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1.  ロード・オブ・ザ・リング
長い、それでいてあのオチはなんなんだ・・・まあ三部作の一作目ということもあってしょうがない面もあるんでしょうが。(ちなみに原作は未読)登場人物の心理描写(3、4人以外)は掘り下げが甘い、特にサム以下の途中から付いてくるホビットと、ドワーフのギムリ。彼らはどうして旅に付いてこうとしたのかわからん。サムなんかはなんであんなにフロドに忠実なんだろうか?わからない。第一、仲間が決まるあのシークエンスには唖然としたよ。なんじゃこりゃですよ。その場の雰囲気で決まってるとしか思えん。何十人といる敵を数人でばったばったとやっつけてしまう「ウィンド・トーカーズ」みたいなシーンもあるし。演出も音楽でムード作りって感じだし。そして極めつけはオチ、あんなにひっぱといてあれはないでしょ。「スター・ウォーズ」一作目のようにズバッと切ればいいのに・・・次回作以降はレンタルで済ませます。
3点(2003-05-24 23:18:37)(良:1票)
2.  エデンの東(1955)
アクターズスタジオインタヴューで、マーティン・スコセッシが「『エデンの東』から、演技とは何か教わった」とコメントしていたのを聞いて、早速レンタルしてみた。素晴らしいの一言に尽きる。主要人物にそれぞれ見せ場となる場面があり、その見せ場となる場面で、素晴らしい演技を見せる俳優陣。これほどの素晴らしい演技を引き出したエリア・カザンの演出は凄い。 そしてこの作品の持つテーマもまたかなりヘビーだ。 愛とはなにか、善とはなにか、悪とは何か。この三つの、人間にとって切っても切れない重要なテーマを、観るものに突きつける。そのテーマを情緒豊かに、じっくりと見せていく。 型にはまった聖人のように生きていたとしても、愛を求める者に、望みどうりの愛を与えることはできないし、善も時には、正反対のものにとられる。愛を求める行為にもまた、善し悪しがある。例え悪人と呼ばれている者でも、愛を求め、悩み、恐れている。決して、絶対悪、絶対正義などないのだ。必要なのは、お互いを理解し、お互いに求め合い、思いやりを持つこと。それが愛のひとつの形なのではないかと、この作品を観て感じた。
10点(2004-03-03 14:30:01)(良:1票)
3.  タクシードライバー(1976)
僕にとって最高傑作。これほどまでにこの映画に共感し、興奮した映画は無い!モヒカンにもしました。結構いいっすよ、この髪型
10点(2003-05-19 22:05:56)(笑:1票)
4.  リリイ・シュシュのすべて
援助交際とかいじめとか、そういった痛い題材を見せることが、リアルだと岩井俊二は思っているのだろうか?はっきり言って、そんなものリアルじゃない。少なくともこの年代(自分も含め)は、理想と現実の違いを学ぶ年代じゃないのだろうか?進路だとか、これからの自分はどう生きていくのか、友情とはなにか、恋愛とはなにか、社会とはなにかなどなど・・・思春期の悩みが多く噴出してくる年代のはずだ。それを通過して、自分なりの答えを出して、現実というものを学ぶのではないのか?今も昔も、中学生はそういった現実を目の当たりにし、考えだす時期なのではないのか。それなのにどうだ。この作品に出てくる人間は現実を直視しようとすることなく終わる。現実逃避しているだけじゃないか。社会への自立とといった啓蒙的要素も全く感じられない。しかも淡い恋愛映画のような終わりかただ。観終わったあと、ただただ呆然とするのみだった。
1点(2004-03-17 17:31:22)(良:1票)
5.  もののけ姫 《ネタバレ》 
確か、ガキの頃は親がビデオを買ってくれた。自分は時代劇という設定やらが好きだったし、疾走感ある映像が好きだった。今見返すと、実はそれだけだったと言うことが如実に分かる。アニメの功罪はキャラクターや世界観、ディティールだけで人を魅了してしまうところにある。確かにそういった造形は上手いし、素晴らしい。けど、物語として観たらこの作品は尻すぼみで、訳分からん乱入者の登場でテーマの結論さえはっきりせずに終わる。テーマへの真摯な態度が無い。ガキの頃も、初めて観たときも「結局お前は文明と自然のどっちを選ぶのさ」と煮え切らなかった。駿は物を語ろうとしながらも、最後に語ることを放棄する。どの作品でもそうだ。結局、彼の作品は彼の興味の赴くままに作られているとしか思えない。また、結末付近でテーマへの興味をなくしている作品ばかりだ。 「クレしん」や初期「劇場ドラえもん」は物語を語ろうとする意思がるし、良い意味での勢い任せの力がある健全な「アニメ映画」である。大人の鑑賞に堪えうるものを作るという意思・野心がある。駿は語ろうとしていない。彼の世界を見せているだけである。アニメーターとしては素晴らしい人だと思うが「アニメ映画」の監督としては、正直言って失格だ。
[ビデオ(吹替)] 3点(2007-11-19 07:58:59)(良:1票)
6.  エル・トポ
なんで自分はもっと早く観なかったんだろう?周りから「カルト作」「残酷」なんて言われてたんで今まで敬遠してたんですが、素晴らしい作品じゃないですか!クライマックスでは涙が出てきましたよ。独特の色彩、カメラワークを巧みに使った撮影、美しい構図、仏教やキリスト教の思想の引用と、隠喩の使い方。確かにグロテスクなところもありますが、全体を通して見ると、そういったグロテスクな描写は、ある種の社会批判を表現したものだと思いました。
10点(2004-03-08 14:55:57)(良:1票)
7.  紅の豚
この映画のキャッチコピーが嫌い。「かっこいいとはこういうことさ」と謳っているがどこがかっこいいんだか。血気盛んな娘に尻にしかれて振り回されてるところのどこがかっこいいのだろう?その点でもう僕は受け入れられなかった。
[地上波(吹替)] 3点(2003-05-24 22:58:20)(良:1票)
8.  欲望(1966) 《ネタバレ》 
観終わって、なんとも言えない深い余韻に浸った。素晴らしい芸術映画だと思う。自分は観終わったあと、我々が見ている世界、それがいったいなんなのか?という深い疑問が沸き起こった。「写真は真実を写すもの」なんて言葉を聞いたことがあるが、たとえそこに写っていて、一人の人間がその現場を目撃していたとしても複数の人間が観ていなければ、「真実」であるとは言い難い。もし、自分一人が観ていたとしても、それが「真実」であり現実の世界で起こっているかどうかは確証が得られない。ジェフ・ベックが壊したギターのネックが、ライブハウスから出てしまえばなんの価値も無くなってしまうように、その場で得られる何事にも変えがたい記念品は、そこに多くの人間と同じ時間を共有し、その記念品の価値が分るものか、その場に居合わせたものしか記念品の価値は見出せない。ボールやラケットがなくても、複数の人間たちでその世界を共有しあうことで、マイムによるテニスが成立するように、この「現実」と言う世界は成立しているという事表現していると解釈することもできる気がする。
10点(2004-09-23 01:27:40)(良:1票)

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