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キリコさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 982
性別 女性

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41.  ジュリア
これまた昔見たきりですが、ヒューマンな女性二人の友情を描いて感動的でした。監督のジンネマン、主演のV・レッドグレープ、J・フォンダなど人道的信念を持った人たちの、「伝えたい」という熱意が熱く感じられます。M・ストリープも出てたんですね。あのころならまだ端役でしょうか。
8点(2003-08-12 21:55:08)
42.  自転車泥棒
いい作品ではあるが、ただただやるせなく悲しい気分が尾を引く映画。敗戦国・イタリアの戦後貧しく誰もが生きるのに必死だった日常が、同様の状態だった日本に重なって見え、そのどん底貧乏ぶりがリアルで悲しい。自転車を盗んだ犯人もまた生活困窮者で、苦しい者同士で生存競争を繰り広げているのがなお悲しい。子供に免じて見逃してもらえたものの、あの終わり方ではあれからどう生きていくのだろうと考えてしまった。
8点(2003-06-22 17:13:10)
43.  真実の瞬間(1991)
レッドパージ当時の映画関係者の苦悩を伝える映画。これにまともに焦点を当てたというだけでも意味がある。しかし作品からはそのメッセージがやや弱い気がして、ちょっと物足りない感じがする。赤狩りの中心人物は確かFBIのフーバー長官。かのケネディ暗殺事件でも名前が取りざたされたというきな臭い人物ではなかったか・・映画界にとってこの時は本当に有能な人物達が失われた、悔やみきれないほど残念な時代だった。
7点(2003-06-05 22:18:25)
44.  ジョニーは戦場へ行った
公開当時一度見たきりだがあまりに衝撃が強くて忘れられない。へちょちょさんが言われてるようにD・トランボは素晴らしい脚本家で、追放の辛い時代他にも変名で「手錠のままの脱獄」を同じく追放された人と書いている(彼を使ったのはS・クレイマー)。ジョニー・・は彼が書き、監督した唯一の作品。(この後、パピヨンなどを書いている)恋人もいた若くて美しいジョニーは戦場で砲撃にあい、手足もない、顔面も吹き飛ばされたまさに生きる屍になった。何の意思表示も出来ず生きているのが奇跡な位で誰も彼に意識があるとは思わなかった。彼は珍しい症例として実験的に生かされることになる。ただ心臓の動いている肉塊のようなジョニーでも光やその暖かさを感じられる。彼の言葉で観客だけは彼の心を知ることが出来る。彼は自分の頭をベッドに打ち付けてモールス信号のように通信することを思いつく。「サーカスで見せ物にしろ」という意味をようやく看護婦に気づいてもらえるが無視され、絶望した彼は今度は「死なせてくれ」と信号を送り続ける・・映画は最後まで彼がそれを訴えるところで終わる。このラストがすごい衝撃だった。戦争で傷ついた青年、生と死、尊厳死・・単なる反戦映画ではない、もっと重いものを投げかけてくる。生きていれば未来もあった青年なのに人生を奪われ、こんな状態で死にたいと思っても自ら死を選ぶことも出来ない。実験動物のように生かされる彼の絶望と残酷さに言葉がない。この時66才だった脚本家が失った人生もまた言葉にならぬほど悔しかったことだろう。順調な人生ならもっとたくさんの素晴らしい映画が出来ていただろうに、、<追記>【anemone】様、おっしゃるように最後の言葉は「SOS..Help me.. SOS...」だったように思います。ジョニーにとってのSOSは「もう生きていたくない、殺してくれ」ということだったと思います。
9点(2003-06-05 21:53:28)(良:3票)
45.  シャレード(1963)
ケーリー・グラントが出てる、というとヒッチコックを思い出してしまうが、オードリーが主演するとおしゃれなサスペンスになってしまう。セリフもラブコメディっぽく素敵だったり、もちろんジバンシーを着こなすオードリーはとっても素敵。敵なのか味方なのかくるくる変わるグラントの正体も最後まで謎で、出来過ぎの感じもするストーリーも気にならないくらいスリルとサスペンスがある。オープニングタイトルもおしゃれで音楽もいい。各地のロケ風景も楽しめる。
8点(2003-06-05 21:01:35)
46.  ジャッカルの日
暗殺者の正体が明かされぬまま、プロそのものの非情さと計画性をもってコトを進めていく。大統領を護衛する警部達との緊迫した話の展開に、最後までドキドキハラハラする。それと対比して全てが終わった後の静かな雰囲気が印象的でもある。F・ジンネマン監督は良心的でリベラルな作風が多く一貫して筋通った人という印象である。いい加減な仕事をしないという安心感がある、私の大好きな監督の一人です。
8点(2003-06-05 20:49:45)
47.  七年目の浮気
マリリンはセクシーというより本来はとても可愛くて、そのキャラがこれはよく分かる作品。セックスシンボルとして売り出され、やたらスケスケ、ぴっちり、露出やらの衣装でセクシーさばかり強調されるのは彼女の本意ではなかっただろうと思う。可愛いコメディエンヌのマリリンはいいんですが、こんな馬鹿な男の妄想にやたらセクシーなシーンばかりなのもかわいそうです。この小心な男の妄想はもう病気じゃないの、、?ワイルダー監督なのに笑えなかった・・・点数は全てマリリンに。
6点(2003-06-04 18:46:17)
48.  ショコラ(2000)
強い風とともにやってくるJ・ビノシュは一体どういう人だったのか、どうしてチョコが人を変えるのか、、? あっ、これはメルヘンだから何でもありでOKです。チョコレートの魔法は頑なな心をトロリと溶かし映画を見た人の心も暖かくホワ~ンとさせる。ビノシュもポネットちゃんも可愛い村も素敵でしたが、この作品で一番好きなのは軽やかな音楽です。
8点(2003-05-13 22:19:09)
49.  JAWS/ジョーズ
子供が見たら悪夢でオネショしそう・・大人が見ると時に作り物っぽい鮫(目がぎょろり)がご愛敬。でもあのサメのテーマ「ジャジャジャン、ジャジャジャン・・」を聞くと条件反射で恐い。恐怖を盛り上げるその手腕はさすがスピルバーグ。私には「激突!」に次ぐ恐怖シリーズの傑作です。
9点(2003-05-13 22:11:22)
50.  十戒(1956)
デミル監督お得意の超大スペクタクルで描く旧約聖書物語。総天然色・ビスタビジョンで紅海が二つに割れるシーンや大群衆のシーンなど映像的に見所はある。すごい人数のエキストラでお金をかけているだろうなという印象。当時としては斬新な撮影技術だったんだろうと思うし、C・ヘストンのモーゼは堂々としていてカリスマ性があった。でも話は長いし、聖書に興味がないので理解も感動もいまひとつ。
6点(2003-05-13 21:46:02)
51.  十二夜(1996)
いい作品だと思います。イギリス映画らしい品があって俳優がうまいし。イモジェンヌもヘレナもちょっとユーモラスで楽しい。二人とも、特にヘレナはどの作品に出てもとても魅力的で好きな女優さんです(特に声が好き)。他の方が言ってたように、男女の双子の設定ですごくよく似てるので違和感がない。すったもんだの末のハッピーエンドで後味もいい。
8点(2003-05-13 21:28:53)
52.  ジャンヌ・ダルク(1999)
ミラは熱演でいい女優だと認識したけど、ジャンヌ像がねぇ・・「信仰深き聖女」というより、なんだかヒステリックな聖女になってしまってるのが・・
5点(2003-05-13 21:15:54)
53.  十二人の怒れる男(1957)
ラストシ-ン以外はすべて密室劇。12人の性格描写も、陪審員の話が進む中で序々に明らかになっていく。狭い部屋、暑苦しい空気、息詰まるような「絶対有罪」からの逆転劇。我々観客もただ息を詰めて見つめるしかない。名前も知らず、ナンバーでしかないそれぞれの真実が暴かれたりする。ようやく解放されそれぞれが家路につく。外の空気はうってかわってすがすがしい。その時を一緒に過ごしたごとくの感がある。人が人を裁くことの難しさを重く問いかけてくる。
9点(2003-05-13 21:05:44)(良:1票)
54.  17歳のカルテ
この映画からは少女たちのそれぞれの心のうちがリアルに伝わってくる。リサを演じたアンジーは実在のリサその人のようで、これ以降アンジーを見ても本当にリサのような人に見えてしまう。ウィノアはじめ他の少女たちにカリスマのような影響力があるリサの役以上に強烈な印象。ちょっと病的で複雑な少女たちの心理をここまで鮮やかに描いているのが素晴らしい。オズの魔法使いの映画が流れ「大事なものはいつも身近に」など、そこかしこにハッとするセリフや印象的なシーンがたくさんある。病的でなくても現実で落ち込んだり傷ついたりした時に見ると、より一層感じるところがあるかもしれない。
8点(2003-05-13 20:43:51)
55.  十五才 学校Ⅳ
山田洋次監督の「学校」シリーズの中ではではかなり好き。狭義の「学校」ではなく、広い社会という学校の中で、色々な人たちに逢って成長していく15才の少年の成長が描かれている。いろんなエピソードがあるが、丹波哲郎とのシーンが印象深い。屋久島の自然が旅の目的というのもいい。大自然の前では人は無力で、ただ癒されるのみ。
8点(2003-05-13 20:34:18)
56.  ショーシャンクの空に
アメリカではあまり珍しくないらしい、無実でのなが~い刑務所づとめ。理不尽な仕打ちにも耐え続け、ようやくスカッと意趣返しをして脱獄に成功する。やったねっ!という爽快な展開で、ラストも約束通り再び巡り会う男の友情の後味の良い幕切れ。ここまで諦めずに耐えた末の開放感だから、肩入れした主人公と一体化した爽快感はこの上なく心地いい。刑務所内での様々なエピソードといい、長い物語を全くだれることなく、無駄なく十二分に満足のできで見せてくれる。
10点(2003-05-13 13:28:22)
57.  Shall we ダンス?(1995)
そうですよね、ヒロインは魅力的でなくちゃぁ。セリフは素人だから大目に見て、ここでは立ち姿の美しいこと、ダンスシーンが絵になることが一番のポイントかと。それにしても役所さんてホント、真っ白な人ですね。どんな役をやってもその役に染まってしまう。ここでは平凡なサラリーマンそのもので、脇役の芸達者な皆さんと共にとってもいいアンサンブルでした。ショボイ邦画を元気にしてくれた久々の大ヒットでしたね。何度見ても面白くて元気になれる、爽やかで大好きな作品です。
9点(2003-05-13 13:18:49)
58.  ジャック
ほんとにこういうふうに人生を早回しするみたいに年を取る、早老症という病気の人のドキュメンタリーを見たことがある。子供なのに年寄りのような顔で痛々しくて、とてもここのロビンのような丈夫そうな状態ではない。心と体のアンバランスな苦悩を言いたいのだろうが、実際の病気を知ると、こんなもんじゃない、と共感できなかった。こういう人たちがいる、ということを知らしめることは出来ただろうけど誤解を招きかねない。
5点(2003-05-13 13:07:51)
59.  シャイン
天才音楽家である主人公をJ・ラッシュがとっても好演しているし、脚本も素晴らしい名作。父親は息子を愛しているが、いつまでも自分の内へ囲い込もうとするエゴがある。強圧的で一方的な愛は息子を苦しめ狂わせ、愛さえも失ってしまう。息子はむろん痛々しいが、こんな愛情しか表現できなかった父もまたさみしい。ピアニストは精神を病んでから、好意を示してくれた女性の胸をやたら触りたがる。愛情に飢えていたのだと分かり、これもまた痛々しい。しかしレストランでピアノを弾いて皆に認められることで立ち直ってゆく。オーストラリア人って実におおらかで素晴らしい。日本じゃとてもこうはいかない。さらに彼を愛し、受け入れてくれる女性に支えられリサイタルを開くまでになる。ラストのこのシーンで万来の拍手を浴び、感極まって涙を流す主人公と同様、私も感動の涙、涙だった。どんな時でも人は認められ、受け入れられることで生きていけるのだと痛感した。
9点(2003-05-13 12:43:19)(良:1票)
60.  ジャイアンツ
いろんな意味で大作です。(長いお話、時間も長い)E・テーラーの美しいこと!ずっとあこがれるJ・ディーンの気持ちもよく分かる。貧しい下働きの青年がようやく手に入れた土地で石油を掘り当て、真っ黒の石油まるけになりながら驚喜する。このあたりまでの展開の人間模様はとても興味深い。その後大金持ちになったのに幸せにはなれないディーンの苦悩があって、あとの記憶が・・薄い。
8点(2003-05-13 12:22:29)
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