101. 悲しみよこんにちは
原作未読、デヴィット・ニーヴン、デボラ・カー目当ての鑑賞。こましゃくれたガキと見てくれだけ爽やかな下衆の極みオヤジが鉋屑が燃える如きのペラッペラなやりとりを延々と繰り広げているのに、野暮を承知で「因果応報」の四字熟語を贈りたい。オットー・プレミンジャー独り善がりの愚作にデボラ・カーが出演した理由を知りたいところであり、デヴィット・ニーヴンも仕事選んでと言いたいです。 [DVD(字幕)] 3点(2021-05-21 01:46:10) |
102. カルメン(1948)
原作未読、オペラ未鑑賞。「ギルダ」の両人出演と言うことで気乗りしないままでの鑑賞。グレン・フォードは哀れとしか言いようのない男を好演しており嬉しい見込み違い。 情欲が甚だしく 常軌を逸した行動をとる人=色〇狂、並びに、品行が悪く厚かましく卑しい女=アバ〇レ 以外の何者でもないカルメンを演ずるリタ・ヘイワースは「魔性の女を見てね」と力演しているのでしょうが、唾吐きまくりの観るに堪えない姿にウンザリでした。製作にも名を連ねているのならもう少し何とか出来なかったものかと言いたいです。 [DVD(字幕)] 3点(2021-04-17 02:20:44) |
103. ガープの世界
ガープの母親への胸糞悪さが最後まで付いてまわり、ハナシの展開に付いてゆけない。「何でそうなるの?」 ロビン・ウィリアムズの持ち味が感じられない点も併せて観ていてグッタリさせられた作品。 [DVD(字幕)] 3点(2020-07-20 16:11:57) |
104. 帰らざる河
《ネタバレ》 初見。マリリン・モンローの見惚れる美しさに3点。私でも直ぐに解る合成川下りはご愛嬌として、ストーリーがどうにもこうにも安っぽい。ライオン、トナカイ(?)、人間扱いされていないインディアンに失笑する。幼い子に後ろから人を撃ち殺させるのには、野暮を承知で、言語道断と言わせてもらいます。 [DVD(字幕)] 3点(2016-01-17 01:13:38) |
105. 完全なる報復
《ネタバレ》 報復とは同じ思いを味あわせる事。 クライドの10年越しの怨念は犯人、司法、市政に向けられた常軌を逸したもので、奥歯を噛み締めた面持ちが正気と狂気の狭間にある不気味さを感じさせ、「どこまでやってしまうのか」力が入りました。しかし、トンネルに脱力させられ、ニックのクライドに対する「報復」に醒めきってしまいました。クライドは甘んじて罰を受けたのに対して、ニックは「正義の鉄槌を下しました」気取り。唾棄すべき「ご都合主義の正義」が極まれる作品でした。 [DVD(字幕)] 3点(2013-05-20 22:29:27)(良:3票) |
106. 神に選ばれし無敵の男
ナチスによるユダヤ迫害の暗雲立ち込める不気味さが漂っていました。ナチスの本質を感じ取っていたハヌッセンのキャラが際立っていたのに対して同じく感じ取っていたジシェは何とも中途半端な存在でいけません。思わせぶりなだけの弟もいけません。盛り上がりのない退屈な作品でした。 [DVD(字幕)] 3点(2012-01-05 03:10:21) |
107. カサブランカ
身勝手なナルシストぶりがどうにもこうにも鼻持ちならない二股女イルザと、都合のいい男に甘んじるやせ我慢ぶりが痛々しいキザ男リック。これ見よがしなダラダラとした絡みのよろめきドラマは陳腐の極みで白け返ります。真に男らしいルノー署長に敬意を表してプラス3点。 [DVD(字幕)] 3点(2009-10-11 17:34:07) |
108. カジノ
ニッキーとジンジャーのこれ以上内無い程の浅はかさでもって巻き起こすしょうもない騒動に味わいは皆無で、監督特有の暴力描写も薄汚さしか感じられず辟易。デ・ニーロは二人に翻弄されるばかりで何時もの凄みはなくガッカリ。観れば分かるのに、いちいちナレーションをつけてくれる「ご配慮」は失笑モノ。俳優が熱演するほどに薄ら寒さが募り、冗長さにもウンザリ。監督のお粗末さを痛感した作品です。 [DVD(字幕)] 3点(2009-08-30 14:44:28) |
109. 革命前夜
劇場鑑賞の日にちが合わずDVD鑑賞にしたのが幸い。青臭い甥と尻軽伯母の近親相姦よろめきドラマメインにイデオロギーが添えられている。若きベルトルッチ監督がゴダールに心酔しているらしいのがさもありなんと思える、哲学臭~い言葉をペラペラペラペラ喋りまくるのに辟易。上流階級は気楽でよろしいな、言うだけかい、行動しろよ、働けよ・・・(以下、省略)若い時に観たら感じ方も違ったのかなぁ。 [DVD(字幕)] 2点(2019-05-06 19:14:04) |
110. カリフォルニア・ダウン
映像に2点。無茶苦茶なお話については語る気力も無い。 [DVD(字幕)] 2点(2016-04-30 00:28:32) |
111. 間諜最後の日
《ネタバレ》 無辜の者を何の確認もとらず手にかける間抜けな2人と奥行きの無い女に辟易。ひねりのない展開、ご都合主義な結末。極めつけのラストのツーショット。たいへん不快です。「アホか、何を幸せぶってるのん。二人とも爆撃受けて粉々になってしまえ」ば良いのです。巨匠でもこんな駄作がある事に驚きです。 [DVD(字幕)] 2点(2009-06-01 16:11:03) |
112. カサノバ(1976)
巨匠の美的感覚が理解不能。小汚さ薄気味悪さ愚劣極まりなさは性豪の虚しい人生と比例しているものの、苦痛に耐えての鑑賞だった。 [DVD(字幕)] 1点(2017-04-15 20:25:18) |
113. カリギュラ
《ネタバレ》 ジョン・ギールグッド、ピーター・オトゥール共演以外の知識なく鑑賞。カリギュラ即位から暴虐の限りを尽くした挙句惨殺される歴史モノに名を借りたAV。モザイクがかかっているもののハッキリと映っており、ありとあらゆる種類の行為を飽きる程見せられる。官能美のカケラもないゲテモノポルノはそっち目当てで鑑賞してもゲンナリすること請けあい。彼等が何故こんなクソ以下のシロモノに出演したのか? カリギュラとダブって見える大金持ちの色情狂に薄汚い手口で騙された無念さを思うとハラワタが煮えくり返る。「小人の饗宴」を遥かに上回る鑑賞歴中最低最悪の動画。 [DVD(字幕)] 0点(2017-12-08 02:14:46) |