Menu
 > レビュワー
 > 塚原新 さんの口コミ一覧
塚原新さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 61
性別

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ドラゴン・キングダム
「オズの魔法使い」的な王道のストーリーは良いのだが、肝心のアクションシーンに不満が残った。特にジャッキーVSジェットの戦いは長いだけでメリハリを感じない。お互いの見せ場がないまま終わってしまう。CG、ワイヤーに加え、アメリカンスタイルの細かなカット割りもマイナスしている。 カンフーの教訓がずらりと並べられるが、ではそれを主人公が少しでも身に付けたかと言うと、全くそんなことは無い。ただの味付けならいたずらに精神を説かないでほしいとも思う。 無難にまとめて、誰でも楽しめるような作品だが、自分的にはこの作品に熱い戦いは感じられなかった。
[DVD(吹替)] 3点(2009-02-06 22:54:00)
2.  トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 
 期待せずに観たら、予想をやや下回る面白さで、残念な印象でした。  最大の欠点は、「子供がいなくなった世界」を全く表現できていない点だと思います。セリフやニュースで語られるだけじゃなく、もっと「子供がいないこと」に悩み、苦しみ、寂しさや絶望を感じる人々の感情や生き方を見せなくては、観客には実感をわかせることはできないと思います。  また、人類が急に(2年程度で)すべて不妊化してしまう理由に全く触れられていないのも、面白さを削いでいる原因だと感じました。なぜなら、終盤に赤ん坊が生まれたということが、未来への希望につながるかどうかはっきりしないからです。  例えば、病原菌による症状ならば、妊娠した女性から耐性を持つ薬を作り出すことができる、というように「物語」のなかでは、原因と解決策は表裏一体であると思います。原因が明らかでないために、解決もおぼろげになっているのではないでしょうか。  上記二点が、本来この映画の見せ場であるべき 1.劇中で女性が妊娠しているのを明かすシーン 2.出産のシーン 3.皆が赤ん坊を目撃し、息を呑むシーン のカタルシスをすべて奪い去っているといえるでしょう。  「×××が○○○な未来だったら…」というシチュエーションSFとしては、アイデア倒れの作品といえるのではないでしょうか。  本来のテーマと外れたところですが、緊張感のあるシーンを長回しのカットで撮影しているのは効果的で、銃撃戦はへたなアクション映画よりも迫力がありました。
[DVD(字幕)] 3点(2007-07-25 17:11:02)(良:2票)
3.  ドッグヴィル
 奇をてらったように感じるスタジオセットでの撮影ながらも、3時間もの長尺を、飽きさせることなく見せる演出力は、この監督の認めるべき才能だと思います。多くの方が指摘されているように、演劇・小説・映画を融合させた実験は、成功したと言ってもいいのではないでしょうか。また、グロテスクな描写を排したり、ニコール・キッドマンを主役にキャスティングすることなどで、メジャーな商業映画の枠内に滑り込ませるという、バランスの取り方も巧妙だと思いました。実際、120を越えるレビュー数は、決して少なくない人たちが観賞した証だと思います。  しかし、残念ながらこの映画を見た後で、心に感じたこと、残るものはほとんど無いという印象を持ちました。3時間ものボリュームに加え、人間の暗部を描くという重苦しいテーマにも関わらず、見終わった後に観客に対して、考えさせるものがほとんど無いという、肩透かし感を強く覚えました。  その原因は、作家=監督の意見・考えが見えてこないからです。人間の醜さや、心の闇の部分、自己中心的なふるまいなどが次々と映画の中で描かれていきます。しかし、それに対しての監督の見方は決して描かれません。「人間の暗部をえぐる」といった言い回しが使われますが、えぐりとったものを監督がどう料理するのかが、本当のドラマの部分なのではないでしょうか。言い方を変えれば、人間の暗部を提示するだけなら、誰にでもできるはずです。  「どうです、人間って醜いでしょう」と提示したテーマに対して、例えば「でも、人間にはいい所もあるから好きだ」とか「だから、醜くならないように、努力して生きよう」などの監督なりの考え方の提示が必要だと思います。観客は、そこに共感や違った意見などを感じるのであり、それこそが映画における「対話」なのではないでしょうか。  才能はあるが、対話はない。映画としては、物足りない出来であったと思います。
[DVD(字幕)] 2点(2007-02-09 18:55:42)(良:1票)
4.  東方見聞録
ポスター(ジャケット)のイラストの出来の良さに惑わされて、見てしまうと後悔する一作。まず全体的にタルいです。印象の薄い俳優たちが、何やらゴチャゴチャやっているという展開だけで、時間がゆ~っくりと過ぎていきます。もちろん見ているほうは苦痛です。 冒頭の城攻めのシーンがやや見せ場といえる程度で、ストーリーには全く興味が沸きません。ラストは…本当にヒドイです。 劇場未公開の理由は、撮影中にオープンセットの人工滝で事故があり、人が亡くなってしまったためです。当時の新聞でも扱われていました。 それが原因なのか、途中から井筒監督本人はノータッチで、監督不在で撮影が進められていたらしいです。 亡くなった方は無念でしょうが、結果的に「映画」として成立できなかった作品といえるのではないでしょうか。評価対象外という意味で、0点とさせて頂きます。
[DVD(邦画)] 0点(2006-12-30 00:06:26)
034.92%
111.64%
21422.95%
31931.15%
41016.39%
534.92%
611.64%
734.92%
823.28%
934.92%
1023.28%

全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS