1. 回復タイム
《ネタバレ》 何回もクスッとできるシーンがあった。 それだけでも素晴らしい。 この映画の女性のように、日々にちょっと疲れた人には一服の清涼剤になるはず。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-05-06 09:56:43)《更新》 |
2. 階段のふたり
《ネタバレ》 いくら夫との関係が冷めていたとしても、わざと違う書類をFAXするかな? 大して親しくもなかった知り合い同士で、久しぶりに会ったりするもんかな? 5階建てでエレベーターのないマンションなんてあるのかな? とまあ、短編映画なのにこれだけ疑問点が出てきてしまった。 つまりリアリティがなく作り物っぽさを感じる。 二人の女性も魅力なし。 [インターネット(邦画)] 1点(2024-04-17 22:36:42) |
3. かぐらめ
《ネタバレ》 本作のamazon prime videoのサムネイルが、武田梨奈と黒川芽以の喪服ツーショットだったので、それに惹かれて見ることに。 しかしそんなヨコシマな動機は、見事に砕かれてしまった。 とにかく真っ直ぐで真面目な内容だった。 家族愛と地元愛、そして伝統を後世に伝えていこうという熱意に満ち溢れた素晴らしい作品だった。 つまり、私のヨコシマな期待は外れてしまった。 武田梨奈と黒川芽以の喪服姿を見たいだけの人には不向きなだけであって、映画としては非常に真っ当な内容かと。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-04-15 22:52:50) |
4. 蒲田前奏曲
《ネタバレ》 瀧内公美の演技が凄いの一言! 瀧内公美と喧嘩していた監督役の男性もなかなか面白かった。 それにしてもラストの話は一体なんなんだ? 狙ってやってるのか、それとも単なる手抜きか? よく分からないが、決して面白くはないから失敗だろうな。 [インターネット(邦画)] 6点(2024-04-08 22:51:43) |
5. 渇水
《ネタバレ》 後半にいくほど尻すぼみにつまらなくなっていき、得られるものも感じるものも特になく終わった。 これほど毒にも薬にもならない映画も珍しい。 [インターネット(邦画)] 4点(2024-03-12 23:16:23) |
6. 飾窓の女
《ネタバレ》 なんだこりゃ?! ひでー夢オチだ。 それまでがそこそこ面白かっただけに残念。 主役のおっちゃん、演技は抜群に良いけど華がないよなぁ。 [インターネット(字幕)] 5点(2024-02-27 20:32:42) |
7. 間諜X27
《ネタバレ》 ラストシーンがすごい、全て持っていかれた。 若い兵士が叫んで処刑が少し中断、そのちょっとした隙間に口紅を塗る。 死ぬ直前まで美に対する意識を忘れない。 この世の最後だからこそ、いつもの姿で美しくいたい。 目隠しを渡そうとしていた若い兵士の涙を拭う女。 なんたる濃密なラストシーンだろうか! [インターネット(字幕)] 6点(2024-02-11 21:51:33) |
8. カリフォルニア・ドールス
《ネタバレ》 これはマジでムリな映画。 アメリカ人の馬鹿騒ぎに全く共感できず、特に入場シーンは盛り上がるどころか興ざめ。 ピーター・フォークも目つきがキモいし、二人のレスラーも特に美しくなく。 そもそもプロレスを真剣勝負みたいな設定にしてるのが受け付けない。 [インターネット(字幕)] 2点(2023-07-11 21:05:40) |
9. 帰れない二人
《ネタバレ》 ジャ・ジャンクー監督の魅力炸裂。 リアルな中国の描写とクセになる音楽。 ダンスシーンと、そこに流れる音楽は本作でもクセになる味わい。 ヤクザな男とその女。 男はヤクザな稼業なので危険にさらされる。 そこに居合わせたその女は、男を守るために銃を発砲し5年の刑務所行き。 服役している間、救ってあげたはずの男は一度も面会に訪れず、その女が出所する時も迎えに来なかった。 出所したその女は男の行方を追い、なんとか見つけだした。 しかし男は、その女が刑務所にいた間に別の女を作っていた。 その女は復縁を迫ったが断られ、失意の中故郷に戻った。 数年後、その故郷に車椅子に乗った男が現れる。 自分を捨てた男なのだから見捨てると思いきや、献身的に介抱し、男はなんとか歩けるまでに回復する。 しかし歩けるようになった男は再び、その女のもとを去った… とまあ、男と女の関係を特に時系列をひねることなく、シンプルに描いただけの内容なのだが、何故だか心に残る作品だった。 理屈抜きにジャ・ジャンクー監督とは相性が良いらしい。 [インターネット(字幕)] 9点(2023-06-15 00:38:28) |
10. 隠し砦の三悪人
《ネタバレ》 三船敏郎と藤田進の長槍対決は迫力があった。 確かにキャラの配置がスター・ウォーズの下地になっているのが分かる。 三船がルーク、お姫様はお姫様、釜足と千秋はロボット。 最後、軍用金は地面に置いて逃げたはずなのに、いつの間に放れ駒に乗っていたのか納得いかず。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-05-03 16:16:39) |
11. カラビニエ
《ネタバレ》 ゴダールのこの貴重な作品は『ヒューマントラストシネマ渋谷』という映画館にて鑑賞に漕ぎ着けた。 仕事での疲れが抜けない中、渋谷まで足を伸ばすか直前まで迷ったが、行けて良かった。 ゴダールによる戦争への皮肉が散りばめられた内容。 勝てば何でも許される、だけど負けたら全てを失う。 いかに残酷で愚かな行為であろうとも、戦争に勝てば何でも許されてしまう。 しかし何で男ってのは、戦場で若い女性を見つけると、性的で馬鹿な行為に走るのか。 この作品でもその馬鹿さ加減を示すシーンが何度か映されていた。 男として非常に恥ずかしい気持ちになった。 これを女性が見た時、どんな感想を持つのだろうか。 [映画館(字幕)] 6点(2023-04-30 17:07:37) |
12. 影武者
《ネタバレ》 化粧が濃いしほとんどアップにもならない為、主要人物数人以外は誰だか分からない。 私が見てきたどの日本映画よりもスケールが大きく(特に合戦のシーン)、黒澤明の力をまざまざと見せつけられた。 (P.S.) 長い! [インターネット(邦画)] 5点(2023-04-15 21:06:53) |
13. 快楽の園
《ネタバレ》 ヒッチコックのデビュー作なので見ておこうと思い鑑賞。 二人の踊り子の外見が似ていて混乱した。 婚約者よりアフリカの愛人の方がスタイルも良く魅力的。 その愛人を殺してしまう辺りにヒッチコックらしさを感じた。 [インターネット(字幕)] 5点(2023-04-05 23:02:00) |
14. 戒厳令(1973)
《ネタバレ》 226事件について多少なりとも知識がないと、話についていけず置いてきぼりにされる。 かく言う私も知識が乏しく、憲兵隊のスパイとやらの話もいまいち理解できなかった。 緊迫感のあるモノクロ映像と奇抜な音楽は、この事件の気味の悪さをよく表現できているように思う。 [インターネット(邦画)] 6点(2023-03-23 04:13:16) |
15. 華氏451
《ネタバレ》 フランソワ・トリュフォー作品の中で唯一未見だった作品で、ようやく見ることができた。 これでフランソワ・トリュフォーをコンプリート。 活字や本が違法とされた近未来を舞台としたSF。 もちろんトリュフォーの作風からすれば異端の内容で、それが原因で今まで見るのをためらってきた。 おそらくつまらないんじゃないか? 地下鉄のザジみたいに気色の悪い内容なんじゃないか? ジャック・タチ作品みたいに奇妙なだけでつまらないんじゃないか? そうした憶測を勝手に自分の中で持っていて、この作品を敬遠してきた。 だけど、かの蓮實重彦氏が推薦している作品だ、見ない訳にはいかない。 というわけで、土曜日の暇な時間に意を決して鑑賞開始。 これが独特の世界観を構築していて、意外と完成度が高い。 奥さんも綺麗。 主人公も存在感抜群。 ところがその主人公、最後は奥さんに逃げられ、上司を火炎放射器で焼き殺してしまう。 なかなかのショッキングな展開だったが、ラストは本大好き人間の桃源郷に逃げ込み、難を逃れた。 奇妙な作品であり、決してトリュフォーの得意分野とは思えないが、そこが逆にこの作品の独創性に貢献しており、飽きずに最後まで見ることができた。 [インターネット(字幕)] 7点(2023-02-25 11:48:31)(良:2票) |
16. 眼下の敵
《ネタバレ》 お互い動きの読み合いに心理戦。 なかなかの見応えのある戦いだった。 最後は敵を助ける。 実際の戦争もこんなことをしたのかな? [インターネット(字幕)] 6点(2023-02-23 18:50:38) |
17. 陽炎座
《ネタバレ》 稀に見る耽美的世界、究極の文学的小説世界。 前半は良かったものの、後半の舞台劇から何故か無性にイラついた。 [インターネット(邦画)] 4点(2023-02-15 19:20:49) |
18. ガルシアの首
《ネタバレ》 冒頭から緊張感がありまくりでシビれた。 そして最後まで楽しめた。 最後あんなことしなくても、金だけもらって帰れば良いのにもったいない。 命がもったいない。 が、愛する女性を失ったから、もはや大金をもらっても意味ないし、彼女を事故に巻き込む原因を作った、ガルシアの首のそもそもの依頼者をぶち殺したかったんだろうな、自分の命を投げ打ってでも。 とはいえ最後の最後まで車で逃げようとしてたからよく分からんけども。 メキシコの荒涼殺伐とした雰囲気、汚いアメ車で大地を疾走するシーンの数々、クセのあるメキシコ人たち、汚いバラック街やホテルなど、ストーリー以外の見どころが沢山あるのも堪らない。 [DVD(字幕)] 8点(2023-01-08 16:40:54) |
19. 母べえ
《ネタバレ》 父べえが思想犯だとかの序盤はとても退屈したが、中盤辺りから俄然、面白くなってきた。 山田洋次の底力とも言うべきか。 ラストの母べえが死にゆくシーンは見ていて辛いものだったが、この女性が必死に生きてきた生涯が一気に甦って、人の一生の重さというもの、大変さというものを走馬灯の様に思い起こさせる何とも言えないシーンだった。 吉永小百合の女性としての色んな魅力を感じた作品でもあった。 ただ綺麗なだけの人ではなく、女性としての優しさと強さを身に纏った女優さん。 そんな吉永小百合の魅力を感じられただけでも、この作品を見た甲斐があった。 [インターネット(邦画)] 7点(2022-12-25 17:25:40) |
20. 火宅の人
《ネタバレ》 大分むぎ焼酎二階堂のCMのようなセンスの悪い音楽。 緒形拳が実に最低な男を演じており、俳優緒形拳そのものも嫌いになった。 特に次郎を死なせるストーリーはよろしくない。 見てて何も楽しくなかった。 [インターネット(邦画)] 1点(2022-11-08 22:27:52)(笑:1票) |