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たきたてさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2277
性別 男性
年齢 47歳
自己紹介 好きなジャンル【 SF、アクション、サスペンス、ホラー、ミステリー 】
見たあと面白かったと思える映画は、ドラマ系、実話系、裁判ものが多いかもしれません。
サクセスストーリーが一番好きです。
見た後元気になれるし、夢があるから。

みんシネで面白そうな映画をチェック⇒映画を見る⇒レビューを見る⇒自分のレビューを書く
だいたいこんな感じで映画ライフを楽しませてもらっています。

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41.  キャプテン・マーベル 《ネタバレ》 
 誰にでも変身できるスクラル人。その能力を駆使した地球での攻防。これが個人的には一番面白かった。  また、地球に降り立った後の、キャロルとニック・フューリーとのちょっとずれたコミュニケーションが面白い。二人の出会いのシーンなんか完璧。アクションとコメディとの融合がばっちりきまっています。  その一方で、シリアスパートは面白みに欠けます。『正義の味方』と『侵略者』、それが実は逆だった。その真相がサプライズにつながっていないのは問題かもしれません。『侵略者と思っていたスクラル人たちは実は難民だった』それをもう少し言葉での説明ではなく、劇的な演出で見せてくれていたら、感動やカタルシスを生み出したのかもしれません。  『主人公が圧倒的に強い』というシチュエーションは結構好き。圧倒的なパワーで蹴散らしてくれるだけでテンションが上がります。で、まあ本来はそのはずなんですが、今作の覚醒キャロルにはなぜかそこまで魅力を感じず。なぜでしょう。あまりにも唐突すぎたためかもしれません。それに、キャロルが覚醒するのも結局自分の気持ち次第っていうのがなんかね。  あとはスケールの小ささかな。舞台が地球にはなるものの、地球との関連性は低く、プライベートなストーリーに終始。なんかスケールちっちゃくないですか?やはり気持ちが高揚する瞬間ってのは、ヒーローが人々を助ける瞬間や、人々のために闘う瞬間だと思うのです。この作品にはそれが足りなかったように思えます。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2020-06-21 19:13:32)(良:1票)
42.  キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー 《ネタバレ》 
 こーゆー等身大ヒーローって好きです。  前半1時間くらいは展開がだるくて地味。でも中盤以降、スティーヴ・ロジャースが第107連帯のメンバーを助けてからが俄然面白い。お飾りのマスコットキャラクターから、名実共に真のヒーローへ。こーゆー安直な展開が嫌いではないです。トミー・リー・ジョーンズから次第に認められはじめるって流れも微笑ましくて良いですね。  ださかっこいいコスチュームがたまりません。闘い方が肉弾戦と盾のみっていうシンプルなファイターなのも実に良い。この戦闘力じゃあ超人揃いのアベンジャーズの中では見劣りしちゃいそうですが、脇役好きの私にとってこーゆーキャラこそがアツい。  他のヒーローたちに比べると、ストーリーが結構切ない。好きな人と離れ離れになっちゃって、自分だけ70年後に目を覚ますなんて。だから見終わった後の爽快感とか、達成感とか、そういったものはあんまり味わえなかったです。  それにしても結構集団での戦闘が多く、レトロな衣装を纏いながら、ビーム兵器で撃ち合う終盤のシーンなんかまるでスターウォーズみたいだと思ったのは私だけ?
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-12-16 20:28:56)(良:2票)
43.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 
 オープニングの時間差テロ。このシークエンスの衝撃は凄い。休日のソフトボール大会を狙った無差別テロ。それだけでも凄惨なのに、救助に集まってきた人々を狙う大爆発が本命。この映画を見るにあたっての心構えは、このオープニングで強制的に完成されます。  惜しいのはその先。『リアリティ』『臨場感』、そういったものを重視しすぎてしまったのか。ちょっとだらだら。中だるみ。もうちょっとテンポよく見せてほしい。人の緊張ってそんなに長く続きません。オープニングで得られた張りつめた緊張感がぷっつりと切れてしまうのが残念。  FBIのスペシャリストチーム。それぞれの専門分野で大活躍。と思いきや、捜査が犯人逮捕に効果的には結びつかない。やたら捜査を強調していたので、そっち方面も期待しちゃいましたが、『捜査もの』としての面白さはほとんどなさそう。  最後に、オープニングほどではないですが、ラストのFBI襲撃は本作の見所のひとつ。そこからクライマックスまでは目が離せません。急がなければ仲間が殺されてしまう中、四面楚歌状態での市街戦は緊張感抜群です。仲間を救って一安心、からの、ビー玉⇒指のない指導者の発見、ありきたりだし予想はついてもやっぱり驚くサプライズ。サスペンスアクションとしてはなかなか良かったと思います。  とまあ、一見社会派っぽいけど、その実体はわりと単純なサスペンスアクション。あくまで娯楽作品として、単純な思考で鑑賞するのが正しいのかもしれません。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-09-08 02:37:52)
44.  消えた天使 《ネタバレ》 
 雰囲気は凄く良い。緊張感、不安感を煽る導入部分も文句なし。面白くなりそう。でも実際はあんま面白くならない。いや、面白いことは面白いんですが、期待値より上には上がっていかない感じ。  エロルは性犯罪者たちに対して暴力的。それは彼の過去と関係がありそうだ。でもその過去は、教えてくれそうで教えてくれない。なんとも不親切。  また、ミステリー調にしておきながら、たいしたミステリーにしないという外し具合。その一方でグロ描写だけはしっかりあります。  『グレン・カーティスの潜伏先のアンダーグラウンドな世界』『寝室にいつの間にか入り込んでいる猛犬』などなど、突然の非現実的な展開、描写、演出にはやや戸惑いを覚えます。  どちらかというとドラマ重視の作品のよう。サスペンスやミステリーを期待しすぎると肩透かしをくらうようです。  私も先入観のある状態で見てしまったので、いまいち物語に入り込めず。でも映画としては悪くない出来栄えかもしれません。『性犯罪』のみに絞った題材も意外と珍しいですしね。  リチャード・ギアは歳を重ねても圧巻の存在感です。キャストの配置は完璧だと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2019-07-09 14:44:57)
45.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
 「ギルバートの本心はいったいどこにあるんでしょうか。」っていうのがまず最初の感想でした。ギルバートは家族に対し、いつも深い愛情があります。なのに、どこか無理をしている風にも見えるんです。  気のせいかと思っていました。ですが、話しが進むにつれ、予感は確信へと変わっていきます。太っている母親を子供に見せたり、「いい人になりたい」ともらしたり、不倫をしたり、アーニーを風呂場に放置してベッキーのもとへ行ってしまったり、アーニーを殴ってしまったり・・・。いつも家族を優先しているギルバートが、瞬間的に自分を優先する貴重なシーンです。  友人や家族から見れば、いつも家族のため、周りの人達のために身を粉にして働き生きているギルバートが彼らにとってのギルバート。だから彼が自分の気持ちを少しでも優先してしまうと、途端にギルバートには友人から家族から、非難の目が向けられるのです。「ギルバート、きれろ!怒れ!ふざけるなって言ってやれ。」って、ずっと思いながら見ていました。でもそれができないから、ギルバート・グレイプっていう映画がなりたつんでしょうね。  ただ、おそらくはギルバートと最も距離の近かったアーニー、そして唯一と言っていい部外者のベッキー。この二人だけは、ギルバートのすべてを愛しているように見えました。もちろん、ギルバートとその家族の姿は本当に家族らしい、ひとつの完成された家族だと思うんですよ。ですが、ベッキーとベッキーの祖母、そしてアーニーとギルバート。4人が一緒にいる姿は、それにもまして理想の家族の姿に見えたのです。なぜかっていうと、4人が一緒のときのギルバートの表情が一番穏やかに見えるんですよ。自然な自分。無理していない自分。  アーニーがギルバートに殴られちゃって家を飛び出したとき、ベッキーのところへいったのも、ベッキーがアーニーを川の中へ誘い入れたのも、アーニーを殴ったギルバートをベッキーが優しく包み込んだのも、全てが印象的でした。  ギルバートの家族たちは母親を含めてそれぞれの世界へ旅立ち、ギルバートはアーニーと共に新しい家族と再出発を始めるラストが最高に良かったです。  ただ、映画としては少々くどいかな・・。ラストは感動しましたし、共感もしますが、手放しに面白いと絶賛まではできないです・・。
[DVD(字幕)] 6点(2013-07-14 16:51:20)(良:1票)
46.  君のためなら千回でも 《ネタバレ》 
第一部 アミール・ハッサン幼少編  第二部 アミール青年編  第三部 アミール・帰郷編  と見るか、 第一部 アフガニスタン平和な時代編  第二部 アメリカ編  第三部 アフガニスタン・タリバン時代編 と見るかで、 映画に対するイメージが大分変わります。 僕もはじめは、アミール・ハッサンの関係が微笑ましくて、二人の友情を中心に見ていました。ただハッサン親子が出て行き、ソ連が侵攻してからは、戦争・歴史のイメージが強くなります。 衝撃的だったのは、やはりカブールに侵入して、街の様子や家の様子が大きく様変わりしてしまっていたこと。後半は特に、反戦のメッセージを強く受けてしまいました。 かなり重い内容をふまえている割には、見やすい映画だと思います。 
[DVD(吹替)] 6点(2011-10-15 05:46:33)
47.  銀の匙 Silver Spoon 《ネタバレ》 
 淡々と進んでいくドラマ。  あまり退屈に感じさせないのは、ケンティー演じる八軒くんに、なんだか期待しちゃうから。  八軒君はどう成長していくのだろう。進学校出身の頭の良さというアドバンテージは、どう活かされていくのだろう。  なんかね、サクセスストーリー的なものを想像しちゃって、勝手にワクワクした自分が悪いのです。  結局、期待した以上のものなんて出てきません。なぜならそーゆードラマじゃないから。  ただ前半から中盤にかけては、そんな期待感と御影アキ役の広瀬アリスのかわいさで、なんか楽しく見られました。  要は、文化祭の準備にはいってから、なんか自分が期待したのとは違うベクトルに話が進んでんなぁと、だんだん興味が薄れてきたのでした。  豚丼のベーコンエピソードは最高に良かったんですけどねぇ。バーベキューのシーン、かなり好き。ただ一番の盛りあがりがそこっていうのが残念。  せっかく打ち解けて仲良くなった駒場の実家が離農。駒場は高校を辞めてしまう。  駒場家がそんな大変な状況なのにさ、文化祭の様子を見せられても集中できないっす。  駒場家は中島先生の紹介で、別の農場で住み込みで働かせてもらえることになりました。  ・・・だからなに?根本的な解決にはなってないでしょ?  それが現実だと言われればそれまでだけどさ。映画の世界でまで厳しい現実ばかり見せられると嫌になっちゃうのよ。  進学校から来た主人公が、その頭の良さで何か画期的な解決策を見つけてくれるのを、心のどこかで期待しちゃいました。  原作読んでないから何とも言えませんが、映画向きの題材じゃなかった気がします。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2024-05-15 02:17:33)
48.  キラー・エリート(2011) 《ネタバレ》 
 ちょっと話がごちゃごちゃしすぎ。  それにどー考えても、課せられた使命を全部こなすより、仲間と協力してハンター(ロバート・デ・ニーロ)助けるほうがリスクが少ないでしょ。実際元SASのスパイクがあっさりオマーンの長老殺して報酬を手に入れちゃっているじゃないですか。  私は映画というエンターテイメントに対し、細かいことは気にしない主義。映画は見ていて楽しけりゃそれで良い。そんな私が、『いや、これはないわ。』とそもそもの設定に無理がありすぎて気になっちゃうレベルです。  これって本当に実話に基づいているんですか?とても信じられないんですけど。  ハンターを助けるために危険を顧みず、昔の仲間の助力を得てクエスト達成。で、このクエストが3つ。多すぎるうえに、『自白させろ』『事故に見せかけて殺せ』と無理難題。同じ制約をかけたせいで、どのクエストもなんとなく薄味に感じてしまいます。  それにさ、ハンターを助けるために昔の仲間が二人犠牲になっちゃってますけど。それに対するダニー(ジェイソン・ステイサム)の感情の描写が希薄なんですけど。仲間が殺されたことに対して、もっと憤るか悲しむかしてほしい。ダニーは情に厚いの?薄情なの?どっちなのー?  昔の仲間と手を組んでプロの殺し屋チーム再結成。とある国の特殊部隊と対決。王道だけれど、これだけで十分面白いんだからさ。その仕事をせにゃならん動機にもう少し説得力を持たせてほしかった次第です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2022-07-07 04:05:43)(良:2票)
49.  奇蹟がくれた数式 《ネタバレ》 
 私には高尚すぎてちょっとついていけない部分が多かったです。  貧しい出自、しかもインドの人が遠くイギリスでどのように成功していくのだろうと思って見ていました。  ラマヌジャンは異国の地で頑張っていたのですが、リトルウッドやハーディー以外の人間にはなかなか認めてもらえません。実の母親が妻からの手紙をひた隠しにしてしまったせいで、妻とは手紙のやりとりすらできません。挙句、結核に侵されて死の淵をさまよいます。シビアな現実ばかり。気が重くなる一方です。  そんななか、ハーディと二人で分割数などラマヌジャンが見つけた公式の証明に没頭する日々。でもずっと具合が悪そうなラマヌジャン。いつ死ぬかわからないのに、愛する妻とは連絡もとれない状況。正直数学どころではなかろうにと思ってしまいます。  王立なんちゃらの会員になるシーン。フェローに認められるシーン。この物語のクライマックスはさすがに盛り上がります。努力と苦労が報われるわけですから盛り上がらないわけがありません。  ただ、できれば物語中もう少し盛り上がりポイントをちりばめてほしかった。実話とはいえ、映画にする以上多少の脚色は必要でしょう。教科書的な意味合いを超えられていない作品という印象です。
[DVD(字幕)] 5点(2021-11-05 03:19:13)
50.  今日の恋愛 《ネタバレ》 
 ラブコメっていうのは主人公にどれだけ共感できるかっていうのは結構大事だと思います。  さて、こちらの主人公。これがなかなか共感しづらい人物。ヒロインはヒロインで不倫まっしぐら。その不倫相手も妻子持ちでありながら不貞をはたらいているくせに上から目線で気に入らない。  そう、この映画の中心人物たちがどれもこれもいまいちなんです。ビジュアルは良いです。中身がね。  その一方脇を固める人たちは良い人ばかり。友人もそう。家族もそう。アンドリュー兵長もそう。主人公のジュンスを好きになる女性もそう。みんな態度がはっきりしているのが良いですね。優柔不断なのは中心人物ばかり。ヒョヌとジュンスはくっついたり離れたり。ダラダラダラダラ。  一度キスしていっしょに寝て、良い感じになったのに、その直後のジュンスのヒョヌに対する冷たい態度は???それにさんざんいろんな女性と恋愛しておいて、突然ヒョヌが好きでしたって独白されても『はあ・・・』という感じです。  ただ終盤になってくると流石にお互いの気持ちに素直になりはじめて、相手を思いやる気持ちもヒートアップし、ハッピーエンドへまっしぐら。最後はそれなりに良かったのではないでしょうか。
[DVD(字幕)] 5点(2021-10-10 23:40:11)
51.  キンキーブーツ 《ネタバレ》 
 『サクセスストーリー』というワードに惹かれ鑑賞。結論から言えば、期待していたような作品ではなかったです。  『経営危機の靴工場の再生』というわくわくするストーリー。それは良いのですが、思っていたより『同性愛』『性同一性障害』の割合が大きい。それに対する偏見・差別といったものを、かなり真面目に取り上げてるので、結果映画のリズムが悪くなっているように感じます。  また、『従業員との衝突』『婚約者との衝突』など、困難が多いのはわかるのですが、その困難に立ち向かうには、チャーリー・プライスに魅力とパワーが足りません。  更に、チャーリーが『いかに靴と父親と工場を愛していたかがわかるエピソード』が、劇中ではあまり描かれません。この作品の最大の問題点は説得力の欠如です。それでもチャーリーが靴工場再生に向け、もっとなりふり構わない姿勢を終始見せてくれていたら、もっと印象は変わったかもしれません。  チャーリーは、『ミラノのステージのため、自宅を抵当に入れる。』『父が売却の話をしていたかどうかは関係ない。私にとって従業員は他人ではなく仲間だ。』などと熱い一面を見せます。この作品のプロットからいけばファインプレーでしょう。  ですがそれ以外の面はどうでしょう。私には彼の公私混同の面がやたら目につきます。最も大事なときに、婚約者の裏切りでささくれた気持ちをローラにぶつけるなんてのは、その最たる例。主人公に魅力が無いサクセスストーリーは、『偶然が重なった結果オーライの産物』にしか見えず、爽快感も何もあったものじゃない。  また、『ニッチの市場に活路を見出した靴工場に再び各企業から注文が殺到する』というのがゴールだと思っていたので、私としては、この作品はストーリーの途中でエンディングを迎えています。  更には婚約者とは理解しあえないまま、とゆうか理解してもらう努力すらせず、新しい彼女とくっついてしまう主人公。  冒頭でクビにされたままの15名の従業員。  どこまでが実話なのかわかりませんが、『実話』にのっかって、工夫と創作努力を怠った凡作だと思います。  ゲイバーの人達の脚をアップで写しての一言、『見て、ニッチの市場よ』。ミラノでの逆転ステージ。従業員達のカムバック残業。などなど、見所も多いだけにもったいない作品です。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2017-05-21 14:22:47)(良:1票)
52.  桐島、部活やめるってよ 《ネタバレ》 
 原作未読です。予告も見ていません。予備知識ゼロで観賞しました。  だから、てっきり「桐島が部活をやめる理由」を推測して楽しむミステリーと勘違い。もうちょっとどんな映画か知ってから見るべきでした。  当然、見終わった後は???。そりゃそうです。ストーリーが始まらないうちに、映画が終わってしまうわけですから。いや、そうではなくて、桐島が部活をやめるという事実ひとつで波紋が広がりだす人間関係を楽しむものだとすれば、ストーリーはそこかしこに転がっていたわけですね。もう最初は何回も金曜日が来るからさっぱり意味がわからんかった。  ただ、そういう映画だと知ってから見ていれば、この映画はかなり興味深いかもです。  私が一つこの映画で深く感じたのは、ストーリーそのものとは関係ないのですが、日本の映画ってこれくらいのリアリティがあって良いのでは、ということです。  もちろん、すべての映画がそうあってほしいということでは全くないのですが、この映画のリアリズムって、日本人にしか感じることのできないリアリズムなんですよね。この映画から受けるノスタルジーやシンパシーやデジャヴ感ってのは、生粋の日本人だけが楽しめる特権だと思うのですよ。  自分ではない誰かの世界。誰かの人生。でも限りなく自分と近い世界で生きている人達の人生。そういった人達の人生を追体験できる、ある意味夢のような映画。  普通に考えれば、わざわざ映画にするような題材でもないものをあえて映画にしちゃったことで、逆にこの映画にしかない希少な価値が生まれているように感じるのです。  ぶっちゃけ、桐島君がなぜ部活やめちゃうのかわからなかったのが、心残りと言えば心残りです。それがこの映画のウリなんかもしれませんが、個人的にはそのせいで、見終わった後素直に面白いとは思えんかったです。   
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-11 03:58:27)
53.  キャット・ピープル(1982) 《ネタバレ》 
 ホラーとしては今ひとつ。サスペンスとしては盛り上がりに欠ける。かと言ってドラマとして楽しめるかというと微妙。  ですがひとつひとつのシーンには面白いものもありました。飼育員が腕を食いちぎられちゃうシーンや、黒豹を解剖してその正体に迫るシーン(ここはバックの音楽がかなり良い緊迫感を出しています。)、アリスが何かにおびえながらランニングし、プールで泳いでいるシーンはなかなか楽しめます。  まあ、それだけっちゃあそれだけの映画です。個人的に。
[DVD(字幕)] 5点(2012-03-24 01:08:07)
54.  キラー・スナイパー 《ネタバレ》 
 もうはちゃめちゃ。出てくる人間がクズばっかり。誰にも共感できないのはもちろんのこと、終始イライラさせられる人物ばかり。その筆頭は兄クリス。  妹思い?いやいや、自分を慕ってくれるのが妹だけなので、ただ手放したくないだけでしょう。  アンセルとシャーラは社会の底辺の人間ではありますが、まあクリスに比べればマシかと。それなりにドティのことも考えているし。と、思っていたのですが、最後でどんでん返されました。  まず真相がわかったときに、シャーラもクズ決定。こいつはとんでもない女だ。こいつがジョーにぼこぼこにされたときはスカッとします。  まともなのはアンセルだけかと思っていたら、保身のためにジョーがクリスを殺そうとするのに加担する。よく殺されそうになっている自分の息子の足を押さえつけられるもんだ。アンセルは周りに流されるだけのダメ人間。撃たれて当然。  ってゆーかどこがスナイパーやねん。邦題に偽りありすぎでしょう。  更には何一つ解決せず、なんの救いも示されないまま映画は唐突に終わりを迎えます。  正直ドティのかわいさ以外見るべきところがありません。  マフィアのボスが一番まともな人間に見えるんだから、とてもまともな映画じゃねぇや。
[DVD(字幕)] 4点(2022-04-15 00:44:02)
55.  奇人たちの晩餐会 《ネタバレ》 
 う~ん、ひねくれ者なので、逆説的なオチまで考えてしまいました。  ピニョンが奥さんを追い返しちゃったり、電話で余計な事言ったりするのには、確かにイライラします。かと言って、じゃあブロシャンが頭が良いのかって言うと全然そんなことないんですよね。人の事馬鹿にできるレベルじゃないんです。どっちもどっちです。頭の悪い人たちの要領を得ない茶番劇です。  ただ中盤から登場するジュストでやや救われます。救われるって言うか、面白くなります。ジュストは私達観客に近い第三者的目線です。ピニョンとブロシャン二人の状況を笑い飛ばしてくれます。だからちょっとだけ胸のつかえがとれます。  この作品が自分に合わないのは、きっと舞台劇が個人的に好みじゃないからですね。私は映画を観たいのだから、映像とストーリーと空間には、広がりと奥行きが欲しいのです。そうでないならもっと面白いストーリーにしてほしいです。もしくは、『この空間でなければならない』という必然性が欲しいところです。  ピニョンは確かに天然なところがありますが、ブロシャンの行為・言動は愚かです。愚かな人間が人を馬鹿にして蔑むシーンを何度も見て、心から笑えるはずがないですよ。  おフランスの高級な味わいは、庶民の自分には合わないみたいです。  ・・・ってゆーか晩餐会には行かんのかい!  ずっと、『いつ行くんだろう』って観てたら、終わっちゃったよ!
[DVD(字幕)] 4点(2014-07-10 12:07:11)(良:2票)
56.  岸和田少年愚連隊 《ネタバレ》 
 中身のない映画は苦手です。  中身がなくても、見ている間楽しめたり、爽快な気分になれたり、頭を使ったりする映画は大好きです。  この作品にはそのどれもありません。  言うなれば、雰囲気と会話の妙を楽しむ映画でしょうか。  報復→報復→報復→報復→報復・・・・  何回繰り返すねんっていうくらい、延々と仕返しが続きます。  その報復のシーンだって、過激な割りにリアリティを追及するためか迫力には乏しくて、何か毎回消化不良のまま終わる感じなんですよね。  もちろん、絶妙な会話の面白さと、登場人物たちのなんか憎めないふんわりとした雰囲気によって、暴力描写が見事に緩和されて見やすくなっている点は評価できると思います。  ですがそれだけなんですよ。  最後まで見終わっても、それぞれが何かのゴールにたどりついたとか、成長したとか、そんなエピソードは最後までないわけです。  もちろん、それが青春だよって言ってしまえばそれまでですが、「なんのために2時間近くもこれ見てたんだろ」って気持ちになります。  雰囲気は良いし、会話も面白いし、映画全体に漂う閉塞感と疲労感も何かを訴えてくるし、悪くはないと思うのですが・・・・  ナイナイの岡村の大ファンの妻が、途中で見るのをやめた・・・  それがこの映画のすべてなのかなって思いました。
[DVD(字幕)] 4点(2013-05-19 19:07:33)(良:1票)
57.  キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2 《ネタバレ》 
 RPG大好きなんですけど、いまいちでした。  何も考えずにみたんですけど、いまいちでした。  女戦士ズーラ、ビジュアルがいまいちでした。  敵キャラ、いまいちでした。  魔術師のおっさん、何もかもいまいちでした。  盗賊のおっさんだけは良かった。  あと、プリンセス?の衣装も良かった。 
[DVD(字幕)] 4点(2012-10-28 15:39:25)
58.  黄色い大地(1984)
映画にはどうしても合う、合わないがあります。ただ事実を淡々と見せられるだけの映画は苦手です。そこに、ストーリー性やテンポの変調、もしくは演出の工夫など何かしらあればまだ見られるのですが。もちろん、内容はきっと勉強になるもので、知ってて損はないだろうとは思いますが、でもこの内容だったら普通に本や資料でも良いのではと思ってしまいました。所謂、見る人を選ぶ映画だと思います。僕は選ばれませんでした。最後よくわからんかったー。
[DVD(字幕)] 3点(2011-12-15 04:51:31)
59.  きっと忘れない
忘れそう。
[DVD(字幕)] 3点(2011-07-06 20:45:51)
60.  逆境ナイン 《ネタバレ》 
 もう自分とは全然合わない映画。  バカ映画は嫌いではないんですが、ちょっとギャグが過剰でついていけないレベルです。  突き抜けた野球バカというより、むしろ野球をバカにしているかのような演出、ストーリー構成が嫌いです。  野球そのものは真剣にやるのかと思ったら、全然そんな感じでもない。真剣に野球に打ち込んでいる人達に『逆境』がふりかかるのならまだしも、適当に野球をやっている人たちなんだから逆境もなにもあったもんじゃないです。  不戦勝で浮かれる野球部にドン引き。  大会をすっぽかして遊園地に行く不屈にドン引き。  どれだけ寒いギャグを連発しても、野球に一途であればまだ許せたのですが。  はっきり時間の無駄と言える作品でした。  ちなみに、原作のことは全く知りません。  『それはそれ。これはこれ。』の名言に1点。  堀北真希に1点。  堀北真希があんまりかわいいので、つい最後まで見ちゃいました。  もし彼女の存在がなければ、途中で観るのをやめてレビューを書くこともなかったでしょう。
[DVD(邦画)] 2点(2021-04-11 11:26:45)
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