21. アイス・エイジ4 パイレーツ大冒険
《ネタバレ》 1、2、3、4とどんどん下らなくなっていくような...。映像技術的にはまちがいなく進歩しており、映画館で見たら手に汗握るアクションシーンの連続ですが、感動を煽るストーリーも、大人が見ると冷めた目で見てしまうしらじらしさです。 シドの家族がシドを探しに来たのかと思えば、世話の焼けるおばあちゃんをシドに押し付けて逃げて行くというのが笑えません。 エンドロールでは、マニー家族とフクロネズミ兄弟以外には血のつながりのない動物たちが、We are family.と繰り返し歌うのが、もうお腹いっぱいです。 キャプテン・ガットとその手下たちがミュージカル風に歌うのも違和感あり。3まではそういうノリの映画じゃなかったのにどうしちゃったんだろう。中身が薄いから、時間をつぶすためか? ミュージカルが嫌いなのでとばしたくなります。 ディエゴの吹き替えはどうして変わっちゃったんでしょうね。 だいたい、地殻変動って、長い年月をかけて進んでいくものだと思いますが、あんなに急激に数日間に変化するのはあり得ないのでは。 あり得ないといえば、動物たちが氷山で船を作って、この海流に乗れば家につくはずと計算するのはもっとあり得ない。あり得ない、あり得ないといちいち指摘していると見られない映画です。 [インターネット(字幕)] 5点(2016-07-10 09:51:54)(良:1票) |
22. アイス・エイジ2
《ネタバレ》 マニーに新しい恋人ができ、過去の悲しい思い出を乗り越えられそうでよかったね...と言うべき? シドもディエゴも友情という理由だけで群れを離れているのに、マニーだけ幸せになればそれでいいの? ディエゴは何を食べているの? 「あらしのよるに」を思い出させる、無理のあるストーリー。そういう点に目くじらを立てなければ、それなりにおもしろく見ることはできます。 [インターネット(字幕)] 5点(2016-06-25 21:16:02) |
23. あらしのよるに
《ネタバレ》 メイもガブも色合いが地味なので、映像的には地味でした。ラストは一応 感動的ですが、この先どうするんだろうと考えると、明るい未来は考えられないので、5点です。 [DVD(邦画)] 5点(2012-03-06 20:59:54) |
24. 明日の記憶
もっと心に迫ってくる映画を期待していたが、肩すかしをくらった感じ。最大の原因は樋口可南子。外であれだけの仕事をしながら、病気のダンナがその日一日何をすればいいかをすべて段取りして、詳細なメモを残したら、忙しくてフラフラでしょう。それなのに樋口可南子はいつもオシャレで楽しそうで、むしろダンナが病気になる前より輝いて見えるくらいだ。奥さんがどんなに大変かの描写がほとんどないので、渡辺謙の悲壮な様子と全然かみあわない。 [地上波(邦画)] 5点(2007-07-18 21:38:44) |
25. アバウト・ア・ボーイ
《ネタバレ》 想像してみてください。もしあなたが、不労所得があって遊んで暮らしており、責任感が欠如したハンサムな独身中年男だとします。ふとしたことから、精神的にちょっとおかしいシングルマザーの自殺現場に遭遇してしまいます。その母親の息子は奇妙な行動をするせいで学校ではいじめられっ子で、その子が、自分の母親とあなたをくっつけようと企んで、あなたを尾行したり、あなたの電話番号を調べて電話をかけてきたり、あなたが追い払っても追い払ってもしつこく家に押しかけてきたとします。この映画の話だと思って聞かずに、自分の身に起こったこととして考えてください。あなたは身震いするほどの恐怖を感じませんか。私は感じます。この映画は、前提からしておかしい。ありえません。私がヒュー・グラントだったら、警察に連絡するでしょう。また、ヒュー・グラントほどハンサムな男が遊んで暮らせる金を持っていたら、セックスの相手に不自由するはずがありません。ヒュー・グラントは俳優としては好きですが、この映画の配役としてはおかしいのでは。不労所得があるけど、ブ男で、セックスの相手に不自由するなら、もう少し納得して見られたかも。また、前半に数多くの不愉快になる場面(善意で靴を買ってあげたのに誤解される場面など)があり、数々の不愉快な思いをこらえ続けないと最後まで見られない映画です。また、主人公の妹が、結婚して子供を持つ「当たり前の暮らし」を兄にも押しつけようとするのも見ていて不愉快です。人には多様な生き方があります。彼女のいう「当たり前の暮らし」を心から望んでいてもどうしてもかなわない人だって、この映画を見るはずです。そんな人が彼女のセリフを聞いたとき、どんな思いがするかを考えてこの映画を作ったのでしょうか。 5点(2004-05-10 15:31:27)(良:2票) |
26. OUT(2002)
《ネタバレ》 夫を殺した後の弥生の自分勝手さに無茶苦茶腹が立ちました。それに雅子たちがなぜ死体をバラバラにする行動に踏み切れたかが納得できませんでした。殺したのは弥生なんだから、他人の雅子がそんな気持ち悪いことする必要ないのに。 5点(2004-01-06 09:53:08) |
27. 明日があるさ THE MOVIE
私はテレビドラマの「明日があるさ」が好きだったので、ドラマと同じように、ダメな課員たちが一致団結して難題を解決するという展開を期待していましたが、ドラマとは全然違うものでした。内容の正確さは最初から期待していなかったので、ストーリーがめちゃくちゃでも気になりませんでしたが、もっと楽しくて爽快な映画にしてほしかったな、と思います。浜田課長の”夢”にまったく感情移入できず、冷めた目でしか見られませんでした。浜田課長ひとりが大活躍するストーリーで、ほかの出演者がいかされていず、残念。 5点(2003-12-30 23:38:27) |
28. アイス・エイジ3 ティラノのおとしもの
《ネタバレ》 シドがマニーの忠告を無視して無謀な行為をし、仲間の動物たちが命懸けでシドを助けに行く話。仲間の友情が感動を誘う...というつもりで作った映画でしょうね。でも、何で無謀なシドを命懸けで助けなきゃならないんですか。自業自得でしょ。シドを救出できたとき、「また会えてうれしい」なんて言ってる場合ですか? こんなどうしようもない話を作るとは、アイスエイジもついにネタ切れですね。 [CS・衛星(吹替)] 4点(2016-07-09 22:44:06) |
29. アメリカン・アウトロー
こんな不愉快な映画は久々に見ました。何度も途中でやめようかと思いましたが、最後まで見ることができた理由は、このレビューサイトは途中で鑑賞をやめた映画については投稿できないので、この映画の下らなさを書き込むために意地でも最後まで見てやるという執念でした。だいたいどんな映画でも応援したくなる登場人物が一人くらいはいるものですが、この映画の描かれ方では、鉄道側もジェシー・ジェームズ側も目くそ鼻くそ。どっちも応援できませんでした。鉄道側は鉄道を通すためには人殺しも屁とも思わない。ジェシー・ジェームズ側は、身内が殺されると大いに悲しみ、その恨みを何年も忘れないくせに、撃ち合いをするのは妙に楽しげです。私がこの映画で一番許せないのは、最初から最後まで撃ち合いの場面が楽しそうに描かれていたことです。当時はそういう価値観だったのかもしれませんし、ジェシー・ジェームズは英雄として実際にあがめられていたのかもしれませんが、私が現在の価値観で見ると吐き気を感じます。日本人だってえげつない映画をたくさん作ってますから、よその国のことは言えませんが、アメリカ人ってこういう撃ち合いを楽しむ血が流れているのねと軽蔑したくなります。原題は邦題と同じようですが、こういうストーリーに「アメリカン」と付けるあたり、こういう下品な映画を誇りに思う下劣な国民性を感じます。最初の場面からして不親切だと思いました。突然撃ち合いの場面から始まるのですが、アメリカ人が見れば、旗の模様などから南北戦争であることは説明しなくてもわかるのかもしれませんが、背景知識なしに見た日本人の私には、何で撃ち合っているのか、何でこうも楽しげなのかわけがわからず当惑しました。 4点(2004-10-24 19:10:30) |