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マイカルシネマさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 258
性別 男性
年齢 35歳
自己紹介 <尊敬するクリエイター>
ヴィム・ヴェンダース、ニック・パーク、藤子・F・不二雄、冨樫義博

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1.  トイ・ストーリー4 《ネタバレ》 
あの完璧な完結編からどのような続編を作るのだろうと疑問でしたが、なんと・・・! 旧シリーズに無い新たな価値観を吹き込んだどころか、ここからさらに新シリーズを展開出来そうな非常に大胆な1作でした。  これまでは持ち主との関係性が作品のテーマでしたが、本作ではその子供部屋主体の世界観から飛び出し文字通り外の世界へと足を踏み出していきます。 それも前作でリストラされてしまったボーが提起するというところもポイント。 前作では持ち主に捨てられてしまったおもちゃが悪役として登場したのに対し、本作では子供に忘れ去られたおもちゃに救済を与えたことで前作で不遇だったおもちゃ達に誠実に応えてみせます。 これこそがピクサーの懐の深さでしょう。  完結したかに思えたシリーズから一転、新展開をも予想される一作が。 今後、続編が製作されることがあるのかに注目したいと思います。
[映画館(吹替)] 9点(2019-07-13 20:13:56)(良:2票)
2.  ドア・イン・ザ・フロア
原作の上巻だけを映画化した作品。ストーリーだけ抜き出せば、家族崩壊がテーマの映画としてみることが出来る。夫婦仲が冷え切るきっかけは「普通の人々」と似通っているが、失われた息子の代わりとして雇われた青年、息子の代わりになれなかった娘の存在が本作のキーポイントである。エディを得たことでルースを娘と認められたマリアン、そんなマリアンにテッドは危機感を覚えるようになる。そして肝心のルースは写真に兄の面影を見出そうとしている(エディを幽霊と思い込むシーンが笑える)。やや、エピソード間の繋がりが弱く、散漫な印象を受けるが、原作の伏線やユーモアを違和感無く織り込んだ手腕は見事。主要キャスト4人の演技はどれも素晴らしい。とくに、キム・ベイシンガーの表情だけで語る演技はさすがである。エル・ファニングも冒頭のシーンだけで知的な雰囲気が伝わってくる好演ぶり。それでいて他の役者を食ってしまっていないところがいい。作家の娘という難しい役どころを説得力を持って演じ切れているのである(もうダコタ・ファニングと比較するのはやめよう)。
[映画館(字幕)] 8点(2005-11-01 21:58:46)
3.  トラフィック(2000)
90年代に泣かず飛ばずだったソダーバーグ監督だが、本作は久々に「ソダーバーグの本領発揮」とも言うべき作品になっている。無理に娯楽性を追及せずにドキュメンタリー・タッチに徹したことが良かったのだろう。冒頭の「笑えないジョーク」や毒殺オチには参ったが、主要キャラ3人の顔合わせをさせないという設定が話をわかり易くさせ、普段の「ゆれるカメラワーク」もかえって作品にリアリティを持たせている。メキシコの2つの組織の対立と、アメリカとメキシコの刑事が共に相棒を失うところは興味深かった。ラストの盗聴器も終わりなき戦いを象徴していて余韻を残してくれる。ただ、ヘレーナの変貌が理由・結果という安直な描かれ方なのが残念。キャロラインが家出するシーンもどうせならオリジナルどおりロバートに追い出されるほうが良かった気がする。それにしても、次回作「オーシャンズ11」以降の失速振りをみると、どう考えてもソダーバーグは「セックスと~」以降の失敗から何も学んでいないとしか思えない。ソダーバーグの次の「復活」はいつになるだろうか。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2005-09-11 23:12:35)(良:1票)
4.  ドニー・ダーコ
海外でカルト的な人気を誇っているので見てみたが、これが結構な掘り出し物だった。少なくとも「マルホランド・ドライブ」が好きな人には受けると思う。不気味な雰囲気作りだけでなく、所々ユーモアも効かせているのが小気味いい。劇中でjoyとfearに説明していたファーマー先生のjoyからfearへの転換もお見事。ドニーの周りで起こる不可解な出来事。ラストで伏線を鮮やかに回収していくが、それでもどこかしら謎が残る。幻想小説の読者が自分なりの世界を想像するように、見るものによって解釈が異なるように出来ている。個人的には「ドニー・ダーコ、ヒーローみたいな名前ね」というセリフが印象に残っている。これはある意味青春の心の闇を題材に扱ったシュールレアリスムともいえよう。見る人は選ぶだろうが、やはりラストのオチで全てが綺麗に解決、という映画ばかりではないだろう。独特の世界観を作り上げたリチャード・ケリー、ドニー・ダーコの不安を体現したジェイク・ギレンホール、この作品を発掘したドリュー・バリモアの3人に乾杯。
[ビデオ(字幕)] 9点(2005-08-17 16:29:03)
5.  ドラゴンへの道/最後のブルース・リー
評価高すぎ。ストーリーはともかく、アクションシーンで一気に白けてしまった。「燃えよドラゴン」のほうがまだ殺陣は上だろう。とにかく、集団が相手のときすらご丁寧に1人ずつしか襲ってこないのが興ざめ。あれでは、何人相手にしたって同じじゃないか。スピード感などまるで感じさせない。音楽の凡庸さも手伝ってどの敵も「襲い掛かる」というより、「やられにいく」ようなやる気の無さが伝わってくるのだ。そして最後にコロシアムを舞台にした時点でギャグじゃないかと思わされたが、チャック・ノリスとの対決がまたショボい。前半劣勢、後半優勢の図式がわざとらしいぐらい見え見えで緊張感ゼロだった。チャック・ノリスは前半の勢いで戦ってくれれば良かったものを、後半わざわざB・リーのために手加減して戦ってくれたんですなぁ。これほど敵が弱くてはB・リーの実力をかえって疑わせるというもの。個人的には絶対にお勧めしたくない一作。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-08-16 23:56:48)(良:1票)
6.  トレマーズ
始まってから30分ぐらいはどこかもたついた雰囲気があり、人物描写も主役の二人を除いてはお粗末。グラボイズが登場するまでの過程ももうちょっとサスペンス色を出せたと思うのだが、そこも素通り。だが、グライボズが暴れだしてからがすごい。グライボズの特徴、キャラ設定がどれも上手く活かされサービス満点な映画だった。B級映画では「ザ・グリード」以来のヒット。やっぱり監督たちがツボをちゃんとわきまえているからだなぁ。
[ビデオ(吹替)] 8点(2005-05-27 19:42:31)
7.  逃亡者(1993)
アンドリュー・デイビス監督がトミー・リー・ジョーンズと3度目のタッグを組んだ作品。リアリティはあるが地味な演出の監督にとって、本作ではその作風が吉と出たようだ。プロットは単純で見せ場も少ないが、破錠なくストーリーは進み、サスペンスとしても見所のある作品となっている。それだけに残念なのはラストのオチがありきたりだった事である。単純に頭脳戦として終わらせれば良いものをラストの流れでテンポを崩してしまった印象が強い。しかし、もし別の監督が取っていたら・・・という考えには及ばない。
[地上波(吹替)] 8点(2005-05-13 23:59:07)
8.  トム・ソーヤーの冒険
子供向けの映画としてはそこそこ良い出来だと思います。時々挿入されるミュージカル調の歌には辟易させられましたが、原作をうまい具合に90分近くの尺に収められていましたし、何よりもジョディ・フォスターが可愛い。ラストの変更からあからさまにハックよりもベッキーとのつながりを強調しているのがわかります。また、この映画を通じて当時のアメリカの時代背景を知ることが出来るでしょう。ただ残念なのはポリー叔母さんがハックを嫌っていたことと裁判のシーンがややコミカルすぎた事です。 
[CS・衛星(吹替)] 7点(2005-03-22 16:16:43)
9.  飛ぶ教室
原作を読んでいる私にはまぁまぁ面白かった映画です。たしかにラップは映画とは合わないし、あいかわらず全体的に子供向けなつくりはどうかと思いますが(原作では彼らは高校ぐらいの年齢)、原作のコミカルなイメージを盛り込んでいるのがよかったです。主要人物のキャラも想像の範囲だし、とくにテオドールはすごくいい味出していました。脚色に関しては出火のシーンはやりすぎでしたが、エーガーランドが少女になっているなど興味深いところも多く、特に禁煙さんとの交流やべク先生と別れた理由はうまく脚色できていると思います。おまけにドイツの側面が楽しめた映画でもありました(アメリカにはあんな良心的なタクシー運転手はいないでしょう)。個人的には「点子ちゃんとアントン」より上かな。
[映画館(字幕)] 7点(2004-12-18 18:03:41)
10.  12モンキーズ 《ネタバレ》 
始めてみた頃はまだ、テリー・ギリアム監督の事も知らず、題名と表紙の胡散臭さからあまり期待せずに見始めたのですが、本当にこの映画を見てよかったです。古今のタイムトラベル物に矛盾を感じる事の多かった私にとってこの映画のオチは文句なしに気に入りました。全体的に伏線の張られたストーリー自体もいいですし、正直言ってここまで手の込んだタイムトラベルのストーリーはドラえもん以来でした(あまりすごそうなイメージはないが)。ラストはたしかにハッピーエンドではありませんが、虚無な未来に生きていた囚人のコールにとって20世紀で過ごしたことが最高の幸せであったのではないでしょうか。テリー・ギリアムということで近未来のデザインと多少怪しげな機械もツボにハマリました。
[DVD(字幕)] 8点(2004-11-01 21:41:29)
11.  都会のアリス
ペーパー・ムーンと比較される事が多いけど、私はこっちの方がずっと好きです。なんか、この映画の方がロード・ムービーとしての魅力があるんです。なによりもアリス役のイェラ・ロットレンダーがわがままでませていて、それでいて哲学的な事も言っていて、とても魅力的でした。ラストは少し哀しくもあるけど、「レインマン」みたいで良かったです。ラストの二人の成長ぶりがペーパー・ムーンと差別化を図りつつ、旅の終わりとしてとても印象深いものになっていました。
[DVD(字幕)] 10点(2004-07-30 16:51:05)
12.  時の翼にのって ファラウェイ・ソー・クロース!
前作が「感じる」事にあこがれたストーリーなのに対し、これは人を信用する事ができなくなってしまった現代人への批判が込められていますね。人の役に立ちたいと思っているのに堕天使や犯罪にばかり巻き込まれてしまうカシエルの絶望には共感できるところがありました(少々詰め込みすぎですが)。前作の設定をちゃんと受け継いでいて、ドーリアやライサはカシエルのことを知っていた、っていうところもよかったです。ラストでカシエルは人と恋に落ちなかったから天使に戻れましたが、それでカシエルはまた彼らを見守っていくという終わり方も気に入りました。O・ザンダーはコメディ俳優ですから、本作のキャラのほうが合っていたのでしょう。蛇足ですが、キンスキーの少女のような声には驚かされました。
[ビデオ(字幕)] 8点(2004-07-30 10:33:00)
13.  ドーン・オブ・ザ・デッド
やはり初監督作には制作会社の横槍が入るのか、中盤で妙なブチ切れ感があった。しかし、監督は非常に頑張っており、同じゾンビ映画では「28日後」よりはゾンビの撮り方がうまいし、何より冒頭のタイトルデザインでCM監督としての才能を発揮できていると思う。アクション映画としては文句なく面白かった。問題なのはストーリー展開の強引さ、オリジナルの特徴なのはわかるのだが、冒頭でゾンビにガラスを割らせてしまっているのだからゾンビが何らかの形でショッピングモールに進入してきてしまうか、モール内にもっとゾンビがいた設定の方がよかった。オリジナルよりも早く主人公たちが平和を手に入れてしまうため中だるみの状態に陥ってしまっていた。そして後半の一連の騒動にいたってはフツーに皆でアンディを救出に行く展開でもいいと思うのだが。ここらへんを見ると脚本は一日で書き上げられたようにも思えてしまう。何よりも登場人物の個性を描ききれていないのは問題だろう。後半でちょっとしたミスも見られることからこれは編集が悪いせいでもあるのだろう。「アイデンティティー」のように、登場人物が多くても人物描写を可能にした映画はあるのだが。追記;ディレクターズ・カット版も見たがこちらの人物描写はより丁寧になっている。やはり初監督作に完全版は不可欠だと思った。
[映画館(字幕)] 7点(2004-06-02 23:49:27)
14.  トレインスポッティング 《ネタバレ》 
見終わってみるとけっこうテーマがしっかりしていたような気がします。簡単に言えば、乱れた生活から立ち直るのは難しくて立ち直るには、思い切ったことをして悪友から強引に独立する必要がある、って所だと思います。さすがに傑作だとはいえないけど、最後は爽快でした。監督の作品でも1番いい作品だと思います。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2004-05-03 16:21:56)
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