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王の七つの森さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 188
性別 男性
自己紹介 ・・・・最初に投稿してから4年近くたとうとしています。
これからも、細々とでも投稿してゆきたいと思っています。

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1.  今宵、フィッツジェラルド劇場で 《ネタバレ》 
こういう映画を面白いと思えるのは、おそらく、ある年齢以上ではないだろうか。僕も、もし20歳前後だったら、面白くも何ともない、と思うだろう。ただの老人たちのおしゃべりと、カントリーソングと、そんなのしか出てこないのだから。・・・・・それに映画の構成としては、別に舞台裏で老人が死ぬ必然性はないと思うし、新所有者の代理人が飛行場での帰りがけに事故死する必要もなく、なんだか、しっくり来ない展開がずいぶん多い。・・・・・さらに、天使役の役どころ、演技など、違和感がたっぷりとある。・・・・・それでも、良き古きアメリカを体現しているような雰囲気がいいですね。
[DVD(字幕)] 8点(2008-07-14 23:16:55)
2.  GO(2001・行定勲監督作品)
「めちゃ、ウンコしたい」・・・ってとこ、正直、笑いました。そこだけよかったです。この点数は、そこの点です。それ以外は、だめです。・・・お金かけてもだめです。さすが行定、、、、、という感じです。・・・・・・・・橋の上の警官とのシーンもいいですが、もっと長まわしのワンカットにするくらいじゃなきゃ、役者もほんとうに心から演技できませんよね。・・・・・・・・とにかく、テーマが、このグローバル化の時代では古すぎ。「バッチギ」みたいに過去の話、しかも関西の話にするような工夫がないと、全然、説得力がありません。きょうび、クラスに2,3人は、李君とか、朴さんとか、劉君とか、黄さんとかいて、国籍とか気にせずおつきあいしているのではないでしょうか。・・・・・・・・最後の校庭のシーンで窪塚が、在日ほにゃらら、と絶叫していますが、今時の若者の辞書には、在日という言葉はおそらくないでしょうし、在日韓国人と在日朝鮮人の区別も殆どないと思います。在日といっているのは、一部の右翼と在日の人達くらいじゃないのでしょうか。・・・・・・・・また、吠えている窪塚の目が好きだと、柴崎が言いますが、その目は、差別に対する抗議の目なわけで、もし差別がなくなれば穏やかな目になって、魅力的ではなくなるわけです。ということは、全体として、すでに都会では消えつつある差別を懐かしんだり、肯定したりする映画だったわけです。
[DVD(邦画)] 6点(2006-07-24 00:09:48)
3.  こうのとり、たちずさんで
人と人とを分け隔てるものは様々です。、、、性別(ジェンダー)、氏族、会社、宗教、言語、肌の色、そして国。、、、、もちろん、どれも、全部、人間が決める違いです。その中で、この映画は、国の違い、そしてその境界線を扱っています。しかし、他の様々な違いと、国の違いはどこが違っているのか、そしてどうして国の違いだけを特権化して扱うのか、この映画からは、それが伝わってこないように感じました。、、、、たぶん、国の違いというのが、他の違いとは異なるのは自明のことなのだと、監督が考えているからかもしれません。もしそうだとしたら、だからこの映画は面白くない。、、、、自明だと思うことをこつこつ確かめていかないと、時代を超えた説得力を持つことはできないと私は思います。、、、実際、この映画が作製された時、すでにグローバル化は進行し始め、いまや、多くの場所で国境などボコボコに穴が開いています。そしてギリシア周辺についていえば、いずれはバルカンだけでなく、トルコまでEUに飲み込まれることになるでしょう。ではアンゲロプロスは、国境を形骸化し、人々が自由に行き来することを可能にするグローバル化を手放しで賞賛するのだろうか。
6点(2005-03-02 14:20:11)
4.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
人間の認識が外部からの感覚情報に基づく電気的信号から構成されているならば、それを電子情報に写し取ることが可能になったとき、人間はもはや可死の肉体を必要としなくなる。・・・・このテーマは、昔からSFの定番テーマです。原作の士郎氏と押井作品は、このテーマを受けつつ、「ではそのとき、"わたし"というものの固有性は何か」ということに焦点をあてます。人間の認識が電子情報に転換された時、本来、バラバラの情報を一つにまとめつつ自己意識を生み出す正体が何なのかが不明だからです。・・・・というか、この問題は、ロック、カント、ヘーゲルを経て、現代にいたるアポリアです。・・・・・で、原作者は、それにゴーストという名前を付けます。それは、人間の認識が電子情報になったとしても、自然科学的な分析では表現することのできない、何か人間的なもの、「わたし」というものを成り立たせるものが存在するということの宣言と言ってもよいでしょう。・・・これは魂、霊魂といっても良いのですが、魂は不死であるのに対して、ゴーストは可死で、原作者はそこに決定的な違いを見いだしていると推測します。・・・・・それに対して押井氏は、ゴーストにはあまり関心を示していません。・・・・近代的な自我の相対化という文脈でいえば、原作者が、その相対化をすすめつつ、相対化できない、何か人間的なものがあるという立場であるのに対して、押井氏は相対化にのみ関心があるといっても良いでしょう。・・・(紙幅の関係で中略)・・・原作は映画ではありませんが、もし点数を付ければ9点をつけたいです。押井作品は、押井氏の完全なオリジナルなら8点、題名を原作と変えて個人的解釈であることを明確にすれば7点。今のままなら4点です。・・・・なぜなら、原作が十分に理解できていると思えないし、また原作を読んでいない人には、説明が全く欠如していて理解不可能だからです。そもそも監督には、多くの人とこのテーマについてコミュニケーションしようという意思があるのだろうか。・・・・一言で言えば、原作とは異なり、「格好いい、おたく映画」に成り下がっている。
4点(2004-10-26 09:18:23)(良:2票)
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