21. 成功争ひ
《ネタバレ》 チャップリンのデビュー作ということで、スタイルが異なり、紳士でなければ、変な髭をしている。終始ドタバタで、案外変なところで終わるのが心残りだが、まあまあ面白いし、観る価値はある。 [DVD(字幕)] 6点(2008-03-01 10:34:13) |
22. 西部戦線異状なし(1930)
《ネタバレ》 これぞ反戦映画。さすがにドイツ兵が英語を話しているのには違和感を感じるものの、庶民の立場から、兵士の立場からの立場でいろんな意見、考えが交わされておりすごくリアル。学校で先生に煽られて志願した兵士の実態をまざまざと感じ、久々に帰ってくると卑怯者呼ばわり。なんともやるせない気持ちになったし、これほどの反戦映画がありながら、これ以後たくさんの映画に参戦してきたアメリカが如何に愚かかとも思わせてくれる。 [DVD(字幕)] 8点(2007-12-12 15:22:08) |
23. センチメンタル・アドベンチャー
この作品は「ミリオン・ダラー・ベイビー」通ずるイーストウッドの死への考えが伺える。ストーリーも良く、全然退屈せずに観れる。主題歌もイーストウッドの枯れた声がマッチしており、優しいメロディーで心地よく耳に響いた。 [DVD(字幕)] 9点(2007-06-16 11:18:04) |
24. セント・オブ・ウーマン/夢の香り
《ネタバレ》 アル・パチーノのアカデミー賞受賞には納得。ダンスシーンや車の運転シーンなど印象的なシーンも多い。ラストの演説もびしばし決まり気持ちよかったが、その後のスタンディングオーベーションは何だ?いくら生徒たちの言いたいことを代弁したとしても全員が立ち上がって、拍手をするかな。そこだけがもの凄く引っ掛かった。 [DVD(字幕)] 7点(2007-06-07 23:38:31) |
25. セブン・イヤーズ・イン・チベット
《ネタバレ》 重たいテーマで、しかも実話なのに、かなり印象が薄い退屈な作品に仕上がってしまった。こういうテーマを取り上げるのは良いと思うが、中途半端な英語がどうもしっくり来ず、内容も盛り上がりに欠け、起伏のない作品になっている。監督の腕次第でもっと深い作品になったと思うと残念。 [DVD(字幕)] 4点(2007-05-29 14:56:07) |
26. 戦場のピアニスト
《ネタバレ》 話自体は小説も読んだので知っていたのですが、思っていたよりも重苦しく、緊迫感もあり、いろんな意味ですごい映画だと思いました。序盤からユダヤ人の迫害が全面に出てて、苦しい仕打ちを受けたことが良くわかりました。後半、主人公が場所を移しながら、戦場から逃げていく様はとてもリアルでした。エイドリアンブロディもはまり役で、軍曹の前でピアノを演奏するシーンやエンディングのラジオでの演奏シーンも心打たれました。 [DVD(字幕)] 8点(2006-09-01 22:23:07) |
27. セブン
《ネタバレ》 ○映画とはラスト良ければ全て良しではない、そんなメッセージとも取れるこの上ない残酷なエンディング。それに全力で立ち向かった製作者たちに拍手を送りたい。○ブラッド・ピットは脇が一番だと思うが、主演ならこういう役もありかと思う。モーガン・フリーマンとのセットは合いそうにないが、案外合っている。ケヴィン・スペイシーは他の代表作でもそうだが、変人役がよく似合う。○前後半での映像的対比は気持ちいいくらいに決まっている。○後で知ったことだが、カイル・クーパーの担当したあのクレジットが元祖とは貴重な作品である。作風に見事にマッチしている。 [DVD(字幕)] 10点(2006-08-29 21:18:31) |