21. タイムライン
《ネタバレ》 以前から気になってたんだけど、単なる空間移動にしろ時間移動にしろ、人間が分子レベルまで分解されたらそこで一旦死んじゃうと思いません? 正確な情報に基づいて分解した分子を再結合したら確かにそこには元の人間と同じ外見を持ち、同じ記憶を持つ人間が現れるわけだけど、分解された時点で一瞬でも完全に死んでる以上、元の人間の単なる完全な複製に過ぎないとしか思えないんだけど。 どうも欧米の人は全然気にしていないようで。単なる肉体を超えた霊魂の存在をそれほど深く信仰してるのでしょうか? ストーリーの方は、考古学者の割には歴史変えちゃうことを全然気にしてないのは、少しひっかかりましたけど、過去の歴史の中に、あらかじめ未来から来た人間の行動が組み込まれてるってのは、ありがちだけど、それほど矛盾は感じませんでした。 ただマレクとクレアのカップルを除いては、過去の人との人間的なふれあいとかない点がつまらなかったです。 他の方に何人か「クレヨンしんちゃん」の方がという方がいらっしゃいましたけど、自分はあえて、ちょうど今DVDが届いたBALLADの方が面白かったと言わせていただきます。(ガキヲタなんでw) 平成23年6月13日 ようやくノーカット版を見て、意味不明だったことがいろいろ理解できました。(いや、前回見たのが酷いカット版で、主要な登場人物の死も、現在から来て過去にとどまってる男の話も全部カットですからね、そりゃ訳分からんってw。しかし、戦闘シーンの迫力とか、女優の魅力とか長所が無いわけじゃないんだけれど、基本的に入りにくい映画ですね。何と言っても、主人公達の行動の動機が理解できない塚、表現が弱い!フランス人女性と恋愛関係になったマレクはいいとしても、主人公カップル。何故、あそこまでフランス軍に肩入れするのか分かり辛い。単に父親を助ける手段を超えているような。あくまで歴史を守りたいという気持ちか?酷い目にあわされたイギリス軍への反発か?彼らには、フランスの現地人?との接触がほとんど無かったわけだから、あそこまではしゃいで肩入れする理由がほんと分からない。そこらへんが脚本、ストーリーの拙いところでは。 [地上波(吹替)] 6点(2010-04-07 14:21:30) |
22. 007は二度死ぬ
《ネタバレ》 充分堪能させてもらいました。皆さんおっしゃるように、姫路城が忍者スパイの養成所とか、変装してもどう見ても日本人に見えないボンドとか笑いどころには、欠きませんでしたね。 自分的にはあと、ホテルニューオータニを本社として借り切ってる(笑)大企業とか(若い頃あの近くに住んでいたので)、日本で日本人が話してるのにどうも不自然なアクセントの日本語とかも楽しかったです。 浜美枝さん、すごく綺麗だったけどいつまでも水着姿は、カワイソス(サービスカットでしょうかw) [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-01 08:26:08) |
23. 007/慰めの報酬
《ネタバレ》 やはり畳と007は新しいものに限りますね。 少し古いものはどうしてももったいつけて出てくる「新兵器」の古さ加減に白けて。 その点この作品はQこそ出てこないものの、本部での情報検索とか充分新しさを感じさせてくれました。 ストーリー展開もテンポが速くて良かったと思います。 また、Mもいままではウザいおばさんとしか思わなかったのが、なかなか味が出てきましたね。 ただ、ラストが少し。あんだけ大風呂敷広げた割には、少し簡単なような。 例えばイギリス政府内の黒幕とかどうなったんでしょうか? CIAにしても、アメリカの国益のために確信を持って行動してるわけですから、動きが鈍すぎるし、単に話し合いがついたの一言で済ますのは雑すぎるのでは。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-29 11:32:38) |
24. ただ、君を愛してる
《ネタバレ》 ぶっちゃけ、痛いヲタといわれるくらい宮崎あおいが好きです。(人の嫁さん、そんなに好いてどうするんだという問題もありますがw) あと、泣ける映画も大好きでものによっては、視聴を中止しなければならないくらいボロボロ泣きます。 だから、この映画はものすごく期待してみたんですが……… がっかりでした。涙の一滴も流れないし、ほとんど失望感ばかりです。 やはり根本的な設定がどうしても受け入れられません。 成長すると発病するから、薬で成長を抑えてた。しかし恋して成長したくなったから、薬を飲むのを止めて成長して、発病して死んだ。 こんなご都合主義の病気つくるんなら、むしろもっともっと現実から離れて最初から、 SFかファンタジーにした方がもう少し後味がよかったような しかも、そのありえない病気が単に台詞と、ほんのワンシーンうつった薬袋だけで説明されるから余計うそ臭くて。 点数は、全て眼鏡をはずした瞬間の宮崎あおいに。あと森とかNYの夜景とか美しい映像も惹かれはしますが。 (個人的な趣味でいうと「ださい」静流>>>>超えられない壁>>>美人のみゆきなんで、そこらへんもずっと乗り切れなかった原因かもしれない ) 内容をよく知らない映画をプレミアムで買うもんじゃないですね。いま、しみじみ後悔してます。 [DVD(邦画)] 7点(2010-02-17 16:25:29) |
25. タッチ(2005)
《ネタバレ》 正直、原作者の漫画嫌い、長澤まさみに全く興味がない人間が見るべき映画じゃないんでしょうが、案の定、中盤では登場人物の行動、心理描写に何故の嵐で、相当だれまして、鑑賞終了→即刻廃棄コースを予期しました。 ただ、ねっからの野球好きとしては最後の試合の展開面白かったんですよ。ホームスチール失敗直後の逆転ツーランとか、ネタバレなしに見れたんで結構楽しめました。 あと、最初に全く興味がないと書いた長澤さんですが、あの球場に向かって走る姿には、○○〇〇星人として1点を献上せざるを得ません。w彼女って意外と○○なんですね。 [DVD(邦画)] 5点(2009-12-20 13:38:20) |
26. タクシードライバー(1976)
音楽がとても好きです。一旦耳についたら離れません。タクシーの車窓に映る街の夜景も素敵です。あと、何と言ってもシビル・シェパード演ずるヒロインが綺麗で、その点だけは、主人公に問題なく共感できます。 ただ、ストーリーが………。 主人公に共感できないというのではなくて、実は真逆。同じような要素が自分の中にあるから、不愉快で不安定にさせられるんです。 例えば、街角で自分の価値基準に反する人びとを蔑んだ目で眺める。あるいは、テレビで凶悪な犯罪者のことを知り、その人が死刑になることを望んだり、死刑にならないことを憤ったり。こういった「正義感」がどれだけ独りよがりで粗雑か気づかせてくれる映画です。 [DVD(字幕)] 7点(2009-10-27 16:27:18) |
27. 007/ユア・アイズ・オンリー
《ネタバレ》 自分的には007っていうのは、壮大で愉快で綺麗な女優が出てくる馬鹿っ話。そう思ってるから、アメリカじゃなくてイギリスがソ連と渡り合って世界を救うなんて無理も全然気にならない。 ただ、だからこそ派手さとかユーモアにかけるこの作品はちょっとね。 ぶっちゃけ、雪上の逃走シーンも、崖上りのシーンも、絶対弾が当たらないとわかってるからなおさら、退屈で冗長でした。クライマックスもありきたりの肉弾戦だし。 ただ、二人のボンドガール、特にキャロル・ブーケが今まで見た中では一番素敵だったので+1点 あらためて見返して感じたのは、007=プロレス。プロレスでロープに投げた相手が、きちんとかえってくるのはお互いの技の見せ場を作るため。 それと同じように、007で相手方がわざわざ凝った殺し方を試み、そしてそこから007があり得ない方法で脱するのも、その方が見せ場が出来て面白いから。それを「拘束しておいて撃ち殺せばいい」とかいう自分のような野暮な人間は、このシリーズ見ないほうがいいw。ただ、間違っても公益法人にならないほうがいいな。「八百長」とか言って非難されるから(爆笑) [DVD(字幕)] 6点(2009-10-23 15:17:01) |
28. 007/私を愛したスパイ
《ネタバレ》 ソ連の女スパイとの緊張感ある関係が面白かった。アマソワ少佐、ルックスはあまり好みじゃないんだけど、巨乳が……w。 ストーリーとしても、真面目に世界征服を狙う大ボスとか、サメに勝っちゃう男とか面白かった。 しかし、やはりMは男性の方がいいね。女性のMだったら、あのラストどうなっただろう? 想像するとそれが一番怖いw 平成22年10月5日追記 少し精神が異常な大金持ちの科学者、原子力潜水艦の捕獲、核ミサイルの強奪、潜水艦に変わる自動車、必殺手段が鉄の牙wの不死身の敵、そして何よりもw今にも見えそうだけど決して乳首は見せない、巨乳の女スパイ 一言で言えば、サービス精神たっぷりの漫画ですね。しかも、漫喫で飯食べながら読めば充分で、決して単行本買おうとか思わないレベルの。 1度見たら充分なのに二度見てしまった(苦笑) [DVD(吹替)] 6点(2009-10-18 06:16:45) |
29. 007/ゴールデンアイ
《ネタバレ》 人工衛星を奪っての電磁波攻撃とか結構規模は大きかったんだけど、その割りに悪人の意図はしょぼかった。ただ、戦車ぶんどってモスクワ市街走り回るところとか結構笑えるところは多かったと思う。 ただ、毎度のことながら007の意識を失わせながら、凝った殺し方をしようとして失敗するのって間抜けにもほどがあると思う。捕まえた瞬間殺しなさいって!w [DVD(吹替)] 6点(2009-10-18 06:06:42) |
30. 007/リビング・デイライツ
《ネタバレ》 悪役がショボイとか、KGBとの馴れ合いが嫌とか野暮なことを考えなければ、展開が速くて楽しめました。 ただ、当時の欧米人のアフガンゲリラに対する認識がこんなものだとしたら、随分イスラム教というものを甘くみてたんだなと感慨が強かったです。 [DVD(字幕)] 6点(2009-10-18 05:59:17) |
31. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
昔、この痛さばかりはご婦人方には絶対にお分かりになられない痛みとある野球評論家が言ったのを思い出しました。 初めて知るルールのポーカーで興味深かったです。一回やってみたい。 平成22年9月27日追記 再度見直して、さらに面白かったのは珍しい。とくによかったのは、このシリーズ特有の 妙な馴れ合い、例えば銃をつきつけてもすぐ撃たない、意識を失ってても殺さない みたいな面があまり見られず、あったとしても撃たないなら撃たないなりの、殺さないなら殺さないなりの理由がちゃんと説明されるのは、自分的にはすごく快適だった。 エヴァ・グリーンちょっとアジアっぽい感じもあって綺麗ですね。しっかりした化粧よりも薄化粧時の方がいい 恋愛映画としても秀逸だった思う [DVD(字幕)] 8点(2009-10-14 10:30:53) |
32. 007/トゥモロー・ネバー・ダイ
《ネタバレ》 人を殺すことにいちいち理屈をつけなきゃいけないような邦画のサスペンスを見ることが最近多かったので、全くこれっぽっちもためらいを感じないボンドには痛快感を感じました。(特に昔の愛人の仇をうつとことか) 携帯とか自動車とかの小道具も面白かったし、ミッシェル・ヨーもSAYURIの時よりは随分魅力的でした。 ただ、二度見ると、例えばものすごく大がかりなことをやってるわりには、警備陣のあまりの手薄さとか、キーボードに漢字がふられてる悪ふざけとか細かいことが気になりました。 (このシリーズ二度目はどうしても減点になることが多いんで見ないほうがいいんかしらw) [地上波(吹替)] 6点(2009-10-09 11:23:37) |
33. ターミナル
《ネタバレ》 よくファンタジーだから、細かい突っ込みは……なんて言い方があるけど、これくらいファンタジーを馬鹿にした言葉はない。良質なファンタジーは必ずしっかりとした世界観、ルールに裏打ちされることによって、観るものを異世界に誘うものなのだ。 製作者の思いつき、ご都合主義によって左右される作品をファンタジーと呼ぶのは、ファンタジーへの侮辱。 ましてや、この作品のように、一見リアルな世界、リアルな人間を描きながら、あまりに多くのいいかげんさ、思いつき、適当さで出来上がってる作品を、ファンタジーだから、おとぎ話だからの一言で容認することは、私には絶対できない。 だいたい主人公のあの「軽い」目的のために、(本人が望んだとは言え)一人の人間が国外追放、投獄され、二人の人間が職を奪われる。(映画でははっきり描かれてないけど、そうならないと断言できる材料も何も与えられなかった) そんな結末に感動することなんて絶対無理。 ボロカス書いたけど、ゼタ=ジョーンズがあまりに綺麗で素敵なんでこれ以下の点数はつけられない [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-10-09 11:06:32) |
34. Wの悲劇
《ネタバレ》 薬師丸さんのファンなら何度見てもOKで、おそらく10点がつくでしょう。 だけど、そうでない人間は1、2度にした方が。せっかくの好印象がくずれます。 昔何回か見て自分なりに大分いい印象持ってたんだけど、今回じっくり見てみたら。 もう台本に粗が多くて、多くて。 芝居に命かけてる劇団の花形女優が、自分の退団かけてまで1研究生救いません。 ましてや、その直後にだれが見てもごり押しのいちゃもんつけて、その研究生に大きな役を与えるなんて。 こんなことが怪しまれず通るわけないじゃないですか? あんだけ大騒ぎしてるマスコミだって、彼女の周りに全然取材して裏取ろうとしないわけないし。 そもそも、撮影時期が合わないからって、原作を劇中劇に変えるって無理ありすぎです。 原作に対しても冒涜、またそんな理由で別のストーリーが作られるとか、映画にたいしても失礼です。 [DVD(邦画)] 6点(2009-10-05 18:55:40) |
35. 大帝の剣
《ネタバレ》 かなり楽しめました。好きですね、こういう別の人格、生物が体の中に入ってきて共存する話。 キャスト的にも大満足 阿部寛は何をやっても阿部寛で、長谷川京子は綺麗。なにより驚いたのはクドカンがちゃんとまともな芝居やってること。 ただ、残念なのは中ボス、ラスボスが弱いこと。ラスボスはもっともっとこちらを一度や二度絶望させるくらい強くないと。 あと、どうでもいい宇宙船のCGには思い切りお金使ってそうなのに、肝心なところでCGというか特撮しょぼかったですね。何、あの最後の脳みそ?子供のおもちゃ? 設定、キャラクターはいいので、もっともっと面白くなった可能性のある作品。 興行的な大失敗はうなずけますが、残念です。 平成25年3月31日再見 よくも、これほど面白い設定で、こんなワクワク感がないつまらない話に仕上がったなと逆に感心。宇宙生物の正体も、地球人の登場人物の正体も、オリハルコンの正体、意味も、最初から明かす、明かす。伏線も何もあったもんじゃない。少しは見てる側に「?」と思わせる要素も残してほしかった。いささか品性に欠けるたとえだけど、ストリップショーで最初から真っ裸で出てきても面白くないでしょう。 前記の設定だけでなくて、キャストやあと、ちょっとしたくすぐりも十分笑えたので残念な作品。特に、黒木メイサ、男装だと目つきの悪さが全く気にならずなかなか。 [DVD(邦画)] 7点(2009-09-28 16:36:03) |
36. たみおのしあわせ
6点は全て麻生久美子さんに。ほんとに素敵でした。つか、浴衣姿、両肩を出したウェディングドレス、もうファンなら、何杯でもご飯が……(笑) でも麻生さんのファンを続ける限り、これからも何度もこんな思いを。 自分のお気に入りの女優が出る映画が趣味に全く合わないってたまらない苦痛ですよ。 つまらないを通りこして不愉快な映画でした。人間の醜さを抉り出して、わざわざ見せるとか。 できたら一生見たくない映画でした。 平成24年4月12日再見 (うわぁ、3年ぶり)最後だけ、ほんの少し笑えただけで、あとは……つまらない、本当につまらない。主要な登場人物の行動が、本当にイミフで。うわぁ、なんでこいつ自分に権利がある家なのに、天井に隠れてるの?とかね。 この色ボケ爺、婆ども、さっさと逝ってくれとか、富士真奈美っていう女優は生涯不愉快な人間を演じ続けるんかとか、とにかく出てくる人間が不愉快か、意味不明かどちらかで。自分にはとことん合わない映画。ゴミ箱行き [CS・衛星(邦画)] 2点(2009-08-21 15:43:52) |