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1.  アルカトラズからの脱出 《ネタバレ》 
この映画の凄い所は話の筋自体は大したアクションもどんでん返しも無く 淡々と進んで行くにも関わらず、逆に緊縛感は映画が進めば進むほど増大し まったく観客を飽きさせない事です。  シーゲル特有の癖の有るアングルから舐める様に撮られた独房 味気ないコンクリートの壁、冷酷な看守、そして1癖も2癖も有る登場人物。。。  彼等は凶悪な犯罪者では有りますが、ある者は二十日鼠を愛し 自分の食べ物を分け与えて育てていたり また有る者は絵を愛し、描いた自画像に実際には有るはずの無い菊を描いて自分の自由を表現します。  主人公のモリスは聞きます「菊は何処に有るんだ?」 絵描きと呼ばれる囚人は言います。「それは心の中だ。彼等(看守)も私の心の中までは縛る事は出来ない」と。  ともかくこの映画は立場はどうあれ、人間はいつどんな時も自分の持っている自由が 奪われれば奪われるほど、逆に自由を追い求めると言う哲学が根本に敷かれていて  それが全編重厚なイメージと共に観客を引き付けながら いやが上にも増して行く緊迫感をあえてギュウギュウと押さえ付けながら クライマックスでは一転、一気呵成に駆け上がって行く。  警報が鳴り響く中、床にコロリと転がったモリスの首人形を見て笑った黒人が 事の全てを凝縮し 痛快にこの作品を表しています。     
[地上波(吹替)] 10点(2005-08-01 18:39:41)(良:3票)
2.  穴(1960) 《ネタバレ》 
凄い映画ですね。みなさん一様に点数高いのも納得しました。  何が凄いってこの徹底したリアリズムですね。 他の脱獄映画の設定が相当ヌルク感じてしまうぐらいに この映画は「実際の刑務所から脱獄するには」という事に何より拘っている。 小さい覗き窓1つしか無い頑丈な扉。突発的に入って来る看守。監房を出入りする度に身体検査。 夜中でも容赦無く回って来ては点呼を取る冷酷な監視体制。。。 でもそのことごとくにマンマと裏をかくズル賢いリーダー格の古参受刑者。  小技の1つ1つもあだやおろそかにしません。 小さい覗き窓には歯ブラシの柄に小さい鏡のカケラを結び付け看守を監視する繊細さ。 逆に頑丈なコンクリートの床は「ここが何とか成らんとドウにも成らんわ!」と腹を括り どれだけ激音がしようとも決して掘るのを止めない大胆不敵さ。 更にはダンボールで作った即製人形を糸で操りながら夜中の点呼をやり過ごすこの危うさ(汗 その後はもう刑務所中を縦横無尽に徘徊し「ちょ、ちょっとアンタ!そりゃ無茶や!」と 後ろから何度も突っ込みたく成りますがその都度機転と小技を駆使して乗り越えて行きます。 この辺はもう正に脱帽でして超兄貴ブリを発揮しておりますね。はい。  またガスパールと言うへタレな新入りの若者が主人公の様でも有りますが これがもう脇役のアクの強さに完全に食われてしまっている。 なんで?なんでこんな影の薄い主人公なんだ?と、みんないぶかしむ所では有ります。 しかし実はそれがこの監督さんの凄い所でして。ええ。その訳が最後の最後で明らかに成ります。  ただ私としてはこのラスト、もう1転有っても良かった様な気がします。だから9点です。 ただフランス映画だという事を考えれば仕方が無いのかも知れませんが。    
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-26 23:11:10)
3.  アイアンマン
先ほど観終わりました。  まーケレン味タップリに作ってある典型的なアメリカンムービーです。 ストーリーは突っ込み所満載で雑だし、主人公はお気楽野郎で好きに成れない。  ですが他の人も書いてますが SF小説を具現化した様な機械化歩兵の先駆的なメカデザインと そのアクションの見せ方には本当に脱帽しました。。。 7点はその部分だけに付けた点数です。  大まかにはスパイダーマン的な味付けと、ロボコップをコミカルにした感じですが 細部に渡るロボアクションや、メカギミックなどには一切の手抜きが無い。 特に試作機から最後には完璧に仕上がったメカを装着して行くシーンなどは鳥肌モノで  これだけのモノを映像で見せた作品はアニメーションでも皆無でしょう。  トランスフォーマーがメカ星人で圧倒的な力感と強さの元にしたアクションとするなら このアイアンマンは中に人が入っている分、色々壊れちゃったりと面倒な事も多い。 それもキチンと描いています。  但し、総体的には勧善懲悪のハッピーエンドと底浅ですし 兵器会社の闇もスターク社(笑)などと何処かで聞いた名前を付けてしまって 国家なんとかウンヌン省とか、有名な某ドラマ作品のオマージュが随所に散りばめられていて この辺りはどうにもイライラします。  もし、絶品のメカギミックとアクションが無ければ3点を付けたい作品ですね。 ただ、ロボメカ物が好きな人にはたまらない作品に仕上がってますので 難しい(笑)   
[DVD(字幕)] 7点(2010-04-03 18:30:39)
4.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
先ほど観終りました。  なんと言うんでしょうかね。 肝心カナメのウィルスの科学的作用なり、発病の経過なりがかなりあやふやで ニューヨークに1人で住む主人公もなんか当事者の1人見たいな事らしいのですが 軍関係の科学者という以外は結局最後まで詳しい出自が分からず終いでした。  大まかな世界観はなんとなく理解出来るんですが 細部の設定が粗いのでイマイチのめり込む事が出来ませんでした。  その粗い部分を何個か言いますと まずシャドウシーカーと称するウイルスに感染した怪物(人間)が多数出て来ます。 彼等は昼間は暗がりに隠れていて表に出て来ないのは良いんですが 実はビルのちょっとした暗がりに多数潜んでいる。  そこで犬を市街地で猟犬代わりにして、鹿を追わせればそりゃビルの中に入りますよ。 それが危機のきっかけに成るんですが、この怪物の設定もイマイチ疑問があって なんと怪物が主人公に仲間を実験体として連れ去られたのと同じ方法で 主人公を罠に嵌めたりします。そのやり方が実に。。。。なんともはや。。。 これってかなり知能指数高いって事なんですかね?どうもこの辺りも滑稽な気がします。  あと3年暮らしている割には隠れ家もアッケなく怪物に侵入されてしまったり 最愛の犬が死んでしまっていつも行ってる埠頭で 自暴自棄に成った途端に誰かに助けられてしまったり。(夜は非常に危険なのにその人は何処に居たのか?)  神の啓示が何とかとか最後は神掛かった主人公が血清を作り自爆して世界を救ったとか ゥーン。。。どうもズサンというかなんと言うか。。。 なので残念ですがこの点数です。   
[DVD(吹替)] 5点(2008-07-15 00:12:40)
5.  雨あがる 《ネタバレ》 
いや、いまテレビで見てきたので^^; う-ん、、、山本周五郎原作なんで話の筋は実は読めてしまう所が有るんですよね。この映画。 確かに最初の宴会シーンは秀逸です。老人が夜鷹に食って掛るシーンや 即興でトンチキ始める貧窮の人々。これはかなりグッと来ました。 また、寺尾聡の剣術家もハマリ役ですしそれを見守る宮崎美子も良いんですが。。。  なーんでしょうねぇ。あまりに話の筋がスタンダード過ぎて印象に残らないというか。。。 いや、山周小説知ってる人はかなり退屈だったんじゃないかと思います。。。  あと私が違和感有ったのは主人公が町道場の連中に襲われてやむなく峰打ちでやっつけるんですが 主人公が切り付けて来る敵の刃先を避けた拍子にその刃先が向こう側に居た者の首をを切ってしまう。 つまり敵同士の同士討ちにしても1人死んでしまいます。  それに対して人の良い主人公は何のリアクションもしない。 無表情で死んだ者にも一瞥もぜずに立ち去ってしまう。。。 これにはどうにも違和感が最後まで付きまといました。 このキャラなら「しまった!!」と言う表情をするのがお約束だと思うんですが。。。  その他どう見ても素人っぽい棒読み演技の殿様とかはちょっとアレでしたね。。。 ただ御前試合の殺陣とかはさすがに黒澤監督のスタッフさん達が演出しただけ有ってかなり素晴らしいです。 所々見所は有るんですが見終わった全体的な印象が薄い。 それが残念な所でした。     
[地上波(邦画)] 5点(2006-03-13 22:23:11)
6.  アンブレイカブル 《ネタバレ》 
いや、今さっきテレビでやってたんで^^; 多分カットされた部分も多いと思いますが話の筋としての着目は結構面白いかと。。。 ですが悪と善、脆さと頑健さの対比の表現方法がチト^^; ミスターガラスの骨折し易い体質はまあ、理解出来るにしても アンブブレイカブルの不死身さでは無く頑健さの表現としてベンチプレス(しかも最期は両方にペンキ缶ぶら下げたり。。。)は如何なものかと。。。 あれ見て私は一気に醒めてしまいました^^;  ただミスターガラスの最期の言葉である不死身のヒーローを探し出す為に数千人を殺すテロを起こしたとゆうラストにはぶっ飛びました。ココまでヒネクレた演出脚本だと逆に堂々と語ったミスターガラスが清々しく見えたりして あらら!っと自分で驚いたりしてました。  惜しいのはテロ現場の再現場面とかが一切無い事です。 最初の列車事故の演出は秀逸ですがラストの種明かしで事件の切り抜き記事と犯罪知識を犯人の部屋で並べて犯罪経緯を説明したのはいかんともしがたくやはり陳腐に思えます。 回想シーンでキッチリ飛行機墜落やビル火災を再現出来ていればかなり映画の後味は違ったんだと思いますね。やはり予算的な面で厳しかったんでしょうけど。   
[地上波(吹替)] 5点(2005-11-10 23:26:18)(良:1票)
7.  アイランド(2005) 《ネタバレ》 
いま見終わりました。。。ウーン。。。  この映画はなんと言うんでしょうか。アクションや付随する技術的な世界観などは現在の生物化学を元にして1分のスキも無く作ろうとしながら 肝心の映画としての創作部分の世界観や脚色や演出の部分がまるで取って付けた様な大味な作りに成っています。 だから見ていて違和感がどうしても出て来る感じでした。  新しさが無いんです。話の筋が読めてしまう。SF小説の手法をそのまま映像化したというかなんと言うか。。。 まあ、それは良しとしても主人公たちは70階のビルから落っこちてかすり傷だけで済んでしまう。重武装で追いかける追跡者達をあれよあれよとやっつけてしまう。 そして苦労して抜け出したエデンへ主人公達は仲間を助ける為に舞い戻ってしまう。 で、お決まりの正義は必ず勝つ。悪は滅びるです。 結局ハリウッド映画の十八番からはみ出さず なんのカタルシスも無い作品に仕上がってしまいました。特にラスト辺りなどは酷すぎる。  未来観などは所々光る所が有るのにどうしても勧善懲悪に拘る余り 全てを台無しにしてしまっている。陳腐にしてしまっているのです。 なるほどこういう作りにすればアメリカでは受けが良い。興行収入が良くなる。 ですがもうそろそろ観客は「それ」に食傷している事を製作者サイドは気付くべきだと思います。  大作の割には厳しい点数に成ってしまいました。ですがブレードランナー世代である私にはこの映画は受け入れられませんでした。すいません。    
[DVD(字幕)] 4点(2005-12-21 02:45:27)
8.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
先ほど観終わりました。  途中までは非常にスリリングで どう展開して行くか分からず、面白かったのですが  「主人公が殺し屋の一味で、事故の後遺症でそれを忘れている」 と、いうネタが割れてしまってからは一気に見る気を無くしたというか 余りに都合が良過ぎる展開に、ドッチらけてしまいました。。。。  なるほど、どうりで殺し屋を敵に回してある程度抵抗出来たり 危機を回避できる能力がそれで証明される訳ですが  元々この主人公が何の罪も無い人々を爆弾テロの巻き添えにして 大金せしめ様とした極悪な首謀者、と、いう所は変わらないのです。  例え、結果的にそれを止め様としたとしても 元々がトンでもなく冷酷非情で、卑劣な人間である事には何ら変わりが無い。  私はちょっと前の映画ですが 大まかな展開や作品構成がハリソン・フォード主演の 「フランティック」という作品にかなり似ていたと思いました。  あと、みなさんも言う通り、確かにボーンシリーズに展開が似てなくも有りませんね。 ただ、ボーンの場合はCIAに半ば強制的に作り出された秘密エージェントであり 私利私欲の為に要人を暗殺していた訳では有りません。  逆にその国家に対し復讐をして、自分が殺してしまった人間の関係者には 真摯に謝罪しています。 これが非常に秀逸なプロットに成っているのです。  しかし、本作の主人公は事が終わると、自分の犯してきた罪に対して何の後悔もなく 偽パスポートを使い、嬉々としてヒロインと逃げて行きます。 ほんと、開いた口が塞がりません。  また、彼の所属していたという暗殺専門組織の事も、詳しく語られずじまいに終わっている。 やれやれです。この辺りの安普請は何とも覆い隠し様が有りません。  同じリーアム・ニーソン主演の「96時間」は非常に良く出来た作品だったので この作品の不出来は本当に残念です。 
[DVD(吹替)] 3点(2011-10-30 23:39:54)
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