21. しのび逢い(1954)
《ネタバレ》 女のことしか頭にない酷い主人公だが、序盤はそこそこ可愛げもあって観ていられる。しかし女性遍歴の回想話になってからは男の嫌な部分しか見えてこない。こんな酷い話を聞かせて女の気を引こうとは凄い作戦だが、この辺の流れに思ったよりも無理を感じさせないのは上手いと思えた。でもやっぱり気分の良い映画ではありません。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-05-02 18:36:46) |
22. 11人いる!
《ネタバレ》 優秀な者だけを集めた試験のはずが、全然優秀に見えてこないというのがかなり問題。11人いた時点で大学が送り込んだんだと考えるのは判るが「トラブルを起こすために」送り込んだに違いないと決め付ける面々。まあ実際そうな訳だが、それにしてもわざとらしい。トラブル起こすつもりなら10人の中の1人として混ぜればいいものを。11人目を探すことに躍起になるが、11人目を確定させるのが試験内容というわけでもないだろうに。あっさりパニックになってる時点でみんな不合格です。あげく伝染病まで発生したりする。これもテストの一部かと思ったら、それは手違いらしい。おいおい。生徒もアホなら大学側もアホです。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2007-04-19 23:23:44) |
23. 16ブロック
《ネタバレ》 互いを良く知るもの同士ならではの裏をかきあう様は中々面白い。こういう役にブルース・ウィリスは良くはまる。しかしおしゃべりな黒人という設定はいかにもだし、真相も最期のテープオチも定番過ぎる上に見え見えで萎えます。せめてオチだけでも少し工夫したものにしてくれれば満足度はかなり高くなったんだけどね。DVDにはもうひとつのエンディングが収められていたがあまり良くなく、やはり本編のエンディングがベスト。 [DVD(字幕)] 5点(2007-04-19 23:02:13) |
24. 勝利への旅立ち
《ネタバレ》 生徒の反発は殆どなくあっさり。他の面もあっさりさっぱりとしている。突っ込みが浅いために深みはまるでありません。買い言葉で田舎を馬鹿にするようなことを言った主人公にヒロインがやたら食って掛かる様がイライラする。それでいて、自分自身が田舎を馬鹿にしていたりする一貫性のなさが嫌。ヒロインとのロマンスは明らかに蛇足でしょう。充足感は感じられないけれど、まあ暇つぶし程度にはなる出来。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-04-09 20:39:58) |
25. じゃじゃ馬ならし(1967)
《ネタバレ》 やたらキャーキャー叫ぶ女の悲鳴が耳障り。それを抜きにしても、とにかく無駄に騒々しい。演出過多と感じるところもしばしば。じゃじゃ馬とまで言われた娘が従順になるというのも過程の説得力弱め。別の「じゃじゃ馬ならし」を前に観たときは面白かった印象があるけど、これはあまり出来が良いとは言えなません。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2007-03-06 23:23:38) |
26. シティヒート(1984)
やる気がないのに自分に火の粉が降りかかると途端に動き出すイーストウッドのキャラはそこそこ面白かったが、それ以外は普通というか微妙です。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2007-02-03 22:08:16) |
27. しあわせの法則
《ネタバレ》 何故か突然流される妻。今更のように突然目覚める母親の良心。妻の逆切れ、不自然な 和解。最期は何故か不倫の決意を臭わせる夫。やりもやったり。よくまあこんなもん作れました。やれやれ。 [CS・衛星(字幕)] 1点(2007-02-03 22:00:36) |
28. シンシナティ・キッド
《ネタバレ》 スティーブ・マックイーンの魅力が溢れていて、彼なしではこの映画は考えづらい。静かな映画だが、静かだからこそ良い。勝負の結末も納得で人間造形も良かったけれど、浮気あたりの展開が御都合主義が感じられてしまったのが残念。恋人の家で怪訝な恋人の両親に手品を披露したなり一気に打ち解ける様が、あまりに大げさで笑えます。さすがにあそこまで豹変はしないでしょ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-01-20 19:05:54) |
29. 新・座頭市物語
《ネタバレ》 シリーズ第3作。ヒロインの求婚が若干唐突に感じて入り込みにくいが、それ以外は、賽の目で見せる男気とか、なかなか観ていて面白い。あまり殺陣シーンがないのでその分地味めではある。 [DVD(邦画)] 6点(2007-01-08 22:51:21) |
30. 少林サッカー
《ネタバレ》 CG満載でなんでもありの馬鹿馬鹿しさが売りなんで、そっちにばかりに目がいくけど、その他の部分もこの手のものでは良く出来ている方。主人公が一貫して少林拳法の普及を目指しているところが良いです。若干汚めの描写があるのが難。 [DVD(字幕)] 6点(2006-12-05 17:35:20) |
31. シン・シティ
グログロのハードボイルド風オムニバス。映像は綺麗だし、スタイリッシュ。本当にアメコミをそのまま映像にしたという感じがとても良い。しかし、モノクロのおかげでグロさ感はある程度軽減されてはいるとはいえ、やはりグロいので、二度見たいとは思わんですな。3話とも同じ街が舞台で、ところどころに別の話の登場人物が映ったりはするが、安直に話の絡みまで持たせたりしなかったのは良いこと。 [DVD(字幕)] 7点(2006-11-03 22:11:51) |
32. 忍 SHINOBI
ここまでくると忍者と言うより妖怪の領域。妖怪同士の戦いと思ってみればいいんだろうけど、やはり忍者らしい戦闘がもう少し観てみたかった。映像面は思ったほど悪くはなく普通に見られるレベル。CGは邦画でこのくらい出来れば十分でしょう。 [DVD(邦画)] 4点(2006-10-08 19:40:37) |
33. 始皇帝暗殺
《ネタバレ》 後半がグダついてしまった感じ。刺客は不細工でもカッコよく描かれていていいが、始皇帝が随分とガキ臭い。これでは残虐性ばかりが目立ってしまい、無能に見える。まあ一番印象に残るのがコン・リーなのは間違いない。それにしても最後の暗殺に出かけて謁見する際に、名を知られた刺客のくせに本名を名乗るのがとても不思議。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-09-23 16:41:31) |
34. 事件
《ネタバレ》 ひとつの殺人事件の裁判を追った映画。裁判物特有の面白味があるので、それなりに見ていられます。もう30年近く前の映画なのに、少年法の問題なんぞがサラリとだけど語られていて、この当時からそんなことが論議されていたのかと若干意外でした。それにしても、犯人役の永島敏行があまりに下手くそで興醒め。この下手さでラスト近くで悔恨されても映画がボロボロになるだけです。裁判長役の人もなんだか声が明瞭でなくて、ミスキャスト感が強い。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-08-12 18:44:55) |
35. ジーア/悲劇のスーパーモデル<TVM>
《ネタバレ》 アンジェリーナ・ジョリーなしでは成立しないような映画。作りは見易く、テンポもいい。ストーリーは愛より麻薬を取ってしまう話なので、悲劇というよりただの自業自得。当然後味は良くありません。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-08-12 18:22:29) |
36. ショウタイム
定番の組み合わせのコンビで新鮮味もないし、ギャグも空回り。デ・ニーロが嫌々出演してる感じがプンプン匂うのは気のせいだろうか。 [DVD(字幕)] 2点(2006-08-04 19:31:26) |
37. シリアナ
同時進行する話が多く、とにかくごちゃごちゃしてて、初見で内容を十分に理解出来る人は少なさそう。わざと分かりにくくしてるらしき部分も多め。アメリカの暗部を描いた内容だが、あまり目新しい実情などは描かれていない。日本人が観てどうこうというより、アメリカ人自身が観てどう思うのかを知りたい映画。 [DVD(字幕)] 4点(2006-08-04 18:50:32)(良:1票) |
38. 小説家を見つけたら
《ネタバレ》 良い所もあるけど、それを相殺するように悪い部分も多いのが残念。ところどころ編集もおかしく感じる。まんま「グッドウィル~」なところもあって、そりゃ見たことある人はみんな気づくよなぁ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-08-04 18:27:59) |
39. 終電車
最後まで退屈せずに観ていられたものの、退屈しなかった以上のものを感じられませんでした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-30 20:16:09) |
40. ジャッカルの日
《ネタバレ》 追い詰められる殺し屋が周到に準備した計画通りに捜査の目をすり抜けていく様は見ていて楽しい。最後の暗殺段階での見つかり具合が早過ぎる気がするけど、間違いなく良質なサスペンス。 [DVD(字幕)] 7点(2006-07-30 20:05:07) |