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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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41.  エスター
この手の「畏るべき子供」ものは以前からあって、その正体は悪魔の子供だったり宇宙人の落とし種(?)だったりします。で、今回ですが「オイオイ、そんなんかい!」というようなオチ。一応理屈はつけてあります。それに関する伏線もちゃんと張ってありますし、見直せばさらにいろいろ気づくかも。悪くはないけど、ちょっと脱力系? 演出は、この手の映画としては正統派でしょうが、怖がらせてやろうという気が満々で、それが逆にコケ脅かしになってしまったのは残念。ただ、最初は利発な子に見えたエスターが徐々に正体を現し、最後にアクションに持っていく段取りはよかったです。でも、温室で終わってもよかったかも。それも含め、全体的に濃いめでしつこい印象を受けました。それにしても、最近は残虐な場面も普通に映像化してしまいますが、そういうのはある程度押さえて、見ている側に想像させる方が怖いと思います。 ちなみに、原題は「孤児」の意味。見終わってから内心ニヤリとしました。
[映画館(字幕)] 7点(2009-10-10 20:28:09)
42.  レッド・サン 《ネタバレ》 
西部劇にサムライ登場となると色物かと思いますが、きわめてまともな扱いで安心。ブロンソンと三船が対立しつつの珍道中からお色気路線、さらにはコマンチ族との乱戦と、見どころも詰まっていて飽きさせない。最後は国(文化)が異なる者同士の友情に収斂させるところも、なかなか感動的でありました。前半での伏線が効いています。「三大スター競演!」の割にはちょっと小粒ですが、製作にアメリカが噛んでない(=金がない)から仕方がないのかな? 全編アメリカが舞台なのにね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-27 19:55:38)(良:1票)
43.  ジャンヌ・ダルク(1999) 《ネタバレ》 
ま~、面白いかと言われれば、たいして面白くないわけですが。ジャンヌ・ダルクの話となると、どうしても宗教臭くなってしまいますし。しかし本作では、ジャンヌの神がかりを「まがい物」として描いているところが興味深いです。自分が信じているから信じられるんだ、みたいな。それが行き過ぎると狂信的になってしまうわけですが、ここでのジャンヌはそこまで行っていないのが中途半端というか、ある意味歯がゆい。もしかしたら、狂信的になってしまったほうが、面白い映画になったかもしれません。  それとこの映画、製作されたのが1999年だというのが興味深い。ジャンヌの神がかりによって兵士たちが鼓舞され、イギリス軍を破ってしまった。神を大義名分にすれば大衆は扇動されるということを、ものの見事に描いています。この映画の数年後から、神の名においての破壊行為が頻発するのですが、これは偶然なんでしょうか。テロリストの指導者たちは、しっかりこの映画を見ていたりして。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-20 21:45:54)
44.  遠すぎた橋
中学の同級生に映画好きの奴(♂)がいたのですが、この映画にかなり入れ込んでいて、メインのスター全員の名前を暗記して一気にまくし立てたりしていました。私はまったく興味がなかったので、そもそも見に行かなかったのですが……。  そもそも「マーケット・ガーデン作戦」なるものをよく知らないわけですが、これは連合軍の失策であるために、取り上げられることが少ないのかと思います。この映画自体も、公開当時は超大作として宣伝されたものの、近年では存在自体知らない映画ファンも少なくなさそうです。私も以前のテレビ放送以来数10年ぶりに見ました。たしかに力の入った作だとは思いますが、オールスター映画にありがちな総花的なところがあり、話の展開にもメリハリがあまり感じられないので、映画的な面白さは今ひとつかと思います。正直、作戦が始まるまでの1時間くらいがもっとも面白かったです。  とはいえ、「忘れられた作戦」を描いているという意義はあるので、この映画は今後忘れられることがないよう祈っておきましょう。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-11-23 19:56:47)
45.  男と女(1966) 《ネタバレ》 
フランシス・レイ追悼作品として鑑賞。音楽が有名なので期待したのですが、それほどでもなかった。それぞれ夫と妻を亡くした男女が出会う話で、パートナーを亡くした心の傷を乗り越えるという展開かと思ったのですが、そのあたりはそれほどでもありませんでした。現代の作品ならそこを重要視してもう少し重い話になると思うのですが、そうならないのは時代性でしょうか。映像がカラーだったりモノクロだったりしますが、それがどういう意味なのか、どういう基準で使い分けているのかというのが不明。なのであまり印象に残らず、効果的とも思えませんでした。「ダバダバダ~」というテーマ音楽は最後の30分ほどから流れますが、そこへの持って行き方はよかったと思います。それ以前の音楽もいい使い方で、とりあえずフランシス・レイの音楽は楽しめました。しかしその他が伴っていません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2018-11-13 20:34:29)
46.  ヘッドライト 《ネタバレ》 
文学的なメロドラマとでも申しましょうか、暗くて深い語り口調が印象的。しかし、妻や娘をあからさまに悪く描いているのは、いかがなものかと思います。そうでなければ、もっと悲哀が出ただろうに。ままならない世の中でなんとか生きようとしても、うまく行かない人生模様はよく描けていたと思います。しかし個人的には、もっと明るいお話が好みですねぇ。フランソワーズ・アルヌールはとってもきれいでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-12-28 20:05:33)
47.  殿方ご免遊ばせ 《ネタバレ》 
今まで見たバルドーのかわいこちゃん映画の中では、いまいちか。自分は浮気性なのに妻の浮気に嫉妬する男にお灸をすえるお話で、コメディとしてはなかなか笑えますが、相手役のシャルル・ボワイエがあんまりよくない。個人的にこの人あまり好きでないだけですが。このシャルル公がマフィアの大物(?)と間違えられてドタバタするのもよけいに思える。軽いタッチで気楽に楽しめますが、ちょっとそんなに面白いとも言えません。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-12-07 19:59:45)
48.  カトマンズの男
邦題からすると『リオの男』の姉妹編かと思いますが、実際はまったく関係ありません。内容的には『リオの男』より劣る。こちらは徹底したドタバタギャグ映画なのですが、それがかなりしつこい。ドタバタのためのドタバタという感じで、かえってつまらなくなってきます。保険会社のボディガード2人なども、無駄に騒ぎすぎ。全体としてメリハリがついておらず話がダラダラと続くのも欠点でしょうか。執事のレオンやゴー氏などはよかったのに、残念でした。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2015-11-02 20:48:01)
49.  若草の萌えるころ
あー、基本的にアイドル主演の青春映画でしたね。どうもそういうものにはあまり魅力を感じないもので。作風としてもとりとめがないし。スペイン内乱をからませたのはそれなりに意味があるようですが、あまりドラマ性は高くないように感じました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-08-17 18:02:31)
50.  おとなのけんか 《ネタバレ》 
私の好まない「不毛な言い争い」の話ですが、登場人物が4人でそれぞれの視点から語るためか、それほどつまらないとも思いませんでした。ただし物語の展開にあまり変化がないので、実際の時間の割に長く感じるのはマイナス。まあ、もっともらしいことを言っている人間の本性を暴くという点では、成功していたのではないでしょうか。あんまり笑う場面もなかったのですが、携帯電話を花瓶にドボンするところはウケました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-20 11:18:17)
51.  狼の挽歌 《ネタバレ》 
ジル・アイアランドはファム・ファタールとしてはお美しくていいんですが、どうもあまり悪女っぽくない。かわいすぎて色気が感じられないんですね。  話としても、結局ウェーバーとの三角関係みたいになったり、スティーブがいろいろと画策していることがミエミエで魅力にとぼしいです。ところどころいい部分もありますが。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-05-05 17:34:49)
52.  ボッカチオ'70 《ネタバレ》 
基本的に、この手の話ってあんまり好みじゃないんですよね。つまらないというわけではありませんが。 印象的だったのは2話・4話。2話はお堅い人たちを揶揄しているバカバカしい話かと思っていたのですが、看板のモデルとの妄想あたりから雰囲気が変わってきて、かえってつまらなくなってしまいました。ミニチュアセットはよくできていたと思います。4話がいちばん楽しめました。あの若い男は物語の展開上必要なのでしょうが、演じている俳優のためか、あまり魅力的に感じられません。ソフィア・ローレンがなびくぐらいだから、もっといい男でないとね。しかし、彼女の仕事仲間の奥さんやクジに当たっちゃう気の弱そうなおじさんなど、それ以外の人物はなかなか魅力的でした。 1本約50分程度ですから、1時間ドラマを一ヶ月分続けて見たような案配ですね。そのせいか、長さの割にはボリューム感とか重厚さとかを感じませんでした。そもそも題材がそういう種類のものだと思いますし。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-11-04 21:00:51)
53.  南から来た用心棒 《ネタバレ》 
これまで見たマカロニ・ウェスタンでのジュリアーノ・ジェンマの役は、どちらかというと心優しい人物が多かったのですが、本作でのアリゾナ・コルトはなかなかハードボイルド。トランプでいかさまをしたりと、一筋縄ではいきません。それでも、どこか人のいいところがあって、そのあたりがちょっと生ぬるいかと思います。敵のゴルドの方は、バンバン人を殺しまくり。仲間だろうが町の人間だろうが、まったく関係ないようで、気に入らない相手にはすぐ鉛の弾をお見舞いするという人物。人殺しを楽しんでいるような極悪人で、ハードボイルド風の主人公の相手としてはこれぐらい必要なのでしょうが、あまりにもどんどん死にすぎるので、後半は食傷気味でした。裏切り者のウィスキーとか、なかなかいいキャラですが、それ以外は魅力的な人物もあまり登場せず、いまいちでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2014-08-18 17:01:37)
54.  暗くなるまでこの恋を 《ネタバレ》 
これは原作も読んだのですが、アイリッシュ(ウールリッチ)が下り坂になる端緒の長編だったりします。どうもそれまでの犯罪小説ではなく、「犯罪がらみの恋愛小説(ストレート・ノベル)」を書こうと思ったようなのですが、みごとに失敗。主人公がヒロインをなぜそんなに愛するのか、よくわかりませんでした。 この映画も、その原作の欠点をそのまま持ってきてしまいました。とはいえ、原作よりは理解できるかな、という気はします(カトリーヌ・ドヌーヴだし)。しかし、あくまで彼女にこだわる主人公に共感できないので、見ていてツライ。まあ、ストーリーよりも雰囲気を楽しむ映画かもしれませんし、実際映像面では見るべきところもありましたが(だからおまけで+1点)、根本的にどこをどう楽しめばいいのか、さっぱりわからない作であります。恋愛映画が好きな人なら楽しめるんだろうか?
[映画館(字幕)] 6点(2013-11-22 20:31:44)
55.  シラノ・ド・ベルジュラック(1990) 《ネタバレ》 
かつては日本や中国でも歌を作る能力が重要視されていましたし、たしかにそうした才能があるということはすばらしいと思いますが、しかしそれだけか? という気持ちになってしまいます。美文をつづっても、うわべたけの美辞麗句に流れることもあるでしょう。いや、その美文に人間性が表れているのかもしれませんが、この映画を見た限りでは、どうもそのようには思えてきません。ロクサーヌも、そういったところをくみ取れるような女性であるとは思えませんでした。シラノとクリスチャンが彼女に振り回されて、哀れに思えてきました。そうした「悲喜劇」としてはよくできていたとは思いますが、それ以上に惹かれるところはありません。やはり、ロクサーヌにあまり魅力を感じられませんでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-08-02 20:24:38)
56.  危険がいっぱい 《ネタバレ》 
どうもフランス製のサスペンスって、もっさりしてるんですねぇ。切れがないというか。アイデア自体は面白いし、自身がギャングに追われる原因とフランスでの事件が似ている(どちらも妻の浮気がらみ)というのもいいと思います。しかしどうにも怪しい雰囲気が感じられず、なんだかのんきな感じがします。なんかもったいないですね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-07-21 11:20:52)
57.  望郷(1937) 《ネタバレ》 
これは「世界名画劇場」以来で、けっこう忘れている部分がありました。全体的には、記憶にある通りの作品でしたが。ペペが元パリジャンらしく、おしゃれなところは新発見でした。内容的には人物のキャラクターが今ひとつで、物語が平板になっているのはそのあたりが原因でしょうか。もっと癖を持たせた方がよかったと思います。いかにもな悪党にせず、わりと普通の人たちに描いていたのは、狙ったのかもしれませんが。演出的にも面白いところはありましたが、全体としてはそれほどでも。最終的には、望郷の念というか自由に対するあこがれを捨てきれず逮捕されたペペですが、それと犯罪ものとギャビーへの恋慕がごたまぜになり、どれにも的を絞りきれなかったためか、散漫な印象を受けました。最後に自殺したのも「自由の身」になれないためかもしれませんが、そのあたりのペペの心情をもっと掘り下げたら、また変わってきたのではないかと思います。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-12 20:02:50)
58.  死刑台のエレベーター(1958) 《ネタバレ》 
若いカップルの行動あたりが「ヌーベルバーグ」らしいところでしょうか。『勝手にしやがれ』と似たようなパターンですし。映像的にも音楽面でも、それなりにいいのですが、やはり当時は斬新だったのだろうぐらいにしか思えません。ミステリーとしては、「ある事件の容疑が晴れたら、別の事件の犯人と特定される」というアイデアはいいのですが、そこへ持っていくのに無理をしすぎ。もはや力業を通り越してムチャクチャ。ではラスト・シーンに象徴されるような「男女の機微」を描いた作かというと、それも物足りない。どちらにしろ中途半端なんですね。まあ「ヌーベルバーグ」だから、話なんかどうでもいいのかもしれませんが。おそらく、どうでもいいから後世まで語り継がれる映画になったのでしょうね。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-09 11:07:35)
59.  ある公爵夫人の生涯
18世紀後半のイギリスが舞台ですが、お話は昼メロ級の惚れたはれたに終始しています。これはこれで面白く見ましたが、話の展開が早いためか、人物の心情変化が唐突に感じるところがあり、そこをじっくり描いてこそ話が生きるのではと思います。しかし男女が相手に求めるものの違いや親と子の情愛など、現代に通じる部分もあったのはよかった。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-06-01 19:45:54)
60.  赤と黒 デジタルリマスター版 《ネタバレ》 
原作は、一応支配階級に対する批判が込められているようです。たしかに聖職者が「パリに行けば出世できる」と発言するなど、ずいぶん俗っぽいという印象がありました。しかし原作発表当時のフランス人ならともかく、現代の日本人である私から見ると、週刊誌やワイドショーを賑わすような不倫と三角関係のメロドラマとしか映りませんでした。主人公のジュリアン・ソレルは、聖職者を目指したかと思うと女におぼれたりして、人間くさいといえばたしかにその通りですが、あまりにも俗物で魅力を感じませんでした。デジタルリマスターされて、映像は美しかったです。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-07-14 18:04:21)
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