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1.  ドラゴン・キングダム 《ネタバレ》 
アクションメインだが、カンフーに何の思い入れもない自分には、ちょっと辛かった。ストーリーも、終盤までなんのひねりもなかったが、ラストですこし「おっ」と思わされたので+1点。
[DVD(吹替)] 5点(2009-02-24 11:07:19)
2.  都会のアリス 《ネタバレ》 
写真という小道具が、うまく使われている印象。なぜあそこで終わらせたかが、個人的にはちょっとよく分かりませんでした。
[DVD(字幕)] 6点(2009-02-04 13:03:50)
3.  トレマーズ 《ネタバレ》 
全編にB級感の漂うモンスターパニック映画。まず、モンスターがめちゃくちゃ安っぽい。明らかにゴム人形のような質感をしています。全編に出てくる肉片(モンスター以外のものも)も、なぜかみんなオレンジ色をしていて嘘くさい。しかし、めちゃくちゃ安っぽいながらも、モンスターの造形が気持ち悪さのツボを抑えている点は◎です。ストーリー展開は、うまいなと思いました。娯楽作品のツボを抑えたような展開で、終始飽きるということはありませんでしたから。でも、やっぱりB級ならではの、よくも悪くも阿呆らしいシーンがあるんですよね(笑)地中のモンスターを刺激しないようにと、棒高跳びで岩場を移動するシーンはビジュアル的にかなり間抜けでしたし、爆弾を投げ返す程の知能を持ったモンスターは、あっさりスピードの出し過ぎで死ぬし…。まぁ、こういうのは真面目にみちゃ駄目ですね。楽しく暇つぶしがしたい方にはどうぞ、という感じの作品でした。
[DVD(字幕)] 6点(2008-08-04 20:07:07)
4.  ドラえもん のび太と鉄人兵団 《ネタバレ》 
おなじみのドラえもん劇場版、今度の敵はロボットだ!…と、表面的にはそんな感じなのですが、深いテーマも隠された作品。地球制服のため、人間を滅ぼそうとするロボット、じゃあロボット=悪い奴なのかというとそうでもなく、そもそもそのロボットをつくりだしたのは人間であって…etc。子供向けアニメらしからぬ、複雑な感情にさせられる作品に仕上がっています。なんといっても、リルルというキャラクターの存在が大きいですね。ロボットと人間との橋渡し役をつとめるなど物語のキーになってますし、ラストにおいても、結局この争いに決着を付けたのはリルル自身でしたからね。この映画の主人公は、ドラえもんやのび太ではなくリルルと言っていいほどでした。ただ、ラストのあの解決方法は、ちょっと都合がいいなという気がします。あれをやったら正直、何でもアリですからね。ラストで全部リセットになるところや、観賞後にせつなくなる部分は、『バタフライエフェクト』なんかと似ているなと思いました。
[DVD(邦画)] 6点(2008-07-29 15:53:55)
5.  トゥルー・ロマンス 《ネタバレ》 
組織から奪った麻薬やコールガールとの恋など、王道の要素がたくさん詰まったバイオレンス・アクション。この手の映画として雰囲気はいいのですが、イマイチ一本筋が通っていない気がしました。大筋は、ヒロインとの幸せな生活のために麻薬を奪った主人公が組織から追われる、というところですが、二転三転あって結局麻薬はフイになってしまいます。にもかかわらず、結局は国外逃亡して幸せな生活を送っています。だったら麻薬に関してあんなに四苦八苦してたのは何だったの?と個人的には思ってしまいました。まぁ、麻薬に関わるとロクなことがない、ということを描きたかったのなら、この映画は成功しているともいえるのかもしれませんが…。あと、主人公があまり活躍しなかったのも、自分には物足りませんでした。序盤でヒロインの荷物を取りにいくシーン以外は、まったくといっていいほど活躍していませんでした。後半にいたっては、「俺といれば大丈夫だ」と散々ヒロインに言っていたわりに、そのヒロインのほうが活躍していた印象があります。ラストの銃撃戦シーンで、トイレに行っていて出遅れた主人公が、満を持して登場したにもかかわらず、一瞬にして戦列を離れたのにはガッカリでした。ただ、全体的な映画としてのテンポは悪くないので、最初から終わりまで飽きる事なく楽しむことはできました。この手の題材が好きな人間にとっては、ツボにはまる作品なのかもしれないな、とも思いました。
[DVD(吹替)] 6点(2008-07-27 11:40:53)
6.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
学校生活の何気ない空気が、あまりアニメアニメしてないアニメーションで描かれていて、いかにも"青春時代"という雰囲気は最高だと思います。アニメーションのクオリティ自体も高いですし、貞本義行氏のシンプルなキャラデザインが活かされているところもいいですね。奥華子さんの歌も作品に合っていると思いました。しかし自分の場合、タイムリープのシステムについて、頭の中に「?」が浮かんでしまったので、後半はややのめり込めなくなってしまいました。他人が時間を巻き戻したら、タイムリープの回数も元に戻る…というのは、ちょっと都合がよい気がします。なので、物語は筒井康隆版のほうが好きですね。主人公が最終的に思いを寄せることになる千昭のキャラに、あまり好感を持てなかったのもマイナスです。「俺って顔は悪くないだろう?」とか自分で言うやつに、男が好感持てるわけないでしょう(笑)でも、真琴の気を引くためにそういうことまで言っちゃうのはある意味かわいいので、女性にとっては萌えキャラなのかもしれないなぁ、とも思いました。
[DVD(邦画)] 6点(2008-07-22 12:34:20)
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