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なにわ君さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2038
性別 男性
自己紹介 ●採点基準
10→おもろい(なんらかの感情が揺さぶられた場合も)
7→ややおもろい(おもろくない事はないんやけど、もうちょい)
5→普通(可もなく不可もなく)
3→今一歩(微妙に退屈)
0→退屈(途中眠たくなったりして最後まで観るのがしんどい)
評価は観たときの体調、年齢、精神状態、その他モロモロに影響されまくってます。独自の映画論なんてなくいきあたりばったりのてきとーさで映画を観ます。すんません。なお社会人ですが精神年齢はかなり子供です。好きなジャンルはホラー、サスペンス、SF

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【製作国 : イタリア 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  天使と悪魔
その昔、僕は1655:教皇選出とゆうボードゲーム(正確にはカードゲーム)をやったことがあります。クリストフ・バウアー作の中世時代のコンクラーベを表現したゲームで、各プレイヤーが枢機卿になり、競りをして票を獲得し最終的に教皇になれば勝ちです。枢機卿の派閥や、政治や陰謀などがあって、結構楽しんだ記憶があります。で、そんとき、コンクラーベってなに?って非常に興味がわき、調べてみて、教皇のなり方とか色々わかって、日本人には知らないことがいっぱいあるんだなーと感心しました。で、この映画を観て、びっくり、それが題材になっていたから。コンクラーベって1つの部屋に皆が入ってやるんだとか、教皇がなくなった時に指輪を割るんだとか、色々視覚的に知的好奇心が満たされました。それだけでも面白かったです。で、物語の方は、要は探索型の犯罪阻止もの。インディ・ジョーンズみたいにアクションはそんなにこなしませんが、歴史上に隠されたヒントを解いて、最終的に犯罪を防ぐってやつで、細かいアラはあるものの、それなりにハラハラできて、テンポもよく、こちらも楽しめました。原作の方が色々ストーリー的にも凝った作りらしく、原作、読みたくなりました。
[DVD(字幕)] 7点(2016-10-20 18:33:37)
2.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
映画鑑賞中、何回もドキドキして、何回も泣いた。ホテルの支配人ポールが、危機また危機を、様々なコネや賄賂や脅しなどを使って切り抜けていくのがその主な内容だけど、そこに様々な人間ドラマも描かれている。国連軍の指揮官や、赤十字軍の女性などが、人種を超えて虐殺される人々をなんとか救おうとする姿にも心を打たれた。ルワンダという国はあまり知らないが、こんなことが起こっていたんですね。しかしこれは対岸の火事とバカにはできないとも思う。人間の本質は一方で誰かに対して優しく接し、もう一方では残酷的なまでに誰かを追い詰める事ができる矛盾した生き物である。国益やイデオロギーなど声高に叫んだりしても、それは、その残酷性をごまかしているだけかもしれない。恐らく、この世界に国境や人種とゆうものがなくても、特定のグループを蹂躙したいとゆう欲求はどこかで発生するだろう。その残酷性は集団になると加速し、憎悪や嫌悪感を生み出し、そーすることがかっこよく正常だと錯覚し、やがて人を人と思わずゴキブリなどに例える思考に達するのだ。それが蔓延すると社会のバランスは崩れ、やがて差別をする者される者問わず、社会全体が地獄絵図と化す。イデオロギーとゆう名を借りた人間性の崩壊、ある特定の人種に対して嫌悪感や憎悪をたぎらせる事、一部の権力者以外誰も得をしないこの構造の構築は、世界のどこでも起こりうることなのだ。もちろん日本も例外ではない。
[DVD(字幕)] 10点(2015-08-11 20:20:24)
3.  ルート・アイリッシュ 《ネタバレ》 
戦争企業で働く男がイラクで殺され、その兄貴分が、その死の真相を追っていくお話。それとともにイラク戦争での、戦争そのものとゆうより、そこに絡む民間警備会社の実態が描かれていて、わりと重たい映画ですが、サスペンス仕立てで観やすい作りにはなっていました。でも、観終わったら、嫌な気持ちでむなしさを感じましたけどね。「嫌なときに嫌な場所へ」とゆうセリフが繰り返し出てきますが、これが本質であるとともに、そのままブーメランにするあたり、映画から怒りみたいなものを感じました。
[DVD(字幕)] 5点(2015-07-14 18:43:20)
4.  豪勇ペルシウス大反撃
イタリアで結構作られてるギリシャ神話もの。そのうちいくつかをアメリカでシリーズで出していて、これはそのなかでもわりと有名な作品。一応日本でも公開されてるみたいですが、日本でソフト化されてるのかどーかわかりません。で、昔の映画でしかもイタリアの低予算なんでヘナチョコ映画やろな~って思って観たら、意外にも、しっかり作られていて、そこそこおもしろかったです。まず、兵士役もちゃんと人数をそろえていて戦争シーンなどはしっかスペクタル感がありました。物語も飽きさせない感じでテンポもよく娯楽的。舞台風景も建物や荒地などギリシャ神話の雰囲気でています。ギリシャ神話といえばハリーハウゼンのやつが有名だけど、それと互角(雰囲気だけね)といってもいーくらい。この映画にもモンスターが二匹登場します。メデューサとドラゴン。ハリーハウゼンと違ってストップモーションではなく実物大のハリボテだけど、ただ、このハリボテよく出来てます。まず、ドラゴン。湖からぬっと現われます。上半身しか作ってないので基本、湖から出ません。一応、機械じかけのハリボテなので首が動き口も開きます。まー、機械仕掛けなので首が一定の動きしかできず、あまりすごいアクションができないので、しょぼいといえばしょぼいのですが、造形は結構生物感ある感じ。湖からぬっと出てくるシーンはそれなりに迫力あります。実物大の大きさなので 合成じゃない絵図らが楽しめ、雰囲気で観れば全然オッケー。次に、メデューサ。よく神話で言われる、上半身女性、下半身蛇って姿じゃなく、なんと木の化け物。動く木って感じで 真中に目があります。この造形が意外にも雰囲気ありありでなんだかメデューサの新解釈って感じで新鮮。しかも 石にされた人々の石像がゴロゴロある荒れ地にモゾモゾねっこみたいな触手を動かし登場する描写が、舞台も含めてかなり不気味な雰囲気でいいです。おしいのは、やはりハリボテなのでこったアクションができないとこ。だからペルシウスとの戦いがあんがいあっさりで物足りないかな。でもそこはやっぱり雰囲気で楽しめば問題ないんですけど。総評としては、ギリシャ神話が好きなら、それなりに楽しめるクオリティーはしっかりあると、俺は思うんやけど。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2009-02-20 20:34:42)
5.  ミラクルマスター/七つの大冒険
動物と交信できる特殊な能力をもったヒーローが活躍するヒロイックファンタジー。シュワちゃん主演のコナン・ザ・グレートとかに似た雰囲気をもつ映画。主役のお供をするのは二匹のマングース(フェレット?)と黒豹と鷲。こいつらの力をかりて悪を倒すとゆう、な~んだ結局、桃太郎じゃんってゆうベタな突っ込みをこの映画は受け付けてます。ただ動物たちの演技は観てて結構楽しいし、ちゃんと主役を助ける描写も多くよく出来てる。ここは志村動物園感覚で楽しんでもらえれば結構いけるんとちゃうかな~。ストーリーも悪の司祭が大ボスかと思えば最後まで鎧で顔を見せない不気味なリーダーが率いる蛮族登場で二つも大ボスを用意するなど、つながらない二つの敵と戦う構図が、ハンバーガーだけ注文したら、無料でポテトがついてた感じとゆーか、サービスしてくれてます。モンスターとしては、改造人間や羽で人を囲んで食べる蝙蝠男などが登場。これも映画の世界観にいいインパクトを与えていて、特に蝙蝠男は単なる怪物としてだけで描いてなくてちゃんと伏線にもなってるあたり、なんだか、さっきの注文についでにジュースも無料でついてきた感じ。残念なのは基本のプロットは単純で、一部、不自然な描写があるとこ。例えば、敵の大ボス、最後にわずか4人くらいで結構簡単に倒されちゃう。こんなに簡単に倒せるなら、なぜ主役が最初から戦わないのかってのが頭によぎっちゃう。当然、そんなことしたら、映画の尺が短くなってサービス不足になるからやねんけど、やっぱ気になってしまう。ポテトに髪の毛がはいっていたよーな感覚。気にする人は、食欲が一挙にさめてしまうかもしれない。でも、そんな細かいことでは、俺の食欲は萎えない、むしろ、目の前のハンバーガーをムシャムシャ食ったるで~っとゆうほどヒロイックファンタジー好きなら、それなりに味わえるんじゃないかな。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-02-20 19:47:40)(良:1票)
6.  地球最後の男
設定のアイデアは確かにすごい。今観ても古臭さを感じない斬新な世界観だと思う。でも、映画を観ていて感じるおもしろさは、可もなく不可もなくやったかな~。序盤から、回想シーンまではおもしろかった。アイ・アム・レジェンドの序盤をかなりチャチくした感じだけど昔の映画にしては、雰囲気はあると思う。吸血鬼どもが名を呼びながらバンバン戸を叩いたり、ニンニクと鏡が嫌いだったり、吸血鬼的要素がかなり濃く、それが独特で、不思議で不気味な雰囲気が出てる。でも回想シーンが入ると、これが異常に長く、さらに観てるこちらは結末がわかってるだけに、退屈。でも、ここは主役に共感できる日常生活からの転落を描いてるんで、観る人によれば必要かも。後半はアクションもくわわり、アイ・アム・レジェンドとは全然違った展開に。こちらを見ると、レジェンドを観る目も変わるかも。本当はこーゆうことを表現したかった映画なのね。こっちの方が邦題ともマッチしてて納得。でも、古いからか、リメイク観てしまったからか、なんだか、ふーん、で終わった感じ。もっと昔に観たならもっと衝撃うけたろうと思います。
[DVD(字幕)] 5点(2009-01-29 21:16:13)
7.  不死身の怪物カルティキ 《ネタバレ》 
日本未公開。よって日本ではソフト化されてません。正式邦題はないのでタイトルは日本でこの映画を紹介するときによくみるタイトルにしました。内容はメキシコ奥地の遺跡を調査にきた調査隊がアメーバーみたいな生物カルティキに遭遇し、それの一部を研究のために持って帰ると、それが増殖し暴れだすってゆうモンスター映画。まず、冒頭の南米の古代遺跡がものすごくいい感じで雰囲気があって南米の怪しい感じが充満してます。また、その遺跡の中にある池にダイバーが潜るんだけど、これもまた、いい感じで、なにもない砂だけの底に、財宝と骨だけが散乱してて水も透き通ってて、何もないんだけど、この一見穏やかな感じが逆に不気味で、当然、その水にはカルティキが潜んでるんだけど、これがその舞台とマッチングしてて怪しい古代遺跡に潜む古代の生物って感じが妙に説得力あります。見た目は、一応アメーバー状って設定みたいだけど、アメーバーとゆうより、ブツブツのあるの肉の塊みたいなやつで、それもあまりうまく表現できてなくて、ちょっとたまにボロ切れの塊に見えんこともないけど、そこは白黒だし、うまく雰囲気で観れば、変な不定形物体のモンスターとも思えるので、そこは多少愛情もって観ました。ただ、こいつが人に触れるとその人は白骨化してしまう、このシーンは結構よく出来てました。一人だけ手に絡みついちゃって、それを除去すると、その部分も白骨化してるの。これはえぐい。その後、調査隊が街に戻ってからはちょっと退屈なサスペンスが続くけど、後半、またもやカルティキ大暴走、しかも軍隊まで登場して盛り上がってくれる。ただし、予算がないのか、カルティキが暴れるのは一軒の家だけ。家のミニチュアとか戦車の模型はいかにもおもちゃちっくで軍隊がでてるけど、そない派手でもない。カルティキは変な音出して、モゾモゾ動くだけだし、一応巨大化して戦車と絡むけど、動きがノロいので、すごい危険って風にも観えない。火が弱点ってゆうのも弱すぎる気がする。家のいろんな所で大きくなって子どもと母親が追い詰めれるって部分はそれなりに楽しめるけども。今の眼でみると、チャチすぎるが、カルティキってゆうモンスターに結構不気味な魅力があるので、それなりに暇つぶしにはなりました。
[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-01-23 01:50:07)
8.  スタークラッシュ 《ネタバレ》 
エロな衣装でキャロライン・マンローががんばる女海賊が主人公のB級スペオペ。昔のB級スペオペってことを理解しながら観るとビジュアル的に味わい深いシーンが色々ある。アルゴ探険隊の大冒険をモロパクリした巨大なタロスそっくりな銀色の護衛ロボット、骸骨剣士そっくりな銀色のロボット、まー、パクリだらけだが。ダイナメーションがカクカクしすぎだし、合成技術もダメダメだし。でもそれゆえに変な味わいがある。まったくの素人がやる演技みたいな感じ。グダグダなんだけどなんか観てしまうってゆー。後、漫画コブラにでてきそーな感じの主人公と仲間のロボットが色々な惑星で並んだ雄姿はスペオペ色がかなり出ている。ゴレンジャーの怪人みたいなロボットのデザインも素敵。ストーリーもかなり突っ込める。ガラスを突き破って敵の宇宙要塞に突入してくる人間棺桶部隊がすごすぎる。宇宙は真空だとゆう事はまったく考慮されてないのだ。でも一番突っ込めるのはおちだ。題名ですでにネタばれしてるのだが、よく車どうしがぶつかってクラッシュしちゃったってゆーがそれの宇宙版。味方と敵のパワーバランスもかなりおかしい。最強なのにあっさり死ぬし、これはやばいと思わせて実は最強だったり。んなわけで、ビジュアルはヘンテコパクリで魅力的、ストーリーは突っ込みまくれて魅力的。
[ビデオ(字幕)] 5点(2008-10-31 23:19:47)(笑:1票)
9.  ソドムの市(1975)
高尚な映画なのかもしれません。すごい映画かもしれません。しかし俺にとってはウンコの映画。ウンコの市。あまりにもウンコのインパクトがでかすぎて、他が全てかすんでしまった。途中、ウンコって言葉がいっぱい出てくる。ウンコがどーたらこーたらとか。変なオバハンがウンコの話をいっぱいする。当然、言葉だけじゃなく、ウンコも見せます。まー、作り物かもしれんけど。でも映画で初めて画面をまともに観る事ができなかった。指の隙間から、はたまた目を細めてよーやく観れたけど。性器にモザイクするより、ウンコにモザイクかけてくれ。ウンコを食べる口にモザイクかけてくれ。ウンコのついた口のまわりや、ウンコが入っている口の中にモザイクかけてくれ。頼む。ってゆーか、ウンコのくだりはウンコだけにさらっと流して欲しかった。映画の4分の1ほどしめる糞尿地獄はウンコ嫌いには本当に地獄の時間を費やす事になる。その覚悟でどーぞ。
[ビデオ(字幕)] 0点(2008-10-27 17:04:39)(笑:1票)
10.  サスペリアPART2
サスペリアを作るきっかけとなったダリアさんが出てます。なかなか伏線がうまく、最初の方にちゃんと答えが提示されてるとこがすごい。ゴア描写のきついサイコサスペンスもの。きついゴア描写っていっても今じゃ、古臭いですけど。ソウの元ネタみたいな人形や、サイコ感が出てる童謡みたいな音楽が不気味で特徴的。でも、今新めて観ると、普通のテレビのサスペンスドラマやんって思う人が多いかも。俺はこの映画は背景を想像するとゾッとするんやけどね。あと、テレパシストが最初に犯人の心をのぞくって展開も、不思議なSFチックな怖さがあって、いきなり映画にのめりこませてくれる。
[DVD(字幕)] 7点(2008-10-01 17:44:02)
11.  インフェルノ(1980)
ハリウッドにわたって撮った魔女三部作の第二編。しかし、登場人物の言動が、なぜ、そーなるのか、よくわからないよーな出来にアメリカで不発に終わった。しかも監督自身も内容に関してはよくわからんと公言してるのだ。そう、サスペリアでは一応観客の目線で撮られてる部分もあったが、この映画は、のっけからもう異次元世界なのだ。つまり魔女=異次元なのだ。よって、そこに一般世界の常識はまったくあてはまらない。監督がわからんとゆうのもしょーがないのだ。ホットドックのおっさんが急に殺人鬼になってしまう世界なのだ。ガイコツのかぶり物で、私は死神と言い放ってもはずかしくない世界なのだ。魔女の目的も前作以上にわけがわからなくてもかまわない世界なのだ。この異次元世界での不条理な殺人によえるかどーかがこの映画を楽しめるかどーかの鍵かもしんない。ただ、前のサスペリア級を期待するとまったくの期待はずれに終わるかも。今回は音楽もゴブリンではないし。テンポも雰囲気も俺にはあまり良くない出来に思えました。
[DVD(字幕)] 5点(2008-09-16 19:34:43)
12.  サスペリア(1977)
魔女三部作とゆう三人の魔女のお話のうちドイツに住む魔女を描いた第一作目。ちなみに続編はニューヨークに住む魔女を描いた「インフェルノ」。三作目はLa Terza Madreでなんと2007年に公開した。一作目からみるとかなり長~い時間がたったな~。で、俺の中では小さい頃に魔女のイメージを怖いものに完全に変えてくれた一品。いかがわしく、存在がよくわらない秘密の集団。普通の人間なのか?魔術とか使えるのか?そのへんのよくわかんない所が不気味で、魔女ってこえ~~って感じで。なんか日本の怪しいならわしが今も続く古く不気味な村の雰囲気に似てる。この映画の音楽と色彩は有名だが、まず、冒頭、空港のドアが開いたときにだけ、音楽がなるとゆう不安感のあおり方がいい。そう、ドアの向こうには 狂気の異世界がまっているのだ。その音楽も、悪魔のささやきみたいなコーラスつき。誰だよコーラスしてるの?それを考えると不気味すぎる。色の照明もすごい。まるでチープなお化け屋敷のようだ。そんなありえない照明と頭がおかしくなりそーなくらい必要に色をつかいまくった異常な風景の中で、嬉々として映画を撮ってるホラーな風貌の監督を想像すると、それが一番怖い。しかも殺人シーンだけは前後の設定関係なしに作ってるのめりこみ様。あと途中出てくる精神医が魔女の解説をするくだり、心を扱う医者に非科学的な存在の話をさせるとゆう構図がいかれててすごい。魔女の存在が精神とつなっがってる事を示唆したかったのか。しかもそれまでの雰囲気をぶったぎって結構しっかりと説明させている。監督はどーしても魔女の事をちゃんと客に教えたかったのだろうか。この頃の監督は当時つき合っていた女優のダリア(祖母が魔術師だったらしい)の影響でかなりオカルトにのめりこんでたのだ。で、役者でいえばタナー教師。このタナー教師の怒った顔がかなり怖い。笑顔にみえるのだ。めっちゃ怒ってるのに。竹中直人もびっくり。実は第三の男のアリダ・ヴァリは危ない男を追い求めた結果、とうとう自分自身が危ない人間になってしまっていたのだ。ま、そんなわけで、色々な要素がおりかさなり、他のホラーとはやはり違ったポジションを保つこの映画。論理で怖がるのではなく、感覚で観ればいかがわしすぎる。俺は好きかもしんない。
[DVD(字幕)] 10点(2008-09-15 20:55:31)
13.  情無用のジャンゴ
噂によると「デッドマン」の元ネタとか。マカロニウェスタンで、残虐性は一見の価値ありとか。しかし、今の感覚で観れば、正直そんなに大したことなかった。確かに、金の弾丸を体から抜き取る人々のエグさとか、頭の皮をはぐとか、描写的にウワーツってシーンはいくつかあったし、設定もわりとおもろい。ホモ集団をひきいる野郎、嫁を監禁してる野郎、反抗期の息子と愛人をかかえる野郎、と3人の野郎が住む街で金をめぐってみんなが争い合い、死から蘇った強盗の主役がそれにかかわっていくって内容。なんか、人の醜い部分がうきぼりで、誰もえーもんおらんし、おもしろくなりそーやん。銃撃も派手にあるが、主役が全てを倒すわけじゃないって所も意外性でよい。ただ、エグイシーンはやっぱ古臭くちゃちーし、銃撃戦も緊迫感がなくて全然のれない、みんな悪いので誰一人共感できない、インパクトのある映像もない。画面全体からむせかえるよーな退廃した空気だけはめちゃでてました。まー、でも、途中ちょっと眠くなりかけたので。
[DVD(字幕)] 3点(2008-09-03 22:41:28)
14.  惑星からの侵略 《ネタバレ》 
昔のB級SFまるだしです。おもちゃ感覚でまくりの近未来都市、少ない人数しかいないちっこい劇場をを大きい劇場で人が沢山いるよーなニュアンスで話をすすめる強引さ、未来の円盤からなぜかナワ梯子がたらされる、そしてそれにつかまり脱出する主人公、お前は忍者か!マッドサイエンティストの目的が女との合体、いやエッチとかじゃなくて、ほんまに合体。「釣りバカ日誌」のはまちゃんに見せてやりたい。 真面目に作ってますけどなぜかわらけます。正直、途中いったんは眠くなりました。人を縮小して誘拐するアイデアの奇抜さとサングラスをしたミュータント人間の不気味さがそこそこおもしろかっただけです。 
[ビデオ(字幕)] 3点(2007-09-27 12:58:58)
15.  イタリアン・チェーンソー
パッケージはたいしたことない感じですが、中身は意外に凶悪なマカロニホラーです。監督は新人さんやて。題名をみればおわかりだと思いますが、基本は「悪魔のいけにえ」です。ただ、雰囲気は全然違いまして、「悪魔のいけにえ」イタリアバージョンって感じですかね。所々にダリオ・アルジェントっぽい演出もあります。腸が飛び出したり、血糊も多いので、グロさが結構あり、小さい子供に無茶させる演出が多いので、モラルも低いです。ストーリー的にも子供に酷いし陰鬱なので、子供さんがおられる親御さんは絶対に観ちゃ駄目です。ゲンナリするだけです。日本やアメリカでは絶対撮れへんわ、これは。そこはイタリアならでは。ただ、ちょっと自主制作っぽい低予算な感じがするので、そこが逆に緊迫感を和らげ、俺は冷静に観れました。これで、本格的に撮ってたら、もっとゲンナリしたかも。退屈ではなかったですけど、友達にはオススメはできません。
[DVD(字幕)] 5点(2007-09-21 20:44:35)
16.  バーバレラ
これぞまさに監督の自己満足(オ○ニー)映画。自分の嫁さんをいかに魅力的に撮るか、そんな事ばっか考えて撮ったに違いない。しかし、実は自己満映画だらこそ、監督のこだわりが優先して普通の教科書通りのスタイルと違う変てこな映画が出来ちゃうのであります。だから俺は自己満足映画嫌いじゃないです。冒頭のバーバレラが無重力で服をぬいで裸になるところなんて最高です。服を脱いだ瞬間、映画のクレジットがパーッと飛び出す。なんてポップなオープンニング。後はだいたい魅力的なジェーン・フォンダばっかりの映像です。彼女のコスプレがいっぱい観れます。しかし、それだけなら俺も退屈ですけど、この映画には俺のSFマインドを刺激するヨーロッパならではの変てこなアイデアがいっぱいつまってます。特撮がおもいっきりチャチーのも、ストーリーがバカバカしいのも、その奇妙奇天烈なアイデアとジェーン・フォンだの魅力でどーでもいい気分になりました。いいかえれば、でっかいハートマークの風船がいっぱい置いてあるかわいー女の子のフランフランみたいな部屋にお邪魔してみたら、変てこな本棚に寺沢武一の漫画「コブラ」が置いてあるよーな映画です(どんな例えだ)。
[DVD(字幕)] 7点(2007-09-17 17:58:55)(良:1票)
17.  赤い影
噂では怖いとか、でもこの映画は人を選びます。ヨーロッパ系の静かで淡々とした展開で、私みたいにハリウッド系のエンターテイナーなわかりやすい作品が好きだとどーしてもラストまで退屈。それに怖さも全然感じないでした。一応オカルトサイキックものなんだろーけど、そんな感じは全然前面に出てきません。物語自体もそんなに目新しいもんじゃなかったです。まとめると30分くらいで終わりそーですし。ベニスとゆう町の情感を堪能し娘を亡くした夫婦の心情に深く入り込めば、それなりにおもしろいとは思うのですが。ラストだけインパクトがあったので。
[ビデオ(字幕)] 3点(2007-09-13 17:07:51)
18.  顔のない眼
昔の映画なので、今観ると、そんだけ?そんだけの話なの?とゆう感じでした。たいした話ではないと感じたのは、あまり深いドロドロしたものが感じられなかったのが原因かな?冷静に考えれば怖くて悲しいのに、なんかあっさりしてました。下の黒猫クロマティさんがおっしゃる通りどこか乙女チックとゆう表現がぴったり。軽快な音楽も原因かな?ヒロインのマスクもそんなにインパクトはなっかです。スケキヨで観たから。ヒロインが愛する人に無言電話をかけたりして深い表現は色々あるのですが、今の感情移入しやすい作りの映画に慣れてしまったせいか、深い所まで入っていけなかったです。ただ、顔をはぐシーンは、結構がんばってまして、よーやるわ!って感じで観てしまいました。それと顔が崩壊していくシーンは、悲しさと気持ち悪さがありました。後、ヒロイン役の目の演技がよかったです。まさに顔のない眼を表現しておりました。テンポがいいのか、そんなにたいした話じゃないのに、なぜか最後まで退屈せずに観れたのが不思議。ヒロインに感情移入すれば、それなりの悲劇を感じれると思います。
[DVD(字幕)] 5点(2007-09-11 12:50:39)
19.  モデル連続殺人!
前半はモデルを殺していく覆面かぶった殺人鬼を描いていて、いったい犯人は誰なのか?とゆう感じで、おもに刑事の視点で見せてくれますが、まー、今の時代に見ると、火曜サスペンスなみで、怖くもなければ不気味でもなく、で、後半は犯人の視点で描かれますが、連続殺人の理由も別に大したもんでもなく、満足度は非常に低かったです。冒頭の出だしのシーンだけは、なんか物語が始まるって雰囲気でよかったですけど、今の映画に慣れてしまった自分では、これの良さがあんまわかりませんでした。
[DVD(字幕)] 3点(2007-03-20 23:36:05)
20.  サンゲリア2
展開はま~チープです。不自然な部分も多いです。突っ込み所も盛りだくさん。ゾンビとはちょっと違いますし。疫病で発狂して凶暴になり人肉を食べる人間です。普通に銃で撃たれれば死にますし。噛まれたらそいつも疫病に犯されます。ほんで屋根から飛び降りてくる奴がかなりいます。みんな高い所が好きなんですかね~。でも銃で死ぬくせに、頭だけで生きてて、しかも飛んで噛み付いてきたり、まー、要するに設定はいいかげんです。やたら凶暴な奴がいたり、普通のゾンビみたいな奴がいたりしますし。でも、見所は所々ありました。めちゃくちゃ凶暴に斧をふりまわし、襲ってくるシーンは結構見ごたえありました。ガスマスクみたいなのをつけた軍隊が登場して、このゾンビチックな奴らを掃討するシーンもあって、ちょっとクレイジーズとゆう映画を彷彿とさせてくれます。川から引き上げたら下半身が食われていて、しかもその上半身がゾンビ化して襲ってきたり、鳥ソンビもかなりチャチーですけど登場しますし、エグサもフルチほどじゃないですけど、ダメダメってほどでもないです。ゾンビ映画好きなら、退屈しのぎになる程度で観れるんじゃないでしょうか?
[ビデオ(字幕)] 5点(2007-03-20 20:36:09)
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