Menu
 > レビュワー
 > rinzou さんの口コミ一覧
rinzouさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 12
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  インディ・ジョーンズと運命のダイヤル 《ネタバレ》 
手元に当時のパンフがないので正確さに欠けるけれど、「バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3」のスタッフ(監督だったかプロデューサーだったか)がシリーズ完結の理由を聞かれて「そろそろマクフライ一族にプライベートを与えるべきだと思ったんだよ」と答えていて、なんてウィットに富んだ答えだろうと感動したのをよく覚えている。 シリーズ第5作目の今作を完結編としたのはハリソン・フォードの年齢を考えれば当然だが、作らなくても、というのが正直な気持ちだった。「クリスタル・スカルの王国」で登場したインディの息子マットにシリーズを引き継がせようという皮算用が映画会社にあったのは見え見えだったが諸般の事情でそれは叶わず(シャイア・ラブーフも公開後作品を批判してハリソンにたしなめられていたのは有名な話)、それでも懲りずにシリーズ続行を模索する映画会社に引導を渡すために完結編を作ったのではと邪推したくなるほどにインディが不憫だったからだ。関係各位に打ち止めを納得させるためには戦後のインディの不遇(軍隊に入隊しおそらく戦死したマット、それが原因で別居状態まで冷え込んだマリオンとの関係、大学での講義を真面目に聞く学生は一人もおらず、定年退職当日の大袈裟なお祝いに精一杯の愛想で応えるも鬱屈を溜め込み続けるインディの苦悩)をこれでもかと描写することが一番だったろうが、インディのそんな姿は見ていてつらかった。 感傷と言われればそれまでだが、第1作「レイダース」のラストシーン近く、聖櫃を政府に取り上げられ「真価を知らん」と毒づくインディに「一杯奢るわ」と微笑むマリオン姐さんの格好良さを思い出すにつけ、インディにもプライベートは必要だったよなあ、とつくづく思った。思い出は思い出のまましまっておくのが良い、こともある。そう考えればスピルバーグが監督をマンゴールドに委ねたこともなんとなく腑に落ちる。マンゴールド作品は「ナイト&デイ」が楽しかったが、今回は無辜の市民が巻き添えのように次々殺されるのでどうにも後味が悪い。色んな葛藤を経て劇場に足を運んだのは、シリーズ掉尾の今作を「見届けに」行こうと思ったからだが、うーんうーんと思いながら劇場を出た。
[映画館(字幕)] 7点(2023-08-15 04:52:18)(良:2票)
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
618.33%
7216.67%
8325.00%
9541.67%
1018.33%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS