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天地 司さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 79

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1.  戦略大作戦
イーストウッドはガンマンでも刑事でも、異色の一匹狼だからいいんですよね。まっすぐな人間らしさに共感できるんですね。この作品も兵士らしからぬ(?)人間そのものです。シブイまなざしのようで実は笑っているイーストウッドは魅力ですが、いつもの苦笑冷笑と異なりとってもおちゃめでいいですねえ。当時、映画館のチケット売場横にスチール写真が掲示してあり、入場前に一番インパクトがあったのは(なぜか)サザーランドが金塊を拝んでいる一枚でした。それを裏切らない怪演は当時中学生の私にはアメリカ人そのものに思えて印象的でした。
8点(2003-04-10 11:28:55)
2.  戦場のピアニスト
邦画「たそがれ清兵衛」の余韻が残っている頃に観たせいでしょうか、また、新作公開で思い出したロベルト・ベニーニの「ライフ・イズ・・」この二作品と設定や背景は異なっていても印象は似たものがありました。一言で言えば「自分に与えられた人生(役割)を全うする」ということでしょうか。しかも「淡々と」かつ「あるがままに」。ドイツ将校の「生死は神が決める」という言葉は意味が深いように思います。されるがままに殺された者。生きるための行動をして殺された者、生きた者。命乞いをして生き残った者、死んでしまった者。そして目前のことに流されるままに生き残った者。結果はどうあれ、あるがままの人生を受け止めた人間はだれでも生ききり、そして死にきるということでしょうか。危機に直面していても、先行きが見えない状況下でもシュピルマンの指は無意識にピアノを弾いていました。それは自分を見失わず、生死にこだわらず、ただあるがままに生きる姿の表れのように見えました。
8点(2003-04-02 16:01:33)
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