Menu
 > レビュワー
 > チャーリー さんの口コミ一覧
チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552

評価順12
投稿日付順12
変更日付順12
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  アクシデンタル・スパイ
ストーリーなんて、どうだっていいです。とにかくこのエネルギッシュで躍動感溢れるジャッキーのアクションは久しぶりです。ここのところマンネリ化が進んでましたが、やはりハリウッド進出して吹っ切れた面もあるのでしょうか、そしてハリウッドでは思う存分できなかった従来のアクションのスタイルを、まるでウップンを晴らすかのようにたっぷり見せてくれます。クライマックスのタンクでの孤軍奮闘も、正直『スピード』なんかより全然面白かったです。ジャッキー久々の快作、観て損はなしだと思います。
8点(2002-08-31 14:02:12)
2.  アンドリューNDR114
なかなか良い映画じゃないでしょうか。「A.I.」も是非この路線で頑張っていただきたかったというくらい、しっかり出来た映画なので最後の最後まで近未来の雰囲気を大切にして描かれていきます。物語の時間的空間がとてつもなく広いので、時制の進行がおそろしく早い。しかしN・カザンのしっかりとした脚本を軸として、しっかりと見せ場があります。ラストも私は感動しました。R・ウィリアムスも好演だと思います。こういう映画は大切にしてもらいたいものです。
9点(2002-08-08 16:03:35)
3.  愛と追憶の日々
意外に不評なので正直、驚いています。私はこの映画は肯定的に観れたのでラストはしっかり感動させていただきました。物語の進行のさせ方は時制の入れ替えなど、特にテクニカルな手法を使うわけでもなく、ごくごくオーソドックスに見せてきますが、こうやって敢えて平坦に見せたのは豪華キャストの芝居を光らすためではないでしょうか。敢えてディレクターはペースを守ったのです。このペースは最後の最後まで守られ、印象的なラストシーンを演出して終わります。出演者としては特段J・ニコルソンが面白く、彼が出ていなかったら作品の魅力も半減していたと言っても過言ではないと思います。また映画は娘の一生を描きつつ、常にその主点は母にあります。その母を演じたS・マクレーンも決して悪くはないでしょう。良くも悪くも「アカデミー作品賞受賞作」なのかもしれませんが、私はこの映画、なかなか好きな作品なのです。
9点(2002-08-08 16:00:55)(良:1票)
4.  アメリカの災難
確かにブラックなユーモアに満ち溢れた映画なのですが、個人的には結構楽しまさせてもらった一作。「スリー・キングス」の監督のD・O・ラッセルの作品とのことですが、「スリー・キングス」よりは遥かに面白かったです。ストーリー展開はハッキリ言ってメチャクチャなんですが、ラストにはそれなりの“落とし前”をつけているあたりはお見事。B・スティラーもP・アークエットも怪演で、凄く光っている。ブラックで時に辛口なコメディーなのですが、インディーズ独特の嫌味も無くて良いと思います。
7点(2002-08-05 12:28:33)
5.  アンタッチャブル
ブライアン・デ・パルマのエネルギッシュな活動も私の中ではここまで。「虚栄の~」や「カリートの道」、「スネーク~」など好きな映画もあるにはあるのだが、やっぱりハイクオリティの作品はここで今日までは打ち止め状態になっていると思う。脚本がいいせいか、序盤から終盤まで終始テンポの良い演出にスリリングで適度な緊張感ある演出で実に良い。しかし、かの有名な「オデッサの階段」の復元シーンのスローモーション多用は、ちとあざといかと。
9点(2002-06-09 11:53:51)
6.  アート・オブ・ウォー
アクション・シーンの一つ一つにキレはあるけど、全体的にはメッキリ冴えない印象が強く残る映画。中身自体はB級で、そのB級さを一生懸命W・スナイプスのマーシャルアーツで隠そうとしている感じ。それから「マトリックス」の銃撃戦版を登場させて視覚的に派手にさせたぐらいかな。本当にインパクトが弱かったですね、この映画は。
5点(2002-04-28 01:17:17)
7.  アラビアのロレンス
巨匠デビッド・リーンによる素晴らしい一大スペクタクル・ロマン大作。オレンスの生き様を豪快に、そして劇的に描けているだけあって見応えたっぷり。まぁ確かに序盤に冗長と感じる演出があったりするので、脚本の出来は良いとは言い切れないかもしれません。ですが、ラスト近くなって胸躍るようなドラマ性が出てきた時、この映画を私も「もっと観たい」と思った。物語としては“休憩”に入る前のオレンスがカイロに帰還してくるシークエンスあたりから急激に面白いと感じた。序盤は叙情的な演出が多く、とにかく映像を味わって欲しいと思ってる。海辺でラクダにまたがって夕陽を眺めるオレンスを映したショットは、この上なく至福の瞬間だ。
10点(2002-04-02 11:05:56)
8.  アザーズ
最近似たような雰囲気のヒット作があったので、特に新鮮味がある映画とは確かに言えないです。ひょっとしたらラストも途中から予想つくかもしれません。でも「ふふっ、私を騙せなかった、この映画は甘いな」なんて言わないで、アメナバール監督の雰囲気作りを観て欲しい。細部にわたってよく出来ております。古くからあるオーソドックスな観せ方を堂々と演出しています。正しく映画的興奮の2時間弱です。言葉は悪いですがラストで驚きたければ、文庫本でも読めばいいのです。そう思って観てみたら、この映画の楽しみも人一倍だと思います。最近増えてる視覚効果技術駆使のアトラクションまがいのホラー映画(?)に食傷気味の方には特にお薦めです。
9点(2002-03-27 22:17:36)
9.  アラバマ物語
私も文句なしに素晴らしい映画だと思いました。法廷サスペンスとファミリー・ドラマを融合させたシナリオの妙。人種問題に対するメッセージ性も強く、ラストの在り方には強い問題提起性を感じさせる。名優グレゴリー・ペックも頼もしい父親像を几帳面な芝居で名演、監督のロバート・マリガンもベストワークではないだろうか?
10点(2002-03-26 14:34:42)
10.  アリスの恋
70年代後半に流行った女性の自立を描く映画の先駆けといった感じ。若き日のマーチン・スコセッシの演出も冴えに冴えていて、ミニ・ロードムービーといった趣向で、物語全編ダレていない。結構ヘビーな話しではあるんですが、深刻な問題はあまり言及せず、これからも前向きに生きていこうとするポジティブなストーリー展開となっているので好印象。親子のツーショットから急激にカメラがズームアウトして、現実に引き戻すというラストシーンは、ポジティブでいて問題提起性が高く、見事な名シーンになっている。文句なしに、アメリカン・ニューシネマ後期の傑作です。
9点(2002-03-21 22:35:54)
11.  あの頃ペニー・レインと
適度な懐古主義で私はツボにハマった。フェイセズ、レッド・ツェッペリン、ザ・フー、ボブ・ディラン、ビーチボーイズ、ストーンズ、ビートルズ、エルトン・ジョン、クリーム、ジミ・ヘン、ブラック・サバス...あまりに有名なロック・アーティストたちがこのキラキラまぶしい70年代ロックンロールを支えていったと言っても過言ではない。もちろんプログレやパンクを否定するわけではない。だがそれ以前にロックの黄金期であると言われる60年代中期から72年にかけての素晴らしすぎるミュージック・シーンの余韻が残る1973年。主人公のウィリアム少年は記事を依頼された。だから彼に関わる人々は皆「ロックンロールは危機に瀕している」と言った。でもそんな危機に瀕していた時代が彼にとってはキラキラまぶしい時代であり、その輝きはいつまで経っても失われないという自己満足な面がある。私たちは当時のロック・カルチャーを自分に合ったカルチャーに置き換え、自分が一番印象強く残っている時代を思い出せばいいのです。そして忘れていた気持ちを取り戻そう。そうすれば「ロウソクの向こう側に“未来”が見える」のです。
10点(2002-02-25 18:41:36)(良:1票)
12.  アメリカン・ヒストリーX
宣伝では凄い映画だという印象を受けましたが、ホントに凄い映画でした(笑)。「壮絶」とか「凄惨」といった言葉が当てはまるような映画ですが、ラストのやり切れなさを前にしては“心に響く”という感覚を再び思い知らしめされた映画だった。主演のE・ノートンも正に“心に響く熱演”で、過去の描写にあたるキレた演技は「ファイトクラブ」や「真実の行方」では見られなかった違うキレっぷりを見せてもらった。ホントにいいものを見せてもらった。
9点(2001-09-30 23:43:09)
13.  あなただけ今晩は
本当に映画の面白さが詰まっているような映画。「アパートの鍵貸します」と本作の2作品のみの共演にも関わらず、もうすっかり息のあったコンビぶりを見せてくれる。ベッドで横になる2人の姿には優しい気持ちにさせられる。まだまだ見所はたくさんあるけども...それはまた別のお話し。
10点(2001-09-20 00:03:20)
14.  愛に迷った時
なかなかハートフルなドラマだった。ジョン・アービング原作の「サイダーハウス・ルール」などで知られるスウェーデン出身の監督ラッセ・ハルストレムの映画にしては少しドタバタしている感があるけれども、観ていてどこか優しい雰囲気が出ている。出演者もジュリア・ロバーツがなかなかの好印象で、その他にもデニス・クエイド、ロバート・デュバル、ジーナ・ローランズといったベテラン俳優が脇をキッチリ固めている。安易にお涙頂戴的な演出やストーリー展開にしていないエンディングの爽快感もまた心地良い秀作。
9点(2001-09-18 15:38:38)
15.  アパートの鍵貸します
哀愁漂うレモンに可憐なマクレーンの魅力。そこに絶妙のスパイスが効いているワイルダーの演出。どこか憎めない一人のサラリーマンの、可笑しくもちょっぴりホロ苦いラブ・コメディーの傑作中の傑作。製作開始当初にはいつもエンディングが決まっていなかったというワイルダーの脚本も素晴らしく、特にエンディングはいつも気持ちいい。
10点(2001-09-07 23:29:20)(良:1票)
16.  アマデウス
やり場のない悲壮なメッセージ。そしてあまりに皮肉な展開。サリエリという作曲家については本作で初めて深く知ることになったが、神やモーツァルトに対する思い入れや音楽に対する情念がもの凄い。これはフランク・マーリー・エイブラハムという役者をチョイスしたことや、彼の熱演によって表現されたものではあると思うが、それ以上に製作者サイドの熱意も伝わってくる。これはもはや、映画ではなくモーツァルトの壮大なオペラそのものだ。
10点(2001-08-11 12:09:09)
17.  愛という名の疑惑
至るところがヒッチコック映画へのオマージュが見られるサスペンス。この映画も先の展開があまり見えない。それが意外にも私にとっては丁度いい具合のドンデン返し度合だった。ただリチャード・ギアの表情が相変わらず甘々なので、どうしても心理分析医に見えず、ラストも現実的に考えてあそこまで上手い具合に進むのか、それにあそこまで相手の心理や先の展開が読めるのかはかなり疑問に思う。しかしそんなことを言っては、映画が面白くなくなるのであまり細かいところを気にしなければそれなりに楽しめた。
8点(2001-08-07 17:13:10)
18.  アイガー・サンクション
当時イーストウッドが刑事ものなどで乗りに乗ってた頃の作品だが、これはそれとは正反対で大悪党を演じていました。でも、これは(↓)【プレデター】さんの採点と同じくあまり面白くなかったと思います。これはネタバレになりますが、中盤スッチーの女性といい関係になるんですけど、全然そんなエピソードが無駄になっていたりなんか勿体ない気がしました。イーストウッドの初期監督作としてはそう悪い出来ではないのかもしれませんが、私的にはつまらなかった。
2点(2001-07-02 20:43:02)
19.  アフター・ダーク
はて、この映画は点数がつけずらいです。あの荒い映像のタッチ、どことなく乾いた映画全体の持つ雰囲気、クセ者揃いのキャスト。どれをとっても私にとってはいい条件なのだが、何かが足りない。いまいちストーリーにひねりが無いのと、美しい未亡人に魅せられて、誘拐計画に加担するという題材がもう使い古されていて話しに新鮮味が足りない。そして予想通りのラスト、これじゃあ4点くらいが妥当かと。
4点(2001-06-07 22:32:00)
20.  愛と青春の旅だち
≪ネタバレあります≫ そうそう悪い映画ではないと思う。しかし映画の側面としては「カップル向き」な面と「カップルには不向き」な面の両面を兼ね備えていると思う。かたや甘~いラブ・ストーリーであったり、鬼軍曹との友好関係ともとれるやり取りがあったり「カップル向き」な面があるけど、もう一方では親友の死があったりととてもシリアスな側面をもっている。まぁこういう点が考慮されてアカデミー賞にも絡んだのかもしれないが...
8点(2001-06-07 22:19:50)
000.00%
110.18%
271.27%
3193.44%
4285.07%
5478.51%
6509.06%
78415.22%
813123.73%
912422.46%
106111.05%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS