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コメント数 3256
性別 男性

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1.  紙の月 《ネタバレ》 
なぜだというか、残念でならなかったのが隅さんの眼力だ。結果、梅澤さんの不正に気付き、裏を取りに動いた隅さんだったが、時既に遅し。あの性格と生真面目さからいって、もっと早くに梅澤さんの不正に気付いて尻尾を掴みに動く事は不思議でないし、そうでなければ見てるこちら側としてもあの日々の経過に不思議さを感じてしまいましたし、煮え切らない思いがありました。なんなら、彼女は梅澤さんが起こした不正の一件目から首を傾げていた訳なのだから、あのキャラ設定であるならもっと早くに不正の裏取りに動いてもおかしくはない設定だ。それに、途中、ロッカー室で同僚の相川さんが言ってました。ここは監視されてるって、持ち物とか金遣いの変化とか全て見られてるから注意すべきだと。では、その監視役とは誰なのか、、そこは次長であり支店長であり、お局さんである隅さんであって然りでしょ。なのに、彼女は梅澤さんの不正と不倫の果ての豪遊生活を都合二時間近くも放置していた。実際の時間に例えるなら半年から一年以上は経過していたのではないかと思えます。そして結果、尻尾を掴みに動いたのがようやく数ヶ月後であり数十件の横領後、これでは彼女のキャラ設定は一体なんだったのかとこちらが首を傾げたくなってしまいましたし、なんなら梅澤さんが銀行内で良からぬ事を企んでいる際には心臓をドギマギさせるビート音のBGMまで御丁寧に流れ出してたんですよ。あのビート音で梅澤さんの悪事に気付かないだなんてどんだけ耳が悪いのかと(笑)まあ、厳しく言ってしまえば、彼女はそのキャラ設定に対して残念ながら、それを忠実には遂行出来ていなかったと言えるのではないでしょうかとか思う。(しかし、小林聡美さんの演技は素晴らしかった。)  あと、意表を突かれたのが、このドラマの核心的部分は横領に走った女の話なのに、ドラマ中でこの「横領」という言葉が台詞の一部として発せられたのが僅か一回だけで、しかもそれがドラマ経過の二時間後だった事になんと言おうか意図されたものだったのかどうだか気になってみたりしました 答えは分からずままですが。  あと、勘違いをされている方がいらっしゃるかもしれませんからその場面について触れておきたく思います。梨花と光太が玄関のガラスドア越しに会話し、そのまま別れとなるシーン、ここってつまり、浮気してしまいお許しを伺いにきた光太がフラれてしまったかのように映ってしまうんですが、実は違うんです 梨花の台詞が聞き取りにくいものだったのですが、許しを求める光太に対して彼女は「週末にまた行くから」「食べたい物考えておいて」と言っているんです。だけどその切り返しで「そんなのダメだよ、もう無理だよ」と、光太が復縁を望まなかったのです。そこで彼女の「じゃ、おしまい」と言う台詞。つまり、彼女が彼に付き合いの継続を拒否された形になりあのシーン終わっているのです。そこちょっと念押ししてみたくなってしまいました。  あと、此処でどなたかがおっしゃってましたが、ラストシーンの時間軸、リンゴを拾うシーンをよく見てみれば、その時彼女がしている腕時計によってあれが事件を起こす前だったのか後だったのか時期が分かるかもという御意見がありました。なので、二度目の鑑賞時にそこに注視してみたのですが、彼女がリンゴを拾う手は右手、そのリンゴをガリガリ食べるのも右手。つまりあれです 右手しか映りませんでした。左手映りませんでした。(^_^;) よって答えは分からずままでしたが、でもあのシーンは要らなかったと思います。原作には有るシーンだったのか無かったシーンなのか分かりませんが、出来ればラストは 何処へ走り抜けて行くのか梅澤さんのランニングショットのところで終わって欲しかったという思いが残ります。
[CS・衛星(邦画)] 9点(2021-09-11 06:46:01)(良:1票)
2.  髪結いの亭主 《ネタバレ》 
(結末については目を瞑るといたしまして)究極の  二人の愛の世界に浸りきった素敵なファンタジー。 だらしなく言えば、髪結いの紐。 でもそこは信頼関係で成り立っているわけであって そこをどうのこうのとは言えない。素敵な関係であって憧れる。 友達要らない 旅行なんてしたくない ただあの空間で二人ずっと一緒に居られさえばいいという甘いラブ。  ただ彼が、このような人生に辿り着いたのは そもそもが少年時代にバニラ味のレモンの匂いがする(ぽっちゃり系の)髪結いさんとめぐり合ったこと。 でも彼は、マチルドと出会って彼女の匂いをこのような表現で例えてくれてはいない。そこが残念。 マチルドの匂いとはどんなだったのか バニラ色のストロベリーであったのか はたまた、ストロベリー色のブルーベリーであったのか 是非ともその匂い、伝えて欲しかったのですがね そこに無念さを感じる 非情に残念だ。 
[CS・衛星(字幕)] 9点(2019-01-05 21:41:02)
3.  カケラ 《ネタバレ》 
終始、小汚い感じで撮られた満島ひかりがすごく不思議チャン。そこに愛のむきだしで華々しく輝いていた満島ひかりの姿は一切ナイ。毎日同じ格好・ダサダサな髪形・適当でいい加減度100%そうな彼氏に都合よくお取り扱いされてしまっている現状な毎日、そんな冴えない日々、日々、日々。ところがどうして、リコとの出会いによって何かが変わり変えてく変わってく。脚本的にはなんてことない なんてことない一女子、もしくは二女子のストーリーなんですが、撮り方に至っては非常に自分好みなんですよね  監督:安藤モモ子。実の父親:奥田瑛二。妹:安藤サクラ。そして今回使った女優が満島ひかりですよね これってそのまま園子温の影響というか多分に同類行ってしまってますよね  しかし、明らかに違ったところというのは満島ひかりの撮り方だ。部屋でオシッコしてる時のすまし顔、彼氏に身体を投げやり気味に差し出してる時の気の抜き様、挙げ句、鼻血ブーでお手入れされてなかったそのワキ毛等等等。フェティシズム満開な撮り方されてましたね。次はどなたを主演に据えて撮られるのでしょうか 安藤モモ子 今後、楽しみ増えました。 そして、満島ひかり、今回、何役に近かったかなって考えたとしたならば、迷わず、川の底からこんにちは。(どちらが先撮りだったのかは知りませんが、製作年って同じ。)
[DVD(邦画)] 9点(2011-12-10 19:37:55)
4.  川の底からこんにちは
ハイ そうです 間違いありません。愛のむきだしから流れてきました。愛のむきだしからこんにちは。佐和子さんこんにちは。 しじみ工場のおばちゃんたち こんにちは。
[DVD(邦画)] 9点(2011-09-26 20:39:32)
5.  ガチ☆ボーイ 《ネタバレ》 
泣けました。泣いてしまいました。〝明日の僕へ〟のノートが映る度。〝日記を見ろ!〟〝テーブルの上!〟という しつこ過ぎるくらいの張り紙が映ってしまう度。彼がたんびメモをとる姿に、たんび写真を撮ってる姿に。試合中、決してギブアップをしなかった痛々しさに、そして彼が時折見せる沈痛な哀しみの表情に。たかが、おちゃらけプロレス仲間の宴会コメディなんかな なんて思っていたらば、途轍もなくえらい目に遭ってしまった。自分からしてみれば、全く予期せぬ時におきてしまった出合い頭の事故だった。 父親や妹に対する こんな自分で申し訳ないです という思い。でも決して後ろ向きではない。すごくポジティブに見てとれるその生き方。 彼がプロレスをやり続けていたいという思いと理屈。痛いほどに伝わってきました。泣ける。 きっと寝る時恐いんだろう けども寝なけりゃ明日を迎えられない。人並みに過ごして行く為、彼は恐さを承知で毎晩眠りにつくのだろう という私なりの勝手な推測。 そして話の八分目ほどに訪れた底知れない哀しさだったバス告白のシーンと 散々痛めつけられながらも しつこく気力だけで起き上がってくるリング上でのあのシーン。 もう自分にとっては、役者がどうだこうだとか試合がどうのこうので感動したとかではなくって、運悪く不幸を背負ってしまった気の毒な青年に対する 単に、ツライだろうな かわいそうだな といった単純な思いにもう涙が止まらなかった 悲しかった。明るいエンディングに多少、心落ち着けることができた 救われた?
[CS・衛星(邦画)] 9点(2011-05-10 22:32:22)(良:1票)
6.  カリフォルニア(1993)
あいや この時、かなりの悪ぞう坊主でござったのですね ブラピ。 その後セブンでメガトン級の苦痛を味わされる事になったのは この時やった悪事の罰ゲームだったのでしょうね  って、そう理解をしてもよろしいのでしょうか・・。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-09-01 21:35:51)
7.  感染
いやあ、素晴らしいもんを診てしまった気がする。看護士数名、看護婦数名、奇妙な患者も含めてですが、素晴らしいキャスト/スタッフであったと思える(白々しかった佐野史郎を除く。)そして実に良く出来た診療サスペンスだったと思える(ホラーになりかけてしまった部分は差し引かせていただきますが) そしてジャパンホラーとしても久々の怪作だったのではないでしょうか、少なくともバカバカしさは感じナイ
[CS・衛星(字幕)] 9点(2005-08-30 21:57:36)(良:1票)
8.  片腕カンフー対空とぶギロチン(93分版)
ギロチン坊主こええよ。ヨガの怪人さんだってこええよ。あんだけ手えブラブラ伸びてりゃそりゃこえーよ^^あはは。それに比べてムエタイあまりにもちんけだぞ(××) それにムエタイの殺され方って なんじゃそれえ?^^;
9点(2004-10-13 20:52:13)
9.  帰ってきたドラキュラ
よかれと思ってやった行動が、却ってドラキュラを永い眠りから目覚めさせてしまったという心理的なやばさから始まるこの続編。そしてこの続編、前作では得れなかったドラキュラ伯爵の存在自体の貫禄と、映像的な恐怖で、つまり、ここで初めてドラキュラカラーが確立されていったのではないかと思う。そう、赤と黒!例えば、あのドラキュラ伯爵が羽織っているあのマント。表は黒だが、今回からは裏地が真っ赤で、そう、この赤こそがドラキュラ登場の際にまず私らの目に飛び込んでくる訳で、イコール血の色を連想させてくれるのであって ここは重要な事だと思う。そう思う。そして画面のところどころに赤が使われている。うんいい感じ。そして獲物に狙いを定めてキバをむく時のクリストファーの目つきといえばそれはもう、これもかなりレベルアップをしていますよ 凄い血走りようですよ。ほんと。そして今回強烈にドラキュラ迫力があるなと思われたのは馬車を走らせ馬にムチを連打するシーンであったり、言葉使いが誰に対しても命令口調であったりで。そんなとこ。。あとは今回の見所というか、おかしかったのは神父の心理状態だね。その動きだね。あんだけドラキュラに恐れをなしていたのに、いつの間にやら、手下となって大活躍してたんだから。そんな彼の心境を察すると同情できなくもなかったんだけど、なんかおかしかったんだよね。 っていう事で、クリストファーのドラキュラを堪能されたいのであれば、私は57年の“吸血鬼ドラキュラ”と65年の“凶人ドラキュラ”よりもこちらをお奨め致しますよ。こちらはクリストファーとしての第3作目なのでございますですよ。
9点(2004-03-21 18:09:02)(良:1票)
10.  がむしゃら 《ネタバレ》 
それは2015年9月22日の芸能記事でした。顔面崩壊した女子プロレスラー安川惡斗。元のお顔が想像出来ない程に悲惨な状況となっていたそのお顔。それは衝撃的な写真であり、実はそれが彼女を知る切っ掛けとなったものでした。 奇しくもというべきか、幸いにもというべきか、このドキュメンタリーは その2015年9月22日以前に撮り終えていたものなのでその痛々しい姿は収録されておりません。 ですが、悪役ヒール安川惡斗として、(その双子という設定により、ブログなどの芸能活動では安川結花として)、そして普通の悩み多き女子として本名:安川祐香という女子が一名、暗い過去や悲しい過去を過ごした日々を振り返り、スターダムのリングに上り、そこで尚、幾多のケガや難病に悩まされながらもがむしゃらに前に前に生きていく姿を追ったドキュメンタリーです。それで十分でした。あの衝撃事件に頼らずとも安川惡斗:結花:佑香の波乱万丈を知るには十分に知りえ過ぎるほど濃い内容のドキュメンタリーとなっています。  いやあ、満身創痍、安川惡斗の不屈の根性はホント、スゴイ。 リング上でのマイクパフォーマンスではスベる事が多かったようですし、傍から見れば、ただの目立ちたがりで成り上がりの為に吠えまくる悪役ビッチに見えるのでしょうが、リング裏でまたはプライベートな部分で語られる安川祐香という一女子の素の姿を見せられた時のギャップたるや相当のもんがあります。 もがきがむしゃら突進、女でありながらという言葉は失礼に当たるのかもしれませんが、あえて言わせてもらいたいです 女でありながらあなたの生きっぷりはホントスゴイ。この作品について、御自身がおっしゃってらっしゃいましたが、生き恥じを晒してるだなんてトンデモナイ。その生き方支持いたしますよ でもそのお身体とお顔は大事にしてくださいと申したいですね。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-01-04 18:58:49)
11.  架空OL日記 《ネタバレ》 
そこに升野が居てもまるで違和感ナシという凄さ。 女子OL間のあるある話の小出しネタに対して、その一つ一つにキチンとオチを付けて一点の曇りも残さない。 (闇雲にして終わらせてしまったのはスポンジの泡残しの件だけかなという見事さで) まあ、テンション無駄に上げずに地味に地面を這わせてくかのごとくローテンションのままに升野こと私子の淡々とした日々日記が続いてく。その心地良さがなんのって。  そしてたまにバシッと決まる「今、うちらに必要なのは 真実じゃなくて矛先だから」という迷セリフ。とその対象とされてしまった気の毒な輩たち(≧∇≦)〃 と、それに頷くマキと その迷セリフに完全に呑み込まれてしまうサエを含めた一連のトリオ芸(アハハ)  いやはや、日記調で結構、テンション低くて結構、映画版だからといって面子を替えずにドラマ版の面子で挑めた事もよかったのでしょうね(ドラマ版は見ていませんので実際どんなんだったのか知らないんですが)まあ、続編やるならきっとまた見てしまう自信大ですね。
[DVD(邦画)] 8点(2020-10-17 20:42:43)(良:2票)
12.  カリフォルニア・ドールス 《ネタバレ》 
素敵なロードムービー。(トランクにはバット所持。)  彼女たちはカリフォルニア・ガールズではなく カリフォルニア・ドールズなのだ(お人形さんたちなのだ) そこが味噌なのだ。 泥臭いストーリーから打って変わって盛り上がりを見せてゆくストーリー。ラストの北米タッグ選手権の登場シーンや演出において若干奇をてらい過ぎた感じもあるが、そこは彼女たちが花咲かせる為の場所であり その素敵な計らいには逆に拍手を贈りたく思えてしまうし、なによりラストのマットシーンが必死で ショウスポーツでありながらショウでなく、だがショウを見せるつもりでないのに結果的にはキチンと立派なSHOWとなっていたという、そして終わってみれば立派にエンターテイメントムービーとなっていたという、素敵なファイトムービーであり、素敵なロマンスムービーであり、とても後味良ろしのロードムービーです。なんでもっと早くにDVD化されなかったのだろうか 埋もれてしまっちゃ勿体ナイ。今からでも遅くない 是非とも陽の目を浴びて欲しく思えてしまえる一作だ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-01-14 23:38:45)(良:2票)
13.  カメラを止めるな! 《ネタバレ》 
娘が納屋に逃げ込み、身を屈めていたらば 目の前にはゾンビ男のナマ足が(顔は映さず) あれはなんだったのだろうか一体と思いつつ、 その後、  『こんなところに斧が ツイてるわ』(棒読み) と、終盤大事なところで こんなダサい台詞を呟かせてしまうクオリティーに もはやその程度のものだったのねと 残念映画の烙印押し掛けていましたら  実はその判断   間違ってましたね  37分で終わりじゃなかった。 話はそこから いやあ、笑えましたよ 存分に。  斧があそこに置いてあった経緯が知れてスッキリ。 ゾンビ男がナマ足だけしか映らなかった経緯が知れて爆笑。 しかもこの2件についてはリンクしているし。  いやはや、騙されましたね ホンマ。 情報無知で見れて幸せだったです。
[DVD(邦画)] 8点(2018-12-17 21:15:29)(良:1票)
14.  勝手にふるえてろ 《ネタバレ》 
勝手にふるえてろというよりも、 ロマンスに目覚める妄想女子の歌。(←解かるひとには解かるハズ。)   松岡茉優、ある事情から、女優として、はたまたあるグループのヲタク広報として密かに成功を祈り、陰ながら応援させてもらってたんですが、 わざわざ女優として見る機会は今まであまり無く、ましてや主演映画であったとしても然程興味なく今までスルーいたしてたんですが、 それがその、この彼女、この勝手にふるえてろ、 かなりオモシロい事になっていました。もう彼女の喜怒哀楽、ローテンション/ハイテンションの独壇場で常におかしなテンション保ちつつ、ずっとワクワクして見ていられるという、そして常に次の展開を期待させてくれるという 妙にシュールで実にコミカルで すごく一人上手で芸達者な女優であり大変楽しいものとなっていました。監督が彼女と同姓の女性監督であった事もハマった要因の一つであったと思われますので 今後またこの二人の作品など期待していたいもんだなと 早くも勝手にふるえてみたりしています。
[DVD(邦画)] 8点(2018-07-16 22:01:19)(良:2票)
15.  籠の中の乙女 《ネタバレ》 
異様な育て方の果てに闇を見た。そして最後まで見終えた今に至り、唐突にもここで自論を展開させてもらいたいのですが、 結論から言わせてもらうと あの長女・次女・長男はあの夫婦の実の子供ではないのだろうなということだ。 なぜなら、あの暴君夫は長男の性処理の相手に姉妹のどちらかを選ばせた。 ということはつまり、近親相姦をさせてしまう暴挙に至ったわけであり、姉弟間の関係と家族平和の良識というバランスを考えるとそれを平然と崩してしまったということに血の繋がりの無さを感じてしまった。 そもそも、我が子1の性処理に我が子2を投じさせるなんてとても血の通った人間の出来る事ではないだろうということからだ。  そして思い返してみてみると そういえばというような決定的なセリフがあった事も事実です。 それは夜の夫婦間による会話です。 後日、あの夫婦は双子と犬を一匹産むと発表しました。 犬を生む? 犬を買うなり貰うなりしてくる事に対して産むという? そして問題点は双子です。 なぜなら、ご存知の通りで双子なんて夫婦間で話し合って容易く出来るものではないものだ しかもあの夫婦は「女の子と男の子がいい」という女房の意見に対して暴君夫は「男の子と男の子じゃなくていいんだな」とかいう確認作業まで行なった。しかも「三つ子じゃなくてもいいんだな」とかいう確認作業まで行なった。 だとすると、ここはどう解釈しても子作りに対する夢や希望を語っているワケではないだろう ましてや冗談などかましているわけではないだろう。 ということは、つまり、極端に言うなら明日にでも明後日にでも あの家に犬や双子がいたとしてもおかしくないということだ。 ということは、つまりは人身売買?によって子供を調達してくるのではないのかという思いに達する。 だとしたなら、現状の長女・次女・長男? すべてじゃないにしても彼女・彼らだって実は物心無き頃に何処かからか連れてこられた子供たちであったという見方が出来ないこともないのであり、悪く言えば、あの暴君のことだ やはり金にモノを言わせて もしや?闇市で買ってきた子供達じゃないのかね  だからあんなに愛情の無い育て方をしているのではないかという思いに達する。  ということから、つまり、籠の中なんて生暖かいものではなく 塀の中で育てられた今現在の子供たち  街中で見かけるごく普通の平和や幸せな世界を与えてもらえていない子供たち  不憫でならないですよね とても異色過ぎて もしも実在する家庭ならば、その暴君を訴えたくなるほどの問題作であったと感じた。 自分さえよければそれでいいのかという最低の人種であったあの夫。だが、女房のほうも訳あってあの家に拘束された被害者なのだと感じた。  そこで思うことつまり、、クリスティーナ、あなたがあの家族の実態をやんわりとさらし、あの暴君主を告発すべきだ。 とさえ思えた。しかし、そのクリスティーナがビデオデッキでボコボコにされるシーンもかなりの衝撃であった。 衝撃といえば、長女、長女がビデオテープでボッコボコにされてしまうシーン あそこもかなりの衝撃でしたね。 (笑うところではないんだが、ついつい笑けてしまうほどにビックリして衝撃的なシーンだった。)  ところで最後に長男君。人の好みは千差万別とは申しますけども、いくら目を瞑って選んだとはいえ、君は姉の体のほうを選んだワケですね・・(意外) いくら目を瞑って選んだとはいえ、色白でもち肌ですべすべで相等たわわなおっぱいをしていらっしゃったのは妹:次女のほうなのに、 だけども彼は姉の体のほうを選んでしまわれたんだよね うむ(意外)
[CS・衛星(字幕)] 8点(2017-07-11 23:07:19)(良:1票)
16.  風切羽~かざきりば~ 《ネタバレ》 
夜の夜景が奇麗に撮れていました。 そして夜の街の静けさとか 遠くに聞こえる雑音とか(特に夜の原っぱに聞こえてくる雑音とか)自分が思春期の頃に体感したことがある視覚とか聴覚とか臭覚とかそんな昔感じたものを思い出してしまうような感覚に陥ってしまっていました。よってこのカメラワークとか音声とか音楽とか好きです。キャスティングについてもよいと感じました。主演の娘:秋月三佳、この人の他の作品も見てみたくなってしまいましたし、今回とても収穫有りだと感じました。  ただ見終えて気になって仕方がなかったのが そう姉貴。 部屋でガムテぐるぐる巻きにされて放置されてしまっていたあの姉貴。 そうね あれっていずれ孤独死で発見されるパターンじゃないのかしらって思えてしまって 心配で心配でですね(^w^)ウププププ。  さてと、それはさておき、風切羽の意味ですが、風切羽とは、鳥の両翼の後縁にあって、飛ぶ時に風を切る長くて強い羽毛のこと。ですと。 さらに、インコをペットとして飼う場合、飼い主によってはインコが飛んで逃げてしまわないように、鳥が飛ぶときに一番重要な『風切羽』をハサミで切り落とす。いわば人間のエゴによって鳥の体の一部を傷付け、自由を奪うのである。 一方で、言うことを聞かない我が子を力で押さえつける「しつけ」という名の体罰がある。これは度が過ぎると「虐待」であり、鳥かごならぬ家庭という密室で不適切な扱いを受け続ける。幸いにも鳥の羽根は再生し、再び飛べるようになるが、虐待を受けた子どもは実際にどういう経験をするのか。そして子どもの頃に負った傷は、大人になってどういった影響を及ぼすのか・・・。 といった事が書いてありましたね  以上、公式ホームページのイントロダクションより転載。風切羽の意味、知っていないよりは知っておいて見るほうがどちらかというといいでしょう だからこの場を借りてご拝借。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-10-18 19:23:09)(良:1票)
17.  カジュアリティーズ 《ネタバレ》 
正式なタイトル、原題そのままだと 〝カジュアリティーズ・オブ・ウォー〟  ところが邦題 、軽すぎやしないか〝カジュアリティーズ〟ですと。 なんだか軽く履き心地のよいシューズのごときイメージになってしまっていないか これはマイナス。今まで敬遠してた理由のひとつであった。ところがどうしてこれ ひじょうに重い。  自分さえ助かって帰れればそれでいいってものではない。 自分の立場さえ無事に保たれていればそれでいいってもんではない。 自分のケガさえ治って良くなりゃそれでいいってもんではない。 自分達さえ快楽得られればそれでいいってもんではない。   人間としての理性を失いかねない戦場で他人の心の痛みを感じ、そして身体的な痛みも感じることが出来るその神経、必要ですよね たった一人の少女の生活が そしてその命が戦争のどさくさによって奪われていってしまう事への反抗心、たった一人の少女の命と言ってしまっては誤解を生んでしまうかもしれませんが、逆にそう言いたい たった一人の少女の命にスポットあてた必死の人間鬼畜ドラマに怒り高揚しながらも正義感に駆られた男のしつこい信念には微弱ながら拍手を送りたい 例え命の奪い合いの場所であろうとも彼のようなまともな神経の人間だって多くいたという事を信じたくなるのであった。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-03-20 20:35:13)
18.  かぞくのくに 《ネタバレ》 
『地上の楽園に行ったはずが 栄養失調になるなんて』 そんな家族の思い これは痛い。 在日朝鮮人の帰還事業の悲劇を再現したこの題材。 娯楽映画という言葉からは全く真逆に位置するこの題材。 その切ない内容からそう何度も観たくなるもんではない。 ただこの手の作品には興味が尽きない。 日朝関係の歴史において忘れてはならない  日本映画の歴史においても消えず埋もれず、ずっと残っていくべき作品だと思う すごく貴重な映画です。 
[CS・衛星(邦画)] 8点(2015-02-27 23:59:37)
19.  歓待 《ネタバレ》 
歓待という言葉の意味ですが・・ 来た人を喜んで迎え入れるだとか、手厚くもてなすといった感じの意味ですが、ところがこの場合の小林家に突如訪問のカガワさん 別に喜ばれてはいない 確実に喜ばれてはいない。なのに上手いこと居座り込む込む なんやこの人一体何? グフフ。   で、これから一体何をしでかしてくれるんでしょうか このオッサン。不思議な魔力のまんまに90分が過ぎました。でも実際のところは自分、別にこのオッサンの魔力にハマッてしまったわけではない 自分としては若い嫁さん 杉野希妃お姉様の魔力にハマッてしまったわけでして。なんであんなに若くて綺麗でバイリンガルなお姉さんがあんなところに嫁いでいるんだ と。 そう、嫉妬。   後半部分のどこから集めてきたのか外国人様がたくさん小林家になだれ込んでくシーンでは、まるでシンディ・ローパーの〝 Girls Just Want To Have Fun♪ 〟 ハイスクールはダンステリアのプロモーションビデオを見てるかのようだった。⇒ https://www.youtube.com/watch?v=PIb6AZdTr-A
[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-12-22 23:51:13)
20.  害虫 《ネタバレ》 
ひとつひとつの映像とそのシーンの長さがすごく重く感じる。だが、じっと見ていられる そしてずっと見ていられる 憐れな少女の予測つかない行動。 そして最終的に害虫とは 何の事(誰の事?)を指していたのだろうかという事がやはり気になります。でも答えは分かりません。ただ、サチ子が最後に一緒にいた男 、つまり、最後 サチ子にすり寄ってきたあの男 ヤツは明らかに害虫。駆除が必要とされる危険な人物です。そんな害虫からさなぎを守る大人が身近にいないとこうなる 13歳の少女がこんな危なかしい世界を自分の思う方向に思うがままに舵取りしててよいのだろうか いや、よくない筈だが、致し方ないのでしょうね。。  とかいう感想にて締めくくりたかったのですがね のちに後からこの作品のタイトルの意味を調べてみてビックリ。〝タイトルの意味は監督自身が「サチ子こそが害虫であり、ゴジラである」とコメントしているように、図らずも周囲の人々を破滅させていくサチ子の比喩表現である。〟 なんですと。そうなると、まるで違ってた自分の解釈の仕方に只今呆然。映画同然とても痛く重たい気分になってしまったこと事実です。  宮崎あおいの素質と女優としての力量なくして成り立たなかったであろう綱渡り的な作品となってましたが、宮崎あおい、そこをちゃんと向こう岸まできちんと渡りきっていたかと思います。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2014-10-12 18:56:27)
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