1. 国際市場で逢いましょう
《ネタバレ》 壮絶な戦争での脱出劇。 兄妹の絆ってあの日あの時の言葉だったりするんだよね。 戦争孤児はどこの国でも悲しき起こりえることだが日本で例えれば火垂るの墓が少し過った。 ああマクスン…再会の祈りが叶ってよかった。 歴史で考えさせられることもありコメディタッチもあり家族の温かみってのも伝わってくる。 韓流の御伽噺だが見応え十分でしたね。 ファンジャンミンここでもいい仕事してますね。 特殊メイクは少し笑ったけど。名作の中心にいつもいる気がする。 あと、ダルグね。揺るぎない相棒にてあのコメディフェイス。スクリーンが和むわ。この作品において重要人物。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2024-03-31 22:13:43) |
2. 工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男
《ネタバレ》 北の核開発の実態を把握するため潜伏。ここから政治事情が絡み潜伏先の北を軍事誘導するという展開。 重厚なストーリーに緊迫感高まる命がけの諜報戦。 驚きは金正日だな。他では見られない(と思う)攻めた描写だ。 恐怖もダイレクトだし、今でも行われているであろう政治事情や裏取引は容易に想像してしまう。ただネット評判程ほどではないというところが本音。いい作品だけど、実話ベースなので当然だが派手さが無い。突き刺さるスリル感もやや足らなかった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2022-02-14 12:14:18) |
3. GODZILLA ゴジラ(2014)
《ネタバレ》 ゴジラファンからするとリブートと言っても別物。 1998版のアメリカゴジラもそうでしたが…海外版で作るものではないとおもいますね。 原子力や日本人俳優も絡めて基本は尊重されてますが、わざわざゴジラでなくてもいいんじゃない?が本音。 ゴジラの良さが全く出てないですからね。ムートーに対して人類とコミュニケーションも取れていないゴジラをぶつけるとか話が無理矢理すぎ。確かに神的な存在であるが、救世主ではありません。 人類ご都合主義で進む展開に違和感しかない。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2021-11-23 23:58:47) |
4. 哭声/コクソン
《ネタバレ》 田舎の村で連続殺人が起き、山に住む奇妙な日本人に疑いがかかる。サスペンス臭を強く漂わせるものの結局はオカルト類の化け物物語。 鬼だの呪いだの幽霊だのオンパレード。特に女は何者なのか、明確にして欲しかった。このジャンルにおいては日本映画の方が得意とする分野だろう。 國村隼の演技は相変わらず良い意味で気持ち悪く素晴らしいが韓国映画コラボにおけるシナジーはB級に成り下がった以上、感じることはなかった。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-05-30 12:11:01) |
5. コロンビアーナ
《ネタバレ》 良くも悪くも展開が予想通り。 リュックベッソンの分りやすい痛快な女アクション。 23人目を殺す前に黒幕殴りこめたんじゃないのとか、ラスボスは狂犬で襲わせてジ・エンドとか突っ込みどころ満載。 殺し屋に愛は要らない。完璧なアサシンじゃ映画が成り立たないことは分かってるけど、いつ見てもそれだけはリュック映画の鉄板なんです。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-04-12 23:43:31) |
6. コンテイジョン
《ネタバレ》 この手の感染映画はよく見てきましたが、何故か免疫ある人がいて、暴動が起きて、ワクチン流通までの流れなど見飽きた感じ。 マットデイモンの役者が霞むほど地味な展開。 リアリティに世界を脅かすウィルスがあるとすればこんな感じなのでしょうが映画としてはドラマ性に欠ける。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2020-01-05 23:46:27) |
7. 孤狼の血
《ネタバレ》 法が整備されていない時代とは言え凄まじい広島呉(架空)の夏だった。 二大勢力暴力団の抗争の狭間でマル暴の躍動が存在する。 俳優はなんと言っても輝きを放つ役所広司。 正直、アウトロー刑事はツボなんですよ。違法捜査を厭わないが正義はしっかり持っていてヤクザを手懐ける。 暴力団からすれば脅威の存在。一言「ガミさんかっこよすぎる」。 松坂はラブコメ俳優の印象が強かったがギャップで凌駕する。こんな演技もしてくれるのだと。 真面目なインテリ優男の成長を見事に演じきりラストにハイライト吸うあたりなんてのは立派なガミさんの相棒になったもんだとグッと熱くさせてくれた。 過激さはアウトレイジ1より若干マイルドにおもう。抵抗がある人もスルーせず是非観て頂きたい。 男臭いドラマの中で個々の生き様が胸を熱くしてくれる。 意外にも劇場で女性客が多かったのは松坂桃李ファンなのだろうか?この作品の魅力なのだろうか? 後者でしょ。 次作も決定したので引けをとらないパワーみなぎる作品を期待してます。 [映画館(邦画)] 9点(2018-06-01 13:11:16)(良:2票) |
8. コップ・カー
パトカーを盗んでしまった子供との駆け引きとか追いかけっことか狂気の警官の恐ろしさとか期待感持って展開を見守ったが完全に消化不良。 じらされた挙句、恐怖感が乏しく終わり方に唖然。懲らしめが必要な展開なのにそれがないんじゃ…。 ケヴィン・ベーコンのキャスティングが独り歩き。期待をせずに観るぐらいならちょうどいい案配。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-10-23 20:54:54) |
9. この世界の片隅に(2016)
この映画を見て一番に感じたこと。 声優の素晴らしさである。 のんとすずの絶妙なシンクロ。時代に負けず直向きに生きる強さや人柄の温かさはアニメーションではあるが実写版のような体感。まさにすずでありのんのようである。それほど声でこの映画を良作へと盛立てた。監督の熱烈オファーも納得。 [映画館(邦画)] 8点(2017-01-02 19:38:17) |
10. 告白(2010)
わたしの娘はこのクラスの生徒に殺されたんです。入りはいいんだけどリアリティが無いので感情移入ができなかった。松たか子はたしかによかったです。 [DVD(邦画)] 5点(2015-03-16 12:57:06) |
11. ゴーン・ガール
行ってきました。新年一発目劇場で。 フィンチャーらしい暗いタッチで怖い女を際立てる。この女、恐ろしい…。思わず発してしまう、そんなシーンを連発。ハッピーエンドにもならない展開に大変なものを観ました。恋人や夫婦で観に行くと疑心暗鬼になっちゃいそうな。ゴーンガール…いっちゃった女って訳でいいんですかね? [映画館(字幕)] 7点(2015-01-02 01:53:56) |