21. イヤー・オブ・ザ・ドラゴン
《ネタバレ》 ミッキー・ロークの浮気を気にされている方が随分多いようだが、あんなギスギスしたおばさん(本人は35歳と言っていたが、45歳くらいに見える)よりも、若い中国娘の方がいいよな~、実際。そもそも男が命を懸けて外で戦っているのに、排卵日にHをしなかったからってあんなにキレられたらたまったもんじゃないよ…。それはともかく、ミッキーもジョン・ローンも、この頃がいちばん格好良かった。ラストの正面きっての撃ち合いは凄まじい迫力。 [DVD(字幕)] 6点(2010-02-17 20:01:04) |
22. いつかギラギラする日
中学時代はかなり熱中し何度も観た覚えがある。ショーケンがとにかく格好良いのだ。日本でこれだけのアクションを撮ったというのも凄いと思った。今観たら木村&荻野目カップルがウザくて興醒め。エンディングに流れる「ラストダンスは私に」がナイス。 [DVD(邦画)] 6点(2010-01-27 20:58:41) |
23. インファナル・アフェア 終極無間
《ネタバレ》 香港ノワールの新たな名作として始まったシリーズだが、最終章はサスペンス仕立てに。ヤンと同化することで精神に異常を来たしてしまったラウ。最後は自殺を試みるが、死ぬことすらできない。それこそが無間地獄。ハリウッドリメイクの『ディパーテッド』では描けなかった真のエンディングがこれだ。やや強引な筋立てだが、新たなキャラクターを投入することで、緊張感を持続させ、それなりに納得のできる結末となった。レオン・ライがクール。 [映画館(字幕)] 6点(2008-08-28 08:57:59) |
24. インプリント ~ぼっけぇ、きょうてぇ~
《ネタバレ》 痛い。 [DVD(字幕)] 6点(2008-04-07 07:30:01) |
25. インビジブル(2000)
これまでバーホーベン監督って、エロとグロだけの人だと思ってあまり良く思っていなかったのだが、メイキングでの監督の姿を見て、一気に好きになった。この人は情熱の人なんだと分かった。最高だよ~、バーホーベン!ケビン・ベーコンもスゲー!よくこんな役を引き受けたものだ。モジモジ君みたいな格好で演技するのは大変だったろうに… [DVD(吹替)] 6点(2007-12-14 00:03:26) |
26. イグジステンズ
テーマ的にちょっと古いかな。公開当時(99年)リアルタイムで観たが、その時もそう思った。バーチャルリアリティをモチーフにしたものの、やってることは『ビデオドローム』とほとんど同じ。80年代に出現した『ビデオドローム』は革新的な映画だったが、本作は逆に時代遅れの感が否めない。とは言うものの、ゲームポッド等の造形にクローネンバーグらしさが窺え、相変わらずのエログロ趣味に思わず嬉しくなる。 [DVD(吹替)] 6点(2007-09-07 17:22:37) |
27. ICHI
ミラ・ジョヴォビッチの『ウルトラバイオレット』同様、綾瀬はるかのカッコイイ殺陣を観たいという人にのみ有効な映画。その点ではまあまあ成功しているが、脇にまわった男優陣が誰一人魅力的でない。うざいだけの大沢、時代劇でも同じ演技しかできない窪塚、コワモテ要因の獅童と竹内。最後は一体何のために戦っているのかよく分からなくなっているし…。CGの出来がたけしの『座頭市』よりもマシになっているのは、さすが『ピンポン』の監督。 [DVD(邦画)] 5点(2009-07-03 14:28:30) |
28. イントゥ・ザ・ワイルド
《ネタバレ》 主人公に共感できるかどうかがこの作品の肝となるわけだが、残念ながら自分にはそれができなかった。ひとは一人では生きていけないし、一人で生きていけると思っている主人公の傲慢さは、やがてくだらないミスを招き、それが文字通りの命取りとなる。彼は幸せを感じながら逝ったかもしれないが、彼の命は自分ひとりのものではないということを少しは考えただろうか。社会は偽善に満ちているし、両親は決していい人間なんかではない。しかしそれに向き合わずあっさりと捨て去ることは、ただの逃げで甘えでしかない。一本の映画としての完成度は非常に高く、監督ショーン・ペンの力量には並々ならぬものを感じるが、肝心のメッセージに共感できずにこの点数。役者は皆素晴らしかった。 [DVD(字幕)] 5点(2009-03-04 15:07:18)(良:2票) |
29. インクレディブル・ハルク(2008)
《ネタバレ》 ティム・ロスが変身してからのパニック描写が面白かったが、いざハルクとの戦闘となると、ただの怪獣大決戦みたいになってしまった。「ハルク・スラッシュ(だっけ?)」なる必殺技が出た時には爆笑。アン・リーの前作は評判が悪いようだが、ハルク変身時の衝撃はあちらの方があったような気がする。リブ・タイラーは『アルマゲドン』の頃から全然変わってないな(もちろん悪い意味で)。 [DVD(字幕)] 5点(2009-03-03 08:11:55) |
30. インランド・エンパイア
もうお手上げです。平均点下げてごめんなさい。 [DVD(字幕)] 5点(2008-09-24 00:37:37) |
31. イン・ザ・プール
鍵を掛けたか確かめに戻ったり、怒りたい時に我慢しちゃったり、好きなものに依存するあまりストレスになっちゃったり、ということは、誰でも身に覚えがあると思う。だからここに出てくる人たちは、多少カリカチュアされてはいるが、日常を生きる我々自身と何ら変わらず、このちょっと生きにくい世の中で、もう少し肩の力を抜いてみてもいいんじゃない、という映画のメッセージに共感できた。松尾スズキは原作のイメージとは異なるが、TV版の阿部寛よりはマシだろう。最後はちょっとハッピー。 [DVD(邦画)] 5点(2008-09-04 09:52:18) |
32. インフェルノ(1980)
《ネタバレ》 アルジェントの魔女三部作のひとつ。「三母神」をめぐる怪異譚だが、本作はニューヨークの魔女篇(ちなみに、ドイツの魔女は『サスペリア』、ローマの魔女は最新作『サスペリア・テルザ』で描かれている)。甘い匂いに誘われて地下室へと入り込んでいく序盤のシークエンスや、ホットドッグ屋の謎の行動など見所も多いが、全体的な印象としては劣化版『サスペリア』という感じ。「私は死神!」と言って骸骨の被り物で現れる魔女に拍子抜け(笑)キース・エマーソンの楽曲とマリオ・バーバの特殊美術が素晴らしい。 [DVD(字幕)] 5点(2008-04-07 19:48:06) |
33. インベージョン
《ネタバレ》 人間性を失うことにより戦争がなくなるという皮肉。都合4度目となるジャック・フィニイ原作「盗まれた街」の映画化。こんな風に人類は終末を迎えるのかもしれない。宇宙人の襲来といえば、『宇宙戦争』や『ID4』のようにド派手なものを考えがちだが、知らぬ間に身体を乗っ取られるというのは怖い。しかも眠ったらアウトという極限状況。ただ、いくら正当防衛とはいえ、あれだけ人を殺しておいてハッピーエンドというのは解せない。ニコール・キッドマンの下着姿に5点献上! [映画館(字幕)] 5点(2007-10-23 07:26:40) |
34. インブレッド
予告編がかなりイケてる感じだったので観たが、期待ほどではなかった。結果的には、『悪魔のいけにえ』や『2000人の狂人』がいかに名作かということを再確認しただけだった。 [DVD(字幕)] 4点(2013-03-30 22:06:56) |
35. 息もできない
《ネタバレ》 ここでの高評価に期待して観たのですが…これってよくあるヤクザ映画じゃない?ひと昔前の長渕作品みたい。そもそも出てくる連中がどいつもこいつもガラの悪い奴らばかりで、誰ひとり感情移入できない。不幸な境遇だからって、人に迷惑をかけて生きる人間は最低だと思う。また、妹を殺した父親だが、自分だったらもはや人間として許す範囲を越えている。手首を切って倒れているのを見つけたら、そのまま死ぬまで放っておくだろう。あの親父がニコニコ孫と遊んでいる姿を見るだけで吐き気がする。そんなわけで点数は厳しめに。 [DVD(字幕)] 4点(2011-02-09 22:17:25) |