41. 12人の怒れる男/評決の行方(1997)<TVM>
冒頭の30秒にも満たないシーン(というか暗がりに音だけ)、これがあるがために本編の会話の面白さが倍増している。映画の特徴であるはずの映像による状況説明をまったく省き、語り手、すなわちこの12人の陪審員の会話から状況を把握させようとする試み。すごく面白い。夏の暑さ、雨が降る前の湿っぽさ、だんだん暗くなっていく窓の外、時間の経過とそれにともなって加熱し、煮詰まって行く論議。一室、細かく言えば一室とトイレだけでここまで見せることができるとは驚き。 7点(2004-02-12 15:32:23) |
42. シューティング・フィッシュ
軽快な詐欺師ものの映画で、気軽に楽しめた。はちゃめちゃな詐欺内容は別として、変に派手な演出はなく、きれいにまとまっているのが良い。イギリス映画のわりに重苦しさがなく、見ていて元気が出る。陳腐かもしれないが、なかなか秀作。 6点(2004-02-12 15:24:24) |
43. シビル・アクション
物語り好きな自分だが、久しぶりにストーリーそのものがつまらんと思った。決して駄作だとは言わないが、実話の法廷モノとしてはあまりにもパワーが無い。小作品として楽しめばいいのかもしれないが、そうだとしたらトラボルタは合わない。 3点(2004-02-12 15:18:52) |
44. シーズンチケット
《ネタバレ》 主人公が友人の思い出話を自分の話のようにしゃべるシーンはせつなくも力強い。結局ささやかな形で夢が叶ったが、あんなに遠いと豆粒というより米粒にしか見えないのでは? 5点(2004-02-12 15:14:29) |
45. シザーハンズ
これはホラー映画ではありません。とレンタル屋さんが強く推薦していたので借りました。でも観てみるとホラー映画でした。だってオバタリアンがいっぱい出てくるんですもの。あー怖かった。ティムバートンのおもちゃ箱は面白い。 6点(2004-02-12 15:09:50)(笑:1票) |
46. 60セカンズ
ただただスピード感が心地良い。何も考えずに疾走すべし。ある意味、究極のアクションエンターテイメント。そうか、車は女なのか。 7点(2004-02-12 15:04:22) |
47. シックス・センス
サスペンスホラーとして、とてもよくできていると思う。変にあら探しせずに素直に観れば楽しめる。でもわざわざ変な前置きするからガタガタ言われるんだろう。話題を呼ぶという意味では成功だったかも知れないが、あんなのは無いほうがいい。 6点(2004-02-12 14:56:24) |
48. 死刑台のエレベーター(1958)
実際サスペンスとしての要素はそんなにたいしたこと無い。この映画を魅力的にしているのは、ストーリーよりもむしろ登場人物のキャラクターや、音楽や、演出の力が大きい。冒頭の電話から、すでに強烈なおフランスモードに突入。軽く(?)愛を語った後、マイルス・デイビスのトランペットが鳴り響く。こんなシーンにあまり違和感を感じないのはフランスぐらいだろう。日本人がこんなセリフ言ってもギャグにしかならない。ジャンヌ・モローの気だるい語りが良い。 6点(2004-02-12 14:49:32) |
49. JSA
悲惨な事件の真実を追って行く作りに対して、静かで淡々とした語りがとてもしっくり来る。これぞ本格派ミステリーといったところか。まぁ、いい話ではあるけど、ちと最後の方はしつこく感じた。朝鮮問題について少し考えさせられた。でも考える事の無意味さに気付き、すぐやめた。 6点(2004-02-12 10:06:09) |
50. 13日の金曜日PART7/新しい恐怖
やはりおっぱいと殺人鬼はセットですな。食堂で食べる定食のようです。超能力少女のサイドストーリーもありがち。でもだからこそ安心感があって癒されました。ティナちゃんかわいいですね。強いし・・・。 4点(2004-01-09 17:53:44) |
51. シカゴ(2002)
わからなくもないけど、こういう歌って踊るショーは好みじゃない。(でも宝塚は好き・・・。)曲をジャズで統一してるのが裏目に出て、一本調子な印象。正直飽きた。それでもラストのデュエットや人形の踊りなんか上手いと思ったりもした。主演のレニー・ゼルウィガーがキュートなのかどうか疑問。 5点(2004-01-06 23:32:22) |