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Cinecdockeさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 892
性別
自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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1.  失くした体 《ネタバレ》 
切断された右手の冒険と持ち主の青年の半生が陰鬱に綴られる。独創的でグロテスクで美しい、フランスらしい芸術性の高いアニメーション。設定と作風故に序盤は拒否反応はあったものの、徐々に切断されたあの時に向かって集束していく展開に見入ってしまう。彼の人生は恋とかいった希望を求めては全部裏目に出てしまう過去ばかりであった。ああいうことをしなければ良かったという後悔と共に。その彷徨う右手はどこか希望への執着(=持ち主との接合)、未練みたいなものを感じているように見えた。右手と共にあった人生から切り離されれば、普通は絶望してしまうだろう。生きるも死ぬもどうでもいいとヤケだったに違いない。だが、彼は生きるという賭けに勝った。右手という希望を捨てて、現実に向き合って生きていくことを選んだ。その先は厳しく辛いことばかりかもしれないが、「人生は達観するもの」という真理を突いていると言える。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-01-13 23:40:10)
2.  ナイロビの蜂 《ネタバレ》 
原題を直訳すると「忠実な庭師」。つまりのほほんと暮らす我々のことである。アフリカで起こっている現実を変えようとしている情熱的な活動家の妻の理念は尊い。だが殺されて、汚名を着せられては職責的に重大な立場にある夫がやりきれない。危険な地だと分かっていて赴いて捕えられて殺される、その報道による心ないバッシングを目にする。自分たちに無関係なことに首を突っ込むメリットはどこにあるのか、むしろ迷惑被るだけ巻き込むなという残酷な結論だけど、グローバル経済で享受している豊かさを無意識に手にしている以上、どこかの途上国が犠牲になっても何も出来ないのだ。そのリスクを背負う覚悟も余裕もないから見て見ぬふりをする。ラブストーリー主体の前半の回想は退屈だが、夫が動き出してからの切れ味鋭い編集は流石メイレレスで、現実が足についている分、引き込まれてはいても自己犠牲に至るほどの説得力が足りなければ問題定義としては中途半端と言わざるを得ない。たとえ夫婦のしたことが最後に報われたとしても。
[映画館(字幕)] 5点(2018-10-13 08:46:00)
3.  ナポレオン・ダイナマイト 《ネタバレ》 
あの邦題が原題に戻されて良かった。ローカル色の強い、無名俳優による超低予算コメディで、笑えると聞かれたらそれほどではないし、アメリカの片田舎らしい、排他的な地域で奮闘するマイノリティの日常として見た方が正解な気がする。あるあるだからこそ、同じ世界に住む人々が共感して大ヒットしたのだろう。自分には退屈だし記憶が飛び飛びだけど。主人公はダサくて当初は魅力すら感じないほど、クライマックスのダンスが際立ってくる。それで大きく変わるわけではない。ただ、憧れの女の子とちょっとだけ距離が近づき、「頑張れよ」と応援したくなるラスト、好き。
[DVD(字幕)] 5点(2017-12-05 00:11:24)
4.  NOTHING ナッシング 《ネタバレ》 
社会に上手く適応できない男二人にとって、"何もない世界"は理想郷か? 消せる能力を得た理由が最後まで明かされないカフカ的不条理劇。となると、監督も役者も同じ『CUBE』を思い出してしまうが、二人だけになった30分以後の展開はシュールなコントと内輪向けに成り下がる。この手の題材は短編向きで、切れ味が良くないと正直付き合いきれない人が少なくないのではないか? 共感できる部分はないわけではないが、実は男二人の妄想で刑務所オチだったら正直後味悪い。
[DVD(字幕)] 5点(2016-12-19 22:21:14)
5.  長ぐつをはいたネコ(2011)
シュレックシリーズからのスピンオフながら、 シュレックの名前も存在を匂わせる描写も一切なく、 プスの冒険と活躍に専念する。  ところが元ネタの童話とセルフパロディの数々が上手く嚙み合ってない。 当初あった毒も抜けて普通のファミリー映画に堕しちゃったあたり、 打倒ディズニーの野心はどこに行ったのかと。 それなら独立した作品としてもっと暴走しても良いのに、 まずシュレックを見ていないと楽しめない演出があり、物凄いジレンマを感じる。
[DVD(吹替)] 4点(2022-08-27 00:35:06)
6.  ナチュラル・ボーン・キラーズ
タランティーノ激怒も納得の内容。MTVやコメディドラマを思わせるくどすぎる演出の数々が、作品のテーマ及び純粋で無軌道な暴力を薄っぺらい物にさせてしまった。狙ってやっているとは思うが、インテリぶって拗らせるとこうなる、という一例。タランティーノとストーンでは水と油みたいにベクトルが違いすぎたのだろう。元の脚本がどうかは知らないが、もう一つのエンディングの方を採用してくれたらまだ救われたか。
[DVD(字幕)] 4点(2016-02-23 20:54:54)
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