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皮マンさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 225
性別 男性
自己紹介 当方のレビューは全て独断と偏向に満ちております。
「公平・公正なレビュー」などというつもりは金輪際毛頭まったくありませんので、どうぞご安心ください 。

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1.  ゴーストランドの惨劇 《ネタバレ》 
「海坊主みたいな大男が古い屋敷のなかで暴れてコワいの」「物陰からいきなりなんかが出てきて[ドン!]とか音がしてびっくりするの」そんな単純なサスペンスにラブクラフトだのあんなアンティーク趣味の味付けだのが必要ですかね?海坊主とタッグを組む変質者もただただ暴力的なだけで二人の違いがまったくない。少女を監禁して責めまくるのならもっといたぶりの美学に工夫があっていいんじゃないの?
[インターネット(字幕)] 1点(2021-12-06 10:10:16)
2.  静かなる叫び
にじばぶさんの仰るとおり。これはスタイリッシュな再現ドラマ以上のものではない。犯人に破滅的な行動をさせた心理的背景がほとんど描かれていない。そのため何の問題提起にもなっておらず、分析の手がかりもない。よって知的な興味は全く満たされない。エンドクレジットで犠牲者の名前を並べているが、この内容の無さでは本気で哀悼の意を表しているとは思えない。ヴィルヌーブ氏の作品は思わせぶりなだけで内容が極端に薄いか未消化。もう騙されないぞ。
[インターネット(字幕)] 1点(2021-12-03 07:38:09)
3.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》 
「鼻からポン!」や、「冷や汗タラ〜」や、「自分にコケにされる」など色々と押さえるべき要点をはずしている。 なかでもバーホーベン版オリジナルトータルリコールの最も重要な台詞である、 偽女房シャロンの「なんなら縛っていいわよ(^ω^)」が無いのはふんとに痛い。 あのエッチな妄想を最も喚起させる台詞が無いトータルリコールなんておよそトータルリコールとは言えない。 尻派の俺としてはおっぱい三つとかどうでもいい。
[インターネット(字幕)] 0点(2019-06-06 17:05:07)
4.  メッセージ 《ネタバレ》 
言語学者が異星人の言葉の翻訳に挑戦するという基本プロットが提示される序盤。久々のハードSFであることと地に足の着いた画面設計も好印象でここまでは大いに気分が高揚した。しかしその上がった気分も肝心の異星人が姿を現したところで一気にしぼんでしまう。なにあの意外性の全くない造形。肌の質感がまるで地球上の既成生物のそれだなんて。なんで時間を超越してる存在が地球上の動物みたいな声で鳴くのよ。そんでイカ型だからスミで文字を書くってえのか?有り体な生物感からどうしても抜けられない、毛唐の怪獣観の持つ弱点がモロに出ていて泣きたくなった。本当にイマジネーションが貧困なのね。あんなのに比べたらウルトラマンのブルトンだの帰りマンのプリズ魔だのの方が数百年先を行っている。日本の怪獣で比べたらドゴラかバイラスってとこでしょうかね。最後まで付き合った印象から言うと、どうも制作者にはハードSFを作っているという自覚がないようだ。なんか肝心の翻訳作業も解読の理屈は曖昧なまま進んでしまうし、後半は愛がテーマの甘ったるいファンタジーになっちゃうし。まあただの暴力とサスペンスに汚染された最近のメジャーなSF映画に比べれば大分マシとはいえますが。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-11-14 12:30:02)(良:1票)
5.  ボウリング・フォー・コロンバイン
10点満点で100点つけたいくらい。このような作品を作るというのは大変な勇気が必要だと思います。全米ライフル協会を敵に回すなんて命知らずと言ってもいいのでは。
[DVD(字幕)] 10点(2017-01-01 18:17:33)
6.  エレファント・ソング(2014)
とても丁寧に作られた渋い台詞劇。登場人物の行動は終始スタティックだが、彼らの心の中はダイナミックに動きまくるのでしかっりハラハラもできる。素晴らしい。
[DVD(字幕)] 9点(2016-12-30 07:58:53)
7.  エンジェル ウォーズ
アニメ「少女革命ウテナ」からの影響が感じられる。ウテナでの学園を精神病院に置き換えると主要登場人物の配置に多くの共通点が見いだされる。また「世界を変えるのは自分を変えるために戦うこと」というテーマから、スタティックなドラマ部分に幾度かの決闘が挟み込まれる構成からラストのオチに至るまでウテナにそっくりだ。これはインスパイアド・バイ〜くらいのクレオジットは入れて欲しいレベルではないか。但しウテナが日本アニメ界の隠れた金字塔として世界に誇るべき深みと文学性を持っているのに対して、本作にはそれらの重みがほとんどない。折角いただいた深いテーマもとってつけたようで、残るのは殺戮シーンの殺伐とした印象ばかりだ。この 深さ1:脳天気さ9 といった不自然な割合は、本作の制作者がオリジナルを生み出す苦労をしていない安易な模倣者であることの証左だ。しかも引用元を想起しないくらい劣化させている。ただあばれるだけでバリエーションに乏しい戦闘シーンはひとつにして、脚本をブラッシュアップすることにもっと力を注いで欲しかった。たとえ借り物とはいえ普遍的で重要なテーマを扱っているのは間違いないのだから
[DVD(字幕)] 2点(2016-07-14 12:33:31)(良:1票)
8.  華麗なる恋の舞台で 《ネタバレ》 
徹底した自己中の金持ち中年女が主役。むやみにちやほやされてつけあがってるイヤ~な奴。そんな彼女が恋敵の若い女を陰湿な罠にはめて、こっぴどく恥をかかせる。それでいてなんらかの報いを受けるわけでも無い。そんな最低な話なのに、ああそれなのに、この爽やかな後味は一体なんだろう!?
[CS・衛星(字幕)] 9点(2015-05-04 18:58:58)
9.  ウォッチメン
アメコミヒーローものでありながらアメリカ史(というか共和党)を問い直すというポリティカルな内容が良い。ひとりになりたいDr.マンハッタンが火星でまで行ってすねるのが笑える。ひたすら殴るだけのアクション・シーンと冗長なセックスは残念。ラスト近くにオリジナル・アウターリミッツのオープニングが登場する。本作と基本プロットに近いところがある第3話「ゆがめられた世界統一」に対するオマージュかと思うのだが確証はない。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-05-05 19:35:23)
10.  トゥルース 闇の告発 《ネタバレ》 
とても重いテーマを抑制の効いた演出で手堅くまとめた良作。熱くなりがちな主人公の不安定な感情を余計なBGMを使わずにカメラワークと演技だけで表現しているのが上品でいい。誰が敵で誰が味方かわからない状況が続く中、ラストには軽ーいどんでん返しが用意されている。昨今の派手なアクションものならアバンタイトルで消費されてしまいそうなごくあっさりしたものであるにもかかわらず、それなりにカタルシスが得られる。もちろんリアリティを損なうことも無い。実にクレバーな作劇法だ。
[DVD(字幕)] 7点(2013-08-29 23:11:20)
11.  バンビ、ゴジラに会う
みなさんキビシイですね。そのむかしなんかの本で“ゴジラ対バンビ(本作の別名です)”というチョ素敵なタイトルを目にし、そのセンスの良さに名作であることを確信し、大枚5000円はたいて輸入ビデオを購入しました。今は無き六本木WAVEに売っていたんですよ。タイトルだけで8割がた満足していたので、内容がそのまんまの一発芸であっても別段腹も立ちませんでした。・・みなさまがた!いったいこのような題のフィルムにこれ以上どんな展開を期待できるというのでしょう!?文学的感動でも味わえるとおもたですか!?“キャプテンウルトラ”ばりの大スペクタクルを期待したですか!?さらに言わせていただければ、バンビとゴジラが対決って・・あんたねぇ・・あぎぎぎゃゃきゃー!!!!!こんな素晴らしいビデオに5000円も投資したのですからまちがってもツマらないとは思いたくありません!!半額のバカ安レンタルで観たような方やyoutubeでただ見したような方に気楽に0点とかつけてほしくないです!・・・・件の輸入ビデオですが表題作品は2分で終わりですのであとは全然関係ない大昔のカートゥーンが何本か入っておりました・・
[ビデオ(字幕)] 10点(2013-08-28 20:50:33)(笑:2票) (良:3票)
12.  ファイナル・カット(2004)
テレビシリーズ『新・アウターリミッツ』の一編を思わせる小品。ざっくりと割り切った部分があるのは必ずしも悪いことではないが“人生全記録”というような技術が“葬式での想い出上映目的”それだけで社会に浸透するとは到底考えられない。かようにテクノロジーが社会構造に与える変化を描くというSFとしての重要な部分で大きく破綻している。しかし主に描かれるのは主人公の葛藤という至って純文学的なものなので、そこらへんはとりあえず眼をつむることに。そうしてみるとロビン・ウイリアムスの抑えた演技や移入を許さず先の読みづらい展開などもあって終盤まで楽しむことができた。オチは有り体で蛇足っぽいがTVアンソロジーの気分で見ていたので別段腹も立たない。それにしても本作とカブる部分の多い『ブレイン・ストーム』といい他人の追憶を覗くといったテーマの作品はどうしても極端に重苦しい雰囲気になってしまうようだ。案外コメディ向きの素材だと思うのですが。
[DVD(吹替)] 5点(2007-05-10 14:58:31)
13.  NOTHING ナッシング 《ネタバレ》 
この監督はハリウッド式の予定調和とはひと味違ったものを見せてくれるところがいい。本作はその思い切りの良さがまるで筒井康隆の漫画作品のようだ。“すべてが消えてゆく”というテーマでどこまで押し切れるかが見物だったがよく突っ走りきったものだと感心した。個々のギャグは原始的なれど二人が置かれた状況が極端なのでスラプスティックとして充分成立しているように思う。少女のキャラなんかも辛口で気持良い。結末も悲惨すぎず甘すぎずほどよい感じ。大作SFのCGに飽きていたせいかこの作品での要所を押さえた使い方は新鮮に感じた。音楽もべたべたまとわりつかずサラッとしていて爽やかだ。
[DVD(吹替)] 7点(2007-02-12 16:00:12)
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