念でしたが、十分に堪能させてもらいました。 まったく邪道な見方ですが、かつてファッション誌のカリスマ編集長の第一秘書として右往左往していた女性が、およそ10年を経て国家の治安のためになりふり構わず命懸けで戦っている姿を見ると、「立派に成長したもんだなぁ」と感慨深いものがあります。
[インターネット(字幕)] 8点(2018-10-24 01:47:00)
4.  バベル
言わんとしていることはなんとなくわかります。不条理というか運命のいたずらというか、妙なつながりが思わぬ事件を生むことも、なくはないでしょう。国家やメディアが大騒ぎするわりに、たった1台の救急車すらなかなか来ないというのも、さもありなんという感じです。 しかし、肝心のつながりが首の皮一枚ほどに薄いので、どうも散漫な印象です。特に日本パートなんか、中東と中米のついでに箸休めとして呼ばれた感じで、ほぼ独立したドラマと言っていいんじゃないでしょうか。こういうオムニバス映画なら、かなり前に見た「クラッシュ」のほうがずっと練られている気がします。 ただし、日本パートやエンディングで流れるピアノとストリングスの音楽が良かった。全編に渡って映像も音楽も乾いた感じですが、この曲にはしっとり湿気がありました。と思っていたら、この曲だけ坂本龍一だったんですね。さすがです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-10-08 20:06:53)
5.  フリーダ 《ネタバレ》 
例えば人名事典か何かでフリーダの生涯をざっと追えば、「悲劇の画家」という印象しか残らないかもしれません。しかし、「それは違う」とこの作品は訴えかけてきます。寿命の長短や痛みの有無ではなく、喜怒哀楽の激しさこそ人生の価値を決めるのかなと。最後の「もう戻りたくない」のメッセージは、絶望でなく、「生き切った」という満足感から発せられたような気がします。
[インターネット(字幕)] 7点(2015-02-01 18:18:49)
6.  レジェンド・オブ・メキシコ/デスペラード
前作は観ていませんが、それでも予想以上に堪能できました。何よりシナリオが面白い。単なる復讐物語に終始しそうなところですが、そこにJ・デップが絡んで三つ巴(元FBIも入れれば四つ巴?)になることで、ストーリーも、登場人物もグッと立体的になりました。悪の親玉がW・デフォーでその側近がM・ロークなんて、怖すぎてカッコよすぎます。ただM・ロークの役柄は、今日の彼の映画界でのポジションを象徴しているようでした。
[DVD(字幕)] 8点(2006-05-04 23:07:42)
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