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鉄腕麗人さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2597
性別 男性
ホームページ https://tkl21.com
年齢 43歳
メールアドレス tkl1121@gj8.so-net.ne.jp
自己紹介 「自分が好きな映画が、良い映画」だと思います。
映画の評価はあくまで主観的なもので、それ以上でもそれ以下でもないと思います。

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41.  タイムコップ
アイデアは面白いものがあるので所々見応えはある。全く期待せずに観れば意外に満足できるかもしれない。ただテレビ放映を見たせいかもしれないけど、照明が暗いシーンがとことん暗くて見ずらかった。
[地上波(吹替)] 4点(2009-06-24 15:44:41)
42.  ダンサー
耳が不自由なダンサーという主人公のキャラクター性のわりにはストーリーに濃密さがないのは残念だが、主演したミア・フライアの演技とダンスには確かな力強さがあり見応えがあった。リュック・ベッソンが監督として本気で取り組んでいれば、けっこうな秀作になったかもしれない。
[映画館(字幕)] 5点(2009-06-23 23:43:01)
43.  007/トゥモロー・ネバー・ダイ
同シリーズ作をあまり見ていないので大きなことは言えないけど、どうもこのシリーズは全体的にラストにかけて盛り下がる印象がある。ボンドカーをはじめとする小道具の活用やジェームス・ボンドの登場シーンなど冒頭から中盤にかけては楽しいんだけど、肝心なところで盛り上がりに欠ける。できるだけ観ていない他の作品も観て、その辺を確かめたいと思う。
[映画館(字幕)] 5点(2009-06-23 23:29:44)
44.  ダイ・ハード3
傑作である1とその流れをくんだ2とは一転、ハードアクションを捨てたサスペンスフルなストーリーは興味深かった。安易に似たような映画にしなかったことは、シリーズ映画として評価できる。ブルース・ウィリスのワンマン映画から、サミュエル・L・ジャクソン、ジェレミー・アイアンズと共演陣のスパイスの効いた映画になっていることも良い。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-06-23 23:28:50)
45.  大空港
この後、連作されたエア・ポートシリーズの第一作。シリーズとしては航空パニックの傾向が強いが、オリジナルである今作は空港、旅客機内を舞台とした群像劇の色合いが強い。様々な人間の思いが文字通り行き交う舞台として、飛行場という設定は優れていたと思う。
[地上波(吹替)] 7点(2009-06-23 23:14:33)(良:1票)
46.  タイガー&ドラゴン(単発ドラマ版)<TVM>
池袋、木更津、そして今度は浅草だあー!加えて落語だあー、と地域性を殊更に意識したクドカンらしい着眼点とストーリー展開が面白い☆もはやクドカンファミリーの長男坊と言っていい長瀬智也の息の合ったはしゃぎっぷりも良い☆これくらいのものを肩をはらずにサラっと創りだしてしまうクドカンの相変わらずの絶好調ぶりに安心しつつ、公開待機の初監督作“弥次喜多”に胸が高鳴る☆☆☆
[地上波(邦画)] 6点(2009-06-20 20:41:46)
47.  ダークシティ
前述の評価にもあるが、「マトリックス」三部作を物語の核を電子から精神に変えて100分というコンパクトな枠にまとめ上げたという印象が残る。それをそのまま好評へとすることもできるが、悪く言えばやはり、これほどまでに奥行きのあるアイデアをこの枠で留めるには説明不足な感も拭えない(かと言って、大風呂敷を広げた「マトリックス」がストーリー的に完成していたとは言えないが…)。まあとにもかくにも、期待以上の世界観の壮大さには驚きがあったし、それを描ききった圧倒的なヴィジュアルセンスにも舌を巻くことは間違いない。
[ビデオ(字幕)] 6点(2009-06-20 20:36:11)
48.  ターミネーター4 《ネタバレ》 
この映画は、「ターミネーター」という映画シリーズのSF性をどういう風に捉えているかによって、その是非は大いに変わってくるのだと思う。 まず理解しなくてはならないことは、この映画シリーズの各作品は必ずしも一連の時間軸上で連なってはいないということだ。  今作はそうしたシリーズのSF性を、根底に据えた上で、過去の名作に依存しないオリジナリティーをもって描き出されていると思う。  コンピューターに「自我」が芽生えたことに端を発した終末戦争のおいて、人類としての「自我」を忘れまいと戦いに臨むジョン・コナーの姿は、過去の作品において「未来からの情報」として語られつつも、決して描かれることのなかった抵抗軍指導者の圧倒的なカリスマ性を見事に表現し切っている。  そして、過去と未来、更に未来と過去を繋ぐためのキャラクターとして登場するマーカス・ライトの存在性は、まさにキーパーソン。その役割は本作のみにおけるものだけでなく、シリーズ全体をある意味において繋ぎ止める重要なキャラクター性を秘めている。  そして、崩壊し乾き切った空気の中で繰り広げられる圧倒的にメカニカルな迫力性は、明らかに独自の世界観を構築している。   シリーズの各作品それぞれで描かれる「未来を変えるための戦い」とその顛末は、結果的に幾つもの”パラレルワールド”を生じさせたのだと思う。  第一作目の「ターミネーター」で、ボディビルダー上がりのアクション俳優が、文字通りの「殺人マシーン」として過去に送られた時点で、未来のパターンは無数に枝分かれした。 美少年のエドワード・ファーロングがジョン・コナーである「T2」も、醜男のニック・スタールがジョン・コナーである「T3」も、それぞれが枝分かれした時間軸での“別世界”だと考えれば、途端に納得しやすくなる。  今作の最大の価値は、そういった一連の時間軸上に存在する様に見えて、実はバラバラの世界観を描いていた映画シリーズを、更に全く違う時間軸と、世界観を描き出した上で、繋ぎ止めてみせたことに他ならない。  密かに期待していたT-800(=?)の絶妙な登場シーンも含め、色々な意味で楽しみがいのある秀逸なエンターテイメントだ。
[映画館(字幕)] 8点(2009-06-20 18:16:37)(良:2票)
49.  大逆転(1983)
エディ・マーフィ、ダン・エイクロイド、ジェイミー・リー・カーティスと、笑いをとらせたらハリウッドトップクラスの3人の掛け合いは、流石に可笑しい。テンポ良い展開によるストーリーも爽快で後味が良い。
[地上波(吹替)] 6点(2009-06-20 17:18:00)
50.  TAXi
作品の狙い通り、スピード感に溢れた展開は見応えがありシンプルな面白さがあった。どこか間の抜けたフランス的な娯楽性も効果的に映画に反映していたと思う。バリバリに改造されたタクシーは一見の価値アリ。
[映画館(字幕)] 6点(2009-06-20 17:14:47)
51.  ダ・ヴィンチ・コード
とめどない宗教論争を核心に孕んで、世界的大ベストセラーとなった原作、そういう素材を「完璧に映画化」することなど実際不可能に等しい。ならば映画化なんてしなければいいのにとも思うが、これほどまでに話題性のある原作に対し「映画化しない」なんてことは映画業界において有り得ないことで、これも同じように不可能に等しい。 そういうあらゆるリスクとしがらみを考慮すれば、非常に頑張って「映画化」したんじゃないかと思う。 敢えて原作を読まずに「ダ・ヴィンチ・コード」という映画に臨んだので、必然的な原作に対する粗にぶつかることなく、程よく入り組んだ歴史的サスペンスとして堪能できたと思う。ロン・ハワードの安定した演出力が冴え、トム・ハンクスをはじめとするキャスト陣の演技もそれぞれ安定していた。 ただ、これはもうどうやったって仕方がないことなのだが、僕のようなキリスト教自体から“縁遠い”者にとっては、このテーマ性に対し絶対的な部分で“驚き”がない。隠され続けた事実や、ダ・ヴィンチの絵画に隠されたメッセージなど、確かに興味深いものはある。でもそれ以上はなく、イエスが神であるということと同様に、イエスが人間であったということでさえ、一部の人が固く信じる一説に過ぎないではないか、と思う。 まあ結局は、トム・ハンクスが台詞で言うように、「何を信じるか」ということに尽きるのだろう。
[映画館(字幕)] 6点(2009-06-20 17:06:50)
52.  タロットカード殺人事件 《ネタバレ》 
永遠の“女好き”ウッディ・アレンが、新たなディーバとしてスカーレット・ヨハンソンを迎えた第二作。  連続殺人事件を追うという主題に反してコメディ要素たっぷりのストーリーテリングの中で、いかにヨハンソンを魅力的に映し撮るか、その部分に徹底的に心血を注いだウッディ・アレンは流石だ。 他の作品ではクールな役柄が多いスカーレット・ヨハンソンだが、そのセクシーさを保ちつつ、見事にコメディエンヌぶりを発揮していて、終始ニヤニヤしながら観てしまった。  邦題がいかになミステリ調なので、サスペンスフルな展開を期待していると肩すかしをくってしまうだろうが、ウッディ・アレンという監督を知っている人であれば、相変わらずの調子に安心感を覚えつつ、良い意味で終始“のんき”に楽しめる作品だった。  ヨハンソン演じる主人公に終始振り回されながら、大事なところであっさりあの世いきしていしまう道化的な役割を自らに当て込むあたりにも、ウッディ・アレン独特のらしさと、コメディ作家としてのある意味でのプライドを感じられた。 もう80歳近い高齢のはずだが、これからも楽しい映画をつくり続けてほしいものだ。  スカーレット・ヨハンソンの魅力に酔い、ウッディ・アレンのユーモアを心ゆくまで堪能する。そういう愛すべき映画だと思う。
[DVD(字幕)] 7点(2009-06-18 15:38:07)
53.  ただ、君を愛してる 《ネタバレ》 
どんな形であれ、やはり“別れ”というものは、哀しくて、切ない。 奇しくも二週連続で、たまらなく切なくなる“別れ”を描いた映画を観た。  互いに心の中に悩みやコンプレックスを持つ二人が、出会い、惹かれ合い、寄り添う。  ただひとつの恋、ただひとつのキスに、自らの人生のすべてを、そして、“少女”から“女性”へ駆け抜けるように「成長」するヒロインを演じる宮崎あおいは、文字通り可憐で美しい。 対して、主人公を演じる玉木宏は、自らの美貌ももちろんだが、とても良い意味で相手役の女優の魅力を際立たせることができる俳優だと思う。今作でも、宮崎あおいの魅力を最大限に引き立てると共に、コンプレックスを抱えるナイーブで心優しい青年を好演していた。  同原作者(市川拓司)の秀作「いま、会いにゆきます」ほどストーリーにインパクトはないが、二人の姿を描く何気ないワンシーンに心が和み、微笑が生まれる。次第に心から二人の幸せを願いたくなる。 それ故に、殊更に物語の顛末の切なさは膨らむ。  主人公たちの悲しみは、深く果てしないだろう。でも、彼らは決して不幸ではない。 “別れ”とそれによる“哀しみ”がどうやったって避けられないものなら、せめて哀しみの後に微笑むことができる人生を送りたい。
[映画館(邦画)] 7点(2009-06-18 15:33:58)(良:1票)
54.  大魔神
日本の特撮映画史上において欠かすことができないであろう今作をようやく見ることができた。40年も前の映像とは思えないその迫力は見事だった。前述にもあるが、特に瓦屋根が崩れ落ちるシーンは細部まで見応えがある。いったん怒り出すと悪人だろうが善人だろうがなりふりかまわず暴走する大魔神のキャラクターもインパクトがある。大魔神が登場するまでのくだりも良く出来た時代劇として楽しめ娯楽性は高い。
[ビデオ(字幕)] 7点(2009-06-18 15:16:33)
55.  ダンボ(1941)
ディズニー映画の中でも特に子供向けに位置されてそうなこの「ダンボ」だけど、実際は今作ほど大人向けな幅広いディズニー映画はないように思う。ストーリーは幼稚なように見えて「まわりと違うことを負に思わずそれを生かす」という実に現代的なテーマであるし、随所に芸術的にレベルの高い演出が多い。特にダンボが酒に酔ってピンクの像が踊りまわるシーンなどは、非常に独創的でシュールであった。
[ビデオ(吹替)] 10点(2009-06-12 23:18:36)
56.  たみおのしあわせ 《ネタバレ》 
男所帯で健気に暮らしてきた父と息子。 息子がようやく迎えた“結婚”という人生の一大イベントに向けて、変わらずに流れていく穏やかな日常が、少しずつ少しずつ変化していき……大揺らぎの結末を迎える。 そんな映画。  「結婚」を心から喜ぶ父子の愛らしい姿をゆったりと描いた“ほのぼの系”のドラマかと思いきや、ラストで一変、突如として混沌の渦の中に放り込まれる。  正直なところ、「好き」「嫌い」ははっきり分かれてしまう映画だろうし、映画を観終わった後のこの“不安定さ”に対して、個人的には「嫌い」と言わざるを得ない。  原田芳雄とオダギリジョーが絶妙な仲の良さを醸し出す親子像を見せてくれているだけに、そのままストレートにあたたかいドラマを綴ってほしかったという思いの方がやはり強い。  ただこの映画の監督が、演劇界の“変人”岩松了であることを考えると、真っ当なストーリーを期待する方が無理ということか。 観賞後のこの不安定感は、映画作品というよりも演劇作品として捉えた方が、しっくりくるのかもしれない。
[DVD(邦画)] 4点(2009-02-15 02:14:16)
57.  ダイ・ハード4.0
十数年ぶりにまたもや巻き込まれてしまった全米一“不運”な男、ジョン・マクレーン。結論、この男、衰え知らず。 いや、正確に言うと、だいぶ衰えてはいる。第一作目の彼などと比べると、老け込んでいることはもはや明らかであり、もう風貌的には初老という印象さえ覚える。 が、その「不完全さ」こそ、ブルース・ウィリスという映画俳優を一躍スターダムに押し上げたジョン・マクレーンというキャラクターに他ならない。 ちょっとおかしな話だが、スマートで血みどろにならないマクレーン刑事など誰も見たくはないのだ。  おまけに今回の敵は、サイバーテロ。全米を揺るがすほどのバリバリのデジタル集団VS全米一のアナログ刑事という構図は、彼のキャラクター性を際立たせると共に、とてもユニークな対比を見せる。 「ダイ・ハード」シリーズでは、マクレーン刑事の奮闘ぶりと同時に、彼をサポートする「相棒」のやりとりも重要なファクターだと思う。今作では青年ハッカーとコンビを組むわけだが、アナログ豪腕刑事とデジタル貧弱オタクの間で生じるギャップの中でのかけあいは、娯楽性に溢れ、絶妙なバランスを生んでいた。  久しぶりに文句なく楽しめるアクション映画を観たという感じがする。 無味乾燥的な映像美の中で、アニメの「ルパン三世」ばりに何でもありのアクションシーンが連続して、息をつかせない。  「ダイ・ハード」といえば、「主人公VSテロリスト」という構図のアクション映画の金字塔的映画なわけだが(まあ正確にはこのシリーズに出てくる敵はテロリストではないのだが)、そのシリーズの最新作にふさわしい優れたアクション映画だったと思う。  そして、その第一作「ダイ・ハード」で大スターにのし上がり、以降20年間にわたってエンターテイメント映画の主人公で体を張り続けているブルース・ウィリスという男は、実のところかなりスゴイ俳優なのではないかと思ったりした。
[映画館(字幕)] 8点(2007-12-31 16:33:04)(良:4票)
58.  007/カジノ・ロワイヤル(2006) 《ネタバレ》 
「007」シリーズにそれほど愛着があるわけではないので、賛否両論の“新ボンド”ダニエル・クレイグが「ジェームズ・ボンドにふさわしい」かどうかは実際定かではないが、個人的な感想としてはかなり良かったんじゃないかと思う。  ジェームズ・ボンドが“007”になるまでの物語というだけあって、今作のジェームズ・ボンドはあらゆる意味で“未成熟”である。「殺しのライセンス」を貰ったばかりであるが故、任務に対する繊細さに欠け、過去のシリーズ作品でのボンドが常に携える絶対的な“余裕”が無い。いろいろな意味で不器用で、非常に“感情的”である。 そこにダニエル・クレイグという俳優の無骨でワイルドな風貌も加味され、今作のジェームズ・ボンドはまるで“ジェームズ・ボンドらくしない”。 冒頭のシーン、ターゲットを問答無用に追いかけ回す様に、英国諜報員007の紳士的なスタイルは微塵も無い。 たぶん多くの人が「こんなので007としてやっていけるのか?」と不安を感じずにはいられなかったことだろう。  が、そういう“未熟さ”とそこからの“成熟”こそ、今作が描く“ジェームズ・ボンド”であり、そのボンドを演じる俳優としてダニエル・クレイグという俳優はとてもふさわしかったと思う。 数々の名優が演じてきた映画史に残るスーパースターを演じることは、非常に困難なことだろうが、この俳優独特の「憂い」を携えた存在感は、新たなジェームズ・ボンド像としてふさわしく、今後の期待を存分に感じさせる。  「007」としての資質を問われ、敵の策にまんまとハマッて死にかけ、騙され、ボンドにとっては一種の「悲劇」とも言える結末を迎える。 が、ラストカット、「Bond,James Bond.」という言い放ったその姿は、まさに“ジェームズ・ボンド”そのものだった。 文字通り“新たに始まった”007シリーズに期待していきたい。
[DVD(字幕)] 8点(2007-05-27 23:15:20)
59.  大怪獣ガメラ
1965年に制作された今作は、大映が東宝の「ゴジラ」に対抗して生み出したということがありありと伺える。 亀の大怪獣「ガメラ」というキャラクター性と発想は、その時すでにスーパースターとなっていた「ゴジラ」のそれと極めて類似はしているが、ユニークではある。 でも、ストーリーという部分において、安直だというか工夫がない気がする。  特に第一弾となる今作は、ガメラの設定自体に腑に落ちない点が多い。 人間の子供を助けるわりには、東京で大暴れし破壊の限りをつくす。人間の敵なのか、味方なのか、曖昧なままストーリーは展開していく。 特撮においても、やはり東宝のそれとはレベルの違いが見受けられ、チープさに拍車がかかる。 人間側の最終手段となる「Z計画」の強引さは嫌いではないが、全体的な陳腐さの上ではそれも許されないところだろう。
[地上波(邦画)] 4点(2006-12-17 16:07:55)
60.  タイフーン TYPHOON
主演男優2人の“熱さ”だとか“気迫”は確かにあって、彼らの演じるキャラクター達はエネルギッシュではある。しかしそれが、そのままキャラクターの魅力に直結しているかというとそうでもない。今ひとつそれぞれの人物描写に深みがないままに、物語は展開し、クライマックスを迎えてしまっている。 チャン・ドンゴンには、悲哀を携えた悪漢が、そして対するイ・ジョンジェは、実直で愛国心を込めた軍人という役柄が実に良く合っている。だからこそそれぞれの人物描写にもう少し繊細さが欲しかったと思う。 韓国のアクション映画らしく、盛り上げるべきアクション描写には迫力と重さがあり、充分に見応えはある。 ただ、あと少しのところで、この映画は“チャン・ドンゴンのスター映画”に止まっている。
[映画館(字幕)] 5点(2006-09-18 14:10:28)
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