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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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21.  天国は待ってくれる(1943) 《ネタバレ》 
導入部からして、主人公のあれこれの女性遍歴が語られるのだろうと思っていたら、案に相違して、夫婦讃歌の王道大河ストーリーでした。駆け落ちが2回あるというのもなかなかのギャグなのですが、その2回目の駆け落ちの際、もう駄目と思わせておいて妻の心が変容する部分の脚本が秀逸です。最後、美人の看護婦が部屋に入った後を見せないのもいい余韻があって、その後主人公は閻魔大王に適当なことを言っていますが、実はほかにもいろいろ合ったんじゃないの?とか想像する余地もあったりして。ただ、全体的には、構成がかっちりまとまりすぎていて、むしろ観念的になっているような気もするので、よくできているとは思っても、突き抜け感には不足しているように感じました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-12-14 01:49:30)
22.  テキサス
アラン・ドロンがコメディなんですね。しかし、「僕はコメディもできるんだぜー!」みたいな変な気合の入り方をしていて、妙に空回りしています。脚本も、いい感じに笑えそうなんだけど、肝心なところで落ちない。ツボの位置は正しいんだけど、押し方を間違えている、という感じでしょうか。結局最後は、そこまでせっかく揃えた登場人物の数々を料理しきれずに、グダグダに終わっています。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2020-10-28 01:52:44)
23.  デュラン・デュラン:アンステージド 《ネタバレ》 
デュランというバンドは、90年代中盤くらいの時点ですでに、「何とまだ頑張って活動してます!」みたいな捉えられ方をしていたのです。そこから20年経ってもまだ健在です。彼らもまた「怪物」の1つです。●というわけで勇んで見てしまうわけですが、見た人は誰でも10秒で分かるとおり、デヴィッド・リンチがグシャグシャにかぶせて崩しまくった特殊映像があまりにも酷すぎる。メンバーのステージの姿を邪魔しまくっている上に、それ自体に何の表現の意味があるのかも分からないという、最悪の手法。●そんなわけで映像面では躊躇なく0点なのですが、"Planet Earth"とか"Notorious"とか"Hungry Like The Wolf"とかが炸裂してしまうとつい体が反応してしまうので、点数はその辺に対して。他方で、セットリスト全体はむしろ近時の曲中心であり、懐メロヒットパレードになっていないところも良い。●個々のメンバーで見ると、サイモンはすっかり熊親父になってしまったのに、一声発すれば昔のとおりのチャラチャラ声(褒め言葉)なのは偉い。ジョンは渋いミドルになりましたねー、かつて一番嬌声を浴びていたのはこの人なのですが。ロジャーはほぼ違和感がないのですが、昔から老け顔だったのかな。そして「元祖男性版クール・ビューティー」のニック・ローズは、顔に皺は刻みつけられても、やはりキザ道を貫いておられます。
[ブルーレイ(字幕)] 5点(2020-09-02 01:54:46)
24.  天使が降りた日
天使をテーマとした5篇のオムニバス作品、なのですが・・・根本的なところで、1篇ごとにいちいちタイトルやらクレジットを出すのって、一体何なの?と思ってしまいました。だとすると、その5篇をあえて1つに集めるべき統一テーマというものは存在しない、ということになりますし、鑑賞上の精神環境としても、一つ一つが全部ブツ切りになってしまいます。というより、何かのコンクールの応募作品を順番に見せられているような感じ、ですね。なお内容としても、全編を通じて、その辺で「ただ撮っている」だけのカメラと照明があまりにも雑で、びっくりしました。天使という非現実を撮るんだったら、そこからして考えないと・・・。
[DVD(邦画)] 2点(2020-08-02 18:49:17)
25.  天地創造
そのものずばりというか何のひねりもない(ひねりようがない)、旧約聖書のどストレート版。アダムとイブからカインとアベルからノアの方舟からバベルの塔から、言葉の解説では知っていたけど実はあまり分かってないものが、次々と実写として再現されていく。台詞は少なめ、むしろナレーション主体で、映画としては説明的に過ぎるという感は免れないのだが、それでもここまで「再現」に徹した姿勢は、やはり一本の筋を感じさせる。ノアの方舟の美術的なこだわりもなかなかのもの(撮影の昂揚した雰囲気まで伝わってくる)。アブラハムに入ったあたりから何となくだれてくるのが残念。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2020-07-29 00:47:30)
26.  ティアーズ・オブ・ザ・サン 《ネタバレ》 
中盤までの展開は実に感動的で、「この後は、命令違反のブルース・ウィリスは軍からも見捨てられて、ジャングルの過酷な環境と迫り来る敵軍の攻撃の中、部下を次々に失いつつも、瀕死の状態でモニカ・ベルッチを安全地帯まで送り届け、それを確認したところでひっそりと絶命するんだろうなー」と妄想に浸ってそれだけで泣きそうになっていたら、あのラストには少々拍子抜け。結局は軍隊様々なのか?と突っ込みたくなりました。大体、「彼はなぜ命令に違反したのか」が最大のテーマなのに、結局は所属する組織に助けてもらうのだったら、テーマの意味がないではないか。
[映画館(字幕)] 5点(2020-07-04 00:38:27)
27.  デューン/砂の惑星(1984)
いや、まあ、2時間20分もかけて何がしたかったのか、さっぱり分からないです。場面場面の作り方は、(映像面も含めて)その形を作るだけで手一杯だったのが丸わかりで。こういうハッタリの世界観を完結させるためには、制作側に突き抜けた一本筋がないと成立しないのですが、それがまったくないのです。で、実は一番興味があったのは音楽がTOTOという点なのですが、ほとんどそれっぽい演奏はありませんでしたね。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2020-03-29 01:41:12)
28.  デ・パルマ
映画史上に残る変態監督(褒め言葉)、ブライアン・デ・パルマについてのドキュメンタリー、というか半生振り返りインタビューです。まあとにかく、最初から最後まで、デ・パルマが喋る喋る。一部の大ヒット作や話題作だろうが、それ以外の大半のコケまくった作品だろうが、何ら変わることなく、「まだまだ言いたいことは山ほどあるんだあっ!」と言わんばかりに、ひたすら表情も変えずに喋りまくる。こうして何となく見えてくるのは、この人、とにかく打たれ強いです。というか、打たれていると認識しているのかどうかも疑問です。コケた作品で批判を食らっても、大してダメージも残さず次に行く。逆に、(珍しく)ヒット作が出ても、そこから学習して次はこうしよう、とかはほぼ考えていない。作品の傾向とか対象とか分野も、見事にばらばら。ついでに、少なくない作品で、現場ではトラブルが起こりまくっています。それを何事もなかったかのように乗り切ってここまで来たこの人には、全力で敬意と讃辞を捧げたいし、またその存在を記録として残したこの作品もまた、ドキュメントとして貴重です。なお、この時点までの彼の監督作品については、すべて言及がなされているはず。その意味でもきちんとした作りです。
[DVD(字幕)] 7点(2020-02-29 18:47:41)
29.  テイラー・オブ・パナマ
ピアースがパナマに行く理由や職務内容もよく分からないし、何でラッシュとくっつくのかもよく分からない。とても都合良すぎな展開なのですが、その後の展開はもっと都合良すぎなので驚きます。本来はばりばりのコメディになるべき作品と思うのですが、ラッシュの重たい真面目な雰囲気もそれを削いでいます。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2020-01-14 01:49:37)
30.  デンジャラス・ビューティー2
普通にやればそこそこの内容にはなりそうな話なのに、自らつまらなくしようとしているとしか思えない製作の杜撰さによって、目も当てられない出来になってしまっている。多分、作った側は、リーサル・ウェポンとかメン・イン・ブラックみたいな、「適当に喧嘩しながら何だかんだいって名コンビになっていくアクション・コメディ」にしたいのだろうが、サンドラ・ブロックが切れ始めるとマジで陰湿で自分勝手な人物にしか見えないし、レジーナ・キングには残念ながらコンビの片方を張るほどの力量はないし、そもそも2人の息が全然合っているようには見えない。台詞も1つ1つがわざとらしく、見れば見るほど冷えるしかない。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2019-06-01 01:16:17)
31.  テルマエ・ロマエ 《ネタバレ》 
いかにも「洋画の吹き替え版」っぽく作っているのがよく分かる導入部で、ああ気合入れて頑張ってるなあ、と思うわけです。台詞の組み立てが未熟なのとか、ギャグ(タイムスリップギャップ)以外の部分が結局は凡庸なのとかは目をつぶるとして。で、何がいいかというと、風呂に対する制作者の愛情が最初から最後まで満ち満ちているという点なのです。いろんなタイプの風呂を、とにかく作る。見せる。組み込む。タイムスリップ上の諸問題も何となく風呂が解決、さらには戦闘や歴史すら風呂が解決。だから、きちんと一本の筋が通っているのです。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2019-03-30 00:16:15)
32.  デイズ・オブ・サンダー
ホワイトスネイクのヴォーカル、デイヴィッド・カヴァーデイルのソロ曲"The Last Note Of Freedom"のためだけに存在価値がある作品。いや、内容的にここまでカスとは思わなかったよ。たまたま遭遇した女医をへらへら追いかけながら、都合よく大事なレースだけ勝ってるんじゃありません。オートレースというものがすごく簡単に見えてきます。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-01-13 22:44:51)
33.  テス
冒頭、演奏と踊りの一団を延々と定点で捉える長回しのど迫力で、掴みはOK。その後も、じわじわと進んでいきながら、そして主たる登場人物は3人しかいないのに、決してダレないし、単調に陥らない。様々な風景のインパクトとか、ナスターシャ・キンスキーの凜とした美貌とかのアドバンテージはあるにしても、やはり、行き着くところは、一つ一つのステップの描写が丁寧だということでしょう(一方で、省略できるところはどんどん省略しています)。3時間クラスにふさわしい重量感ある内容を持った作品です。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2018-10-11 01:19:42)
34.  デイジー・ミラー
ボグダノヴィッチ/シェパード/リーチマンの顔合わせとなると、どうやっても「ラスト・ショー」のイメージが頭をよぎってしまいますが、やはりそれには遠く及びませんでした。いや、登場人物のどことなく荒涼とした諦念ある空気感はあの作品に近いといえなくもないのですが、それとこの壮麗な衣装や大仰な設定は合ってないのですよ。それぞれの内面を隠してしまうかのように衣装と美術がすべてを覆ってしまい、結局は似たような単調なやりとりに陥っています。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2018-10-10 00:05:52)
35.  手紙は憶えている 《ネタバレ》 
前提の設定が実に巧妙なんですね。「主人公は依頼を達成できるのか?」「それ以前に、認知症の主人公が無事に目標に到達できるのか?」「いやそもそも、手紙には一体何が書かれていたのか?」という三重の謎を冒頭であっという間に提示し、そのハラハラを最後まで維持させる。そして途中の見せ方も巧妙で、次々に想定外のターゲットを登場させてスリルをつなぎ、一方で認知症の表れ方も、進行を阻害しないぎりぎりのラインに抑えられている。最後は、それまでと打って変わった明るく健康的な家にたどり着き、着地寸前まで「まだここに裏があるのでは?」と思わせておいて、いったんストンと落とした上で、さらにあの二段オチ。その上で、ある登場人物の「執念」が作品の底流だったことが分かる仕掛けです。後で見返すと、いろいろなシーンが別の意味に見えてきます。
[DVD(字幕)] 7点(2018-09-28 01:47:20)(良:1票)
36.  テレフォン
キーワードによる後催眠効果でテロを実行させるという設定は面白すぎるのですが、それが全然生かされてないかなあ・・・。被催眠者が単に「狩られる対象」にしかなっていなくて、いつ、誰にそれが起こるか分からない恐怖とか、実生活の中でいきなりそれが起こるギャップとかが表現されていないのです。したがって、主人公カップルがあれこれやっていても、何に向かっているのかが不明なのです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2018-07-16 13:43:06)
37.  鉄道員(1956) 《ネタバレ》 
映画としては「よくあること」かもしれない、父の職場での処分、姉の夫婦問題、兄の就職問題などといったことも、その家庭にとっては大問題なのです。そこをしっかりと正面から捉えて表現しているから、この作品はドラマとして安定しているのです。みんなで仲直りして大騒ぎしても、最期は夫婦2人だけというのが、何ともいえない示唆と余韻を残しています。これだけの環境を荒れることなく堅実に支え続けてきたお母さんに拍手。
[DVD(字幕)] 6点(2018-04-28 01:40:20)(良:1票)
38.  天使の涙
ひたすら雰囲気と切り取りシーンばかり、カメラも変なズームを多用していてものすごく変。つまり、登場人物が、言われたとおりに動いているだけでしかないので、発展があるようで何もないのです。
[CS・衛星(字幕)] 2点(2018-04-17 22:41:17)
39.  デーヴ
設定はありがちといえばありがちなのですが、脚本に一切の無駄がなく、押しと引きの呼吸、テンポ配分も絶妙です。また、この種の「ありえない話」では、最後にどう着地するのかで大きく作品の価値が変わってくるのですが、その落とし前のつけ方も見事でした。しかも、単に話として面白いだけではなくて、人間ドラマとしても優れています(例えば、エレン夫人の心の変わり方など)。
[DVD(字幕)] 8点(2018-01-23 03:24:14)
40.  ディスクロージャー 《ネタバレ》 
前置きが異様に長い(したがって尺も不必要に長い)のと、マイケル・ダグラスはあれくらいではあまり困らなそうに見えるのが難点。主演はもう少し若い人の方が、デミ・ムーアのドSぶりが発揮されて、後の展開に説得力が出たと思う。ただし、尋問を割と時間をかけて丁寧に撮っているのには好感。というか、その辺からやっと面白くなってきました。
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2018-01-11 03:32:15)
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