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チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552

評価順12
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1.  狼よさらば
「自警主義」を唱えた作品でこの作品の空気は後の『タクシー・ドライバー』などに受け継がれています。しかし↓の方の意見で、C・ブロンソンの主義を正当化しているとお書きになられていますが、むしろ私はそういった防衛主義に対して何の主観も入れず、冷たく突き放して描いている気がしました。つまり肯定的でも否定的でもありません。だからこそ皮肉なラスト・ショットが名シーンにつながったのだと思います。オープニングの暴行シーンは過激で観ていてキツいものがありますが、物語全編に漂う殺伐と、そして寒々とした空虚な空気がたまらなく冴え渡っていて、C・ブロンソンも渾身の芝居と言える。ミス・キャストな感は見事に拭い去られています。
9点(2002-08-03 18:26:53)
2.  おつむて・ん・て・ん・クリニック
私もかなり思い切ったタイトルだとは思いましたが、映画の出来自体に納得なので、別にタイトルが気に障ることはありませんでした。主演2人の熱演も的確でブラック・コメディーとしての役割をしっかり果たしています。「こんな患者につきまとわれたイヤだ!」と思いながらも、映画のオチもかなりブラック! ですが、決して嫌味なオチではなく、現代精神医学の難しさを正確に皮肉っているのでそこそこ楽しめる映画だと思いますよ。
8点(2002-06-09 18:38:14)
3.  大いなる西部
名作とは言われてるけど、ちょっと困ってしまった映画の一つ。西部の人間と東部の人間の違いを対比させて描くのはいいけど、少し一方的過ぎると感じる。G・ペックの人物像をカッコ良く描きすぎてるのも嫌味に感じた。もう少し短くしてくれれば良かったのに。でもW・ワイラーの演出は凄い、後に「ベン・ハー」を撮るだけのことはあって、スケールの大きな演出を見せてくれる。
6点(2002-03-27 22:20:32)
4.  オーロラの彼方へ
タイムパラドックスを上手に利用した脚本がお見事としか言いようがなく、50年代の開放的なロックンロールに浸った親父を演じるD・クエイドの活躍も嬉しい。ファンタジーな作品ではあるが、それでいてサスペンスフルなテイストも上手に加味されている。この辺は作り手のセンスの良さかもしれない。爽やかな感動を生む、現代の寓話がここにある。
10点(2002-03-02 13:46:33)
5.  オーシャンズ11
ジュリア・ロバーツはミスキャストじゃない。マット・デイモンは役不足じゃない。私はそう思う。これだけのキャストを揃えて、この映画を作ったソダーバーグに一番責任がある。別にこの監督に肩入れしてるわけじゃないが、「エリン・ブロコビッチ」の時から、どうにも題材を壊してる気がしてた。「トラフィック」は彼にしかできないかもしれないが、この「オーシャンズ11」もソダーバーグが撮っても面白くならない。ここまで断言しておきましょう。これだけのキャストを揃えておいて、宝の持ち腐れ状態。笑いも中途半端で、お遊び映画にしても中途半端。金儲け映画にも見えない、中身が地味だから。いっそのこと11人からカジノの客すべてをセレブで埋め尽くして撮るか、地味なキャストを集めて、このストーリーを凝りに凝ったスタイルで映画化されば良かったのに。期待しちゃいけないよ、この映画は。
4点(2002-03-01 21:36:32)
6.  オスカー・ワイルド
残念ながら凡庸な作品のように思えた。確かに時代考証や役者陣は頑張ってるとは思うが、脚本が悪いせいか、あまりに表面的。奥行きや厚みといったものがない。各エピソードで随分と省略した面があって、説明が少ないのも気になった。ワイルドの初体験のエピソードからして強引だ。J・ロウが美しいだけに残念。
5点(2002-02-27 10:49:02)
7.  俺たちは天使じゃない(1955)
色々とご都合主義な展開だけれども、そのご都合主義ゆえ成り立つ、クラシック映画ならではの愉快な一作。主演3人の魅力はもとより、オールセットによる雑貨屋の撮影は秀逸。残念ながらこの時代を代表する作品というわけではないが、終始話しのテンポが良く、それに加えてボギー渾身の芝居ではないだろうか。
8点(2002-02-11 12:53:54)
8.  オープン・ユア・アイズ
よぉ~~し、きたきた。“話しに無理がある”...同感です。“一番可愛そうなのはヌリアだ”...同感です。“結末が強引だ”...同感です。“心理的恐怖感がある”...同感です。でも断言します。僕はこの映画は「頑張った」映画だと思う。そして僕はそれに酔いしれた。低予算で作られた作品だとは僕も思いますが、それでいて安っぽい演出はなくて、都会の清潔で無機質な空間が品のあるムードを出している。ちなみにキャメロン・クロウの手によって「ヴァニラ・スカイ」というタイトルで“リ・イマジネーション”される作品ですが、それはそれでかなり楽しみな作品。
10点(2001-10-30 23:43:44)
9.  オータム・イン・ニューヨーク
世評ほど悪い映画だとは思わなかった。何より秋のニューヨークをとらえたショットや、窓越しに窓際に降り注ぐ雪が舞う冬へと転換させた撮影は悪くない。いやむしろ素晴らしいと思う。ストーリーもさして意外性のない定番化されたものだが、決して悪くはない。でも良くもない。まぁこれだけの人数の方の平均点が4点台ということで、かなり覚悟して観たというのも私の中で良く映った原因かもしれない。ヒロインの運命は妥当な終わらせ方をしたと思うが、ラストの演出は今ひとつ足りない。もう一手があれば、尚更良く映ったのに・・・。
7点(2001-10-26 16:03:09)
10.  大いなる勇者
孤高の雪原に生きる一人の若者の苦悩と苦闘。最初は希望に満ちた表情で悠然とした大自然に挑んでいくも、自然界は厳しい。それにアメリカの少数民族となっているインディアンと白人男性との関わりを見事に描いている。監督は「ひとりぼっちの青春」のシドニー・ポラックで、当時のアメリカン・ニューシネマの影響を強く受けた作風となっている。昨今、強く環境問題に関する喚起が行われるも、なかなか浸透していかない。正に人類に課せられた重要な命題であると言える。そんな中で求められるのは、根本的な省エネ生活や、自然環境に優しいエコロジーな生活。でも現代人にはなかなかできない。漫然とただ現状を維持しようとするから。別にそれでも構わない、ただ人間の本能的なサバイバル精神をここまで体現したR・レッドフォードの熱演をここでは称えよう。
9点(2001-10-17 23:55:03)
11.  狼たちの午後
素晴らしいまでのサスペンス・ドラマ。社会派シドニー・ルメットが得意とする限られた空間で展開されるドラマは、今回もお手のものといった感じで、みなぎる当事者の熱き視線と、無視することのできない社会問題に対する断固たる姿勢が伺える。主演のアル・パチーノの熱演もさることながら、助演に徹する今は亡きジョン・カザールの静かな名演も忘れられない逸品である。
10点(2001-09-23 23:43:38)
12.  お熱いのがお好き
脚本がしっかり書けているからね、こういうコメディーが有り得るんだよ。ビリー・ワイルダーは最高のシナリオライターかもしれない。ラストのジョーとシュガーとは対照的にJ・レモンのあのふがいない表情のラストには思わずニヤリとさせられる。現代のコメディーとは違った、味のあるコメディーですね。
10点(2001-09-07 13:02:03)(良:1票)
13.  女と男の名誉
私はレンタルで借りられましたよ、この作品。たいへん面白かったです。この邦題そのまんまみたいな作品で、珍しく邦題が巧い!と観た後に思ってしまいました。ジャック・ニコルソンもそつなく、いつものように“これ以外の役者であり得るか?”と思わせるくらいハマリ役で、近年でいうと「恋愛小説家」クラスのハマリ役ぶりが期待できる。「ゴッドファーザー」がダメだった方なら、マフィアものの入門編として取って置きの作品です。そして傑作です。
9点(2001-07-07 11:17:26)
14.  オーメン(1976)
言わずと知れたオカルト・ホラーの金字塔。この時代の映画としてはショッキングだったんでしょうね(特にガラスで首が吹っ飛ぶシーンとか)。これでやめておけば良かったものを...。
8点(2001-03-27 17:16:07)
15.  オーメン/最後の闘争
何が最後の闘争だ!それを言うなら最後の逃走だろ!なんかシリーズ通して一気に観たからスケールとしては“2”の再放送を見てるよーな感じがした(ただダミアンが大人になっただけ)。
2点(2001-03-27 17:12:30)
16.  オーメン2/ダミアン
よくわからない。この続編の狙いは一体何だったんだぁ?ただダミアンが大きくなっただけ。内容的には全然面白くない。ところで何でウィリアム・ホールデンが出てるの?
6点(2001-03-27 17:06:49)
17.  俺たちに明日はない
ラストの銃撃戦のシーン、凄い迫力&弾数です。ただ少しストーリーが粗いのと、ウォーレン・ビーティがあまり好みの俳優じゃないのでマイナスします(自己中な意見ですみません)。
7点(2001-03-26 20:25:27)
18.  オール・アバウト・マイ・マザー
物語の契機となるのは数年前にあったイギリス映画「ハート」に似ているが、この映画はその臓器に執着するとかそういうことはないので「ハート」のパクリではない。母親→オンナという過程を独特の雰囲気と見事なカメラ・ワークで優しく物語を包んでいるものの、そこは鬼才アルモドバルの発想。唯一残念なことにあそこまで汚い台詞を使って露骨に表現することによって、私にはこの映画が安っぽい茶番劇に見えてしまった。
8点(2001-03-21 23:22:08)
19.  追いつめられて(1987)
これは面白い!!海軍士官vsFBIの追いかけっこもかなりスリリング。何よりこの映画はジーン・ハックマンの存在感が活かされています。
9点(2001-03-16 19:54:28)
20.  踊る大捜査線 THE MOVIE
確かに犯人のキャラ設定など矛盾も感じられた。しかしあのオチを見なければ、6点くらいあげられたのに…。私にはあのオチは笑える範囲じゃなかった。連ドラと比べるとあまりにお粗末な感じがした。
3点(2001-03-14 00:02:53)
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