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パブロン中毒さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 914
性別 女性
ホームページ http://ameblo.jp/cluttered-talk/
自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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1.  キューティ・ブロンド 《ネタバレ》 
これは女の子のための映画。よって、男の人には悪いけど、たぶんピンとこないにちがいない。 もう笑いっぱなし、セルフビデオの場面最高、コメディとしてフルサービス。インテリアもファッションも可愛い。元気になります。「2」はダメだった残念。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-20 15:00:35)
2.  KISSing ジェシカ 《ネタバレ》 
こんなインディー作品があったとは。どっかで題名だけはよく耳にしましたが。見てびっくり。 だいたい、ユダヤ人てハリウッドでは必ず「脇役」じゃん。「ステップフォードワイフ」でも「ファーストワイフクラブ」でも。これだけ「ユダヤ」を前面に出した映画もめずらしい。インディーでなければありえない、ということですか。深く地道なジューズ界は、存在していたのですねえ。でも、ハリウッドのアングロサクソン世界観映画に慣れてしまった日本人の目には、かなり違和感を感じてしまうのも、これしかたなし。安易な展開を排したインディーズ映画です。男に疲れた女性のみなさんには、リアルでしょう。でもジェシカは「ノーマル」に戻ってゆくんだけどね。10年に1回くらいは「もう、男らしい女の人でもいいかなあ」と思うことがありませんか、皆様。
[DVD(字幕)] 9点(2005-11-13 17:55:22)
3.  救命士 《ネタバレ》 
あまりに気に入って購入。スコセッシのよさ爆発。相棒が日替わりになっていくのがよし、それぞれ個性的でよし。パトリシアとニコラスの微妙な関係が大変よい。ニコラスは彼女といるときだけ、食欲が出てくるところが面白いですね。パトリシアの親父、あのセリフ最高にキマっていた。スコセッシはやっぱり「夜」の監督と再確認。 トムサイズモアのキレぶりに大爆笑。80%コメディ。(残りはロマンス)ホラー映画じゃありませんから。もともと欧米人は幽霊なんて怖くないんだから。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-06 21:34:13)
4.  CUBE 《ネタバレ》 
閉じ込め映画の個人的№1です。無駄がなく、丁寧。お金より頭を使って成功した作品。 1では謎は全く解かれないが、「謎解明」に期待する一心で最後まで面白く見られる。 やっぱり2より1だったなあ。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-02 22:03:47)
5.  きょうのできごと a day on the planet 《ネタバレ》 
最初のほうを見ていたらあまりにつまらなくて〝努力忍耐〟とひたすら念じながら先へ進む。すると、途中から面白くなってきた。3人が帰って、西山が暴れだすあたりから…。「おっこれは」と思っていると、正道は何気に当て逃げされるし、スキマ男はどんどん悲惨になるし、かわち君は性格面白いし、話の展開がやっとわかってきて、〝この映画〟の面白さ、もやっとわかった気がした。 確かに、この話の人間関係が全く把握できていない状態で、時間をシャッフルしたうえ、けいとがクダをまいている(卵の話は本当につまらない)ところとか、真紀が酔って他人の髪の毛を切っているところを見ても全然面白くないのに、そこらへんを長く見せすぎる…。2回目に見ればわかるけど、やっぱり女2人が酔っ払っているところは何度見てもあんまり面白くない。監督は、女どうしのシーンで笑いを取るのが下手だと思う。(男ばかりでモメているシーンは大変よいのに。) 小説の原作ものということだが、私はそれを知らずに見ていてまず「これはまさに少女漫画の間の取り方だ」と感じた。吉田秋生あたりが一番近いと思う。もしもこの映画を吉田に漫画化してもらったら、すごく自然な感じになると思う。正道のキャラなど、見た目も言動も本当に吉田秋生の漫画から抜け出してきたようだ。 で、この話は出てくる人間がほとんど「モラトリアムな奴」なのだ。自分で稼いでいる人間はチョイ役でしかない。働いているやつは、スキマ男だけだ。北村のサーファーだって、どうもマトモな勤め人らしくない。 そういう男も女もモラトリアムなやつらが、ある日集まって勝手気ままに騒ぐ。過ごす。それをダラダラとコミカルにさんざん見せたうえ、クジラが帰った海辺で終わる。クジラとは、何の意味だろう。 クジラと同じように身動きが取れなくなって、己の命を他人まかせにしなくてはならなかったのは誰か。違法な賭博喫茶で働くスキマ男だ。クジラはスキマ男だ。スキマ男は、中沢たちと違ってモラトリアムに生きていない。 世の中に出て、自分で食い扶持を稼いでいくということは、座礁した瀕死のクジラのようなもの…そんな大変なこと、できるだろうか。できればこのままいつまでも、京都の古民家という通好みのおしゃれスポットで、ダラダラとモラトリアムに仲間とじゃれていたい…。そういう気分を描写したのが本作だと思うなあ。やっぱり昔の吉田秋生の気分。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2007-10-23 19:47:36)
6.  記憶の棘 《ネタバレ》 
これはおもしろい。 スタッフプロフィールを見ると、驚くべき錚々たる顔ぶれである。どうりで、電気音を排したクラシカルな音楽もすばらしいし、脚本も垢抜けているわけだ。 キャストもすばらしい。ローレン・バコールを引っ張り出したのもすごいし、問題のキャメロン〝出すぎ〟ブライトはともかく、キッドマンを主役に据え、アン・ヘッシュやピーター・ストーメア(この人はコンスタンティンの悪魔!)デブラ・ウィンガーの夫など脇も重量感のある俳優が揃っている。 未知数の新人グレイザーのために、よくもこれだけのお膳立てができたものだと思う。 キッドマンは完全にアン・ヘッシュに食われている。出番の少なさとは反対に、クララのヤバさは最も印象に残る(眉毛無いし)…アン・ヘッシュって、こんなすごい女優だったか? 種類としては、骨太の脚本を軸に、あくまでも脚本を引き立て、その雰囲気を壊さぬように作っていく作品だ。脚本が立っている映画である。 で、その脚本には仕掛けがあり、これが分からないとその後の展開に「?」がつきっぱなしになってしまう。 ジョセフの大暴れの前に、アナの入浴中にショーンが乱入(?)するシーンがある。アナが「出て行って」というところで、カットが変わってしまうのだが…ここを、姉ローラのセリフ「それは違法行為よ(イッツ イリーガル)」につなげてみると、どうなるか?なぜアナはうなだれたまま顔も上げられない? そして、ここからアナは〝ショーン〟を確信し、一気にアブない方向へ進む。これは何か。 映像として表現することはできないが、例の入浴中に、性交渉があったと見るべきなのだ。死んだ夫しか知らない性愛表現があったから、アナは確信したということだ。そうとしか考えられない。 脚本では、入浴シーン以前のパフェを食べながらの会話や、入浴シーン後のアナの態度の変化を描くことによって、観客に「想像してください」と言っている。…ここらへん、フランス人らしいいやらしさを感じる。 謎を残したままのラスト。クララを思い出せなかったから、ショーンでなかったと言えるのか?…人間は、生まれ変わっても都合のいいことしか覚えていないのではないか、そしてショーンというのはもともと二面性のある男だったのでは、というのが私の意見だ。ショーンの死から〝誕生〟シーンへ繋がる冒頭のシーンで、答えはすでに示されていると思う。
[DVD(字幕)] 8点(2007-06-02 18:16:08)
7.  鬼畜 《ネタバレ》 
映画「鬼畜」は様々な視点から観ることができる作品であろうが、個人的には実話という場合は、何よりも「実行者の心理」に興味を持つ。妻の言いなりになって我が子を次々に捨てるという、信じがたい行為に及んだその心理に興味を狩られる。どうすればそうなるのか。彼自身は積極的に子供を疎んじているようには見えないし、「本当は殺したり捨てたりしたくない」し、何より「子供が彼を慕っている」=「何らかの愛情を感じ取っている」ように思う。「何でも他人の言いなりになって、抵抗できない」→その理由「自分はおよそすべての他人より劣っている」=「自分より優れた人間に常に従うほかはない」という固定された構図が、この男の頭の中にあったのではないかと推測する。これは、成長過程における「成功体験の欠如」が原因としか考えられない。この映画に見る彼は、知的障害者でもないし、精神を病んでいたわけでもないからである。このように考えるに至ったのは、身近にモデルとなる男性(同僚)がたまたま居たためである。「誉められたことがない」「常にバカ、グズと言われ続ける」このように育って「自分だって人並みに頭が良い」と思うことができるであろうか。このような「成功体験を欠く」人たちの中には、私の同僚のように常に他人の言うことが正しいと思い、自ら考えたり要求したり交渉したり闘ったりすることができない大人が存在する。そして「鬼畜」の主人公の行動を可能足らしめたものはこのような心理ではないかと思うのである。よって、愛人によって初めて「誉められる」を与えられた彼が、簡単に彼女の懐に落ちたであろうことは当然である。映画版は、この構図を納得のいくよう描いていたと思う。この推測に添って考えると、ビートたけしのTV版の主人公は、「違う」ように思われるのである。「それなら捨てないで済むでしょう」と思えてくる。ともあれ姪っ子を見るにつけ、まことに「子供は誉めなければならない」と思うのであった。
[ビデオ(吹替)] 8点(2006-01-22 19:08:03)(良:2票)
8.  キャリー(1976) 《ネタバレ》 
リアルな日常をしつこくしつこく描いた末にそうなる、というのがミソであった。そのしつこい部分があまりに出来がよいことが驚きだ。Mかと思ってたら逆ギレてドSに変身。ホラーというよりは変形の青春映画といったほうがよい。全米の不細工な少女たちはスカッとしたのであろうか?
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-12-18 00:50:20)
9.  キャンディマン(1992) 《ネタバレ》 
その昔、ビデオ屋のおやじが「これ恐いよお」と言ってにやっと笑った。そんでキャンディをくれた。(サービスでついてたらしい。) B級ながらトニートッドの出世作。ヒロインは何気にマドンナ似であった。ハチに食われるSMシーンがすごかった。ホラーといえども、ラブストーリーとして見てしまった。「ALWAYS IT’S YOU,HELLEN」て、忘れられないセリフです。せつないよ。どうか、ラブストーリーとして見てやってくだされ。無理か。 
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-21 21:35:53)
10.  危険な情事 《ネタバレ》 
さすがエイドリアンラインで一気に見せる。グレンクローズはきれいでもかわいくもないのでこの役にぴったりでした。気になるのは、この映画がアメリカ人男性が恐怖を感じるものの代名詞のようになっていることだ。「めぐり逢えたら」でトムハンクスも口走っていたし。他でもよく耳にしたなあ。女から見ると、「えっなんでそんなに怖いの」だ。「だって退治したからいいじゃん」という感じ。グレンクローズの演じた女性こそ恨み真髄死にきれんだろうに。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-16 23:10:43)
11.  君がいた夏 《ネタバレ》 
けっこうリアルタイムで昔見ました。なんで死ぬかな。まあ、死なないと話が始まらないようになってるけど。秀作です。突然死のお父さんが、ビデオで笑顔で告白って、超せつないですね。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-15 21:16:31)
12.  今日も僕は殺される 《ネタバレ》 
最初のほうだけ見て一旦中止し洗顔歯磨き等に励んでいる間にいろいろ考えまして、「イアンは病院のベッドで昏睡状態である」という結論になり残りを見ます。 ああ~、最初の30分くらいはワクワクしたんだけどもなあ、こんなものかなあ。がっくり。 「寄生獣」という長編マンガを思い出します。あれは果たして英訳されて海外に出たのだろうか。 しかし、「寄生獣」を見たとしか思えないですよね~。あの手。 そういう意味でビジュアル的に「なつかしい」感じもしました。 それにしても出だしは良かったんだからもうちょっとなんとかならんかったものか。 それと愛の力で変身したとかそういうのはあまりに手垢がついたテーマで、ダメだと思います。こういうのを作るときは、美しくまとめようとしてはいけないように思います。この手の作品は「なんでやねん」と思ったまま終わってしまうくらいでも、いいのではないかと思う。 …これってラストのとこからすると、なんとなく続編が出そうな気がする。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-12-06 18:31:42)
13.  Q&A 《ネタバレ》 
怪演といえばニック・ノルティ。ニック・ノルティといえば怪演。 選んでいるとしか思えないほど異様な役どころばかりやるノルティだ。というか本人も異様な人物らしいので当然か。 そんなノルティの出演作の中でもひときわ異様さが光る本作のブレナン刑事。なんといってもそのゲイ志向が…強烈です。 フツーに男が好きならどうということはないのに、ゲイを軽蔑しているのに実は好きであるという屈折したところが…ブレナンの人間くささを感じさせる。 が、本作はブレナンにノルティを使ったことで根本的に失敗してしまったと思う。普通にノルティを使ったらそれは「野獣」に見えてしまうのです。悪徳刑事ブレナンが野獣だったらあまりにもあたりまえじゃないですか。 だもんだから最後に刑事部屋でキレてあっけなく死んでしまうあたりも「まあそんなことだよなあ」という感じでいまいち感慨を呼ばないし、それどころかゲイを襲っても「野獣だから」で済んでしまったりする。だっていかにも野獣だし。 それではつまりません。ブレナンはもっと複雑でしぶとい男でなければ。 女のことでメソメソ悩み続けて島まで追っかけていって終わってしまうティモシー・ハットンは自分で言っているように「弱さ」の象徴なのでしょう。「社会」とか「悪」とかから逃げて行き着くところが必ず「女」のとこだというのがアメリカ人らしいですね。クインのような悪人が当選して政治家になろうが関係なくて、それよりも女とよりを戻すことや母親の遺族年金や父親の名誉のほうが重いのです。 彼は一言でいえば志の低い男です。ある意味ではブレナンよりもダメなやつといえるかもしれない。なので、ライリーをあまり美化するべきではなかったでしょう。ハットンの見た目的なものも手伝ってなんとなくウブなお坊ちゃんに見えていますけど、本当はクイーンズで育った下層階級出身のアイルランド系アメリカ人なのです(ブレナンだってアイルランド系ですね。)。なんかごまかされている気がしますね~。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-28 16:11:48)
14.  キングダム/見えざる敵 《ネタバレ》 
私は監督ピーター・バーグのファンなので、監督欄に彼の名を見つけたら迷わず見る。 ついに、こんな大作を任されたとは出世したものだバーグよ。けっこう金かかってるじゃん。 と期待に胸をふくらませ、いそいそと画面に向かうがバーグも最近のはやりに抗しきれず、一貫して揺れるカメラ大作戦になってしまっていた。目が、目が痛い。 明らかに「ブラックホークダウン」を意識した作品だが、一回りも二回りも小ぶりな仕上がりを見るとやはりリドリー・スコットは偉大な変態、変態だから偉大、彼に比べればピーター・バーグは良識の人、と言わざるを得ないかなあ…。資金面での差というだけでなく。 ただその精神は「ブラックホークダウン」を踏襲していると感じる。ピーター・バーグはバカではないので間違ってもアメリカ万歳では終わらなかった。 この架空のテロ事件については最初に国務省次官が言った「サウジにアメリカ人が居るのがテロの理由」というのが正解で、「これ以上捜査員を送り込まないで静観し、サウジ当局に任せる。」というのが大正解なのである。 それをFBIは上から下まで「仲間の報復」で一致団結し、裏の手段を使ってまでサウジに乗り込んでテロの首謀者を捕まえようと大暴れする。その過程で「ブラックホークダウン(拉致された仲間の救出のために更なる危険を冒すこと)」が発生し、無茶苦茶な市街戦の最中でもアメリカ人には一発の銃弾も当たらず、ついにFBI仲間ではなくてなんとサウジ人の警察官が死んでしまうのである。…アメリカ人はなんて自分勝手で要領が良いんでしょうか。 仲間の一人を助けるために、彼らはいったい何人の現地人を殺したでしょうか。ここから導かれる明解な論理は「アメリカ人一人の命はサウジ人一人の何倍もの価値がある」です。 というようなシビアな目線をピーター・バーグは失っておらず、テロの首謀者を殺した上FBI全員が生還したという作戦の成功を、大喜びするシーンは一切ない。 その代わりに、テロリストの孫のセリフで「テロは終わっていない」ということを示す。 …で、話は「サウジにアメリカ人が居るのがテロの理由」に戻るのであり、冒頭のラッシュにあったように「石油を分けて欲しいばっかりによその国にずかずか乗り込んで現地の有力者と癒着してきたアメリカという国のあり方」に戻るわけだ。すごく徒労感が残る映画だった。
[DVD(字幕)] 7点(2008-07-18 16:09:18)(良:5票)
15.  ギター弾きの恋 《ネタバレ》 
「アニーホール」とかこれとかさあ、ウッディアレンはこっぴどく振られたことが一生忘れられない男なんじゃないの。相手はダイアンキートンか誰か知らないけど。女が「終わり」って思ったらもう、何をどうやってもどうにもなんない、女って薄情だよね。と彼は言い続けておりますな。やっぱショーンはSがハマります。
[ビデオ(字幕)] 7点(2006-01-07 18:55:40)
16.  ギャザリング 《ネタバレ》 
宗教映画。いわば「ドラキュリア」とか「第7の予言」の番外編といえまする。「すべてそっからはじまっとるねん。」キリストを売ったやつは吸血鬼にされて日の光を浴びられず、死ねない体にされ、傍観してたやつは、いちいち悲惨な現場に集まらされ、やっぱり死ねず、ずーっとずーっと罰を受けとる。「自己犠牲」によってのみ神の赦しが得られる、というところ、「コンスタンティン」にも出てきましたね。ここまでして布教に努めていただいているところでありますが、申し訳ないが日本人にはほとんど効果はございません。1%だよ。100人に一人くらいしかいないんだよ。映画を見て入信する日本人なんていないんだな。「無宗教」という宗教をやっているような我々日本人だ。
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-23 16:44:57)
17.  恐怖のメロディ 《ネタバレ》 
イーストウッドのもみあげの立派さに絶句。あのもみあげのついた顔で、堂々の色男なのだから顔のバランスって不思議なものです。 イブリンがどこまでやってくれるのかと期待していましたが、まだまだ物足りないうちに終わってしまった。捕らわれたトビーが無傷なのは変だし、イーストウッドと相打ちになって倒れたところで生死の境をさまよっている状態で終わって欲しかったです(レザボアドッグスのラストみたいな感じで)。 結局、しつこい女を男の腕力で追い払ったようなことになってなにか興ざめ。 コンサートとか砂浜を歩いたりする無駄なシーンも(本人にとっては深い意味があるのだろうが)よくわかりませんでした。40年近く前の作品としては、ストーカーについてかなり勉強しているとは思う。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-24 15:16:43)
18.  キングス&クイーン 《ネタバレ》 
なんでここに「余貴美子」がいるのか? それでまあ、この女優さんはどっからどうみても主役級の美人には見えないわけだ。ごつい輪郭に寄りすぎた目、への字を描いた口。 ところが作品中では、なぜか絶世の美女であるかのようにチヤホヤされ続けているわけで。 こんなブスが主演女優で、カトリーヌ・ドヌーブをチョイ役で出すというのは、どういう間違いだ。 それで「私はへの字口は嫌いなんだぞおー!」と叫んでみたりする。 ノラという人はブスなうえにめちゃくちゃ性格が悪いですね。 この人の言っていることはほとんど嘘八百。そのうえ常に計算づくで男性に迫る。 「画廊を始めてみたけど、とても楽しいわ」ってそら、カトリーヌ・ドヌーブが言うならなんとも思わないが、余貴美子が言ってはいかんでしょう。「さっさと切符をとってちょうだい!」とかって、男性マネージャを当然のようにコキ使っているあなたは何様のつもり。 きわめつけは、「男(ジャン・ジャック)と楽しくつきあうために、息子を父親に預けっぱなし」ですね。そら、「仕事があるから」てな言い訳をしたのでしょうが、実際は違うでしょうが。子供を手放す親なんてのは、どんな言い訳をしようが自分のほうが大事だからに決まってます。(うちの母のうけうりだ) そんなブスで性格の悪いノラに、後半、〝父の手紙〟という強烈パンチが襲います。 この父の手紙については、解釈が分かれるところでしょう。 1.ノラが自分の死によって落ち込むことを少しでも和らげたいという親心で、ウソをつきまくってみた。 2.本心だった。 3.病気で頭がおかしくなってしまったため。 3である場合には、「病気による苦痛や、死の恐怖は、人格まで変えさせる」という描写を目的とする以外にはあり得ませんね。ところが、これは病気メインの映画ではない。1の場合は、自分の死後必ずノラが読むように、何らかの工夫をするはずですね。なので私は2しかあり得ないと思うのだ。 ということは、〝嘘で固めた人生を送り己の見てくれも省みずお嬢さんぶっている傲慢なノラに罰が下る〟という話かと思いきや、ラストは「私の心は今平和なの」みたいなことをつぶやいて終わってしまう。「私を通り過ぎた男たち(父を含めて)」みたいなノリである。まあ、そんな題名でもあるが…これでいいのか。「ミュンヘン」のルイが出ずっぱりとなっているのもいまいち意味不明である。
[DVD(字幕)] 6点(2006-11-23 16:32:48)(良:1票)
19.  疑惑の幻影
トムの出番が少ないのが悲しいが、なんといってもこれはメラニーグリフィスを堪能する映画。「デブラウィンガーを探して」でもメラニーは、若くない女優が役を得ることの難しさを語っていた。そんな中でやっとの思いでつかんだ堂々の主役なのね、メラニー、と思いながら見るのだ。このセリフ回しの妙、参ります。大人の女であるメラニーは決して声を荒げない。いつも同じトーンの甘くささやくような悩殺トークだ。このスイートな声は特筆ものである。何かと言うと声を張り上げてしまう下品な私などには逆立ちしても真似ができぬ。そしてまっすぐでキレーな足、何カップだかわからないほどデカくてエロい胸。貴重な主役だからこそ、メラニーは自分の魅力全開にしてがんばっている。話がしょぼいのはしょうがないけど、メラニーを楽しむ作品としては最高。大人の女の魅力に耽溺したいそこのあなたにもおすすめ。(ババ専などと言われても無視しましょう。)
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-02-15 21:27:26)
20.  キャスティング・ディレクター 《ネタバレ》 
最近見たんです。キレてるお友達。「やばいやばいやばい、こいつ」と思ってるうちにやっぱりキレすぎて死んじゃうし。イッっちゃってるメグライアン。情緒不安定な恋人のロビンライト。 なんでしょうね。ハリウッドではみんな病んでいるって言いたいの?あのプータローの女の子はなんの意味があるんでしょうか。乱れているっていっても、死んだ友達以外は微妙にやりくりしているよね。ところで登場人物全員が全く仕事をしているように見えないのが、「なんなの」感をよぶ。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-27 22:14:47)
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