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とらやさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2102
性別 男性
自己紹介 善人が苦労が報われて幸せになるハッピーエンドの映画、
悪人が出てこないゆる~い世界観の映画、
笑いあり、涙ありの人情喜劇が好きです。

2008年11月19日の初投稿から、早いもので10周年を迎えました。
この間、みんシネのおかげで出会ったいい映画もいっぱいありました。
管理人様、レビュワーの皆様、いつもお世話になっております。
これからもよろしくお願いいたします。
2018.11.19

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21.  結婚協奏曲 《ネタバレ》 
判事の思わぬチョンボのせいで、突然結婚が無効であることを知らされた6組のカップルの悲喜こもごもを描くコメディ。 結婚から時が流れ、法的には結婚しておらず独身だったことが判明して喜ぶカップルが多い中、 一番最後に一番ほっこりさせられる水兵さんご夫婦のお話を持ってきたのが本作の一番いいところではないでしょうか。 コメディとしても、外出許可を取ってないので憲兵に見つかったら大変。 憲兵の目を誤魔化しながら道路をはさんで結婚の手続きに必要な施設を行ったり来たりが面白く、 ミッツィ・ゲイナーがとても可愛いです。軍隊の粋な計らいで無事結婚が認められる幸福感に包まれた結末も良かった。 ところで、DVDのパッケージを見ればマリリンが主役の映画のような感じがしますが、6組のカップルの1組にすぎません。 90分足らずの尺で6組のエピソードはちょっと多かったですね。 マリリンはこの頃が大スターへの階段を駆け上がった頃。 出番は短くあまり印象に残らないエピソードでの登場ですが、 登場するだけでパッと場が明るくなるようなコメディエンヌとしての存在感は抜群です。 でも本作に関しては、やはり最後のミッツィ・ゲイナーの可憐さが最も印象的でした。
[DVD(字幕)] 6点(2015-07-26 19:44:53)
22.  刑事コロンボ/5時30分の目撃者<TVM>
催眠術とか、そういう方面には疎いのでよく分かりませんが、あんなに簡単に催眠術にかかって飛び降りてしまうものなんですかね?「 自縛の紐」などでもお馴染み、卑劣極まりない犯人に対し敵対心をあらわにする。 どんな相手にも怯まない。こういう時の警部は熱くカッコいい。 犯人の2度目の殺人、警部のラストの仕掛けと、犯人、警部共にちょっと不確定要素が多すぎたような気がします。 忘れた頃に登場する、警部の部下のクレイマー刑事。この人、いつも本当によく働いているよなあ・・・。 警部、たまにはクレイマーさんを褒めてあげて下さいな。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2014-09-09 19:09:24)
23.  刑事コロンボ/ハッサン・サラーの反逆<TVM> 《ネタバレ》 
警部が犯人に目星をつける。 その犯人への捜査への障害が多ければ多いほど、このシリーズは面白い。 本作の犯人は外交官特権をちらつかせる、アラブのお金持ち某国の超エリート。 上層部の政治的配慮に捜査の妨害と、さすがに警部も思い通りに事が運びません。 ラストはまさかまさか、警部、犯人を逃がしちゃうんですか…?と思ったのも束の間、 一旦犯人を安全地帯に逃がしたフリをしつつ、鮮やかな逆転劇。 アラブ某国のエリートが、厳しい判決が予想される自国で裁かれるのを恐れ、 警部の言いなりになりアメリカで裁かれることを望むラストは痛快。 それにしても警部、いつの間に国王閣下を抱き込んでいたのでしょうか…?
[DVD(字幕)] 6点(2014-07-17 20:47:06)
24.  現金に手を出すな
この頃から特に60年代以降、遺作の「脱獄の報酬」に至るまで、いくつものフレンチ・ノワールで印象に残るギャングの大物や老ギャングを演じたジャン・ギャバンですが、このジャンルでの代表作はやはり本作になるでしょうか。  ほとんど表情を変えない中に見せる喜怒哀楽。女への少々キザな台詞も、何気ない1つ1つの所作も、その全てが渋くカッコいい。威圧感・凄味と品を見事に両立させてみせます。そしてまだ新人のリノ・ヴァンチュラも見事にギャバンの相手役を演じています。  そんな裏社会に生きる男たちのドラマに時折、そして実に効果的に挿入される“グリスビーのブルース”。そのどこか哀愁を帯びたハーモニカの音色がたまらない。  相棒も金塊も取り戻す痛快なラストもいいのかもしれませんが、こんな結末もまた、フレンチ・ノワールにはよく似合うと思います。
[DVD(字幕)] 8点(2014-03-15 23:20:14)
25.  刑事コロンボ/第三の終章<TVM>
警部vs犯人のしびれる攻防。シリーズ本来の面白さがぎっしりと詰まっている。  唸らされるような犯人の完璧な犯行。そんな犯人に対し、警部もまた唸らされるようなワナの仕掛け。  犯人役は刑事コロンボシリーズのミスター犯人役、ジャック・キャシディ。いつも通りのこの人の漂わすゴージャスで嫌味な雰囲気。しかしそれでいて品がある。今回も見事な犯人役でした。  “警部、高級レストランで好物のチリをご注文”の笑いドコロがしっかり挿入されているのも嬉しい。警部vs犯人の攻防戦良し、犯人役良し、ユーモア良しでコロンボシリーズではかなりお気に入りの作品です。
[CS・衛星(吹替)] 8点(2014-02-08 17:35:25)
26.  刑事コロンボ/意識の下の映像<TVM> 《ネタバレ》 
犯人が被害者を外に出させた、まさにその方法で犯人を外に出させて決定的証拠を掴むというのは良かったのですが、あれ程の犯人がいつまでも決定的物的証拠をあそこに放置したままにしておきますかね…。それが極めて残念。  決定的証拠を掴まれた訳ですが、それが自身の業績の素晴らしさの証明でもあった。証拠を掴まれつつもそれ喜ぶ、犯人としての顔とドクターとしての顔が入り混じるラストの犯人の表情が哀れな余韻を残します。  ラストの犯人のお粗末さにはガッカリですが、決定的証拠以外にもキャビア、電話、コイン…。犯人の小さなミスを1つ1つ潰していく警部の地道な捜査と犯人との対決は面白い。  ロバート・カルプは僕にとってのコロンボの犯人役3大スターの1人(あとの2人はジャック・キャシディとパトリック・マッグーハン)であり、こういうエリートの犯人役が似合う人です。
[CS・衛星(吹替)] 5点(2014-02-02 22:06:59)
27.  激走!5000キロ
公道激走モノって面白い映画多いですね。特にこの頃は面白い映画結構ありました。このジャンルで有名なのは豪華キャスト競演の「キャノンボール」ですが、こっちも面白い映画ですよ!  本作で僕のツボにはまったキャラは不死身のバイク野郎と、の~んびり優雅な爺さまコンビですが、ちょっとキャストが地味でしたかね。同じ頃の同じ系統の映画では「トランザム7000」シリーズのバート・レイノルズ(キャノンボールにも出てましたね)のようなスターが1人入っていてくれたら良かったのですけどね。  古くは60年代の「グレートレース」(これも面白い!)なんかも同じですが、バカやってるけど、クルマに魅せられた連中がどいつもこいつも妙に清々しい。大したストーリーはありませんが、この手の映画はそれでいいんだと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2013-11-21 22:37:46)
28.  ゲット スマート
スパイ映画と一口に言っても、シビアな世界で過酷な任務を遂行する男たちの姿を描いたサスペンスドラマもあれば、世界を股に掛けた華麗なる活躍を描いたスパイ・アクションもあれば、バカに徹したスパイ・コメディまで様々。  本作は基本的にコメディに軸足が置かれています。抱腹絶倒のスパイ・コメディって結構あるのですが、本作は爆笑とまではいかないものの、笑いドコロはテンポ良く配置されています。  スティーブ・カレルという人はやっぱり面白い。本人は至って真剣なのですが、それがたまらなく可笑しい。この人の持ち味ですね。お相手のアン・ハサウェイは華麗に作品に華を添えてくれましたが、例えばびっくりリアクションの達人・かつてのゴールディ・ホーンのような人がこの役を演じていたらもっと面白い映画になっていたでしょうね。  後半はちょっと長く感じました。こういう映画は90分ほどがちょうどいい尺なんだと思います。しかしそれでもアクションも大健闘、ソコソコ楽しめるスパイ・コメディでした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-01 21:24:30)(良:1票)
29.  結婚しない女
男、女、若者、老人・・・作品ごとに様々な事情を抱えた決して器用とは言えない主人公が登場しますが、いつもマザースキーの映画は優しさがありますね。  本作では夫の浮気が原因で離婚した女性が自立していく姿を描いていますが、女性映画の秀作がいくつも生まれた70年代の時代の空気を感じる作品です。  主演のジル・クレイバーグが実に良かった。僕にとっては馴染みの無い女優さんで、女優としては地味な印象の人ですが、スケートリンクのシーンでの彼女の笑顔を見ているとマザースキーが主演に彼女を選んだ理由が分かるよう様な気がします。  大きな大きな絵を持って街を行く彼女の姿で作品は終わりますが、よろめいたり、風にあおられたりしながらも絵を抱え街を行く彼女の姿からは、これからも困難はあるかもしれませんが、彼女は力強く人生を歩んでいくだろう。そんな希望を分かりやすく感じさせてくれる、爽やかさのある素晴らしいラストシーンでした。
[DVD(字幕)] 7点(2013-08-21 16:35:49)
30.  結婚記念日 《ネタバレ》 
監督・脚本・製作マザースキーでウディ・アレンは俳優に専任の異色作です。 いつもの自虐ネタやユダヤネタは無いけど(アレンさん、アドリブで入れたくてウズウズしたんじゃないかな?)ノリは完全にいつものアレン映画でしたね。  冒頭、結婚記念日の朝。互いにそれぞれの仕事で成功し幸せな仲睦まじい夫婦。朝からセックス、一緒にお風呂。仲睦まじいのは結構ですが、ウディ・アレンとベット・ミドラーのこんなシーン、別に見たくも無かったりして。  記念日のパーティの買い出しに来たショッピングモールでアレンが浮気の告白をしたものだからさあ大変。中盤以降は2人が延々と揉めまくります。いつも通り喋りまくるアレン。でも、ベット・ミドラーがそんなのに負ける訳が無い。アレンのしゃべくりが全開ならミドラーも濃い存在感全開。  この2人が夫婦役、さすがに面白かったし、クリスマスムードのショッピングモールの雰囲気も楽しかったです。ほとんど2人芝居の作品で、この調子で喋り続けてくれるので最後はちょっと疲れましたが・・・。  ニーノ・ロータの挿入曲、これはマザースキーからフェリーニを敬愛するアレンへの粋な計らいだったのでしょうか。そう言えばロス在住のウディ・アレンというのも珍しい作品でしたね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2013-03-13 21:57:15)
31.  敬愛なるベートーヴェン 《ネタバレ》 
僕はクラシック音楽にはそんなに興味が無いのですが、ベートーヴェンと言えば気難しく、様々な苦悩を抱えた孤高の作曲家というイメージがありました。本作に描かれるのは第九完成前後の晩年のベートーヴェンであり、どこまでその実像に迫っているのかは分かりませんが、何となく僕がイメージしていたベートーヴェンと重なる部分が多かった。  ベートーヴェンと、もう1人の主役と言っていいアンナの常に緊張感のある距離感は良かったですが、アンナに甥カールとの関係などの描き方が中途半端なのが惜しいです。  第九の初演が最大の見せ場であり期待通りの見応えがありましたが、これが中盤に挿入されているのは意外でした。やはり作品的にはこれを最終盤に持ってくる方が良かったような気がしますが・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2012-12-30 13:30:30)
32.  刑事コロンボ/死者の身代金<TVM>
第1作「殺人処方箋」でも、カミさんの話や親戚の話なんかで犯人をイライラさせ心理戦を展開する、シリーズの基礎がある程度出来ていましたが、この第2作ではさらに警部のキャラクターが固まってきましたね。  第1作ではコートを脱いだスーツ姿も多かった警部ですが、本作では室内だろうが飛行機の中だろうがずっと例のコートを着たまんま。そして明らかにユーモラスな警部の言動も増えてきました。  お話の方は、警部と犯人が絡み出すまでにちょっと時間がかかりすぎたのが惜しいところです。前半に捜査の主導権を握っていたFBIが邪魔していたような気がします。しかし、それでも警部と犯人が本格的に絡み出して以降の2人の心理戦はなかなかの見応えがありました。  警部のユーモラスな言動といえば、本作のラストは素晴らしい!アタッシュケースにも、警部の手にも大金が。でも、3ドル50が払えない警部・・・。店員のお姉さん、意味不明だったでしょうね。
[DVD(吹替)] 6点(2012-11-23 23:25:32)
33.  刑事コロンボ/指輪の爪あと<TVM>
71年の作品。初期の作品ですが、本作の警部初登場シーンは既にお馴染みの光景となっています。例の愛車を運転して犯行現場に向かう途中に白バイに捕まる。免許の更新期限もギリギリ。もうこの頃にはお馴染みのパターンが固まっていたんですね。  被害者の夫が「運よく犯人のクルマが故障して良かったもんだ」と言うのにに対し、警部の少年時代にやった悪戯の告白と「私は運なんて信じないんですよ」という台詞。鮮やかな警部の仕掛けとユーモアを同時に見せる事件解決のラストが印象に残る一編でした。
[DVD(吹替)] 6点(2012-10-08 22:46:27)
34.  刑事コロンボ/闘牛士の栄光<TVM>
邦題の通り闘牛士の栄光、これが殺人の動機だった訳ですね。哀しき英雄の末路でした。  いつもの警部vs犯人の攻防戦とは別の見所というか、シリーズのファンにとってはお楽しみがたくさんある作品でした。まず、警部登場のシーン。警部の運転を見ていて、いつかやっちゃうんだろうなあ、とは思っていたのですが、ついにやっちゃいましたね。しかも全く英語が通じない異国の地であたふたする警部。コロンボ警部のいい味が出まくりです。  そして警部がメキシコで有名人になっているとは思いもしませんでした。その有名になった事件は「歌声の消えた海」ですね。  既に皆さん触れられてますが、“仕事の虫”のことをメキシコでは“まぬけ”って言うんですね。僕は怠け者なので単純にいい国だなあ・・・。って思っちゃいました。
[DVD(吹替)] 6点(2012-09-14 20:27:14)
35.  刑事コロンボ/二つの顔<TVM> 《ネタバレ》 
このシリーズには2つのお楽しみがあります。1つはいかに警部が犯人のトリックを崩していくか、という所ですが、本作はそれだけじゃなく双子のどちらが犯人か?というミステリが2重の構造になっており、2人共にひと癖ある怪しい言動もよく考えられていて、警部だけじゃなく見ている僕たちをも悩ませてくれます。  そして2つ目のお楽しみであるユーモラスな警部の笑いドコロもふんだんに盛り込まれていて、ミステリと笑いドコロ、2つのお楽しみのバランスもとてもいい作品です。いつもの警部vs犯人だけじゃなく、警部vs家政婦さんのバトルや、料理番組にご出演の警部の姿も必見です。  「構想の死角」では被害者の奥さんにオムレツを作ってあげたり、「美食の報酬」では料理研究家の犯人に「あなたは料理人になるべきだった・・・」と料理の腕前を絶賛されていました。警部、やっぱり料理がお好きなんですねえ。
[DVD(吹替)] 7点(2012-08-15 01:20:37)
36.  刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM>
本シリーズの見所は幾つもありますが、そのうちの1つ、お茶目でユーモラスな警部の姿を見せる笑いドコロは本作にはありません。 作品ごとに色んなタイプの犯人が登場しますが、本作のように卑劣な犯人が登場する作品では警部は犯人に対し対決姿勢を強くする。 本作は犯人に「私はあんたが犯人だと思っている」という台詞で宣戦布告することは無いですが、かなり早い段階で犯人に対して実質的に宣戦布告しています。 そこからの警部vs犯人の心理戦はもっと面白い作品があると思いますが、ラスト、幕切れの鮮やかさはシリーズ屈指の作品。 本作は今回初めて見ましたが、本作の見所の1つはキム・ハンターさん。お猿さんメイクじゃない彼女を見るのは久しぶり。 思わぬ大物からお久しぶりです!という方まで色々ですが、ゲストスターは毎回、僕にとっての本シリーズの楽しみの1つとなっています。
[DVD(吹替)] 6点(2012-07-02 22:42:53)
37.  劇場版TRICK トリック 霊能力者バトルロイヤル
このシリーズが好きな僕にとってはいつも通りに、それなりに楽しめる作品です。冷めてしまったぬる~いお茶のような、作品に漂う微妙な空気も細かい微妙な小ネタもいつも通り、それなりに楽しい。(上田の著書「IQ200」とか、仲間さんのチキンラーメンとか・・・)  山田と上田の小ネタを交えた掛け合いもいつも通りちょっとだけ笑わせてくれる独特の楽しさも健在。もう1人、矢部のキャラも好きなのですが、今回は矢部の使い方が雑というか、レギュラーなので取り合えず登場させた程度にしか感じられないのが残念でした。  こんないつも通りの変わらぬ作品の空気は好きですが、劇場版3作目、本作の舞台である「マンネリ村」という村の名前からして自虐ネタのような気が・・・。   そして次に含みを持たせるようなラスト。次回作、遂に2人が幸せになったりするのでしょうか・・・?
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-06-30 17:36:21)
38.  刑事コロンボ/ホリスター将軍のコレクション<TVM> 《ネタバレ》 
犯行を全く関係者でも何でもない第三者に目撃される。殺された被害者の関係者や親族も誰も登場しない。警部の唯一の頼りは目撃者の女性。しかしその女性は犯人である将軍の計略により取り込まれてしまう。  手掛かりも頼れる人物も無い。さあ、警部どうする?というところですが、今回は将軍の犯行はともかく証拠隠滅のお粗末さに助けられましたかね。警部vs犯人の心理戦としては物足りないですが、目撃者の女性が間に入るという、いつものシリーズ作品とは一風変わった展開は面白かったです。  それにしても将軍役がエディ・アルバートだったとは・・・。エディ・アルバートと言えば思い浮かぶのは「ローマの休日」ですね。時に思わぬ人が犯人役で登場するところも本シリーズのお楽しみの一つなのかもしれません。
[DVD(吹替)] 6点(2012-06-13 21:21:58)
39.  刑事コロンボ/祝砲の挽歌<TVM>
犯人役のパトリック・マッグーハン。 本シリーズの「仮面の男」では得体の知れないヤリ手のCIAの男。本作では軍人を養成する学校の校長である厳格な大佐。「アルカトラズからの脱出」の所長役も印象に残る。  極悪人という風貌ではないですが、威厳とどこか冷たさを感じさせる悪役を演じると実にいい味を出す人です。本作でもそんな彼の持ち味がとてもよく出ています。  本作は警部が大佐を疑うに至る過程、大佐が罪を被せようとした問題児をシロだと思う理由もいちいち筋が通っており、ラムフォード大佐という人物をよく理解した上での解決も見事。  広い学校で度々警部が迷う笑いドコロもしっかりと挿入されているところも嬉しいご配慮。明け方の3時にたたき起こされたランニングシャツ姿の警部の寝起きの表情も笑わせてもらいました。
[DVD(吹替)] 7点(2012-05-19 20:56:06)(良:1票)
40.  刑事コロンボ/溶ける糸<TVM>
警部が犯人に対し激高する。このシリーズの犯人像も色々で、時に警部は本作のように、犯人に対し「私はあんたがやったと思っている」と宣戦布告し、激高する事があります。  例えば「自縛の紐」の時も卑劣な犯人に怒りをあらわにした警部。本作の犯人も相当な知能犯にして相当なワルだ。犯人役は何とスポック船長ですが、見事なまでに悪のオーラを醸し出しています。  完全犯罪のはずの犯人のわずかなスキに入り込み犯人を追い詰める。犯人のトリックも、警部の捜査も、警部vs犯人の攻防戦も、本シリーズの面白さがよく出ている作品です。ラストも痛快!
[CS・衛星(吹替)] 7点(2012-03-03 21:47:49)
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