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皮マンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 225
性別 男性
自己紹介 当方のレビューは全て独断と偏向に満ちております。
「公平・公正なレビュー」などというつもりは金輪際毛頭まったくありませんので、どうぞご安心ください 。

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1.  ともしび(2017)
シャーロット・ランプリングさん(71歳)のハダカがたっぷり拝めるびっくり映画です。ストーリーは無いに等しく、カメラはランプリングさんの姿を追うことに終始し、ファン以外の観客は置いてけぼりを食らうこと必至です。きっと制作者は熱狂的ファンだったのでしょう。彼女のコウイカを思わせる妖しい眼の魔力は衰えておらず、ザルドスの変な未来人役が大好きな者として、まことに目出度い限りです。それに比べると皮膚は歳相応のたるみ具合だったりしますが、白人らしく体幹がしっかりしていて姿勢が良いので、全体の印象は決してしょぼくれていません。妙にハダカっぽいシーンの連続の中、プールの脱衣所のシーンでは生乳も生尻も出ます。背中や臀部の肉のそげ具合に比べて胸の張りは極端に残りすぎで、ここにはシリコンを入れていると思われます。あれだけの大女優なんだから整形も当然と言えば当然でしょう。あまりの脱ぎっぷりの良さに、このまま陰毛▼の生え具合まで確かめられるのではないかと色めき立ちましたが、さすがにそれはかないませんでした。きっと首尾良くいった豊胸手術の成果は彼女も多くの人に見て貰いたかったのだろうと思います。
[インターネット(字幕)] 5点(2021-09-13 08:37:47)
2.  オープン・ユア・アイズ 《ネタバレ》 
マルホランドドライブみたいな内容なのに、映画学校の生徒が作ったみたいな素人くささばかりが気になってしまった。主役の色男は圧倒的な美男子であることが求められる役所なのに凄みがなく、真顔でも口角が若干上がっている口元のせいか呑気でアーパーなお兄ちゃんに見える。彼に何の苦悩も狂気も感じないのは、悪夢をテーマにしたシリアスなこの物語に於いていかにもまずい。雰囲気作りのための重要アイテムであるスケキヨ風マスクはドンキで買ったパーティグッズのような安さ。ヒロインはカメムシみたいな干瓢みたいな顔の女性で、これはもうどこが魅力的なのかさっぱりわからない。脇役のヌリアの方が数段格上の女優と感じた。配役、演技、演出、美術、カメラ、脚本と全てがテレビドラマクラスのお手軽な作り。泣かせるはずの流れなのにラストの主人公の落下シーンは真下から狙うという、ど直球の撮り方でふざけてるみたいに見える。どことなくトータルリコールを思わせるストーリーなので、監督はバーホーベンのギャク風味を真似たのかな? なんて考えが頭をよぎる。
[DVD(字幕)] 2点(2021-06-28 08:19:12)(笑:1票)
3.  フェノミナ 《ネタバレ》 
「監督狂ってる」「超B級」「悪趣味やりたい放題」〜普通はけなす言葉がことダリオ氏に関しては褒め言葉と捉えられたりする。しかし本作はそのどれもが一線を越えていて見るに堪えない。なにしろ「夢遊病の美少女」「少女を虫が助ける」「汚物プール」等の設定や素材が生かされていない。全く筋に関係の無い少女のゲロシーンに象徴されるように、適当に思いつくままジェニファー嬢に汚れ役をやらせたいだけのご都合主義があまりにも鼻につく。その結果、ハエは友達なのに蛆はキライみたいな矛盾した描写まである。この話で主役の虫好きキャラがぶれるなんてあっちゃあいけないよ。
[DVD(字幕)] 2点(2016-09-12 16:17:50)
4.  オペラ座/血の喝采 《ネタバレ》 
物語的には興味を持続させる中心がなく推進力に欠ける。よって激しく中だるみしたりもするのだが、時々あっとおどろくような芸術的シーンが立ち現れるのでそのヌルさを責める気が失せてしまう。ずっと閉塞空間で進んでいた舞台が最後に雄大な自然に切り替わるので普通にカタルシスもある。そして音楽に対して監督はセルジオ・レオーネ並に鋭い見識をみせる。劇中の音楽は3種類。オープニングにも使われる生音のオペラ。ショックシーンに使われるハードロック。そしてほのぼのシーンの女性スキャット。オープニングのオペラはカラス(鳥ですよ=マリア・カラスじゃありませんよ)のどアップと鳴き声がかぶることにより極端に不穏な空気が漂い実に素晴らしい。ハードロックは「もう逃げられない」と歌っていてヒロインがいたぶられるシーンと犯人逮捕の両方のシーンにかけてあるのが見事。座布団1枚!そして苦痛の全てから解放されたラストシーンとエンドクレジットは女性スキャット。それまでの残虐行為はなんだったの?というくらい最後はいい話風の雰囲気でエンディングを迎える異化効果に驚愕!「手段のためには目的を選ばない」という諺があるが(いや、ない)まるでダリオ氏のためにあるような言葉だ。
[DVD(字幕)] 7点(2016-08-22 13:10:51)
5.  サスペリアPART2
ダリオ・アルジェントは頓珍漢だ。イタ公らしく美的なセンスには見るべきものがあるが、話を論理的に語る能力はなくコメディセンスも変。見てるとこっちのアタマもおかしくなってくるような意識の混濁感がある。映画鑑賞は非日常感を味わうのが目的なのでそれこそが本作の最大の魅力だろう。しかしラストまで観ると細部はともかく大筋は意外にしっかり構築された物語だったりして却って驚かされたりする。伏線の貼り方も頓珍漢ならではの大胆さが小気味いい。但しゴブリンの音楽はあまりにチューブラーベルズのチープなまねっこにすぎてちょい情けない。………にしても怪奇大作戦「青い血の女」に影響されたような(まさかね)あの人形、なんで頭にあんなでかいゼンマイが入ってるのよ!
[DVD(字幕)] 6点(2016-08-21 17:01:27)
6.  題名のない子守唄 《ネタバレ》 
釈然としない。ヨーロッパ映画らしく肌触りは深く豊かなのだが、意外なことにその印象に見合った深みが無い。一見感じる人間に対しての洞察もスパイシーなサスペンス風味も、イタリア映画の弱点である「人情」という湿ったフィルターがそれを濁らせてしまっているように思う。汚物やバイオレンスなどの激しい描写はバーホーベンやタランティーノなどの乾いた表現の方が好感が持てる。なによりこの物語を成立させる大前提「母の愛は絶対」というイタリア人的感性に全く共感できないので、ラストをいい話風に締めくくられてズルっとなってしまった。
[DVD(字幕)] 3点(2016-07-29 09:03:45)
7.  鑑定士と顔のない依頼人 《ネタバレ》 
これは昔のテレビシリーズ「スパイ大作戦」。あれってはめられる側から描くとそのまま立派なミステリーになるのね。舞台装置は重厚で文学性さえ感じる。特に「正しいことしか言わない小人」の存在がシュールで素晴らしい。しかしラストまで観ると物語は“ふはっ”となるほどシンプルで、ある意味予定調和的なもの。マクガフィンとしてスペースサタンみたいな自動人形が出ててくるが肝心の機構が視覚的にいいかげんなのが残念。
[DVD(字幕)] 6点(2014-12-20 09:44:39)
8.  夕陽のギャングたち
邦題が気に入らない方いらっしゃいますが同感です。観てもらった友人もタイトルからは全く想像できなかった内容の深さに驚いていた。しかしマーケティングしか考えていない邦題は論外としても伊版タイトルの【伏せろ!】も英版の【掌いっぱいのダイナマイト】もフランス版の【革命】もこの作品の魅力を伝えられているわけではないような。そこで自分なりに新たなタイトルを考えてみたがこれがとても難しい。明るくテンポのいい序盤と叙情と哀愁に満ちた中盤以降というように作品のトーンが変わるので全体を表現しづらいせいと思われる。主人公も性格の全く異なる二人だし。【盗賊と発破屋】【皆殺しの口笛】【ダイナマイト大作戦】【革命でドカン!】と、結局己の知能の低さを思い知る結果に至った。
[映画館(字幕)] 10点(2008-06-05 15:47:01)(笑:1票)
9.  ヤコペッティの大残酷 《ネタバレ》 
ブルース・リーの映画との併映で観たが、ぶくぶくさんと一緒で私もこちらの作品の方が強く印象に残りました。冒頭、カメラは飛び跳ねながら城に向かう青年の姿を捉える。楽天主義の象徴である永遠の青年カンディド。彼の胸はこれから始まる人生に対しての希望でいっぱいだ。しかし城で出会ったグネゴンダ姫を追って時空を超えた旅をするうちに世界の悲惨さを見る。あこがれのグネゴンダも見た目清純派なのに本質はコケットで何人もの男と放蕩の限りを尽くしていてなかなかつかまらない。皮肉なその内容に反してありえないくらい感動的な音楽と明るい作風が、内包するテーマの辛さを感じさせないところが素晴らしい。ラストでやっと出会えたグネゴンダが老婆になっていることを知り、川向こうを飛び跳ねているかつての自分に向かって「そっちに行くな!ろくなことはないぞ」という彼の叫びを聞いて“人生ってそんなものなのだろうか”と思わないわけにはいかなかった。それにしても20年以上前にテレビで深夜に一度見かけたきり再見出来ないでいるこの作品。DVDは無論、ビデオテープでもリリースされた気配がない。何故?ヤコペッティの評価が地に落ちたのはあくまで似非ドキュメンタリーでの話のはずだ。とまれ、この作品に限らず映画の見易さが必ずしも内容の出来不出来と関係無いというのはまことに不条理なことだ。
[映画館(字幕)] 10点(2007-12-06 14:06:24)
10.  顔のない眼
どんな美人も顔の皮をはいでしまえば・・・耽美なモノクロ画像とモーリス・ジャールによるもの悲しい音楽を使い、直裁なグロ表現を極力抑えながら観る者にここまで生理的嫌悪感を喚起する手腕は並大抵のものではない。主役が分散しており、先が読みづらいのもいい。ほとんど受け手の想像力を刺激することによって成立している恐怖なので、最後まで感覚の慣れによる怖さの目減りが無いのも高ポイント。スプラッターでもオカルトでもなく実は単なる美容整形手術の話なのに!あたしゃ中坊のとき夜独りで留守番しながら見てガクガク震えてしまいましたよ。楳図かずおの初期作品が好きな方はぜひぜひご覧くださいね。
[映画館(字幕)] 9点(2004-06-21 00:04:32)
11.  ミクロコスモス
「オメ知ってっが?かたつむりったばよ、性感帯がふたつあるんだとよ。すげくねが?」郷里のバイク屋の奥で高校生が話し合っている場に居合わせたことがある。おそらく雌雄同体を彼等なりに解釈した結果だろうが、その読み違え方に天才的なものを感じた。この映画の巨大かたつむりのからみを見ると本当にエロくて彼の解釈も実はまんま正しいのではないかと思えてくる。同感。連中すんげー気持ちいいんだよ、きっと。学術的解説抜きの見せ方には不満が。驚くべき映像なのは分かるし、ひとつの見識だとは思うが、とりあえず何してるのか知りたい場合だってあるんだ。ひとことふたことだけなのに“翻訳:椎名誠”ってのも気に入らないなぁ。なんだ?客引きのつもりかね?
5点(2004-02-24 23:33:20)
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