| 1. ダンサー・イン・ザ・ダーク
僕には全然ダメダメでしたね。なんつーか、こうなると悲惨だなって予想した通りになっていって覚めた視点で見ていたせいかラストはただ単に「周りにただひたすらに愚かなで無慈悲な人たちがいたせいでセルマは正しく報われること無く死んでいきました。」というだけで悲惨が一回りしてハッピーエンドと捕らえることもできませんでした。 どうもあの演出だとちゃんと息子の手術がきちんと行われたかどうかも疑わしくなっちゃうんだよね（親友でさえセルマを理解というか信用しきっていたわけではないし）。医者が実は悪人で、とか考えちゃう。考えすぎなのは分かってるけど。 世界的ミュージシャンを主役に据えながら歌って踊って現実逃避って今までのミュージカル映画に対するリスペクトも無い見たいだしスクリーンを通じて奇跡を期待する私の心をあざ笑う監督の声しか聞こえてきませんでした。 とりあえずミュージカル風現実逃避シーンがミュージッククリップとして良かったので（それがまた腹立たしいのだが）2点。 2点（2003-01-13 00:37:26） |