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1.  コンタクト 《ネタバレ》 
数年ぶりにブルーレイで鑑賞しました。この映画は私の中では5本の指に入りますが、今まではSF映画としての面白さだけを見ていたことに気が付きました。これはエリーの贖罪の物語でもあるんですね。今回初めて気が付いたのですが、異星人が砂浜の砂をすくった後に掌で輝く砂粒の配列、エンディングの前にエリーが地球で砂をすくった後に掌にのこる砂粒の輝きが、エリーの父親が倒れた時に周りに散らばる錠剤の配列と同じなんですね。つまり、エリーにとっては地球外生命の探索=お父さんを探す旅でもあり、ようやくその重荷からか解放された、という非常に内面的なお話ともとらえることがもできる。本当によく練られた演出だと思います。しかし、落下シーケンスの開始のシーンは何度みても感動します。あのドキドキ・ワクワキ感は凄いです。
[ブルーレイ(字幕)] 10点(2012-01-29 14:34:26)(良:3票)
2.  この世界の片隅に(2016) 《ネタバレ》 
これは、もしかしたらアニメ表現手法のイノベーションを目にしているのかもしれない。私のログインネームから判るかもしれないが、私の故郷は青葉の座礁した場所。その故郷の過去の姿を、CGや写真では再現できないほどのリアリティを、極限までに記号化されたアニメーションで再現した。我々は、アニメとか実写とか関係なく、その時代を追体験することになる。SWやアバターのようなCGにに対しての単純化によるリアリティ。これは、日本が世界に誇るべき映画である。10点では足りない。
[映画館(邦画)] 10点(2016-12-19 22:24:36)(良:2票)
3.  ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
SWオールドファンですが、これはちょっと違うと思いました。確かにX-wingが飛び回り、デススターがぶっ放す。にしても中身が何もない。死者に対するリスペクトが全く感じられないのでこの点数です。こんなサイドストーリーを量産していったらそのうちSWシリーズは輝きを失うと思います。一番あり得ないと思うのは、あのデータ保管センターとそのセキュリティシステム。ハードディスクですか今どき。で、無線通信って。IMAXのせいかもしれないけど、頭くらくらしました。あと、あんな低軌道で同じ位置を保つことは物理法則に反してます。アルマゲドン並みにおかしい。最後のダースベーダーも真空中なのにマントがはためいているし。ファンをバカにするのもいい加減にせいと思いました。
[映画館(字幕)] 3点(2016-12-19 22:07:17)(良:2票)
4.  オデッセイ(2015) 《ネタバレ》 
大航海時代、人類にとって最も重要な発見は新大陸でも黄金でもなくアンデス原産のジャガイモだった。人類を救ったジャガイモが火星の人を救うお話し。劇中、主人公が植民の定義を、現地での食料生産することと語る。人類よ、そろそろ月で農作物作ろうぜ。 中国の扱いは映画会社もNASAも苦慮したんだろうなあ。原作通りにすれば彼国を中傷することになるし、改編すればそれはそれで批判を受ける。その意味でまあ適当な落とし所になっていると思います(笑)
[試写会(字幕)] 9点(2016-01-13 22:22:04)(良:1票)
5.  この世界の(さらにいくつもの)片隅に 《ネタバレ》 
 2016年版の感想でも書いたが、この作品は映像表現の革新を実現した作品であることを再確認出来た。公開日は奇しくもSW最新作と同じ日。片やCGによるファンタジーの極限を極めた映画、それに対して手描きアニメという表現手法としては究極の対岸にあるのが本作品。アニメという極端にシンプルな記号化により余計な情報を排除することで逆にリアリズムが純化され、かつてないほどのリアリティを再現できている。それを観客はまるでタイムマシーンのように感じている。  前作はその手法の有効性を確認するための実験的な作品であったように思う。前作の成功を受けて、舞台装置(タイムマシーン)はそのままに、物語としての完成度を高めたのが本作品であり、その試みはこれ以上ないほどに成功している。すずさんとリンさんのエピソード、テルちゃんのエピソード、枕崎台風のエピソードを追加することですずさんの人生に対するリアリティが圧倒的なものになっている。その意味で、この映画はすずさんの人生そのものを観客に突きつけており、それは前作よりとても重い。前作は反戦、反原爆映画として理解することは容易であったが、本作はすずさんの人生の青春期についての物語である。この映画を観たあなたにとって、この映画は正に「あなたの一部になる」のである
[映画館(邦画)] 10点(2019-12-28 21:13:21)(良:1票)

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