Menu
 > レビュワー
 > MARTEL1906 さんのレビュー一覧
MARTEL1906さんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 171
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
>> 通常表示
1.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
 人間は、外的要因や、ほんのささいな偶然によって大きく変わるものだ。生まれ持った性質や能力は一緒のはずなのに、トミーは猟奇的な悪人になったり、自殺しようとしたエヴァンを助ける善人になったり、大学の総代を務めたりしている。レニーは模型オタクになったり、殺人者になったりし、ケイリーは自殺したり、娼婦になったりする。能力とか、人間の持ってる才能とか、運とか、ささいな偶然、ほんのちょっとした選択って、一体何なんだろう?と強烈に考えさせられてしまう。  途中で出てきたビリヤードのシーンは、人間が外的要因(他の玉)の影響を受けずには存在できない生き物であるということを示唆していたのではないか。  何で劇中に「セブン」が出てきたのか、考えていた。サスペンスの手法や空白の謎を解いていくストーリー、猟奇的な雰囲気は似ている。2回目の視聴で検証してみたら、空白の部分、記憶が飛んだ部分、謎となっている部分、がこの映画の中に「映画撮影」「犬」「郵便受け」「包丁」「絵」「父」「ラストの場面」の7つ出てきていた。ディティールまで深く精緻に練りこまれたものすごい脚本だ。  個人的には、完成度で「ニューオーリンズトライアル」、雰囲気で「セブン」、テーマで「鬼が来た!」、もしも・・・という部分が「スライディングドア」、切ないラブストーリーで「ゴースト」を合わせたような作品だと思った。タイムトラベルなんてできないじゃん、と言ってしまえば、それまでだが、それにしても穴の少ない、秀作。それぞれの場面場面による役者さんの演技も光っている。10点!
[DVD(字幕)] 10点(2006-04-01 06:46:21)(良:2票)
2.  おとなの事情 《ネタバレ》 
役者の演技と会話で引っ張っていくよくできた脚本です。    以降、ネタバレがあります。鑑賞後に読んだ方がいいかもです。 ラストで何もなかったかのようなビアンカたちに、違和感を覚えた方が多いと思います。 ラストシーンのロッコとエヴァが話すシーンで、ロッコのシャツが着替えたはずなのに、元に戻っています。 エヴァは、コジモからもらったピアスをコジモの前で外しましたが、ラストシーンでは、ロッコの前でピアスを外しています。 ロッコはゲームに反対をしていませんが、ラストの会話では激しく反対したことになっています。 ビアンカは指輪を外して出て行きましたが、運転しているシーンで指輪をしています。 ビアンカは、コジモの携帯へのマリカからの電話に「シフト交代かもしれないので出ないほうがいいよ」と答えています。 カルロッタも家に着いて、こっそりパンツをはいています。 などなどを考えると、現実世界?では、結局「ゲームを行わなかった」と考える方がつじつまが合います。 もし、ゲームを行ったらどうなっていたかということが描かれている。または、月蝕の影響下による?パラレルワールドではそうなったということが描かれているようです。 どちらにせよ、見ごたえのある会話劇でした。 原題が「PERFECT STRANGERS」ということで、「知らぬが仏」ということかな。
[DVD(字幕)] 8点(2018-05-04 00:37:55)(良:2票)
3.  山の郵便配達 《ネタバレ》 
名作ですね。次男坊の存在が作品の質をグッと高めてると思う。名優です。父と子でお送りするスタンドバイミーインチャイナ、仕事編、山の郵便局員バージョン(よく分からん)。  「道が悪いね」「いい道もある」「大して変わらない」「後悔してるのか?」「道のことは知らなかったな。こんなに悪いとは誰も言ってくれなかった」「言うこともない」。  歩いていくことというのは、人生そのものなんだろうなあとか考えた。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-10-01 15:21:53)(良:2票)
4.  リンダ リンダ リンダ 《ネタバレ》 
 うーん…。点数が高かったので見たけど残念だった。序盤から無駄な部分が多いような気がする。「明日本番何時からだっけ?」本当に真剣で本気で頑張っているのだったらこの言葉は出てこないだろう。本番1時間前に告白しようなどという気持ちも起こらないはず。その程度の思い入れだったのかと冷めてしまった。みずみずしくて嫌いではないけど、その程度の作品のように思える。
[DVD(邦画)] 5点(2007-02-10 19:25:39)(良:2票)
5.  天国と地獄 《ネタバレ》 
 昔の横浜黄金町は本当にあんな感じだったのか、というのが一番気になる作品。前半はおもしろい。後半はいまいち。誘拐事件というのは脅迫された本人が身代金を払うしかないのか?というのが非常に気になる作品。本当の警察はもっとドライな気がする。泳がせておいて人が一人死んだのはどうでもいいのだろうか。それにしても昔の黄金町を見てみたかったなあ。
[地上波(邦画)] 2点(2007-01-11 01:33:52)(良:1票)
6.  善き人のためのソナタ 《ネタバレ》 
 どんな時代のいかなる体制のいかなる社会の中にも娼婦というのはいるものだ。それはさておき、あの中年の太った娼婦が「30分後に違う人の予約が入っている。今度はロングで予約してね」と言っていたが、原題を知った後にあのシーンを思い起こすと、すべての人にとって、人の人生はまさに「他人の人生」なのかなという思いが頭をよぎる。  随所に脚本のよさがにじみ出ていた。クリスタが恋人を売った女で終わってしまうのがなんとももの悲しい。けれども、彼女の存在こそが体制や社会の仕組みに翻弄されながらも自分の人生を生きようとした人間そのもの、主人公のゲオルクにとっては、「他人の人生」の象徴なのかもしれない。  人間は、体制や社会に翻弄される生き物なのだけど、われわれも知らないところで知らない人に救われているのかもしれない。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-12 03:39:31)(良:1票)
7.  世界最速のインディアン 《ネタバレ》 
 惹きつける力を持ったシーンが数々ある。ニュージーランドの海岸で、バイク野郎どもをぶっちぎるシーン、出発する際にバイク野郎たちが応援にくるシーン、中古屋がバーとをなんて天才だというシーン…。  途中、ロードムービーっぽくなるが、モーテルやら砂漠っぽい野原やら、まっすぐな道路、塩原、ガラガラヘビなどアメリカの風景が出てくる。映像だけでも楽しめた。  ネバダの一般車道を走って警官に止められるシーンもセリフがしゃれていて、面白い。「何キロ出してた?」「大体250キロぐらいかな」。ベトナム戦争の休暇兵士とともに、広告を読んでいくシーンや、スポーツマンオブザイヤーに選ばれ、バートが踊るシーンも感動的。最後のレースシーンの爽快さは言うまでもない。  アンソニーホプキンスの出演作は、ハンニバルで「気持ち悪い」という印象を得て以来、意図的に見るのを避けてきたが、今回、評価が高かったのでチャレンジしてトラウマを払しょくできた。彼のすごさがわかった。いい作品に出合えた。
[DVD(字幕)] 9点(2009-05-16 08:17:07)(良:1票)
8.  となりのトトロ
いい物、作るなあ。ハリウッドがなんぼ金かけてもこの映画は作れないだろう。(まあその逆もしかりなのだが…)。日本の誇りであることに違いはない。  英語の字幕が出せるDVDで見たのですが、「おばあちゃん」が「NANNY」という名前になっている。「まっくろくろすけ出ておいで」というセリフも外国語には翻訳しようがない(その言葉の魅力を100%伝えることは外国語に直すと無理だ)。日本語の美しさがそこかしこに出てる。いろんな意味で、日本的なすばらしい作品だと思える。
[DVD(邦画)] 9点(2009-01-04 18:02:03)(良:1票)
9.  ブラディ・サンデー 《ネタバレ》 
 「どちら側からも認められる作品を目指した」という監督の意図もあって、イギリス側(≒プロテスタント)からも北アイルランド側(≒カトリック)からも見ることができる。映画の持つ歴史的な価値は高いと思う。双方を切り替えるタイミングや見せ方がうまく、ドラマとしても見ごたえがあった。メイキングを見ていると、この監督の腕のよさがわかる。見せ場での、伝える力を持っている監督だなと感じた。  非武装の市民を撃つシーンは、現場の重苦しさ、リアルさが出ていて、感情を揺さぶられる。ひでえ、なんてことを…と自分もその場にいるような気持ちで思わずにはいられない。IRAの報復したくなる気持ちもよくわかった。  国の都合からすると、市民の命よりも、体制の方が大事なのかもしれない。虐殺した軍の指揮官に勲章ですか…。大きくあれ、小さくあれ、似たようなことが今も世界のどこかで繰り返されているような気もする。人間ってやつは…。双方がうまくかみ合いさえすればこのような悲劇は起こらなかっただろうに…。すべての悲劇は、何かが少しずつかみ合わなくて起こるものなのかもしれない。
[DVD(字幕)] 9点(2009-11-29 08:25:24)(良:1票)
10.  鬼が来た! 《ネタバレ》 
 中国人が描いた日本軍人にしては、非常に良心的に描かれていたと思う。信義にこたえようとした陸軍の隊長や子供たちに金やお菓子をあげていた海軍のセンセイなど、人間性を持ってとらえられている。人間ドラマであって、反戦映画とは思えない。どんな人間も一歩間違えば殺人鬼になりうるというメッセージがこめられていたと思う。  花屋らを村に連れていった人物が誰かというのがナゾだが、自分は、エスねこさんのレビューを読んだ上で、じいさんの剣士とサングラスをかけていた男(銃使い)の一味と推測する。剣士が花屋らの首を打ちそこなった後に、花屋らが「話し方が連れてきた人物と同じだった」と言っているし、最後にじいさん剣士が「これでマーも成仏できるに違いない」とつぶやくのには何か意味があるように思えて仕方がない。西太后の大臣を斬った剣士であることと村に行く前に始皇帝のことをつぶやいていたが、そのことに何か関係があるのだろうか?よく分からない。  ナゾのままに観終わってしまった。誰か解明して~~。
[DVD(字幕)] 5点(2006-01-20 11:19:40)(良:1票)
11.  大酔侠 《ネタバレ》 
うむ。古風ではあるけれど、こりゃ傑作だ。このテイストがブルースリー、ジャッキーチェンへとつながっていくわけですね(たぶん)。中盤の寺の中での格闘に、ブルースリーの鏡の部屋を思わせる場面があった。荒野の決闘は、ジャッキーチェンの初期を思わせなくもない。香港、中国の映画が好きな人にはたまらない作品かも。子役で出てたのはプロジェクトAの大口かな?(全然違うか?)。
[DVD(字幕)] 9点(2011-04-21 06:51:11)(良:1票)
12.  ジャッキー・ブラウン
ブリジットフォンダ結構乳でかいなあ。
5点(2004-10-02 20:51:28)(笑:1票)
13.  ルディ/涙のウイニング・ラン 《ネタバレ》 
序盤、中盤はともかくとして、ラストシーンがすばらしい。最高。スタジアムの盛り上がり、ルディが試合に出るときの「ぶちかまして来い!」と肩を叩くコーチ。大歓声。ルディがQBサックを決めたとき、ルディを暖かく見守っていたコーチがすごくいい笑顔をするんです。熱い映画だ。熱い話だ。何度もラストシーンを観ました。胸にぐっとくる作品ですね。
9点(2004-06-25 15:31:56)(良:1票)
14.  Needing You
サミーチェンは歌手という先行イメージが強かったけど、演技もこんなに上手だなんて思わなかったな。体の切れがいいよね。かっこいい。観た後スカッとした、さわやかな感じの映画でした。
8点(2004-06-29 00:43:03)(良:1票)
15.  スーパーサイズ・ミー
これを見て個々人がどう考え、どう行動するのかが大事。同じものを食べつつけたら体壊すのは当たり前、という意見もありますが、その当たり前のことを実際に自分の体でやって意見を掲げたそのことは素直に賞賛したい。ドラマ性も何もない映像を面白く描こうとしたセンスもグッドだと思う。
[DVD(字幕)] 8点(2006-04-03 07:15:17)(良:1票)
16.  ヒストリー・オブ・バイオレンス 《ネタバレ》 
 この作品はタイトルで損してるような気がする。暴力映画かと思ってみたが、良質のサスペンス。グロいシーンとかもそんなにないし。DVDのカバーに書いてあるコピーが「衝撃のストーリー!興奮のアクション!究極のバイオレンス!」…全然違う気が…。  バレ→。1回目のセックスシーンが出た時に「こんなシーン、いらんのでは…」と思ったが、きちんと2回目のセックスにつながっている。1回目、トム。2回目、ジョーイなんですね。で、2回目の方が女は感じている。トムでいることよりも、ジョーイになることを女は期待するのかなあ…などと考えたのでありました。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-23 02:43:42)(良:1票)
17.  パルプ・フィクション 《ネタバレ》 
何と言ってもラストシーンがいいかな。考えれば、すごく深い映画だと思う。2人組のうち奇跡を奇跡として受け入れた方は助かり、ただの偶然だと言った方は、偶然によって死ぬことになります。運とか偶然とか運命ってなんなんだろう?思わさせられます。 それと音楽がいいですよね。ユマサーマンとジョントラボルタのダンスは最高。観てるだけで面白いです。
9点(2004-05-24 20:29:57)(良:1票)
18.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
何のエンターテイメント性もありません。裁判の現実はこうなのか…。世の中間違っている。後味は生きていくのが嫌になるぐらいよくない。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2009-03-14 17:27:25)(良:1票)
19.  ポストマン・ブルース 《ネタバレ》 
あまり面白くなかった。点数が高かったので見たけど、期待していたほどではなかった。期待しすぎたかな?まず、警察があほすぎる。切られた小指だけでばらばら殺人と判断する警察はいない。確たる証拠もそろっていないのに、殺人犯だと決め付けたり、狙撃したりする低脳ぶりには、映画ながら「ありえない」と興冷めしてしてしまった。かなりこじつけと思われる部分が目に付いた。中盤の警察が出てきたあたりから、ありえない展開だったので、引き込まれなかった。冷めた目で見てしまった。  ただ、遠山景織子はすごく美しかった。きれいではなくて美しいって感じだった。遠山景織子の切なさのある美しさに5点献上。あと、魚屋の帽子が{2046}だったのは、ウォンカーウェイなのかな?
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-04-14 01:31:14)(笑:1票)

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS