21. ダニエラという女
「人間、ルックスよりも性格が大事」なんて建前を言わないと子供扱いされる世の中で、 綺麗、美しいということはそれだけで他に代えられない価値があると断言するこの映画が 大好きです。ダニエラのあまりの美しさに泣き出してしまう男の姿は、まるで自分のようでした。 ただ、確かに心臓病の男性にはあまりお勧めできない女性ではありますが [DVD(字幕)] 7点(2010-09-27 16:59:49) |
22. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
昔、この痛さばかりはご婦人方には絶対にお分かりになられない痛みとある野球評論家が言ったのを思い出しました。 初めて知るルールのポーカーで興味深かったです。一回やってみたい。 平成22年9月27日追記 再度見直して、さらに面白かったのは珍しい。とくによかったのは、このシリーズ特有の 妙な馴れ合い、例えば銃をつきつけてもすぐ撃たない、意識を失ってても殺さない みたいな面があまり見られず、あったとしても撃たないなら撃たないなりの、殺さないなら殺さないなりの理由がちゃんと説明されるのは、自分的にはすごく快適だった。 エヴァ・グリーンちょっとアジアっぽい感じもあって綺麗ですね。しっかりした化粧よりも薄化粧時の方がいい 恋愛映画としても秀逸だった思う [DVD(字幕)] 8点(2010-09-27 09:34:44) |
23. ターミナル
《ネタバレ》 よくファンタジーだから、細かい突っ込みは……なんて言い方があるけど、これくらいファンタジーを馬鹿にした言葉はない。良質なファンタジーは必ずしっかりとした世界観、ルールに裏打ちされることによって、観るものを異世界に誘うものなのだ。 製作者の思いつき、ご都合主義によって左右される作品をファンタジーと呼ぶのは、ファンタジーへの侮辱。 ましてや、この作品のように、一見リアルな世界、リアルな人間を描きながら、あまりに多くのいいかげんさ、思いつき、適当さで出来上がってる作品を、ファンタジーだから、おとぎ話だからの一言で容認することは、私には絶対できない。 だいたい主人公のあの「軽い」目的のために、(本人が望んだとは言え)一人の人間が国外追放、投獄され、二人の人間が職を奪われる。(映画でははっきり描かれてないけど、そうならないと断言できる材料も何も与えられなかった) そんな結末に感動することなんて絶対無理。 ボロカス書いたけど、ゼタ=ジョーンズがあまりに綺麗で素敵なんでこれ以下の点数はつけられない [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-09-18 19:02:02) |
24. 大脱走
《ネタバレ》 どこが面白いかは、たぶん私より前の300人によって語りつくされていると思う。個人的には脱走してからの方がよりスリルがあって面白かった。マックィーンのオートバイ、 バスに乗るときの尋問での最後の「グッド・ラック」、逃げおおせたとほっとしたロジャーに背後からかかる声。見所はいくらでもある。 しかし、私はこの映画に無条件で10点をつけることはできない。どうしてもストーリーの背後に見え隠れする「自分達は絶対の正義」「ドイツは絶対悪」「正義対悪の戦いだから、ルールなど守る必要はない」「しかしながらドイツ側がルールを守るのは当然である」みたいな、ある意味極めて身勝手な考え方がどうしても我慢できないから。 今回改めて戦時国際法をじっくり調べて見た。確かに捕虜の逃亡は、ある程度、当然の行為とみなされ、一定の処罰の対象とはされるものの死刑は正当化されない。 だからこそ、ラムゼイは脱走者の死亡に対して憤然たる態度を取り、また所長は申し訳なさそうな態度を取ったわけで。 しかしながら、軍人が私服を着たり、場合によっては敵国の軍服まで着ている事実が、 まるで問題のないように描かれるのはどうだろう。 それから、バートレットの目的は、単なる逃亡では無い、敵のかく乱行為=戦闘行為である。国際法ぎりぎりの戦闘行為を行いながら、それで処罰されたら相手を鬼畜生扱いは、あまりにも子供じみていないか?だいたい絶対倒さなければならない「自由の敵」(バートレットの言葉)が、必ず国際法を守ると無邪気に信じる発想がわからない。 最後に、彼らの大部分は空軍兵士であるわけだが、彼らによって焼き殺された非戦闘員には、捕虜になって命を守る機会など一切無かったことだけは忘れないで欲しい。 [DVD(字幕)] 7点(2010-09-09 18:41:54)(良:2票) |
25. ダイヤモンド・イン・パラダイス
《ネタバレ》 こちらが随分すれてしまったせいかもしれませんが、あの程度の落ちじゃ、「あ、そう」って感じで驚きもしません。塚、ダイヤモンドを盗む時のアリバイ工作、実行手段にもう少しひねりと具体性とスリルがあったらね。 素敵なスタイルのヒロインですが、よほどのことがなければもう一度見ようとも思いません。 (ウディ・ハレルソン、以前見たのが幸福の条件の駄目亭主ですから、ますます駄目人間が自分的には定着しました、あとあの女刑事が怒ると巨大化しそうでw) [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-06-24 12:33:42) |
26. 007/美しき獲物たち
《ネタバレ》 他の作品のようなぬるさは、あまりなくて敵がボンドを捕らえたらすぐに殺そうとするのは好感がもてたんだけれど、残念。 他の人間は簡単に銃で撃ち殺すのに、何故ボンドだけは、車ごと水の中に落としたりとか、エレベーターごと燃やしたりとか、わざわざ凝った殺し方をして失敗するんでしょうか。残念ですw [CS・衛星(吹替)] 6点(2010-05-03 11:48:48) |
27. 007/サンダーボール作戦
《ネタバレ》 スペクターのNO2ともあろうものが、陰謀に利用した軍人の妹とか愛人にしないで欲しかった。そういうぬるさにいちいちひっかかるのは、このシリーズむいてないんでしょうね。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2010-05-03 11:43:03) |
28. 007/消されたライセンス
《ネタバレ》 「あの男は、水上スキーで飛行機にぶらさがり、それから飛行機に飛び乗って奪ったんですよ」って、そんな話誰が信じるねんw。 絶対信じてもらえそうも無いことをボスに報告しなければならなかった悪の中ボスがカワイソス。 個人的な復讐ということで007の本道から外れてることはわかるけれど、迫力、テンポとも今まで見てきたシリーズの中では自分的には最上の部類に入ります。 ボンドガールが他のボンドガールに露骨に嫉妬するとかも他では見られなくて少し笑えました。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-19 11:37:13) |
29. 007/黄金銃を持つ男
《ネタバレ》 これまでいくつか見てきたシリーズの中でも、悪いところばかり揃ってしまったような。ほとんど褒めるところがみあたりません。ユーモアを狙ったところもあまり笑えずに。特に自分の場合、ボンドが敵に捕まる回数(しかも当然ながら意識を失ってても殺されない)が多ければ多いほど、作品に対する評価はさがります。 [CS・衛星(字幕)] 4点(2010-04-12 10:42:51) |
30. 007は二度死ぬ
《ネタバレ》 充分堪能させてもらいました。皆さんおっしゃるように、姫路城が忍者スパイの養成所とか、変装してもどう見ても日本人に見えないボンドとか笑いどころには、欠きませんでしたね。 自分的にはあと、ホテルニューオータニを本社として借り切ってる(笑)大企業とか(若い頃あの近くに住んでいたので)、日本で日本人が話してるのにどうも不自然なアクセントの日本語とかも楽しかったです。 浜美枝さん、すごく綺麗だったけどいつまでも水着姿は、カワイソス(サービスカットでしょうかw) [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-01 08:27:36) |
31. 007/慰めの報酬
《ネタバレ》 やはり畳と007は新しいものに限りますね。 少し古いものはどうしてももったいつけて出てくる「新兵器」の古さ加減に白けて。 その点この作品はQこそ出てこないものの、本部での情報検索とか充分新しさを感じさせてくれました。 ストーリー展開もテンポが速くて良かったと思います。 また、Mもいままではウザいおばさんとしか思わなかったのが、なかなか味が出てきましたね。 ただ、ラストが少し。あんだけ大風呂敷広げた割には、少し簡単なような。 例えばイギリス政府内の黒幕とかどうなったんでしょうか? CIAにしても、アメリカの国益のために確信を持って行動してるわけですから、動きが鈍すぎるし、単に話し合いがついたの一言で済ますのは雑すぎるのでは。 [DVD(字幕)] 6点(2010-03-29 11:32:38) |
32. ただ、君を愛してる
《ネタバレ》 ぶっちゃけ、痛いヲタといわれるくらい宮崎あおいが好きです。(人の嫁さん、そんなに好いてどうするんだという問題もありますがw) あと、泣ける映画も大好きでものによっては、視聴を中止しなければならないくらいボロボロ泣きます。 だから、この映画はものすごく期待してみたんですが……… がっかりでした。涙の一滴も流れないし、ほとんど失望感ばかりです。 やはり根本的な設定がどうしても受け入れられません。 成長すると発病するから、薬で成長を抑えてた。しかし恋して成長したくなったから、薬を飲むのを止めて成長して、発病して死んだ。 こんなご都合主義の病気つくるんなら、むしろもっともっと現実から離れて最初から、 SFかファンタジーにした方がもう少し後味がよかったような しかも、そのありえない病気が単に台詞と、ほんのワンシーンうつった薬袋だけで説明されるから余計うそ臭くて。 点数は、全て眼鏡をはずした瞬間の宮崎あおいに。あと森とかNYの夜景とか美しい映像も惹かれはしますが。 (個人的な趣味でいうと「ださい」静流>>>>超えられない壁>>>美人のみゆきなんで、そこらへんもずっと乗り切れなかった原因かもしれない ) 内容をよく知らない映画をプレミアムで買うもんじゃないですね。いま、しみじみ後悔してます。 [DVD(邦画)] 7点(2010-02-17 16:35:52) |
33. タッチ(2005)
《ネタバレ》 正直、原作者の漫画嫌い、長澤まさみに全く興味がない人間が見るべき映画じゃないんでしょうが、案の定、中盤では登場人物の行動、心理描写に何故の嵐で、相当だれまして、鑑賞終了→即刻廃棄コースを予期しました。 ただ、ねっからの野球好きとしては最後の試合の展開面白かったんですよ。ホームスチール失敗直後の逆転ツーランとか、ネタバレなしに見れたんで結構楽しめました。 あと、最初に全く興味がないと書いた長澤さんですが、あの球場に向かって走る姿には、○○〇〇星人として1点を献上せざるを得ません。w彼女って意外と○○なんですね。 [DVD(邦画)] 5点(2009-12-20 13:44:09) |
34. タクシードライバー(1976)
音楽がとても好きです。一旦耳についたら離れません。タクシーの車窓に映る街の夜景も素敵です。あと、何と言ってもシビル・シェパード演ずるヒロインが綺麗で、その点だけは、主人公に問題なく共感できます。 ただ、ストーリーが………。 主人公に共感できないというのではなくて、実は真逆。同じような要素が自分の中にあるから、不愉快で不安定にさせられるんです。 例えば、街角で自分の価値基準に反する人びとを蔑んだ目で眺める。あるいは、テレビで凶悪な犯罪者のことを知り、その人が死刑になることを望んだり、死刑にならないことを憤ったり。こういった「正義感」がどれだけ独りよがりで粗雑か気づかせてくれる映画です。 [DVD(字幕)] 7点(2009-10-28 16:28:05) |
35. 007/ゴールデンアイ
《ネタバレ》 人工衛星を奪っての電磁波攻撃とか結構規模は大きかったんだけど、その割りに悪人の意図はしょぼかった。ただ、戦車ぶんどってモスクワ市街走り回るところとか結構笑えるところは多かったと思う。 ただ、毎度のことながら007の意識を失わせながら、凝った殺し方をしようとして失敗するのって間抜けにもほどがあると思う。捕まえた瞬間殺しなさいって!w [DVD(吹替)] 6点(2009-10-18 06:09:18) |
36. Wの悲劇
《ネタバレ》 薬師丸さんのファンなら何度見てもOKで、おそらく10点がつくでしょう。 だけど、そうでない人間は1、2度にした方が。せっかくの好印象がくずれます。 昔何回か見て自分なりに大分いい印象持ってたんだけど、今回じっくり見てみたら。 もう台本に粗が多くて、多くて。 芝居に命かけてる劇団の花形女優が、自分の退団かけてまで1研究生救いません。 ましてや、その直後にだれが見てもごり押しのいちゃもんつけて、その研究生に大きな役を与えるなんて。 こんなことが怪しまれず通るわけないじゃないですか? あんだけ大騒ぎしてるマスコミだって、彼女の周りに全然取材して裏取ろうとしないわけないし。 そもそも、撮影時期が合わないからって、原作を劇中劇に変えるって無理ありすぎです。 原作に対しても冒涜、またそんな理由で別のストーリーが作られるとか、映画にたいしても失礼です。 [DVD(邦画)] 6点(2009-10-05 18:57:15) |