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マイカルシネマさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 258
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

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1.  さすらい(1976)
この映画を見て以来、ヨーロッパ映画を景色に注目しながら見るようになった。ロード・ムービー3部作の最終章にして間違いなくロード・ムービーの一つの到達点だろう。これはもう映画の中の時間に身を任せてゆったりと見るべき映画。一度その流れに乗せられると終わるのが非常に勿体無く思えるこの感覚は映画でしか体験できない。製作は脚本よりも撮影重視だったというが、それは芸術家が一度は抱く夢ではないだろうか(この後、小説の映画化である「アメリカの友人」を撮るが)。これ一作あればヴェンダースは誰にも嫉妬する必要が無い、そう思える映画だ。
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-28 22:39:46)(良:1票)
2.  サウンド・オブ・サイレンス(2001)
凝った原作を脚色しまくった割には少女の設定も犯人たちにも個性が無さ過ぎる。おまけに犯人たち弱いし・・・精神科医と警官1人相手に負けてどうすんだよオマエら、と突っ込んでしまった。良かったのは娘の出ているシーンぐらいかな。
[ビデオ(字幕)] 5点(2005-12-20 00:06:03)
3.  サイン
少なくとも全編に渡るギャグ(アルミの帽子等)と低予算丸出しの演出(ダンスシーン等)を見れば、確信犯的なバカ映画だということはすぐわかるはず。主役2人のシリアス演技が喜劇色を強めているが、とくにホアキン・フェニックスの熱演は爆笑モノ。衝撃映像を見るシーンとラストのスウィングのシーンは特に笑えた。やはり、シャマラン監督が1番間違っているのは作品の売り込み方だろう。日本の宣伝会社は家族愛をメインに売り込んだことを思うとかえって可笑しい。
[DVD(字幕)] 7点(2005-10-08 18:20:03)
4.  ザ・リング
オリジナルは未見だが、ホラーとしてはこの点数。ところどことろ見せ場を作ってはいるが、肝心のクライマックスがイマイチ盛り上がらないのは問題だろう。ラストまでの意表をついた展開は「エイリアン」以降の定石を踏んだ展開であるが、意味も無くサマラの顔を見せたり、襲われるシーンの途中で別のシーンを挿入したりと、ことごとく興を殺ぐような演出なのはどうにかしてほしかった。写真のシーンもいかにも和製ホラーっぽいけど、デジカメだったのはなんとなくギャグっぽく思えてしまった。でも、ビデオ自体はシュルレアリスム作品っぽくて面白い。とりあえず、オリジナルも今度見てみよう、と言いたいところだけど松島奈々子が出てるんだよねぇ。ナオミ・ワッツとどっちが演技が上手いかは見なくても判りそうだけど・・・
[地上波(吹替)] 5点(2005-08-06 19:30:15)
5.  サイコ(1998)
作品の出来どうこうの前になぜG・V・サント監督がこんな映画を撮ったのか理解に苦しむ。制作会社に依頼されたのならともかく、自分で製作まで担当しているところが謎を深める。考えられるのはあの名作を現代に甦らそうとして、結局オリジナルに指一本触れられなかったということだろう(ヒッチコックの登場はパロディにしか見えないが)。しかし、そもそもオリジナルに全く欠点がなかったかと言えばそうでないのが痛かった。特に前半の妙に冗長な展開は現代におけるリメイクとしては致命的だ。シャワーシーンもオリジナルにも感じられたあざとさが目に付き(ザクザク刺されているのに妙に元気)、ミイラのシーンも今となってはホラーの二番煎じに見えてしまう。ラストで出てくる精神科医も説明的過ぎて不自然(ロバート・フォスターの登場は嬉しかったが)。キャスティングにしてもアン・ヘッシュの妹がジュリアン・ムーアという設定は何とかならなかったのか。結果としては特に目新しくも無い凡作映画に成り果てた感じである。ただ、Pewter Allさんのようにオリジナルを隅から隅まで知り尽くしている人にとっては時間、ヒッチコックなど細かいところまで再現したこの作品はある意味高尚なパロディとして楽しめる可能性はある。思いつきの企画でラジー賞をとってしまった監督に同情はするが、5点。
[地上波(吹替)] 5点(2005-06-09 23:45:10)(良:1票)
6.  さすらいのカウボーイ
尊敬するヴェンダース監督の「パリ、テキサス」に相通じるものがあった。本作も中年のダメ男のロード・ムービーとしてみることが可能だろう。美しいシーンの数々と随所に挿入されるスローモーション、ギターの音色が監督の演出の冴えを感じさせる。結局主人公は帰りたくても帰れなかったという事になるのだろう。しかし、娘との関係が中途半端なまま終わり(娘は最後まで「パパ」と呼ばなかった)、その点が残念だった。娘が登場する必要はなかったのではないか。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2005-04-24 22:15:40)
7.  ザ・ウォッチャー
個人的にはスペイダーとキアヌの役柄が逆だった方がまだマシだったと思う。スペイダーが憔悴しかけた刑事をうまく演じていたのに対し、キアヌは連続殺人犯としての存在感が感じられない。それは良しとしてもやはりラストがあっさり過ぎる。ラストのセリフである意味納得させられたが、ドジな捜査官が運よく犯人に勝つ過程を見せられたところで映画として面白いわけがない。
[地上波(吹替)] 3点(2005-04-21 23:21:20)
8.  ザ・ワン
これは正直、苦笑モノでした。ストーリーらしいものがほとんどない上にラストのまとめ方も非常に強引。だいたい、「もし一人だけ残ったら宇宙が破壊されるかもしれない」なんて事言われてもわかるわけないし、ジェット・リーのためらいにもわざとらしさを感じてしまう。致命的なのはせっかくのジェット・リーのアクションがCGやワイヤーで完全に殺されてしまっているところ。ジェット・リーの実力はあんなモンじゃないですよ。というより最近、ジェット・リーはハリウッドではまるで出演作に恵まれていないようですが、大丈夫でしょうか(「マトリックス・リローデッド」に出てたほうがまだマシだったんじゃ)?
[ビデオ(字幕)] 3点(2005-03-17 23:09:46)
9.  三十四丁目の奇蹟(1947)
これはただのファンタジーとは言えないほど深いメッセージを持っている映画です。サンタクロースを信じないということだけでなく、夢を持つ事のなくなってしまった近代社会の人々に警鐘を鳴らしている映画ともいえるでしょう。クリスはそんな人々に「クリスマスは日付ではなく心です。」と教えます。子どもらしさを失いかけたスーザンのような子どもたちは喜びすらも忘れてしまっているのではないでしょうか。クリスがスーザンに子どもらしさを取り戻させる「教育」をし、希望を持つ事を教える事によって、母親のドリスも成長し、ラストの奇跡でスーザンにこれまでにないような大きな喜びを与える事ができたのでしょう。でも、クリスの行為が商業的に捉えられたりするのが笑うに笑えないシーンでしたけどね。メイシー社とギンベル社の社長が医療機器の値段を張り合った後の2人の笑いのシーンはかなり重要でした(あれがないと気まずい雰囲気になる)。クリス役のE・グウェンはアメリカの良心とも言える「サンタ」を生き生きと演じていました。N・ウッドとの共演がその証拠です。スーザン役のN・ウッドもませた感じの演技がなかなかよかったです。冒頭で「去年のサンタよりはマシだわ。」というシーンが彼女がサンタをアニメみたいにしか思っていないことをうまく表現していました。もうちょっとクリスが他の子どもたちにも人気である事を示すシーンや、ドリスとフレッドの恋愛の過程を描いて欲しかった気もしますが、私にとっては本当に印象深い作品でした。
[ビデオ(字幕)] 9点(2004-11-05 23:02:16)(良:2票)
10.  ザ・グリード
これは意外に楽しめました。「エイリアン4」や「スピード2」の内容を足した感じになってますが、脱出アクションのツボをばっちり抑えていたと思いますし、「タイタニック」(3作ともに97年!)と比べても(本作より後に見ました)、こっちのほうが正統派パニック映画として存分にのめりこめました。ストーリー自体は荒唐無稽ですが、それをよしとするテンポのよさで、クリーチャー自体は恐くないものの、登場人物たちの個性的なキャラが十分映画の雰囲気にあっています(海賊並みの中流キャラ、という設定が最高!)。後半の弾切れシーンはいかにも自業自得なテーマをうまく表現していてお気に入りです。ラストで主人公たちが銃を撃ちながら、ボードで脱出するところなんかカッコよくて最高でした。全体的にB級な雰囲気は気に入らなかったのでマイナス1ですが、面白さにプラス8点でこの点数です。
[地上波(吹替)] 7点(2004-10-22 22:30:43)
020.78%
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3197.36%
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