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イニシャルKさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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41.  機動戦士ガンダム THE ORIGIN IV 運命の前夜 《ネタバレ》 
シリーズ第4作。今回がシリーズの第一部完結編にあたるらしいが、ついに一年戦争開戦が間近という不穏な空気の雰囲気は出ている。その一方でランバ・ラルと黒い三連星が乗った四機のザクがガンキャノンを撃破するシーン、それにテムがガンダム開発を進言するシーンはいよいよモビルスーツが本格的に登場するというワクワク感もあり、そしてアムロの同級生としてフラウやカイが登場しているのは見ている側としてはなにか安心感も出てくる。家に帰って来たテムがアムロをあることで注意するシーンはどこにでもある家庭の風景という感じで微笑ましくもあるのだが、この二人にとってこういうやり取りは非常にまれなことかもしれない。
[DVD(邦画)] 6点(2020-03-14 17:00:56)
42.  機動戦士ガンダム THE ORIGIN III 暁の蜂起 《ネタバレ》 
シリーズ第3作。今回はジオンの士官学校に入学したシャア(キャスバル)とガルマの話で、ファースト序盤でもこの二人の過去は気になっていたので興味深く見ることができたし、一年戦争のきっかけとなる出来事も描かれていて前作よりも面白かった。ガルマはファーストで見たときから坊ちゃん育ちのちょろい若者というイメージなのだが、シャアに乗せられたとはいえ200人以上の学生の蜂起を先導する姿はやはりそんな彼もザビ家の人間であることを感じることができ、ガルマのイメージが今回で少し変わったように思う。シャアとガルマの関係もこれで知ることができてスッキリ。また、デギンがガルマを気にかけている様子も描かれているあたりもこれがファーストにもつながっていくのねという感じがあって良い。シャアも前作では若い感じが出ていて演じる池田秀一の演技も無理してる感があったのだが、今回の後半あたりではようやくシャアらしくなってきて、演技への違和感も消えていた。(前半まではまだもう一人のシャアを演じている関俊彦の二役のほうが・・・とか思っていたが。)シャアやガルマの同期生の生徒の一人としてゼナが登場し、蜂起に際し校長であるドズルを軟禁しているが、まさかこれが馴れ初めなのかな。エンドロール後のエピローグではアムロとテムがサイド7に到着するなど、この回から話が一気に一年戦争に向かいはじめたというワクワク感のある終わり方で、思わず次も見なければという気になってしまう。
[DVD(邦画)] 6点(2020-03-07 17:24:31)
43.  機動戦士ガンダム THE ORIGIN I 青い瞳のキャスバル 《ネタバレ》 
ガンダムシリーズは今までほとんど見たことがなかったのだが、このたびファーストガンダムを初めて全話見て純粋に面白かったので、最終回を見て間の空かないうちに前日譚となるこちらのシリーズも見てみようと鑑賞。ファーストでアニメーションディレクターをつとめていた安彦良和が自ら描いた漫画を原作に総監督を担当しているが、コミカルな要素があったりして作風はかなりソフトに感じるものの、思ったよりドラマとしての見ごたえはあり、想像してたより面白かった。ファーストではアムロに影響を与えることになるランバ・ラルにすごく魅力を感じたが、今回はそのランバ・ラルとハモンがキャスバルとアルテイシアを地球に逃がすために奮闘する姿が描かれていてその辺も見どころだったと思う。でも、この後、一年戦争でランバ・ラルとハモンはアルテイシア(セイラ)と敵同士として再会してしまうのだなあと思うと複雑な気持ちになるし、それはキャスバルとアルテイシアにも言えることだ。そのキャスバルとアルテイシアの境遇はこうやってじっくり描写されるとなんか同情してしまうし、幽閉されてしまった母・アストライアとの別れのシーンでは思わずジーンとさせられた。無事に地球に向かったキャスバルとアルテイシアが月を見るラストシーンも印象的だったが、そこにかかる主題歌もこのラストの映像によく合っていて、曲自体も非常に美しい。
[DVD(邦画)] 6点(2020-02-22 15:01:07)
44.  CURE キュア 《ネタバレ》 
当時ちょっと話題になっていた記憶がある映画だが、あまり期待しないで今さらながら初めて見た。(黒沢清監督の映画を見るのもほとんどこれが初めて。)サイコキラーのマインドコントロールによる連続殺人事件を題材にしているが、このテーマがいかにも90年代の終わりごろのスリラー映画らしさがあるし、また同時に当時とてもタイムリーなネタでもある。前半は間宮(萩原聖人)の登場後から彼が出会う人々を次々に暗示にかけていく様が描かれるのだが、あまりに簡単に暗示にかかりすぎと思えてしまい、これはちょっとと思いながら見ていた。それに間宮の「あんた誰」で始まる暗示方法も最初はインパクトがあるのだが、2、3回繰り返されるとイライラしてフラストレーションがたまってしまう。(病み上がりで見てたからよけいに。)でも、後者は観客に対しても間宮への憎悪を募らせるという黒沢監督の意図があったのかもしれないと感じた。後半はこの事件を捜査する刑事 高部(役所広司)と間宮の対峙が描かれているが、ここからは引き込まれた。精神を患っている妻(中川安奈)を持つ高部は間宮と対峙していくうちに彼に影響されていく(「妻が人生のお荷物」と言い切るあたり、いつ間宮の暗示にかかってもおかしくない。)わけだが、最終的には間宮の伝道師としての役割を高部が継いだともとれるラストのレストランのシーンはいやでも印象に残るし、はじめから終わりまで説明的な部分がほとんどなく、いろいろ考察できるのがいい。でも、本作ではそれが作り手が映画を見る人を信頼しているというよりは、なんか挑戦的な感じがして少し鼻についた。「犯罪者の心理なんてたとえ本人であっても分からない。」という言葉にはいろいろ考えさせられるものがある。とても完成度の高い映画だと思うけど、やっぱり個人的な好みでいえば苦手な映画かもしれない。
[DVD(邦画)] 6点(2017-12-10 13:03:02)(良:1票)
45.  奇跡のリンゴ 《ネタバレ》 
NHKの「プロジェクトX」あたりでいかにも取り上げられていそうな実話の映画化作品だが、中村義洋監督の演出も丁寧でオーソドックスに作られていて無難な感動作といったところ。主演の阿部サダヲはどうしてもコミカルなイメージの強い俳優だが、何年もかけて当時誰もやったことがない無農薬リンゴの栽培に挑戦する主人公を熱演していて意外と言っては失礼かもしれないが、良かった。中盤あたりの無農薬リンゴに取りつかれてしまったような姿はちょっと怖いものがあり、何もそこまでと思ってしまい、少しひいてしまったのだが、最初は病弱な妻を思ってはじめたことから諦められなくなり当初の目的を忘れて熱中してしまうというのは分からなくもない気もする。そしてついに離婚や自殺まで考えてしまうようになるに至るのは生々しいほどリアルで重く、見ているこちらまでどんよりと暗い気持ちになってしまった。しかし、自殺しようとした主人公がそれに失敗した直後に偶然無農薬リンゴ栽培の答えにたどり着くというのは脚色があるにせよ実話としては少々できすぎた話に思えてしまったのはちょっと残念で、さらにそこからの終盤30分ほどが少し長い気がした。良い映画なのは間違いなくて、さっきも書いたように作りも丁寧なんだけど、映画としてはせめて答えにたどりついた段階で終わっていても良かったんじゃないかなとも思う。それとあともう一つ。妻役の菅野美穂は悪くはないんだけど、朝ドラでいつも見てるのが原因でその役のイメージが強くなっているせいか、比べてしまうと朝ドラのほうがしっくりきている気がする。
[DVD(邦画)] 6点(2017-09-16 17:07:13)
46.  寄生獣 《ネタバレ》 
原作未読、アニメ未見の状態で全く期待せずに見たのだけど、それなりに面白かった。山崎貴監督は一般的にはブレイク作となった三丁目の夕日シリーズの影響からか一般的には感動作の監督として語られることが多いけど、本作は原点に立ち返ったようなSFパニック映画で、泣きの要素があるにはあるが、そんなにあざとくなかったのは良かった。(ただ後編は分からない。)元々ハリウッドで映画化が予定されていた作品だけに、それを日本でと聞くと原作を知らなくても不安になってしまうが、多少のB級くささはあるものの、CGにそこまで違和感はなくさすがに特撮スタッフ出身の山崎監督といったところで、この監督はやはり感動を謳う映画よりはこういうバリバリのスペクタクル映画のほうが合っているのではと思う。パラサイトに寄生された人物を演じる俳優陣の感情を殺した無機質で冷徹な演技は印象的で、中でも田宮を演じる深津絵里はとくに上手かった。島田を演じる東出昌大もいつもはその棒読み演技が気になってしまうのだが、役柄のせいかとくにそれを感じなかった。ただそれらに比べるとミギーのキャラはかなり浮いて見え、原作やアニメではもっと無機質な感じなのではとつい想像してしまった。とはいえ、きらいというわけではない。警官姿のAを演じるのは池内万作で、伊丹十三監督の息子である彼がかつて伊丹作品にスタッフとして関わっていた山崎監督の映画に出演しているのは縁を感じる。前後編二部作の映画で、結末は後編に持ち越されるのだが、前編だけでもそれなりに満足してしまって、見終わった後すぐに後編が見たくなるような感じではないのが少々残念。でも、後編も見る。
[DVD(邦画)] 6点(2016-12-09 21:37:09)
47.  清須会議 《ネタバレ》 
歴史マニアでもある三谷幸喜監督が織田信長が死んだあとにその跡目をめぐって行われた評定である清須会議を題材に執筆した小説を自ら映画化した時代劇。いつものコメディー調は控えめで、実在の人物(かなりデフォルメされてはいるが。)を登場させ、真面目に歴史の一幕を描いているのがこれまでの三谷監督の映画と比べれば異色な感じがするが、会議をめぐる駆け引きなどがうまく描かれていて、そのあたりは面白い。しかし、それゆえに三谷監督が本来得意とするコメディー部分が足を引っ張っていて、そのおかげでかなり間延びした印象がある。とくに旗取り大会のシーンは笑わせようという意図があるのは分かるのだが、なかったほうが良かった気がするし、会議終了後にもダラダラと映画が続くのは前作「ステキな金縛り」以上のくどさを感じる。もっと清須会議だけに的を絞ったほうがドラマとして面白くなったのではないかと思うのだが。でも、三谷監督の映画では恒例となっている前作の登場人物の登場は今回は更科六兵衛(西田敏行)で、若干の違和感を感じてしまうこともあったが、これは時代劇であるせいかこれまででいちばん違和感がなかった。(登場の必然性もなかったが。)いつも豪華な面々が登場するわりに印象に残るキャストが少ない三谷監督の映画だが、昔からの常連のひとりである鈴木京香演じるお市の方はなかなかはまっていたし、松姫(剛力彩芽)と寧(中谷美紀)が言葉を交わし、松姫が金平糖を食べるシーンも印象的で、代表作になるというほどではないが、女優陣はけっこう印象に残る。それにしても秀吉(大泉洋)の軍師である黒田官兵衛を寺島進が演じているが、去年のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」をちょっとでも見ているとやはりこの役は岡田准一のほうが良かったかもとか、印象はまるで違うんだけど中谷美紀は秀吉の妻じゃなくて官兵衛の妻だよなと思えてくるのは仕方ないか。
[DVD(邦画)] 6点(2015-08-13 15:22:28)
48.  喜劇 初詣列車 《ネタバレ》 
列車シリーズ最後の作品となる第3作。今回は1作目同様、渥美清演じる車掌が列車の中で偶然、佐久間良子演じる幼馴染と再会するところから始まるが、さすがに3作目ともなると安定した面白さがある。今回はのちの「男はつらいよ」シリーズの出演者も少ないのだが、失踪したヒロインの弟を探すという展開で、こういうのは寅さんにも何回かあった気がするし、探し当てた弟(小松政夫)がフーテンをやっていたというのも「男はつらいよ」シリーズを連想させるもの。これまでにもこのシリーズは寅さんシリーズを思わせる描写があったが、3作すべて見てひょっとしたら山田洋次監督はこのシリーズを見ていたんだろうなとつい思わずにはいられない。今回、主人公の妻を演じるのは中村玉緒で、意外な組み合わせに感じたが、これがなかなか良かった。また、主人公の弟役が川崎敬三で、大映専属の二人の共演を東映作品で見られるのも珍しく、貴重かもしれない。ただ、前の2本と比べるとギャグが少し過激になってしまった印象があるのは残念で、主人公が長髪のかつらをかぶっているシーンも、渥美清に長髪というのがあまりにも似合わなすぎて違和感があった。これでこのシリーズはすべて見たわけだが、個人的にはやっぱり2作目の「喜劇 団体列車」が好きかな。本シリーズと同じ瀬川昌治監督がこのあとに松竹で手がけた旅行シリーズもいつか見てみたい。
[DVD(邦画)] 6点(2014-12-18 14:05:36)
49.  キッチン(1989) 《ネタバレ》 
バブル景気の頃に話題になった小説が原作の森田芳光監督の映画。森田監督のベストセラー小説の映画化といえば「模倣犯」が思い浮かんでしまい、見る前は不安のほうが強かったのだが、見てみるとかなり淡々としていて、ストーリー自体にはそれほど面白味を感じないものの、独特の味わいや雰囲気が森田監督らしく、この監督の作風も映画によく合っていて、見終わって妙に印象に残る映画だった。これがデビュー作の川原亜矢子(後年の面影が驚くほど全くない。)も不思議な雰囲気を持っている主人公 みかげを初々しく演じていて、演技はたどたどしいのだが、それがみかげというキャラクターを逆に魅力的にしていて、まだ新人であった彼女の起用は正解だったように思う。(大林宣彦監督の映画に登場するヒロインに印象としては近い。)ほかの出演者たちも見たことがないような俳優が多く、そのおかげで映画を見ていて新鮮に感じられるのが良かった。そんな中でみかげを自宅に住まわせる青年の「母親」を演じる橋爪功は普段の渋いイメージからは想像できないようなオカマを見事にリアルに演じきっており、強烈なインパクトを残している。そうそう森田監督といえば作中に登場する料理が印象に残ることが多いのだが、この映画ではタイトルのごとく料理が登場するシーンが多く、中でも明かりの消えた部屋でミックスジュースを作るシーンがとても幻想的に描かれていてとくに印象的だった。
[DVD(邦画)] 6点(2013-12-19 23:13:19)
50.  吸血鬼ゴケミドロ 《ネタバレ》 
松竹の特撮ホラー映画。「昆虫大戦争」と同じ年の作品で、本作もかなり退屈な代物なのではと思っていたが、墜落したわりに飛行機の乗客生き残り多すぎでみんなピンピンしていたり、「昆虫大戦争」では吹き替え(納谷悟朗)だった外国人キャストのセリフが英語のままだったりする(しかも通じてなかった政治家が最後のほうになるといきなりバッチリ通じていたり・・・)など突っ込みどころ満載の展開ながらも思ったよりははるかに楽しめた。極限状態に置かれた人間模様を描いた前半は「マタンゴ」を思い起こさせるが、この部分は密室劇として普通に面白いし、ホラー要素なくてもこれだけで見ごたえのある映画にはなっていると思う。金子信雄の役柄が実にこの人らしい。宇宙からの侵略者が人間同士の争いに目をつけて攻めてくるのは当時の社会情勢に対する批判がこめられていることは明らかで、ラストが「昆虫大戦争」と同じような感じなのも合わせて考えるとやっぱり当時の時代性が感じられる。ところで、本来は子供向けに作られた映画らしいが、ドロドロの宇宙生物が割れた額から出入りするのは小学生くらいの頃に見てたら絶対にトラウマになりそう。
[DVD(邦画)] 6点(2012-05-23 18:35:17)
51.  キートンの船出(漂流)
久しぶりに見たキートンの映画。キートン自身のアクションが少なめだったのは少々残念だけど楽しめた。キートンが浸水した船の中で動き回るシーンはカメラを回転させて撮影されていていて面白い。船の中での食事シーンもなにかドリフのコントのようで楽しかった。(「警官騒動」とかでも思ったけど、絶対にドリフターズのコントはこの時代のサイレント・コメディーの影響受けてるよ。)オチもいかにもという感じで好きなんだけど、全体的にはほかのキートン映画と比べるとやっぱりなにか物足りない出来。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-04-23 16:30:43)
52.  キサラギ
まあ想像していたよりは面白かったし、ところどころに笑える箇所とかもあって楽しく見たんだが、正直そこまで絶賛されるほどの映画だとは思えなかった。あと、ちょっと騒ぎすぎで役者の芝居に落ちつきがないように感じられるのも個人的にはちょっとね。ユースケ・サンタマリアを俳優として「踊る大捜査線」関連以外ではじめて見た気がするが、オダ・ユージという役名で「踊る大捜査線」に出てきたようなセリフを言っているのが笑えた。でも、演技は真下をやっている時とそう変わらないなあ。
[地上波(邦画)] 6点(2008-08-22 02:26:15)
53.  九ちゃんのでっかい夢
山田洋次監督による坂本九主演の喜劇。ほかの「男はつらいよ」以前の山田作品と比べるとずいぶん演出がおとなしいし、坂本九のために作られたプログラム・ピクチャーの印象が強く、映画としては全体的に可もなく不可もなくという感じがする。それでも、今は亡き坂本九のステージ・シーンや、てんぷくトリオのコントがけっこう面白かったので一点プラス。大泉晃の変な外国語も笑える。
[DVD(邦画)] 6点(2007-06-16 19:06:18)
54.  キートンのハイ・サイン(ザ・ハイ・サイン)
前半の新聞や射撃のギャグよりも後半の屋敷のシーンのギャグのほうが印象に残ってる。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-22 00:45:50)
55.  キートンのハード・ラック(悪運)
面白くないことはないし、いつものようにキートンの体を張った超人的な動きももちろん楽しめる。でも、キートンのほかの映画と比べると平凡な印象だった。 オチはシュールな感じで好きなんだけど。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-12-11 11:49:06)
56.  北の国から '83冬<TVM>
「北の国から」スペシャル版第一作。ラストの笠智衆がすごく印象に残っている。だけど、作品全体の印象はけっこう薄い。
[ビデオ(邦画)] 6点(2005-06-06 14:58:31)
57.  キューポラのある街 《ネタバレ》 
川島雄三監督の助監督だった浦山桐郎監督のデビュー作で、同じく川島監督の助監督だった今村昌平監督が一緒に脚本を担当している。吉永小百合の人気を決定づけた映画として知られる(今考えたら吉永小百合主演映画の脚本に今村監督が参加しているのはかなりの異色に感じる。)が、内容はこれがデビュー作とは思えないような重厚さのあるいかにも社会派監督らしい作品になっていて、浦山監督の映画はこれ一本しか見ていないが、既に作風が確立しているような気さえする。物語はもちろん吉永小百合演じるジュンのエピソードを中心に描かれていて、今の目からすると古臭く感じたりする部分もあるのだが、けっこう退屈することなく見れたし、この映画で吉永小百合がブレイクしたというのもとくにファンではない目からしても頷ける。でも、なんか貧乏な家の娘には見えず、役柄的にはその辺がアンバランスに感じる。昔初めて見た時もそうだったのだが、本作はそれよりも脇のエピソードであるサンキチ一家が帰国事業で北朝鮮へ渡るというくだりはやっぱりインパクトがありすぎてほかのエピソードが霞んでしまう。この部分は当時、日本において在日朝鮮人の北朝鮮への帰国事業というものが本当に身近で普通に行われていたことがよく分かると同時に今見るとやっぱりとても怖い部分でもあり、フィクションとはいえ、あの一家の行く末を思わず案じてしまうのだ。ほかの出演者について少し書かせてもらうと、ジュンの担任教師を演じている加藤武が良い味を出していて印象的だった。それからタカユキ(市川好郎)の最後の成長ぶりが目をみはるが、この子役が大人になって東映ヤクザ映画の常連になろうとは本作の彼からは微塵も感じられない。(2023年6月18日更新)
[DVD(邦画)] 6点(2005-05-15 14:19:49)
58.  北の国から '98時代 前編・後編<TVM> 《ネタバレ》 
連続ドラマで印象的だった清吉おじさんが冒頭にいきなり遺影で登場してちょっとショックを受けた。好きなキャラだっただけにせめて死ぬシーンは作って欲しかった。(大滝秀治が事情で降板したのかといらぬ憶測をしてみたりする。)その上、息子である草太まで事故死という衝撃の展開でもはや脚本にネタがなくなって視聴者を泣かせるためにレギュラーメンバーをも平気で殺しているとしか思えない。それに前後編合わせて6時間近くもあるのは長すぎる。もう少しカットできなかったのか。それでも正吉と蛍の結婚式のシーンでは普通に感動したので点数はちょいと高くしておく。
[ビデオ(邦画)] 6点(2005-03-07 23:49:08)(良:3票)
59.  北の国から '89帰郷<TVM>
ところどころ印象的なシーンはあるが、前作や前々作ほどの大きな感動はない。
[ビデオ(邦画)] 6点(2005-03-07 19:05:53)
60.  機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突 ルウム会戦 《ネタバレ》 
シリーズ第5作。今回から第二部であるルウム編前後編になるわけだが、一年戦争が開戦したその日である宇宙世紀0079年1月3日から話が始まっていてこの冒頭こそワクワクするものの、話としてはいろんなエピソードがとっ散らかっている散漫な印象で、しかもその一つ一つがじっくり描けば深みが出るような内容だっただけに残念だった。とくにコロニー落としの部分はファースト初期に毎回ナレーション(永井一郎)が語っていた部分なのでもっと詳しく見たかったし、それに今回のセイラに関する部分も興味深かったのでもっとじっくり描いてほしかったところ。逆に今回登場するユウキとファン・リーのエピソードや、ハモンが歌うシーンなど本筋にあまり関係のない部分は思い切ってカットしたほうがすっきりしただろうし、ドズルのミネバへの親バカぶりを見せるシーンもはっきり言っていらなかった気がする。それからファーストのカイって皮肉屋だけどもっと冷静なイメージなのだが、本作ではアムロとハヤトを連れて立ち入り禁止区域に入ろうとするのはなにか違う。このシリーズはとくになにか期待しているわけではないが、さすがに前作までのほうが面白かったと思えた。上映時間がこれまでよりも30分ほど長くなっているが、毎回ある前作までのダイジェスト部分とエンドロールを省くとこれまでとあまり変わらない尺なのではと思ってしまったのもちょっとマイナス。一部を除いてのファーストからの声優の変更は仕方がない部分もあり、気にしていないのだが、本作の成長したセイラを見て、やはりこのあたりからのセイラは井上瑤のほうがいいなと思ってしまった。かなわぬことだけど。なんだかマイナス面ばかり書いてしまったが、5点以下をつけるほどでもないのでまあ5点。
[DVD(邦画)] 5点(2020-03-19 18:36:18)
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