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まさかずきゅーぶりっくさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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101.  デッドゾーン
昏睡状態から5年経ち、予知能力を持った主人公が、上院議員が核兵器のスイッチを押すのを阻止するって目的に比べると、話があまりにこじんまりまとまっている気もしましたが、演出にムダがなく、出演陣の演技も見事で素晴らしかったです。淡々と進むクローネンバーグの演出と、サイキック的な部分をクローズアップせず、人間ドラマに重点を置いた点が完成度を高めたと思います。「君には5年前でも、僕には昨日の事さ」が切なかった・・・。欲を言えば、主人公が正義感に目覚める精神的なプロセスをもう少し細かく描いて欲しかったかな?とも思いました。でも中だるみが全く無い秀作です。
[DVD(字幕)] 8点(2007-06-03 23:46:24)(良:1票)
102.  ヘイフラワーとキルトシュー 《ネタバレ》 
フィンランドの風土、たたずまいからインテリアの細部に至るまで本当にオシャレで、それだけでも笑顔になる作品です。72分という尺なので中だるみも感じられず、一昔前の海外のホームドラマのような雰囲気を醸し出していますが、そこには家族・姉妹愛・近所の人との絆も描かれており、とても素敵な作品になっています。少し前の日本が抱えていた、当たり前に共に暮らしている中での家族のすれ違いのドラマですが、今の日本は更に個々人が精神的にも孤立しているので、この世界が羨ましくも感じます。研究に没頭し家をかえりみないお父さん、家事が出来ないお母さん、誰かにかまって貰えないと常に不満な妹キルトシューの三人と、その三人を支える幼き大黒柱の姉ヘイフラワーの葛藤。ヘイフラワーの視点から描かれていて、彼女の無垢の頑張りと、自分の些細な願いが受け容れられなかった事に対する不満の爆発全てが愛しく感じます。最後は少々強引なハッピーエンドですが、今の日本の家族に一番欠けているものを見せつけられたような気がしました。でもパパもママもあと30分早く「レースのあのズルはいけないよね、本当はお姉ちゃんが1番だったよね」と認めてあげればあんな大事にはならなかったのに!とかすっかり世界に没頭してしまいました。発酵したカラフルなパン生地が、鉄砲魚のようにピューピュー飛ぶシーンは痛快で笑ってしまいました。
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-19 10:33:51)(良:1票)
103.  スラムドッグ$ミリオネア 《ネタバレ》 
これだけ綺麗にまとめてしまうと普通の感動映画でつまらないと感じる方も多いと思いますが、ダニー・ボイルが苦手な私でもこの作品は好きです。確かに勝ち残られて疑うくらいなら、最初から素性調べて出場させるなとか、たまたま運良く自分の体験から当てはまる問題が出ただけのラッキーボーイだろうとか短絡的なツッコミはキリありませんが、スラム街を命からがら生きた壮絶な過去とクイズとのリンクも絶妙で、起承転結上手くまとめており、良かったと思います。  カメラワークとか一部前半の音楽の使い方が監督っぽくって(自分に酔った演出してるなあ)とかもありましたが、中盤からはあまりに一途なジャマールに何とかいい道を切り開いてもらいたい!と願ってしまいました。三銃士の伏線が最後の問題にくるとか、なかなか面白いです。彼女役の方、ジェシカ・アルバを彷彿とさせる美人さんでしたね。  願わくば、ジャマールインチキ説を唱える人間が、TV局関係者と警察以外にもう少しあったほうが、反動として最終問題に正解した時の感動もさらに倍増したかなとも思いました。ミリオネアのBGM流れるたび、みのもんたの顔が7~8回は脳裏に浮かびましたね(笑)  最後のライフライン、テレフォンでお兄ちゃんじゃなく彼女が出た時、彼は2000万ルピーなんかよりも、自分がTVに出ることで彼女とまた再会する夢を叶えれた喜びの表情で満ち溢れており、ぐっと来るものがありました。とてもいい作品でした。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-03-23 00:03:47)(良:1票)
104.  シリアル・ママ
ママ、気持ちは判るけどやりすぎです(涙)
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-01-18 12:46:53)(良:1票)
105.  八月のクリスマス(1998) 《ネタバレ》 
必要以上の説明が無い演出、感情を押し付けず淡々と進む恋愛模様が実にリアルだった。男は死期が近づいているのであまり自分の感情を出さず、女は婦人警官という職も関係してか、自分の好意を積極的に伝える。でも2人は互いに惹かれ合いながらも恋人の関係にはならない。そこら辺の、特に男側側の心理描写が絶妙だったと思う。シム・ウナ演じる勝気な性格の女性、ハン・ソッキュ演じるいつも笑顔の爽やかな男性。ベストカップルである事は間違いないのに、男が迷惑をかけまいと死期が近いことすら伝えずに自然と離れる。手紙の返事も出さないままであるのが見ていて切なくなる。異動になった彼女の働きぶりを、喫茶店の窓ごしに見つめるシーンは本当に切なく美しい。夏に出会い、秋に突然音信不通になったかと思えば、雪の降り積もる冬のある日、久しぶりに女が写真館前に訪れると、彼が撮影した女の写真が飾られていて、それを見て笑顔になり立ち去るラスト。説明が少なく物足りなく感じそうな部分を、観ている側がその後を想像して楽しめる作品なんてそう無いと思う。そこも含めシナリオを凝りがちな昨今のラブストーリーの中でも格段にリアルで素晴らしいと思った。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-01-09 13:51:43)(良:1票)
106.  アフタースクール 《ネタバレ》 
今年見た邦画の中では個人的にナンバー1です。多分オチを知ってから2度3度と見返すともっとジワジワ来ると思う。キャスティングも脚本もほぼ完璧で、一部強引な展開や、辻褄合ってるかな?と疑問の残る所はあるけど、非常に完成度が高いです。観客を見事に思い込ませます(騙すとも違う)し、力関係が中盤~終盤に変わってくるような気がするけど、実はスポットを当てている部分が違うだけで、最初から同じ方向に進んでいるだけというのも斬新。1カット目からいきなりそれが始まってるのが見事。「アフタースクール」ってタイトルもいいですね。選挙演説が生徒会長選挙と重なったし、理科室とアダルトショップは確かに臭いが近い気がするし、堺さん演じる木村は学生時代から今まで変わらずお人好しで憎めない(^^;  キャスティングも非常に魅力的なので、1度だけで全貌が掴めなくてももう1度観る価値があると思います。最後のエレベーターのシーンも何とも笑顔になってしまいました!  小生は男なんですが、「篤姫」で家定を観てから、すっかり堺雅人さんの虜になってしまった・・・(笑)どうでもいいけど産まれたばかりのはずなのに、赤ちゃんデカッ!!!
[DVD(邦画)] 8点(2008-12-07 21:49:01)(良:1票)
107.  デイ・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
うーん・・・。まぁ怖いっちゃ怖いですけどねぇ・・・。原題がロメロの「死霊のえじき」と同じなので、どうしても比較してしまいます。でもオリジナルとは全くの別物ですね。  私が残念なのは「全面にCGに描写を頼りすぎてること」と「ゾンビと人間の強さのバランスが悪いこと」「ゾンビ発生(感染)原因を説明しすぎること」です。85分間という短い尺で展開もパワフルで面白いんですけど、あまりにゾンビがモンスターすぎる。走ったり知恵を持ったりするゾンビが数も半端ないので、絶望感を味わえる半面、昔ながらのゾンビ映画を期待してると少しさめてしまいます。○○をどう研究したからゾンビが出来たとか、細菌兵器がどうとかも要らないんですけどねえ…。  それにあれだけゾンビが強いと、自然と闘い慣れてる人間との対決に集約されてきますので、ホラーというよりアクション映画の雰囲気に近くなり、完全に「映画の中だけの現実」と感じるので、リアリズムという怖さとは異なるものになってしまいます。  ゾンビの圧倒的な強さを描きたいからといってCGでゾンビだけ速度が倍になるのはズルイでしょ。一旦死んでからゾンビになるのではなく、病気の人間がきっかけで直ぐにゾンビに変わる設定も個人的にはあまり…。オリジナルのバブみたいな愛嬌あるゾンビがいないのもマイナス…(バドがそこに当たるのでしょうけど)。  ロメロゾンビが好きなのでどうしても厳しく見てしまいますね、すいません。でも亜流のゾンビ映画とは違うマジメさはいいです。「バイオハザード」「28日後」とかが好きな方にはオススメかも。蛇足ですが「新ビバヒル」のナオミ役の彼女が結構大きな役で出ています。ヒロインの女性も美人です。
[DVD(字幕)] 5点(2010-04-26 00:13:46)(良:1票)
108.  ル・ブレ
フランス映画も「TAXi」から変わりましたね。笑いのエッセンスを交えた凸凹コンビの珍道中アクションとしては佳作だと思います。奥さんが直ぐにアフリカに飛んでしまったり、宝くじの存在を知ったまわりの人間までどんどん命を狙ってきたり、お決まりの展開ながら結構楽しめました。ただ中盤(レース辺り)からはちょっと登場人物が多くなりすぎてゴシャゴシャしすぎたかな?と。それでもオチまでちゃんと楽しめたし、暇つぶしには最適でした。観覧車のシーンやカーチェイス、格闘シーン等は迫力満点でしたが、コメディ的な部分との間で中途半端になってしまったのは残念だった気もします。
[地上波(字幕)] 6点(2007-09-16 16:25:04)(良:1票)
109.  U-571 《ネタバレ》 
監督は「ターミネーター3」のジョナサンモストウ。主演はマシューマコノヒーですが、「評決のとき」や「コンタクト」よりも男くさくて全然良かったと思います!あとチーフをやったハーベイカイテルもさすがの存在感!最後の方で何とかドイツ軍の攻撃を逃れながら、残り一機の魚雷でドイツ船を爆破成功させた時には、それまでのクルーの苦悩が全て報われた気がして本当にほっとしました(^-^)ジョンボンジョヴィは吹っ飛んだ仲間の1人だよね?違ったかな?初めて観たので分かりませんでした(涙)  ドイツの駆逐艦がノシノシ近づいてきたり、潜水艇ぎりぎり横を魚雷がすれ違った時とかハラハラしっぱなしでしたよ!120億円の制作費ということですが、CGをほとんど使ってないって所も最近ぽくなくて良い♪エニグマ奪取までは良かったけど、さて帰るかって時に魚雷で自船が沈んだ時は、映画なのに「うわうわ~(@@;」と思いましたが、ハッピーエンドで良かったです!まっ戦争映画にハッピーも何も無いのは承知のうえでのコメントです。
6点(2004-09-22 17:17:11)(良:1票)
110.  スプライス 《ネタバレ》 
オスカーでのエイドリアン・ブロディ(ハルベリーにキスしたシーン)を観た時から、脳裏に (この人は演技上手いけどスケベだ)と刷り込まれてしまっている私は、あの生命体が大人の女になったら 絶対やるだろうなーと冒頭の時からずっと思ってて。 案の定やってるところを彼女に見られて洋服上げながら彼女を追う情けない顔をしてて (やっぱりエイドリアン・ブロディは俺の思った通りのスケベだった) と妙に納得してしまう、そんな作品でした。  追記・レイプされた生命体との子を産むような女とやるよりまだマシという声もあります。
[DVD(字幕)] 5点(2019-02-25 19:34:08)(笑:1票)
111.  恋愛適齢期
私はキューブリック信者ですが、「シャイニング」の怪演だけではなく、ジャック・ニコルソンのさらっとした演技も好きです。それこそ「恋愛小説家」でオスカーを獲ってしまうような自然な感じがいいんですよねー。  絶品だと思ったのが海辺でデートするシーン。ジャックとダイアンキートンがまるで本当に長年連れ添ったかのような雰囲気を醸し出し、嫌味の無い自然すぎる演技で「オイオイこの演技はメイキングか?」って位柔らかいんです。なぜかジャック・ニコルソンの自然な演技の映画は全て暖かい不思議な魅力に包まれております。  始めはエリカの娘と付き合ってたハリー。バイアグラのせいで心臓発作を起こし、担ぎ込まれた病院で医者のジュリアに「バイアグラ飲んでませんね?」と言われ、彼女の手前「飲んでない」と言ったら「それなら良かった。ニトロ注入との併用すると死も招きかねない」とか言われて、慌てて点滴針を抜くジャックに惚れ直しました(笑)
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-10-12 11:58:37)(良:1票)
112.  バッシング 《ネタバレ》 
昨年の「東京フィルメックス映画祭」で観ました。映像で語る小林政広監督ならではの作品。イラクの日本人人質事件の被害者である女性ジャーナリストのバッシングを思い起こさせるこの映画は、前作「フリック」とは全く異なりドキュメンタリーのような重々しい雰囲気が漂うものの、そこを台詞ではなく映像・役者の表情で演出していたのはさすがだなあと思いました。とにかく占部房子演じる主人公・高井有子が、帰国後に様々なバッシングに煽られ、自分だけではなく恋人、家族、知人にまで迷惑をかけてしまう点は、主人公の気持に立つと本当に辛いです。父親はリストラを食い、それに伴ない自ら命を絶ったりと壮絶です。マスコミに煽動されて全ての白い目が一気に注がれる怖さを改めて感じました。また、それに毅然と立ち向かう静かでありながら意志の強さを感じる彼女の目が、この題材の柱になっている感じがしてとても良かったと思います。香川照之、大塚寧々といった小林監督作品の常連の存在も、この作品の存在に大きく意味をもたらせていると思いました。国内の批判の形についても色々と考えさせられるドラマです。
[映画館(字幕)] 6点(2006-07-06 17:04:58)(良:1票)
113.  エリザベスタウン 《ネタバレ》 
良くも悪くもキャメロン・クロウって感じですね。仕事に失敗して解雇され、自殺を考えていた矢先に飛び込んできた訃報。そこから家族や田舎でのふれあいを通じ、父との思い出と共に人生を見つめなおすという軸と、偶然出会ったスチュワーデスとの恋愛模様の軸が混ざり合わないままずっと進んでいるような違和感をおぼえます。むしろ私は後者の恋愛ドラマを中心で観たかったです。それと尺の比率も前者の何気ないシーンが長すぎで退屈です。この監督の作品は元々、そのシーンにそんなに時間かけるなよと突っ込みたい箇所が多いですが、この作品でも同様の不満を感じました。但し、主演のオーランド・ブルームとキルスティン・ダンストのコンビは新鮮だし、馬も合っていた感じがしました。その気アリアリなのに必死に相手から誘わせようとする心の駆け引きも共感できて、特に前半のキルスティン・ダンストの健気な女性像は個人的にツボでした(笑)大甘ですが、ハッピーエンドの恋愛映画は好きなので7点付けます。
[DVD(字幕)] 7点(2007-01-06 16:50:30)(良:1票)
114.  クローバーフィールド/HAKAISHA 《ネタバレ》 
多分パニックって突然に平穏な生活をぶち壊してこう始まるんだなと思いました。較べるのは不謹慎だけどあの地震の時に言いようもない不安定な精神になったことを思い出して、自分もその場所にいるような息苦しさを感じました。クリーチャーの形ははっきり映しても映さなくてもどちらでもいですが、絶望的な登場人物の心情はよくわかったし、とても怖かったです。怖さに理由いらないんですよね。ただ思ったのは、決して怪物が怖いんじゃなく、理由もなく今の当たり前の幸せが圧倒的な何かにぶち壊されて希望が失われることが怖いなと。今の幸せに感謝しました。本当によく出来てる映画です。(2014.11.9書き直し)
[DVD(字幕)] 8点(2008-09-29 13:06:05)(良:1票)
115.  アイズ ワイド シャット 《ネタバレ》 
キューブリックと言う人は映画監督でありながら芸術家肌だと思います。とにかく映像を綺麗に撮りたがる。「アイズワイドシャット」もですね、NYの設定ながらこれロンドンで撮影してるのですが、ビルの住まいに差し込む光の色や角度から、舞踏会の屋敷の色調、謎の儀式の雰囲気そのものや、舞踏会に向かうビルの乗ったタクシーの撮影の仕方1つにしても全部が完璧に計算された構図なのです。音も素晴らしい。まるで、堕落した心、脳裏に釘を打ち付けるようなピアノの強い響き。主題歌にもなっている、ショスタコービッチの「ジャズ組曲ワルツ第2番」も名曲。この「♪ズンチャッチャ、ズンチャッチャ~」がテレビから流れるたび、私はキューちゃんの偉大なる最終章である「アイズワイドシャット」を思い出すのです。  159分、私は中だるみを感じず一気に観てしまいました。あまりに期待をした人は大いに落胆し、偉大なる監督の遺作を妥当に評価する人もいました。「精神世界への旅立ち」をモチーフに70年も前の原作の作品を、現代のNYに措き直し、最終編集を終えた数日後に亡くなった遺作。巨匠が最後に何を伝えたかったのか?今の私にはまだまだ分からない事だらけなのです。
8点(2004-09-22 18:49:04)(良:1票)
116.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
半数以上の方が満点ですか!凄く分かりますー。やっぱりこの映画は完成度が高いですよ。もう20年も前の映画なのに何度観返してもワクワクしますし。起承転結があって、かつ笑いもあるしデロリアンもカッコいいし。初めて観たのは当時スターチャンネルの無料放送の時だったのですが、学校さぼって3作ぶっ続けで観ました(笑)マイケル・J・フォックスもクリストファー・ロイドの主演コンビも文句の付けようがない配役ですよね!当時ウォークマン聴きながらスケボーに乗り、軽トラックの後ろに捕まるのを実践したら、速攻で警察に怒られたのが昨日の事のように思い出されます。多分下着をカルバン・クラインにしなかったせいですね(違)それはともかく言わずもがなの名作!!3作全て好きですがこれは特に飛び抜けです。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-10-13 14:51:28)(良:1票)
117.  ブリッジ 《ネタバレ》 
自殺という、タブー視されてきた題材を扱ったドキュメンタリーという事は非常に好感が持てる。また自殺後の遺体を映したり、その記録を見せたりという「見世物」的な事は一切排除し、自殺した方と生前関わっていた周辺の人物に、その人となりをインタビューする事に大半を費やした狙いも分かる。批判の対象となった「何故自殺するのを未然に防がなかったのか?」は、恐らくあの映像との距離(超望遠)では、危なさそうな人を発見してから警察に連絡をしても、100%止められるワケではないだろうし、説得をしても死ぬ人は死ぬという心理を少しは理解できるようになるので、完全には否定しきれない。  それでもこの作品に1番足りないのは、問題提起の部分だ。監督はインタビューで「問題提起の為に撮影した」と言ったが、実際は具体的に何も掘り下げていない。確かにゴールデンゲートに安全柵を講じるだけでは何の解決にもならないが、もっと具体的に社会が自殺(アメリカでは殺人の倍は起きているらしい)問題を根底から見つめなおす一石を投じるまでの説得力は持たないと思う。周辺の人物へのインタビューと共に、数人の方が実際に身を投げる瞬間をカメラで追っている。映像には確かに強烈なインパクトは残るが、これだけでは所詮「自殺の記録映像」に過ぎない。もっと具体的に発信者が「ではどうしたら自殺が減るか」を訴え出なければ、こちら側がその違いを理解するのも難しい。アメリカよりも日本のほうが自殺率が高いにも関わらず、日本人である私が見てもイマイチピンとこなかったのは、どこかで製作者側が「この人たちは精神的に病んでいて、自殺してラクになって良かったのではないか」という先入観が映像そのものから流れていたからではないだろうか?
[DVD(字幕)] 5点(2008-02-11 18:27:09)(良:1票)
118.  ファイト・クラブ
この映画が興行的にコケてFOXの重役2人飛んだんですよね(笑)でも見るべき部分は沢山あるし役者が楽しんで演じている感じが凄く好きですね。万人受けしないような映画をフィンチャーらしく丁寧に作り込んでいる感じも好感が持てます。オチも好きです、やられた感がありましたし。でも最後にサブリミナルでティンコが映る意味が分かりません(>_<)
[DVD(字幕)] 7点(2006-06-13 12:02:42)(笑:1票)
119.  ソウ ザ・ファイナル 3D 《ネタバレ》 
3D鑑賞も、そこにあまり意味は感じられなかったです。むしろ邦題で「ファイナル」って書いてしまったという意味で、シリーズをどう終わらせるかが重要な7作目。  今回も、ジグソウと身近に関連する人物の話と、ゲームに参加させられる人物の話を両軸で展開させましたが「5」位からはゲームの登場人物はたとえ助かってもあまり本線に結びつかないなと分かっていたので、興味はゴードンがどう完結に絡んでくるのか。それが楽しみでした。  相当フラストレーションの溜まるえげつない描写のオンパレードで、しかもほとんどが助からないやるせなさ満載でした。屋外バージョンもあり、グロさ抜群。しかもパワフル過ぎて咽が渇く。最後の10分くらいは何とか救われました。予想通りゴードンの存在が無理矢理感こそあっても刈り取りましたね。  しかしちょっと個人的に不満だったのがそのゴードン登場のさせ方。というか登場する事、隠しておいてほしかったなあ、「セブン」のケビン・スペイシーみたく。関係者も配給会社も、あのゴードン医師が再登場ってのは、シリーズファンなによりの吉報なのでそれを前面に出したかったのは分かるんだけど。前知識なく出たら、もっともっと嬉しかったかも。もっと言えば、オープニングの「1」のバスルーム脱出後の画とか、もしくは救済者の会に顔を出す描写とか全部隠しておいて、最後、ホフマンが証拠隠滅のために家を燃やした後に、豚の仮面持って襲うあのシーンで初登場、もしくはもっと遅くして、ラストのラスト、ホフマンにバスルームで足かせし、目覚めたところで初登場でも良かったかも(「2」のラストでマシューズをはめるアマンダみたく)。  そしたら「えぇーーーーー!!!!!!!!!」ってもっとなった気がします。てゆうか、俺はそうなりたかった。  でも足かけ7年に渡りグロ面白いシリーズで楽しませてくれた事に感謝しております。死んだと思わせておいて実は生きていた面白さは間違いなかったです。なので間違っても「ソウ8・ジグソウは生きていた!」とか「ソウ・ザ・ビギニング」とか「ジグソウ/ソウ外伝」とかはやらないでいいです(@@;ゴードンの両脇にいた豚仮面は誰だったんだろう?不倫相手のカーラと、マシューズの息子とかだったりして(笑)   順番付ければ 1>>>>>2>3=6>本作>4>>>>>>>>5 です。
[映画館(字幕)] 7点(2010-10-31 00:15:55)(良:1票)
120.  ピアノを弾く大統領 《ネタバレ》 
「猟奇的な彼女」「ラブストーリー」等、笑いも涙も散りばめたシナリオの書けるクァク・ジェヨンの作品らしく、色々な所に細かい笑いがあり、またラブコメの王道という感じで仲良くなったり、邪魔されたり、距離を置いたりという展開が続くので飽きさせません。新米教師の受け持った問題児の父親が大統領という物凄い話ですが、SPも周りの人も非常に寛容でいい人ばかり。93分という短い映画ですがその分中だるみがなく、良かったと思います。大統領役のアン・ソンギは「シルミド」「黒水仙」といった重厚な役とは一転、子供想いで紳士的な大統領役も品を感じさせ好印象。チェ・ジウは正義感で怖いもの知らずな教師役をこれまた好演。主役2人の魅力で非常に安心して観られるラブコメになったと思います。残念と言えば相変わらず韓国ラブコメには不要な部分が多い事。チェ・ジウの親友が性転換手術したとか、全く不要なエピソードでは?きっとシナリオ段階では意味を持たせているのでしょうが、編集の段階でカットした部分の名残からか、違和感を感じるのだと思います(猟奇的な彼女でも感じた部分ですが)。ここさえ大目に見れば、中々良く出来た作品ではないでしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-08-02 10:36:44)(良:1票)

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