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サーファローザさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 111
性別 男性
自己紹介 日本映画好きです。以前、Yahooブログに1000本掲載していたのが削除されてしまいました(涙)DVDよりスクリーンで観た作品の方が点が高い傾向にあるようです。月に3・4回は東京にある名画座に通ってます。

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1.  清須会議
歴史ものでここまで娯楽的な作品って案外なかった(加藤泰の「真田風雲録」みたいなぶっ飛んだ作品が昔あったが・・・)ので楽しめました。時代劇では大体こういう素材は重厚で真面目で陰湿なものになってしまうが、三谷さんの演出にかかると、みんな明るく憎めない人物になってしまう。勝家も秀吉も長秀も池田も姫達のキャラクターに親近感を持ってしまう。勝家なんか昭和の地方の社長さんにもいそうな・・・そういう親近感がこの作品の魅力じゃないですかね。
[映画館(邦画)] 7点(2013-11-17 05:30:01)
2.  傷だらけの山河
山本薩夫監督の中ではあまり目立たない(若尾文子出演にも関わらず)ためか、なかなか上映されない作品。後の、「華麗なる一族」であり「白い巨塔」であり「戦争と人間」等々の大作群に使われる展開から構図まで、様々な要素の基礎がこの作品にはあるような気がします。名前はバレバレっすね(私の知る会長の先代か、私の両親が詳しく知ってました)。とにかくあくどいです。ただし、先の方のコメントどおり、山村聡を完全な悪者として描いていないところが興味深いです。企業や会長の私欲の犠牲となる高松英郎であり高橋幸治のエピソードも淡々と。さらに「企業悪」が強調されず、あくどい住民らも出てきたり、「社会構図」を打ち出すというよりも「欲によって動く人」を優先して描いているように見え、やはり一筋縄の作品ではないなと実感。脚本・新藤さんの腕もあるのでしょうか。「社会に貢献するという気概を持たなければ事業が出来ないよ」という山村聡会長の真意はさておき、結局は、ああいうブルドーザーの如き、欲とエネルギーが倫理をなぎ倒してしまう人ではないと、大事業は成功しないようにも思えてきました。今の政治家を見ているから余計にそう実感するのかも知れません。
[映画館(邦画)] 8点(2010-04-05 16:26:45)
3.  黄色いからす 《ネタバレ》 
巧いです。さすが、松竹小市民映画の職人・五所平之助!小市民家庭ドラマで、長く戦地(中国)に赴き、帰国した父(伊藤雄之助)、待っている母(淡島千景)、息子。息子は幼い時に父と別れ、母の手で育ったため、母に甘えなかなか父と折り合いがつかない。そこに新しく子供が生まれて、息子が疎外感を覚える。この徐々にズレていく家庭の心境を些細に描いています。学校でのクラスメートとの喧嘩、息子が母へ甘えるしぐさ、悪事を働き反省の色がない息子を伊藤雄之助は「お仕置き」と庭の小屋へ閉じ込めたり、息子が動物を飼い始め愛情を注いだり、出来事を巧く取り入れています。よって、家庭の日常が続く中で「家族各々の心境」も併せて変化しているのが良く解る。ここに五所監督の巧さを実感。勿論、五所監督の演出だけではなく、脇役にも実力派(田中絹代、久我美子)を配した役者の好演技もあります。伊藤雄之助は頑固な親父なんですが、時折、いつものおとぼけを見せる、このギャップが面白かった。
[映画館(邦画)] 7点(2007-10-23 16:31:09)
4.  疑惑(1982)
物語は松本清張の法廷サスペンスなんですが、法廷に入ってからは、桃井かおりの存在が、むしろ喜劇調へ引張っていくほどの面白さがあった。桃井かおりのふてぶてしさと、岩下志麻のキャリアウーマン弁護士役の競演は双方の持ち味が全快で見応えがあり、突如マダム山田五十鈴の登場で私の笑いも全快となった。でも、あの判決には少しガッカリしたかな。裁判後も、桃井が岩下にワインをぶっかけたり、性格・生き方が全く異なる二人のバトルは最後まで楽しめます。理論で動く岩下志麻、感情で動く桃井かおり、どちらの女性を・・・いや、どちらも・・・(NFC)
[映画館(邦画)] 7点(2007-10-11 13:30:20)
5.  祇園の姉妹(1936)
溝口健二の作品の中ではテンポが良い作品。進藤英太郎と山田五十鈴のやり取りにはゲラゲラ笑いました。対称的な二人の女性とその回りで京都の男達、これらの人間像が深く描写されているので、今観ても楽しいのだと思います。
[映画館(邦画)] 9点(2007-09-03 12:02:56)
6.  銀座二十四帖
ここまで、銀座の街を徹底的に撮るとは・・・ もう物語云々よりも「銀座を撮る」という方を優先しているようにもみえる。森繁さんのナレーションも銀座の歴史・広さなどの統計や全国の「○○銀座」まで様々な角度から調べ、紹介しているし、ヘリで銀座の全景を撮ったりしている。 ジョッキーとして森繁久弥を起用したのは成功だと思う。  その分、物語については面白味は感じなかったが、街を舞台としているので川島さん得意の演出(狭い所で動かす)は発揮しずらい環境もあったかと思う。 その中で、北原三枝は素晴らしい。美しい容姿にときにはコミカルで溌剌とした動きが凄く好感が持てる。彼女がズッコケル、三越のモデルショーのシーンなんかは最高でした。 銀座をここまで撮った作品は他には無いという意味で価値はあるし、楽しめる一品でもある。(NFC「川島雄三特集」)
[映画館(邦画)] 7点(2007-08-01 12:44:26)(良:1票)
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