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目隠シストさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2253
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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1.  ヒッチハイク(1976) 《ネタバレ》 
終始流れている陽気?呑気?なBGMや、粗い描写や展開につき(何せ拳銃の弾が当たること当たること!)、厄災型クライムサスペンスにあるべき悲壮感や絶望感が相当に目減りしています。これがイタリア式サスペンスの味でしょうか。言い方は悪いですが、エンタメ志向のシチュエーションAVを観ているようでした。主演の女優さんも元衆議院議員の金子恵美似のキツメの美人さんですし。そのため胸糞な内容の割には『見易い』との印象を受けます。サスペンス映画に対して褒め言葉にはなっていないかと思いますけども。ストーリーの方は、王道の監禁逃亡劇から一転、最後の最後に意外な展開を見せます。これまた超胸糞ではあるのですが、それまでのフリ(伏線)が効いているので、怒りよりも納得感が勝るばかりか”座布団一枚”なオチまで用意されています。それにしても、DVDパッケージのネタバレは酷いです。
[インターネット(字幕)] 7点(2019-08-25 18:55:29)
2.  鑑定士と顔のない依頼人 《ネタバレ》 
まるで『黄昏○星群』のような・・・(本文いきなりネタバレしております。未見の方はご注意ください。)   主人公を欺く騙しのテクニックも去ることながら、それ以上に感心させられるのは『映画作品』としてのミスリードが素晴らしいこと。当初観客が思い描くのは、人生をしくじった男女2人の『人生再生』をテーマとした純愛ストーリー。『オートマタの修復』や『バスタブの水に潜る』は、生まれ変わりのメタファーと認識させられます。おそらく映画を見慣れた人ほど、この映画的技法のトラップにはまる事でしょう。超人的な記憶力を持つ小人症の女性にしてもそう。優れた記憶力や、定位置で屋敷を観察し続ける彼女の存在は、物語上の伏線のひとつであることは明白ですが、その特異なキャラクターゆえ、かえってラブストリー上の役目が見出せません。ですから種明かしで膝を打ち、得も言われぬ快感を覚えるワケです。小人症の彼女こそが『オートマタ』復元における最後のパーツ。しかもそれは『人生再生』などではなく『完璧な嘘』の象徴にすり替わると。いやー本当に凄い。感心します。何から何まで全部ウソ。そう、主人公の人生さえも。アンティーク鑑定士としての目利きは超が付く一流でも、人間を見る目は節穴だった哀れな男。それもそのはず。能力は鍛えて身につくもの。彼が詐欺一味の正体を見破れなかったのは、人生勉強を怠ってきたツケに他なりません。職業人としても不誠実であった彼は、一流とは程遠い三流のペテン師だったと言わざるを得ません。さて、“いかなる贋作の中にも必ず本物が潜む”について。ラスト、彼はクレアの言葉を頼りに彼女思い出の食堂『ナイト&デイ』に赴きます。さてこれは嘘の中の真実か、否か。仮に真実だとして、オールドマンは彼女にどんな言葉を投げかけるつもりなのでしょう。もっとも、その言葉を選ぶ時間は存分にありそうですが。鑑賞後の後味の苦々しさ、虚脱感はなかなかのもの。自分は今どんな感情なのか見失うほど困惑させられます。これもまた人生の醍醐味。楽しい映画でも感動作でもありませんが、職人が丁寧に仕立て上げた極上のアンティーク家具のような趣があります。本物の映画を観たなという気にさせられます。
[DVD(吹替)] 9点(2019-07-25 22:25:00)
3.  サスペリア(1977) 《ネタバレ》 
脚本の良し悪しだけで評価するなら、本作は“どうということはない映画”になってしまいます。しかし、鮮烈な印象を与える建築・内装デザインや色彩演出、そして場の空気を創るBGMのセンスの良さが、本作をA級ホラーの域にまで高めていると考えます。バランスの良い平均的な良作より、飛び抜けた個性が際立つ奇作の方が、観客の心を掴むもの。忘れることのない映画だと思います。刺激を追及するあまり、醜悪でグロテスクな描写で埋め尽くされている昨今のホラーと比べると、その品格の高さが窺い知れる“美しい”映画でありました。白状しますと、あまり面白いとは思わないのですが、良い映画です。(以下余談)ラストは完全にドリフだなと思ったのは、内緒にしておいてください。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2014-12-18 18:57:55)(良:2票)
4.  YES/NO イエス・ノー 《ネタバレ》 
(ネタバレしています。一部伏字にしていますが、オチを知ってしまうと観る気が失せるお話ですので、鑑賞後にお読みくださると有り難いです)  机やベッドといった長期監禁用の設備はあるのに、何故トイレは設置されていないのか?これが謎でした。物語序盤で推測された仮説は以下の3つ。①監禁主はうっかりトイレを作り忘れた(カラオケボックスにカラオケ機器が入らなかった荒井注レベルの大失態。便宜上、荒井注説とします。)②監禁主は、人間の生態を理解していなかった(宇宙人説)③全ては主人公のアレだった(アレ説)。今時、サスペンスで禁じ手とも言えるアレ落ちは無いでしょうし、当初は宇宙人説が有力と考えていました。ところが、浮気や遺言といった生々しい話が出てきた時点で宇宙人説は消えました(そこまで人間社会を理解しているなら、ヒトが排便する事を知らないはずがないですよね)。まさか犯人は荒井注?!ところが仰天、本当にアレ落ちでした。それ以外では説明がつかないですもの。正直ガックリです。でも気を取り直して、真相を推理してみます。主人公(奥さん)は、何故このような悪いアレを見たのでしょうか。考えられる理由は次のとおり。①奥さんは飼い猫を胸に乗せて眠ってしまった(胸を圧迫して眠ると悪いアレを見ますよね)②奥さんは二度寝をした(寝過ぎると結構アレを見ますよね)③奥さんは旦那さんに対してヤマシイ気持ちがあった。…奥さんの首のキズ。あれは猫が付けたものと睨みました(金持ちは猫を飼うものです。そして猫を撫でながらワインを飲むのです)。また、②奥さんの実家は資産家なので長時間睡眠に決まっています(あくせく働かなくてもいいですからね)。③はドラマの常識として大本命。奥さんは夫以外の子を身籠り、罪悪感に苛まれていたと。夫も罪人であれば、自分だけが責められなくて済む。その願望が発現したと推測出来ます。というワケで、本作のコトの真相は以下のとおりと勝手に結論付けます。“資産家の奥さんが血統書付の高級猫を胸に乗せたまま、二度寝か三度寝。寝過ぎて悪いアレを見た。その内容は夫に対する罪の意識を反映したものだった”。以上でございます。フザケ過ぎですか?ごめんなさい。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2014-01-16 18:59:13)
5.  ニュー・シネマ・パラダイス 《ネタバレ》 
アルフレードがトトに村から出ろと諭す場面の古びた碇。帰郷したトトを出迎える年老いた母に繋がる毛糸。これぞ映画ならではの語り方。胸が震えました。観客各々の“想い”と“思い”に照らし合わせ染み入るに相応しい、素晴らしい技量を備えている映画でした。美しき郷愁と懐古で泣かせる映画ではない点にも感心します。得たものもあれば、失ったものもある。後悔こそ人生のメインロード。それがこの映画の良心と考えます。最後に本作を鑑賞した全ての皆様(親御さん)へのお願い。子供から預かったお年玉は、子供が大人になったら返してあげましょう。大人だって約束を守るんだって事を、お父さんお母さん銀行の格付けはAAAだって事を、子供に教えてあげましょうよ。アルフレードのように。えっ、当たり前だって。失礼しました。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2014-01-01 00:00:00)(良:1票)
6.  自転車泥棒 《ネタバレ》 
心の中で何度主人公に“耐えろ!”“踏ん張れ!”と叫んだことでしょうか。魔が差すとは、まさしくこういう事を言うのでしょう。しかし、だからといって主人公を擁護する気にはなれません。彼自身が盗みを働いてしまったら、窃盗自体を肯定する事になってしまうのですから。辛い思いをした“自分自身”に申し訳が立たない。理不尽さの中にある因果応報と道理が、痛心地よい不思議な感覚でした。子供に見せられない事はしてはいけないのです。60年以上前に製作された所謂『名作映画』に、これほど心を掻き乱されるとは予想だにしませんでした。いや『名作映画』というカテゴリー自体が陳腐と感じてしまう程“良いものは良い”としか言いようがありません。素材と調理法はシンプルながら、随所に監督の技量を感じさせる奥深い一品でした。『素晴らしき哉、人生!』も勿論素晴らしいですが、本作と『ミスト』は反面教師として、全ての大人が親になる前に観て欲しい映画だと思います。粘り強さは最強の武器。迷ったとき、落ち込んだときには、子供の笑顔の中に答えがあるはずです。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2013-07-13 22:20:02)(良:1票)
7.  宇宙人王(ワン)さんとの遭遇 《ネタバレ》 
素直な人、騙されやすい人ほど楽しめる、なかなかイカしたSF映画。イカにも低予算なつくりは、日本でいえば河崎実監督作品に似ている気がしました。イカツイ政府関係者の見立てを信じるか、はたまた中国語を喋る謎の宇宙人ワンさんの言い分を信じるか、スミズミまでよく観察しながら鑑賞することをおスルメします。ワンさん最後の言葉に痺れてくだサキイカ。これはB級映画の中でもアタリメの部類。設定上、幾つか致命的とも思える粗が存在しますが、スルーしてはイカがでしょう。
[DVD(字幕)] 6点(2013-05-12 19:56:37)(笑:1票) (良:1票)
8.  バリア 《ネタバレ》 
4人に地図を渡したのがトラヴィスの仲間だとしたら、何故そんな回りくどい遣り方をしたのでしょうか。人を雇って送り込む方が手っ取り早い。城の出現と入城には、作中語られていないルールが存在すると推測されます。まず考えられるのが、城の秘密を知らない者が自発的に赴くという行為自体が城出現の条件になっていること。時間に余裕がある好奇心旺盛な若者なら、打ってつけと言うワケ。次に人数の問題。救出を考えるなら、送り込む人間は少ないほどいい。1人なら有無を言わさず代わればいいのだし、2人でも騙すのは容易。4人組を選んだ事にも意味があるのでは。この城はきっと“団体様のみ大歓迎”なのです。つまり男が単身で探し回っている限り、城には辿り着けないということ。親友が囚われてから早2年の月日が流れた。それが次元の狭間に存在する城で換算すると何年分に相当するのか。死にはしない(というか死ねない)のだろうけど、廃人になってしまう。早く同じ手順で罠を仕掛け、身代わりを送り込まないと。アンチエイジングに興味があるマゾ体質なら少しは良心が痛まない。自分ならエステティックサロンとSMクラブに潜入し、身代わりを探します。オマケでお肌キレイキレイになって、新たな世界に目覚めたりして。…とまあ、設定が面白いので不明部分を想像して楽しむ分にはイイのですが、純粋な物語としての出来はイマイチ。無駄に長く、作りこみが甘い。タレント本でもあるまいに、余白を取り過ぎです。『世にも奇妙な物語』の1篇で丁度いい感じ。あるいはリメイクで良くなりそうな映画です。
[DVD(字幕)] 5点(2011-01-07 19:29:35)
9.  荒野の用心棒 《ネタバレ》 
(黒澤『用心棒』の内容に触れますので、未見の方はご注意ください)黒澤版の脚本を忠実に擦っている本作。ソックリと言うより、まんまです。だのに満足度に大分差がある。何故か。それは“余白の有無”だと思いました。オリジナルには程よい遊びがあった。例えば丑寅の存在。親分の弟で腕っ節は強いが少々足りない憎めない男。彼のおかげで随分なごめました。主人公のキャラクターもそう。三十郎の魅力は「凄腕」と「頭の切れ」だけではありません。豪胆さの中に垣間見える茶目っ気を忘れてはいけない。こっちが心配になってしまう程のいい加減さ。その余裕が観客に安心感を与えています。リラックスした「緩」があってこそ、シビれる銃撃戦の「急」が際立つのだと思います。そういう意味で、本作は真面目過ぎたと思いました。酒場の親父と主人公の繋がりは物語のキモ。どうして親父は拷問を受けてなお、主人公の居所を喋らなかったのか。その想いが観客に届かなければ、主人公の最後の戦いの意味がぼやけてしまいます。オリジナルに在った“親父の満面の笑み”を描かないのは解せません。真似るなら、徹底して良い所を取り入れればいいと思います。以上、少々厳しい言い方をしましたが、本作がダメな訳ではありません。本作は本作で及第点以上の作品。ラストの対決の緊張感たるや素晴らしかった。主人公の計画は単純です。でも鋭い観察力と判断力、そして勇気なくしては成立しなかった。“奴は心臓以外を狙わない”という伏線の張り方など、丁寧な仕事ぶりが光ります。オリジナルに沿っていない部分の方がむしろ出来がいいです。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-15 19:49:23)(良:1票)
10.  ウェルカム!ヘヴン 《ネタバレ》 
まず工作活動の内容が分かり難くいです。例えば、困っている人を助ける(=善行)とか、拾ったお金をくすねる(=悪行)なら分かり易い。しかし本作の争点は、対象者にボクサーを辞めさせ、定職に就かせることが出来るか否か。ピンときません。(おそらく大前提として、殴り合いを生業とするボクサーは、キリスト教的に好ましくないのでしょう。)それに仲違いしている母親に謝罪の手紙を出させることが重要なポイントだという。すごく地味。行為そのものより、演出が。ゆえに前半は退屈しました。それでも挫折することなく観られたのは、主役2人の力に負うところが大きい。ペネロペは何よりルックスが、天国側のおばさんはその清潔感あふれる雰囲気が魅力的でした。中盤以降は物語にテンポが出てきます。2人の掛け合いも漫才のよう。オチも悪くありません。観終わってみれば、十分面白かったと言えます。個人的には、おばさん=ビクトリア・アブリルを知ったことが本作における収穫。熟女の魅力にやられました。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2007-01-31 18:42:26)
11.  殺人捜査
このタイトルならば、普通はサスペンスかミステリーを想像すると思います。しかし全然違いました。確かに殺人事件は起きます。それも物語開始早々に。でもタイトルである殺人事件の捜査そのものは、あまり重要ではありません。メインとなるのは、殺人犯である主人公の心理描写です。それも、「捕まることを恐れる」や「罪の意識に苛まれる」といった、よくある類のものではありません。もっとアイデンティティの根幹に関わるような悩み。ちょっと哲学的ですらある。さらにこの犯人、変態なんですよ。上手くまとめられなくて申し訳ないのですが、そんなお話なんです。切り口は目新しく、興味をそそります。はまる人は、はまるのではないかと。ただ娯楽作品という感じではないので、面白いかというと微妙です。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-12-13 18:08:49)
12.  名探偵ホームズ2/海底の財宝の巻
宮崎作品は”空”のイメージが強いですが、”海”も負けていません。本作もその中の1作。軍艦に潜水艦。宮崎メカのギミックがステキです。
[地上波(邦画)] 7点(2006-10-28 00:24:50)
13.  名探偵ホームズ1/青い紅玉の巻
どうしても広川太一郎氏のイメージが強いホームズですが、本作のホームズも渋くてイイ感じです。この頃の宮崎アニメは文句なく面白い。本作も一度観ているのですが、TV版第5話と結構違いがあったんですね、気づきませんでした。
[地上波(邦画)] 7点(2006-10-27 21:35:52)
14.  ニキータ 《ネタバレ》 
主人公は女性受けしそうな容姿とスタイルの持ち主。華奢な腕で大口径の銃を構える姿はそれだけで画になります。ただ、ドラマ部分については、不満が残りました。養成所を出た後、恋に落ちるというよりは、とりあえず人肌が恋しくて(最初は社会に溶け込むための隠れ蓑的意味もあったかも)男と一夜を共にする主人公。対人関係の不器用さも垣間見られていい感じです。そのまま同棲。普通の幸せを味わいつつも、時折入る工作員の任務。恋人に隠し事をしている罪悪感で悩む主人公。特にベニスでの狙撃シーンは、楽しい旅行が一転する緊張感と、普通の幸せは望めないという現実を改めて突きつけられた絶望感が入り混じっていて良かったです。でも、ジャン・レノ登場以降の展開がいただけません。やたら手術をしたがる外科医のごとく、人と見れば殺しまくるジャン・レノ。単に事態を悪化させ、主人公に“今の生活を捨てて逃げる”という選択を取らせたかっただけのように感じてしまいました。残された2人の男(婚約者と、工作員としての生みの親)のちょっとした恋の鞘当てをラストにもってこられても…。最後の主人公の決断の重さが伝わってこず、尻すぼみに感じてしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-04 19:37:17)(良:1票)
15.  ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版 《ネタバレ》 
04年リメイクを観た後に本作を鑑賞しました。リメイク作の方が娯楽作品としては刺激的でしたが、オリジナルの方が味わい深いものでした。その理由は「ゾンビの動きが遅いから」。実はこのことがネックで長らく『ゾンビもの』を観ていませんでした。ゾンビは怖くないと思っていたからです。楽々逃げられるし、戦っても勝てる。じゃあ別に大丈夫じゃん。しかしそれが故に、人は命の危険を冒してまでも安全を確保しようと、ゾンビの群れに飛び込みます。たとえ死んでも安全が欲しい。安心したい。矛盾しているようですが、よく分かります。ゾンビは単に設定のひとつ。今の世界のルールが通用しなくなった時に、あなたはどうしますかという問いかけの話。人間とはどういう生き物かというお話でした。ですから、本作に事態収束のオチは必要なかったのだと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2006-04-28 18:59:00)
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