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1.  ウォンカとチョコレート工場のはじまり
見てる時、見終わった後とチョコレートが食べたくなる。チョコレート好きにはもう、たまらなくなるぐらい出てくるチョコレートが美味そうで、帰りにチョコレート買ってきてしまいました。作品全体を彩るカラフルな色合い、笑いあり、スリルあり、ホロリとくるシーンありと最初から最後までずっとニコニコしながら見てました。あの悪役警官、2週間で70キロ太ったとか言ってたけど、どうやったら2週間で70キロも太るんだ?競走馬でもそんな太らないぞ!空に向かって上がるバルーン、楽しい音楽、美しい街並みなど、とにかくこの映画、美しい映像美に目が釘付けになります。ミュージカルに対して全く抵抗のない私みたいな人にはずっと楽しく見れて大満足です。
[映画館(吹替)] 9点(2023-12-12 20:34:06)
2.  海の若大将 《ネタバレ》 
若大将シリーズって監督が誰かによって違う印象を受ける。今作の監督は植木等の大ヒットシリーズやその他社長シリーズを幾つも撮ってる古澤憲吾監督だけあって、ひたすら明るい。主演の加山雄三は勿論だけど、ライバル的存在の田中邦衛が良い。サングラス姿で何とエレキギターまで弾いているのだが、それが凄く楽しそうで、見ていて楽しんでる様子が伝わってきます。田中邦衛と言えばあの北の国からが有名だけど五郎さんとは違う弾けた感じがこのシリーズの中でよい味を出している。映画の中での田中邦衛と言うと他の映画でも色々な顔を見せてくれており、脇役に徹しながら主人公と対照的な役で印象を残してくれている。亡くなったと聞いて何だかとても淋しい。そんな田中邦衛のご冥福を祈ると共に加山雄三には田中邦衛の分まで長生きして欲しい。加山雄三と田中邦衛が並び立つ場面における2人のやり取り、試験だと言いながらさっと居なくなる田中邦衛、試験中に友達に答えを教えてもらおうとしてる場面の可笑しさ、先生にカンニングがバレて怒られる田中邦衛とカンニングに協力して叱られる友人、加山雄三は何も罪が無いのにちょっと可哀想。所々で突っ込み所満載で、決して褒められる様な内容では無いが、これこそこのシリーズの一番の魅力かもしれない。加山雄三は勿論だけど、とにかく田中邦衛が良い。エレキギターを弾いてる姿が加山雄三をも食ってしまう程、かっこよかったです。北の国からの田中邦衛しか知らない方達に田中邦衛の面白さをこのシリーズを見て知ってもらいたいです。本当に亡くなった事が残念です。天国で星由里子とお幸せに!
[DVD(邦画)] 7点(2021-04-05 19:00:10)(良:1票)
3.  海辺の映画館 キネマの玉手箱 《ネタバレ》 
大林宣彦監督の新作にして遺作は物凄いパワー、映像美、遊び心に圧倒された。SF有り、チャンバラ有り、アクション、ラブストーリー有り、更に広島出身である大林宣彦監督による原爆犠牲者への想い等が詰め込まれて、ぐいぐいと引き込まれていく。大林宣彦作品の特徴である雨とモノクロ、セピア色からカラフルな映像美から繰り返される映画への想い、監督自身が本当に描きたかった世界を思い切り見る事が出来た。これは大林宣彦作品信者にとっての最後まで自分らしさを貫き通している作品として、遺作にしてこのパワーは一体どこから来るのか?とてもこの作品を最後に亡くなった人のものとは思えません。映画の歴史は変えられないけど未来は変えられるという台詞が出てきますが、監督が言いたいこと、私は亡くなっても、この映画は残るとでも言っている様な力強いメッセージが感じる事ができる。途中でジョン・フォード監督風として出てくる大林監督、ヒッチコック監督を意識してるようにも思えるし、監督自身が一番好きな日本映画と言っていた無法松の一生についても語ってくれていて、私も大好きな映画なので凄く嬉しかったです。他にもこの映画、監督自身が本当に映画が大好きなんだなと分かるシーン満載です。大林監督はもう、亡くなってしまいましたが大林宣彦監督が撮った沢山の素晴らしい映画は消える事は有りません。今まで沢山の感動をありがとうございました。例え大林宣彦監督は居なくなっても私の心の中には大林監督の作品は一生、残り続けます。最後の最後まで大林宣彦監督らしい遊び心を忘れずにいてくれたこと、心より感謝致します。
[映画館(邦画)] 9点(2020-09-13 16:32:37)(良:1票)
4.  ウィンダミア夫人の扇
ルビッチの映画を見ると無駄な台詞が1つも無いことに毎度ながら感心させられる。最近の何でも台詞で説明する作品とは違って、ここぞという場面でしか台詞を言わせない。その台詞がどれもこれも素晴らしい。アーリン夫人のウィンダミア夫人の名誉の為に娘を想う台詞が感動的です。扇の使い方の上手さにも感心させられる。何を話しているのだろう?というシーンの連続に想像力を掻き立てられる。色んな意味で映画的な作品です。
[DVD(字幕)] 9点(2016-12-17 12:32:25)
5.  WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ 《ネタバレ》 
田舎の人間の田舎臭さと田舎の素晴らしさがよく描かれている。大学受験に落ちた主人公が目にした一枚のチラシからという何とも不純な動機から選んだ仕事に色んな人と接するうちにどんどん好きになっていく。そんな主人公が大学時代の仲間の態度を見て、カメラを壊すシーンが私は一番好きです。そんな主人公、勇気の姿を見た村の人々と仕事仲間が勇気の事を完全に仲間だと認め、祭りを盛り上げるシーン、丸太にぶら下がり、下るシーンの可笑しさ等、笑えるシーンが多い。出てくる子供達の大人をからかう姿も面白い。面白い作品を見せるんだという監督の想いが伝わる作品です。生き甲斐とは何か?携帯電話等、繋がらなくても言葉が有れば相手に気持ちが伝わる。この作品に出てくる人達は皆、自分の気持ちに対して真っ直ぐで正直だ!言葉の重みと大切さをきちんと見せてくれている。だからこそ、最初は勇気に対して良い気分を見せていなかった伊藤英明や長澤まさみが気持ちに応えて見せるのだ。田舎で生きている自分にとって改めて田舎の人間の人間的な素晴らしを見る事が出来て良かったです。
[DVD(邦画)] 8点(2016-11-14 17:55:02)
6.  ウルトラマン物語
ウルトラマンタロウの子供の頃から大人のヒーローになるまでの成長過程の中でタロウがどのようにして強くなるか?その描かれ方にウルトラマンファンだけでない全ての男達に向けて、諦めるな!諦めさえしなければ何とかなる。というメッセージをウルトラの父からの特訓で見せるウルトラマンタロウ、子供向けと思わせておいて、実は大人向けとも思わせる作品です。ウルトラマンタロウの他のウルトラ兄弟までも見せてくれてるのでウルトラシリーズのファンなら普通に楽しめる作品になってます。それにしても、子供のウルトラマンタロウとウルトラの母とが一緒に居るだけで、鉄郎とメーテルが居るみたいで、銀河鉄道999ファンの私としては嬉しくなってしまいます。編集変的な感じに対する不満もあるけれどウルトラシリーズファンである者として色んな意味でもウルトラシリーズに対する愛を感じる事が出来るので低い点は付けられませんでした。
[DVD(邦画)] 7点(2016-09-01 20:31:21)(良:1票)
7.  海よりもまだ深く 《ネタバレ》 
家族の崩壊と夫婦の再生を台風の襲来と共に描く事で起きる希望の様なものを感じる事が出来る。どこまでも駄目だけど同じ男としては、憎めない父親、そんな駄目な父が別れた元嫁の息子とのやり取りと母とのやり取りなど見ていると男という生き方、性質はいつまでたっても変わらない。宝くじに夢を求める姿、息子の為に靴を買う時の姿やらは人間の本質を感じるし、色んな意味でこの作品からは人間の姿、欲などが見る事が出来る。台風のおかげでまた三人がこれからも変わらずに会う事が出来るんだという希望を感じる終わりにこれこそこの作品で言いたかった事だと思う。それにしても、樹木希林演じる母からの息子(阿部寛)への寝たきりになるのとポックリいって夢に出てくるのどっちが良い?には笑ってしまった。
[映画館(邦画)] 8点(2016-06-13 19:29:46)
8.  うる星やつら 完結篇 《ネタバレ》 
誘拐されたラムを取り戻しに行くものの、喧嘩となり戻って来たあたる、いつまでも喧嘩ばかりしていてもやはりラムの事が忘れられないという叫びがラムの心にも届く追いかけっこのシーンが感動的です。逃げたり、追いかけたりのラムとあたるだけどそんな馬鹿で意地ぱりな二人が繰り広げる世界こそがこのアニメ、うる星やつらの世界である。どこまでも不思議で、変な登場人物ばかり出てくる所もこのアニメの魅力であって、面白い所です。ところで原作者の高橋留美子はルパに拐われたラムをもう一人の偽物のラムを茸を使ったコピーダケなるもので作るところを見るとパーマンの大ファンではないかと思わずにはいられなくなります。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2016-02-25 18:37:35)(良:1票)
9.  うる星やつら オンリー・ユー 《ネタバレ》 
エル恐ろしい女だ!自分の欲望の為に男達を食い物にし、愛の冷蔵庫たるものを作っては、99999人もの男、しかも二枚目ばかりをコレクション、もう、エルってよりエス、いや、Sです。あたるといいめんどうといい、それ以外の出てくる男達が皆、M体質でそんな男達が馬鹿だらけな如何にもうる星やつら的な世界を楽しめるものの、映画という意味での不満が残る。映画でしか出来ない様な体験がもう少し見たい。そんな不満を感じながらもうる星やつらファンとしてそれなりに楽しめたので6点ぐらいは付けても良いと思う。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2016-02-24 18:43:31)
10.  海街diary 《ネタバレ》 
ハリウッド映画みたいな大きな見せ場を沢山、用意しなくても、アクションシーンなど無くても良い映画は撮れるし、ハラハラドキドキ出来る事を証明して見せてくれる素晴らしい傑作!良き日本映画、例えるなら小津映画の様な映画です。それぞれ性格の違う四人姉妹の物語が味わい深く、ずっと見ていたいと思わせる雰囲気が心地良い。始まって直ぐに長澤まさみの胸元、足元、脚線美に目が行ってしまう。綾瀬はるかといい、夏帆にしてもエロスを醸し出していて、広瀬すずが加わり、そんな広瀬すずが干してあるブラジャーを見て誰のか?気になってるのと同じように私もあのブラジャーは誰の物なのか?気になって仕方ない。えっ?お前だけだろだって?そうかなあ?男なら解る筈です。この映画、広瀬すずがサッカーしている姿も活き活きしている上に扉全開で風呂上がりにバスタオルを広げる場面のハラハラドキドキ感、下手なハリウッド映画よりもある意味ドキドキします。美人四人姉妹と鎌倉の美しい風景を見てるだけで不思議な心地良さを覚えてなりません。それにしてもこの映画は監督の狙いなのかは分かりませんがお○ぱい好きと脚フェチの為の映画みたいな感じにも思えるぐらい四人姉妹の写し方がそう感じてしまいます。まあ、色々書いて見たものの、とにかく私はこの映画が大好きです。
[映画館(邦画)] 9点(2015-06-25 19:41:18)
11.  うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー 《ネタバレ》 
何だか相米監督の映画にある。感じられるようなただならぬ雰囲気、狂気みたいなものが充満している不思議な世界をアニメならではの映像で魅せる映画の様である。一体何がどうなり、どう動いて行くのか先が読めない。解らない世界観の中で繰り広げられる夢の物語!ラムの願い「ダーリンとお母様やテンちゃん達とずっと楽しく暮らして生きたいちゃ」の台詞こそがこの作品の原作者高橋留美子のファンへの願いみたいに感じるし、非日常的世界の中で起きる不思議な事件、ラムが見た夢の中で起きる物語を見てる人達、私も含めて色々な妄想を掻き立てられる。フランケンシュタインやら浦島太郎や怪しいタクシー運転手、変テコなバスやら街で起きる有り得ない非日常的世界に満ち溢れる夢がタイトルにもあるビューティフルな世界であったとラムの寝顔を見て思わずにはいられなくなるそんな作品です。 実写では不可能なアニメならではのファンタジーな世界を楽しめるかどうかでこの作品の評価が分かれるかもしれないが私にはこの不思議な世界が好きで繰り返し見たくなる。  
[DVD(邦画)] 9点(2014-03-13 20:12:26)(良:1票)
12.  ヴェラクルス
ロバート・アルドリッジ監督が描く男臭さ満載の西部劇は凄まじいシーンの連続です。出てくる奴ら皆、悪い奴らきりです。見た目からして男臭さしかない奴らによる戦い、紳士的でありながらもやはりどこか悪人的なゲイリー・クーパーと嫌らしさしか感じないバート・ランカスター、関わる女も何を企んでるか分からないような奴きりでその企みをテンポ良く見せてくれる。最後はまさかの結末に後のこの監督作品らしさが詰まってるように感じられる作品!好き嫌い別れそうな監督だけど私はこの監督さんの映画好きです。  
[DVD(字幕)] 8点(2014-02-07 21:36:46)
13.  噂の二人
オードリー・ヘプバーンとシャーリー・マクレーンの共演にロマンチックコメディを期待すると痛い目に合う。監督はローマ休日のウィリアム・ワイラーだ。ところがこれまた予想を遥かに上回る何とも残酷な人間ドラマになってる。子供の嘘から始まる悲劇、見てても楽しいなんて気持ちには全くなれないし、腹立つのに最後まで見れてしまうのは監督の手腕あればこそ。まあ、個人的にはオードリー・ヘプバーンとシャリー・マクレーンにはドロドロしたものより軽いタッチのコメディのが似合ってると思ってるのであまり高い点数は付けたくない。6点ぐらいが丁度良いかなて思うのでこの点数です。それにしてもウィリアム・ワイラー監督の家の中での人間模様と階段の使い方に対するこだわりみたいなものがこの映画でも沢山見られる。
[DVD(字幕)] 6点(2013-06-12 21:21:57)(良:1票)
14.  ウホッホ探険隊
「家族ゲーム」の森田芳光監督脚本による家族のドラマ、出てくる人物がそれぞれに悩みを抱えながら生きている。色んな意味で「家族ゲーム」と共通する世界であるが故に狂気、才気というものが弱い。あの「家族ゲーム」で見せた森田芳光的な才気、遊び心をとことん見せて欲しい。家族のあり方、親と子の関係、接し方、家族以外の他の人達との接し方など人が人らしく生きて行く為にはどうするべきか?というものを真面目に描いている点は大いに評価出来るし、役者の演技も悪くはないし、いや、それぞれが個性的であり面白い。それ故に何度も言うように刺激が足りない。毒が無い。もっともっと毒のある作品として描いて欲しかった。「家族ゲーム」の森田芳光監督、脚本家としても才能のあるこの人物ならばそれだけの凄い作品を書けるはずだと言いたい。根岸吉太郎監督に演出を任せたからか?よく解らないけど真面目過ぎる。森田芳光監督、自分で演出もすればどういう作品になっていただろう?という興味が沸く。
[DVD(邦画)] 6点(2012-06-01 18:36:27)(良:1票)
15.  美しい夏キリシマ 《ネタバレ》 
「美しい夏キリシマ」とあるようにキリシマの夏の風景の美しさが印象に残る。そんな中、戦争映画なんだけど戦闘シーンは出てこない。戦闘シーンを描かずに戦争の苦しさ、戦争体験者の苦しみというものを描いている。予想に反して男と女の情事の場面もちらほら出てくるというのには驚かされたが戦地において生きる男女の葛藤、家族達の思い、美しいキリシマの夏の風景の中で見せるこの何ともやり場のない怒りのようなものがひしひしと伝わってきて黒木和雄監督自身が実際に戦争を経験しているからこそ描ける映画なんだと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2011-08-27 21:57:56)
16.  ウンタマギルー
うん?タマギルー?よく解らん映画なんだけど嫌いではない。雰囲気そのものが不思議な感じで嫌いにはなれない。では好きなのか?て聞かれるとこれまた困る。心から何度も見たいと思うほどの映画でもない。沖縄という文化、土地柄が作り出す不思議な魅力、そして、何よりも青山知可子の迫力のある乳を見て「ウンタマギルー」てより「ウン?タマゲター」もう青山知可子、全てを貴方に捧げたい。しばらくしたらストーリーなんて全て忘れそうです。てより見ていてもよく解らんかったけど、青山知可子の素晴らしい乳だけはどんなに時が過ぎようが一生忘れることはないでしょう!
[ビデオ(邦画)] 6点(2011-07-09 22:03:06)
17.  ウォレスとグルミット/野菜畑で大ピンチ! 《ネタバレ》 
何だか「キングコング」ぽいなあ!と感じたのは私だけでしょうか?ウォレスが姿が変わってしまってからの後半の展開なんてどことなく「キングコング」映画のようです。ヴィクターの悪ぷりと憎さ、それを倒すウォレスとグルミット、今回も見事なコンビネーションで見せてくれる。沢山の動物達、うさぎが沢山出てきて、色々と楽しませようという試みが見られる。面白いとは思うけど、やっぱり短篇の方が好きです。それにしてもあのウォレスの変わりようといい、それ以上にグルミットの動き、眼の表情、涙までが見事なまでに描かれているのには毎度ながら感心させられる。
[DVD(吹替)] 7点(2011-02-10 22:38:15)
18.  ウォレスとグルミット、危機一髪!
個人的には前作の方が好きだけど、これはこれで十分面白い。相変わらずグルミットのあの訴えかけるような目付きがたまらなく好きでして、犬好きな私にはグルミットを見ているだけで楽しめる。後半のアクションシーンのスピード感、スリルの連続には今回もまた感心させられる。羊の登場シーンやらも面白いけど、あのドーベルマンの動き、表情の恐さと面白さも忘れることは出来ない。そして、普段は洋画を観る時は字幕で観るけどこのシリーズだけは吹き替えで見たくなるほど欽ちゃんの声が良い。
[DVD(吹替)] 8点(2011-02-03 21:13:37)
19.  ウォレスとグルミット/ペンギンに気をつけろ! 《ネタバレ》 
これはキートンの映画とヒッチコックの映画を合わせたかのような笑いとスリリングに満ちた面白さに何?もう終わり?たったの29分という短い時間が更に短く思えてしまうぐらいである。あのペンギンの顔だけど、全く無表情な所の恐さとそれでいてやたら可笑しくて、ウォレスを操る所の面白さ、恐さ、グルミットがペンギンが悪戯している場面に遭遇する時の怯えている顔付きやベッドで寝ているウォレスに階段を上って忍び寄るペンギンのシーンなどはまるでサスペンス映画でも見ているような気持ちにさせられる。終盤の列車でのグルミット対ペンギンの攻防のスリリングさ、スピード感はアニメの枠を超えた素晴らしさ、これぞ映画的!それにしてもウォレスの「なんでこうなるの?」のギャグには大爆笑!そして、あの変なスボンといい、全編に流れるサスペンス的な可笑しさ、サスペンスとしても喜劇としても傑作!このシリーズの他のも全部見たくなった。なるほどね。これってアカデミー賞の短篇アニメーション部門を受賞しているんだね。納得です。
[DVD(吹替)] 9点(2011-01-29 22:04:38)
20.  ウエスタン 《ネタバレ》 
オープニングから最後まで西部劇、正しくタイトル通り「ウエスタン」的な雰囲気、うなるような熱さ、ムンムンとする空気、どこまでも暑苦しい男だらけの世界に美しく、豊満な肉体を武器として、男を虜にする女、クラウディア・カルディナーレの存在がとにかく大きい。ヘンリー・フォンダの悪役も他ではなかなか見ることが出来ないという意味においても新鮮である。ヘンリー・フォンダに散々、罵声を浴びさせられながらも一人の女としてのまた娼婦としてのプライドを捨てないクラウディア・カルディナーレが最後、チャールズ・ブロンソンの帰りを待っていた後の二人の再会の場面、ここは余計な言葉なんて要らない。「行かなくちゃ」というチャールズ・プロンソンの問いに対し「いつか必ず帰ってきて」とただ一言だけ言う辺りの演出も下手にダラダラと長い台詞なんて言わせなくても二人の気持ちが解るというその上手さ、個人的にはマカロニ・ウエスタン系の西部劇よりももっと昔のジョン・フォード的な西部劇の方が好きだが、それでもこの映画が楽しめたのは役者の顔ぶれと見せる演出、いや、見せるというよりも魅せる演出の勝利、更に西部劇にぴたりとはまっている美しいモリコーネの音楽とがあればこそである。ところでどさくさに紛れてチャールズ・ブロンソンの真似して「俺もそろそろ行かなくちゃ」とか言いながらクラウディア・カルディーナレのお尻を触る。いや、掴むジェイソン・ロバーズには何ってことをしやがるんだ?クソー!羨ましいぞ!俺もクラウディア・カルディナーレになら例え、思い切りぶたれても彼女のお尻に触りたい。なんて思った野郎は私と同じです。
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-26 11:38:59)
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