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アルメイダさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 604
性別 女性
ホームページ http://www.geocities.jp/suminoe_kagaya/
自己紹介 2004年から映画専門サイトをたちあげました。
ジャンルはSFが主ですが、サスペンスも大好きです。
リバーランズスルーイットや、ショーシャンクの空に
のようなヒューマンものから、未知との遭遇やバックトゥ
ザフューチャーなどのアンブリンもの。
十二人の怒れる男やパルプフィクションなどの脚本もの・・
自分が良いと思った映画が合う映画で、見る人の数だけ
思いも変わると思います。その中で、共感できる人が
多ければ売れるのでしょうね。
たまに<これだけ映画を見てるんだから万人受けは・・>
と、マニアックな映画にも手をつけますが、
できの良い映画や単館ものなど多趣味なジャンルに疲れ、
子供時代に帰ってるみたいです・・
それらは映画館で見た映画本来の娯楽作だった・・

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1.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
映画館で観たのが、この2のほうが先でした。マーテイ&ドクのコンビはほんとにいい。当時かなりこの映画にはまり、デロリアンのプラモデルを作ったり、ホーバーボートや(乗れません)スケボーも持ってました!車に自分で作ったタイムトラベルメーターを設置、夜中のスーパーの駐車場で高速Uターンを繰り返しました・・このノリが大好きなんです。今見てもまだ好きだと思う映画のひとつ。2を先に観たから難解でしたが、1をビデオで観、ものすごくわかった。合成うまいなあ昔から。これらが、後のフォレスト・ガンプにつながってくのね。マイケル・J・フォックスにはまりましたから、今残念です。ホンダのインテグラのTシャツも持ってた・・今、マトリックスとかの仮想SFが流行りですが、私は古く子供地味てるといわれようが、こっちが好き。SFでありながら、しっかり役者が演技を見せてる。あなどれないです。
10点(2003-12-07 12:02:31)
2.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
この作品は最近DVD化され、またその人気を再確認されました。私が映画にはまった第二期と言えます。一期は、子供時代に、スピルバーグ作品、そして大人になって、ロバート・ゼメキス作品・・好きな映画と人に勧める映画とは違うけど、コレは両方。好きだから勧められ、けどみんな知ってる・・実は最初に観たのが、2だった。しかも劇場。だから全く理解できなかった。あとで、1を見たらその面白いこと。後々になってわかったが、この作品は監督の趣味の集大成映画。素晴らしき哉!人生という古い名作を観るとよくわかる。これをSFにすると・・??あと、ゼメキス監督はデビュー作から合成好きだ。ビートルズ追っかけ映画の、抱きしめたい、コンタクト、フォレスト・ガンプ・・バック・トゥ・ザ・フューチャーは1が一番よいできだが、この作品には愛さえ感じられる思い入れが強い。ドク&マーテイのコンビは、パルプフィクションのトラさん&サミュエルくらいテンポよい。やっぱり、BOX買おうかな・・
10点(2003-12-07 12:01:14)
3.  パルプ・フィクション 《ネタバレ》 
前に見てはまり、この作品の最大の魅力、シャッフルされた脚本の順番まで覚えていたつもりだったんですが・・最近、DVDで購入しいざ見ようとしたら、完全に忘れていた!興味の謎は、主役が(トラボルタ)途中から殺されますが、誰が殺したのか忘れきってた。意味がやっとわかる。原題を訳すると、(三文小説、読み捨て小説)観たあと、しばらくすると忘れる。よく出来てるわ!まあ、殺されたはずのトラボルタが後半、こちらも主役と言っていい、サミュエル・L・ジャクソンと前半と同じように出ずっぱりに。好きになった人は、ぜひDVDを購入したほうがいい。私は前からやりたかった、つなげなおしに挑戦。チャプタを並べていくのです。パソコンのほうが、クリックをつまむだけで楽ですが。でも、ココがココに飛ぶからとやってくと、よくわかり新たに感心してしまう。(これは、忘れさせるためにある脚本だ)
10点(2003-12-07 11:42:04)
4.  バタフライ・エフェクト/劇場公開版 《ネタバレ》 
なぜか世界を変えてもアイテムは変わらない。  そのアイテムは書き換えられないのか??  これは私の解釈で考えますと、  聖書のようなものだと思います。  バイブル・・  それは読み方解釈の仕方によっては書き換えられる。  聖書そのものは書き換えられなくとも行動は変わりますよね。  最後には燃やされることやユダヤのこともちらっと出てきます。  神にそむいた行動ということは、  いくら自分が良かれと思ってしたことでも、  運命は根本的には変えられない。  道は変わっても解釈で書き換えられようとも、  犠牲になる人間が変わるだけで同じなのです。  実によくできた映画だと思いますよ。  よい映画だと思い始めたのは、  少年時代の悪役の子供が変わるシーン。  初恋の少女の兄という設定ですが悪魔のような子で、  周りがこいつのために不幸になるのは許せないと見ていて、  しかし実は道が変わるとまた別のいいお兄さんにもなっていて、  ここらから主人公に共感し、  こいつの人生を変えるのはおこがましい。  そして最後の道を選んだ主人公にさらに共感し、  ああ、この主人公がどんなに彼女のことを思っていたのかが理解できました。  究極の愛は一番好きな人に背を向けること・・  普通に時間が穏やかに流れる中で主人公だけがその記憶を持つ。  この切なさは、  最初の自分だけが記憶を失くした感じとダブります。  仲間は幼少時の記憶のトラウマがあるけれど、  自分だけが記憶喪失で日記の空白がある。  自分探しの旅ができる能力を利用し、  過去を変えてゆけば誰かが犠牲になる。  後味は切ないんですが、  このての「時をかける少女」映画は、  もしかしたら新しい出会いがあるかもしれないという、  それからの展開が希望的なものに変えられる可能性も秘めています。  「ダークシティ」のエンディングのように、  主人公だけが真実を知っていて、  相手は知らないから可能性があるわけです。  両方の記憶があれば出会うことを避けてしまうかもしれないから。  そう考えたいのか別エンディングのシーンを見ると後味はこのままでいいとおもいます。  
[DVD(字幕)] 9点(2006-04-23 13:37:43)(良:1票)
5.  母の贈りもの 《ネタバレ》 
私、これ泣きましたよ・・作品中何回も。実に日本人が好感の持てるよい映画です。主演がキャシー・ベイツです。根性母さんの子育て映画なんですが、長男を、エドワード・ファーロングがやってて、それ目当てに観た掘り出し物でした。このこもうまい。勤め先は次々クビ、子供はたくさんいて頼るものは何もない母。このシングル・マザーが、泣かせの設定を無視(笑)して、実に明るくたくましく生きていきます。古い一軒家を買い、リフォーム生活をするあたり、見ててワクワクします。住めないようなおんぼろ屋で、やがて貧しいけれど団欒の生活が始まる。でもついてないうえに、色気も出てきた母はまただまされクビ。後半、不運は追い討ちをかけ、おうちが燃えちゃうわで・・ダンサーインザダークばりの不運に、さすがに座り込み落胆したところを、街の住民たちがやってきて・・頑固で人に同情されるのが嫌な貧困の母は・・実にキャシー・ベイツにぴったりな役!これは後味も最高によく、力を与えてくれます。家族愛映画は苦手だけど、これはかなり良いです。(北の国から)に似ているそうです・・
9点(2003-12-07 12:15:29)
6.  白鯨 《ネタバレ》 
古い映画ですが、これもまた掘り出し物でした。  退屈で固いんじゃないかと思っていただけに、予想を裏切る面白さでした。  笑えるところもきちんとあるし、見せ所のパニックアクションは、ジョーズをしのぐと・・  ジョーズは何度も見ていて評価をまだつけていないので、もう少しお待ちくださいね。  そのジョーズに匹敵する、いや時代からしたらしのぐんじゃないかと思いました。  まじめな文芸作品、でも単純でそして深いドラマです。  ただ単に仕返しの鯨退治じゃあないのです。  私はこの船長はもしかしたら白鯨、そして白鯨もまた船長と思います。  同じ敵同士でその時を待っていたかのように・・  この映画もまた他の洋画の例にもれず、キリスト教の教えがあります。  単純なストーリーですが深い深いものがあります。  途中に出てくる船員の言葉、「鯨を捕って油を売るのは人様のためになり神も喜ぶ」  「けれども復讐のために鯨を殺すのは神にそむく行為だ」こんなような言葉・・  うまいこと言ったものだと納得しました。  あの白鯨は守り神なのかもしれないし、殺された鯨の怨念かもしれない。  船長の言葉も「この船では私が神だ」のような言葉を言いますが、  あの驕りは前者の言葉とリンクしているような・・  最初に主人公が出会う預言者の言葉が怖いです。  ひとりを残してみんな死ぬ、船長は手招きして呼ぶ・・そんな風な言葉。  見終わるともう一度すぐ見たくなる。  すべて登場人物から言葉からつながっています。  あまり古い役者は知らないのですが、教会の牧師がオーソン・ウェルズだった。     とにかく暴れまくる白鯨のすごい迫力に圧倒されます。  たまに海が船と色があってなくて合成技術の甘さは感じるものの、  それでもこれだけの無駄のない面白い作品が作れるんですね。  今の映画のアラは気になりますが古い良質の映画のアラは気にならない。  ラストのあるモノが浮かび上がりたったひとり生き残った人物は・・  そのあるモノにも深い意味があるんですよ。  後味は普通悪いものなんですが救われました。  私はどの人間になれるのだろうかと少し怖かった。  ある意味宗教がかっていて、ホラー感覚も味わえます。  小説で読んだ人にも映像が迫力あるのでおすすめ!  
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-05-20 04:38:07)(良:3票)
7.  ハスラー2 《ネタバレ》 
この2はもちろんカラーなのですが、 不思議と1よりも古さを感じました。 80年代の古さです。このカラーであるバブルの時代の娯楽作。 そこにまた変に哀愁も感じます。 ボウリングやビリヤードといった娯楽。 それがいつかはまた廃れる娯楽。 ところがまた1から2のように静かなブームになっています。 お金を賭けるゲームからファッションへ変わり、 今また新しい懐古として不思議な娯楽なのです。  この映画こそ、ポール・ニューマンの映画だと思いました。 確かに1も主役でしたが、脇役に食われていた。 ところがこの2では、ニューマンが見事にトム・クルーズを 食ってしまうワガママな中年ハスラー役。 中年も超えた年のおやじが、子供のように本能のまま 突っ走るさまは見ていて腹立たしくもありいとしい。 「おやじがんばれ!」と応援せずにはいられない。 その情けなさ、ありのままの勝負師の姿は、 まるで往年の「ロッキー」のようでもあります。 最初は、なんだニューマンも年を取ったな。 教師役かよ~と見ていたのですが、誤解でした。 どんどん化けの皮がはがれ、1の若かりし日のニューマンに 帰ってゆく意気込みに、変わってないじゃん!とあきれながら、 少し嬉しい。こういう役、情けないけど実直な我の強いおやじ。 ニューマンがやると色気や品まで感じさせるから不思議。 ラストでは逆に教え子のトムに諭され種明かしまでされ、 引くということをすればまた大人の魅力を発揮できたのにね。 それができなかったところに、いい裏切りがあるのです。 教える側にはまだなれなくていい。 1でさえ、ニューマンの性格が把握できなかったのに、 これはただこの作品の主役は俺だ!と言わんばかりの活躍。 ただし、老年ハスラーの哀愁や暗さがあまり出ず、 1の方が若年寄に見えるのは時代と色と、作り手の娯楽性か。 色がつき玉のスピードが見える方が映画としては面白い。    
[DVD(字幕)] 8点(2005-04-03 02:14:49)
8.  バンデットQ 《ネタバレ》 
マニアックな頭の痛そうなファンタジーかと、たんす?から、騎士が飛び出してきたおかしさからかまえてましたが、これはツボにはまりましたね。普通の歴史や映画の知識しかない私でも、感心するタイムスリップロードムービーと言いましょうか、えっ!そうくるの?と謎解きみたいで、真剣にくだらない展開に見入ってました。子供向きではないようです。ただ、散らかった子供の部屋のおもちゃや、消えたパパとママのラストには、子供しかわからないものがあると、意味を探りましたが・・この監督のエンディングは大体がこうです。後味は普通、良いとか悪いとか、こう伝えたかったに違いないとか残るのですが、ソコでちょん切ってしまうので、いったい何だったんだ!?みたいな、キツネにつままれたようで、その後の音楽の間には思考を諦めるのです。この映画を見るきっかけとなったのは、音楽や製作に、ジョージ・ハリスンが関与してること。彼は一流の風刺感覚を持ってましたし、モンテパイソンのファンでしたから。一流の風刺とは、笑えないブラックジョークっぽい。映画の進め方がにくい。途中で、子供が目立たなくなり、あれっ?と思い始めた後に、目まぐるしくショーン・コネリーと対面。コネリーは?と気になりだしたら、ちゃっかりラストに登場。好きなシーンは、タイタニックの場面、魔界でとらわれロープで脱出する場面・・後半スピルバーグの1941を思わせるハチャメチャ振りな、戦闘シーンには、密かに(騎士はまだか?)と期待したり・・騎士好きなんですね、この監督って・・どの時代に行っても、カップルは同じ人がやってたのかな??(ソフィーの世界)みたいで、テリー・ギニアムがリメイクしないかなと期待。満点でないのは、ラストが良く理解できない自分に減点。
8点(2003-12-21 07:59:31)
9.  バーディ 《ネタバレ》 
うわ・・暗い内容じゃあないか。  ところが演出がファンタジーみたいに優しくて、  しかもコメディも入っているのでそうシリアスには見えません。  全てを見諭している物言わないモディンは、  世間のほうが病気だといわんばかりに・・  檻の中と檻の外それは鳥カゴでもあるし、  社会への風刺でもあるし・・  小説か哲学のような自問自答のような内容に、  このまま結末は救いようがないのかとも考えますが・・    即感動して泣けるという生優しい映画ではありません。  泣いてくださいという種類ではないのです。  考え込んでくださいというほど深いものでもないのですが、  やはりラストのあのアイデアはなんともいえない、  人間って強いそしていいもんだなぁとも思え笑みさえこぼれます。    最初のモディンが落ちるシーンは最後にきいてくるので、  見終わったあと見返すと感動できます。  こんなラストは全く想像もしていなかったふいうちで、  そのあとエンドロールが終わるまで映画の内容をかみ締めました。  
[DVD(字幕)] 7点(2005-12-23 14:08:51)
10.  ハーヴェイ 《ネタバレ》 
 とにかくウサギが見えなければ純粋じゃあないとまで努力しましたが、  誰もが見えないウサギを主人公と酒場の連中(たぶん見えてる奴が何人かいるはずだ)  に見えてるってのはこいつはアル中の幻覚症状で、  それも母親が死んでからこうなったとかいうと、  おかしいよりもなんかかわいそうな人だと観ていました。  しかし物語が進むにつれてこの主人公は当たり前に純粋なのかもと思い、  また努力をしてみます。  中半にはなんとウサギと2ショットの油絵まで登場。  いったい誰がそんな絵を描いたのか??  帽子にウサギの耳のふたつの穴が開いているのも不気味でかわいい。  後半には主人公以外の人にも見えるんです。  ドアが音もなく開いたりブランコが揺れたりするのですが、  もうこれはウサギだからよかったものの最後まで見えないのですから怖いです。  最初は白黒か~と思っていましたが白黒だから怖いです。  もうひとりのハーヴェイ理解者はその不思議な力を知ると、  ハーヴェイを置いていってほしいと主人公に頼みます。  見えるまでは純粋だったのかもしれませんが・・  アメリカの良心の人の役をやらせたらJ・スチュワートは似合うんですが、    J・スチュワートのほんわかした演技はまるで地のようで、  悟りを開いた子供のようです。  外見やしぐさ(かなり礼儀正しい)は紳士ですが、  目が中を歩いている子供なのでリアルな不気味さがあるのです。   この主人公はもしかしたらこの世に嫌気がさして世捨て人のように 純真な老人のようになってしまったのかもしれません。  なにをされても言われても怒らないけど見ててイライラすることもない、   後半のセリフで亡き母が語ったと言われる言葉がいいですね。  賢く生きるか楽しく生きるか・・僕は賢く生きてきて楽しく生きるほうを選んだっての。  楽しく生きれなければハーヴェイは見えないのかもしれませんね。  そういう意味では演出はちょっと不気味ですが、  悲しいひとに見えるモノより楽しい人に見えるハーヴィは癒し系なんでしょうか。  助演女優賞のジョセフィン・ハル(お姉さんの設定)が後半、  弟を普通の人に戻すことに反対するあたりにテーマがあるかもしれません。  
[DVD(字幕)] 7点(2005-10-09 15:26:35)
11.  ハスラー 《ネタバレ》 
遅まきながら見ました。見る前から過度の期待をしていたせいでしょうか。 「なーんだ」と思うところが・・ 自分の中でこうなってはいけない的な見方をしますが、 そう思えたのも小説のような脚本の良さでしょう。 が、やっぱり単にヒモだったニューマンと、 本気の末にああなった彼女というシチュエーションはやりすぎ。 本気だったと気づき正当化しても嫌ですね。 それとエンディングが気に入らない。 最初にあった長々と続くゲームからして、 勝手にエンディングさえも感動のエンディングと期待。 でもあっさり終わるのは、何も残らなかったということ。 勝負に勝っても残らないむなしさということ。 もっと娯楽も期待したのです。 あとニューマンの髪型が面白い。後期の方が好きだなぁ・・  で、良かったところはつまり内面を描いているということ。 おごり高ぶり自分を忘れる主人公の、 それからの人間的な成長がよく描けています。 埃っぽい賭博所と化したプールバーの雰囲気も、 モノクロでなきゃと思いました。 あるセリフが変に残りました。 敵方のマネージャー役、この人がなかなかいい演技。 「この世には負ける理由を探している人間がたくさんいる」 こんなセリフだったと思うけど。 展開としては、最初ニューマンについていた相棒と、 最後でも組んでくれたらかなり評価も変わるかも。 
7点(2005-02-07 15:18:58)
12.  張り込み(1987)
ドレイファスが好きなので甘めにしました。けど、それ以外に、 ドレイファスがエミリオ・エステペスと、なんとなくマリオブラザーズなお顔と いうことを発見したのと、(チャーリーとエミリオは似てない) ユージュアルサスペクツのころの、ガブリエル・バーン似の 犯人がなかなかよかったので。12モンキーズもだけど、薄い髪と合うマデリン・ストーも目がいってる。キメは、感動なし初期スピルバーグを思わせる、子供らしい笑いのセンスとコメデイなのに、B級っぽいドラマ風にまとめたジョン・バダム。なんと、サタディ・ナイト・フィーバーも作ってたんですね・・ 変に安心して見られました。続編も見る予定。
7点(2003-12-25 13:39:11)(良:1票)
13.  二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》 
俳優としては、よい脇役で有名なシニーズですが、監督もやってたんですね。彼は私のお気に入りな俳優のひとりです。うまくていい味出せる脇役さんなんですが、今回は食われてます・・ジョン・マルコビッチに!この人もなかなかの役者ですから、シニーズとしては不運ですね。この作品は、レ・ミゼラブルとスケアクロウを足したような特徴を持ってます。品があり、忍耐のいるシーンはコミカルで日常的で退屈させない、後半からラストにテンポアップしラストに自問自答する・・どうにもならない現実が鮮やかに、リアルでいて小説のように残ります。この冷めたキレのよさと、穏やかで日常的な平和さのギャップ。これらの作品は人物描写が淡々と描かれてますから、うまい役者だと苦にならないんです。舞台的でもあります。
7点(2003-12-07 12:14:04)
14.  バーバー 《ネタバレ》 
もしかしたら白黒ということで得しちゃってる作品かも・・  白黒というだけで不気味だしクールだし、  最近の映画によくあるワンパターンの青黒い色調に比べれば、  白黒の観客の個々に想像できる美しさといったら・・  この作品を借りたきっかけは「シンプルプラン」でビリー・ボブ・ソーントンを見て。  期待通り存在感のあるいい役者さんですね。  このての役者は主役に回るとイマイチなんですが、  うまいんですね~  こんな抑えた普通の役ができるなんて(でもやはりクセはあるんだけど)  全体的にゆったりして淡々と流れていくので、  時折飽きたりもするコーエン兄弟の作風。  お話自体は好きなほうです。  普通の人がほんのちょっとでいいから今より幸せになりたい。  しかしそれはほんのちょっとどころかどこかがずれてしまい、  自分の周りがばらばらのパズルのように壊れさる。  結局は分相応でいれば一番幸せだったんだ。  その居場所に気づいたときには元には戻れない・・  あれっ?「シンプルプラン」とおんなじだ・・  「ファーゴ」のほうがさらに似てるらしいんだけどね(苦笑)  「スモーク」の救われない版と例えるのも変・・?  どうしょうもない普通の人の願われない幸せ、  いや、さらに庶民のあがくより以下の底辺の恨みや混沌さを描いていたのが、  黒澤監督の「天国と地獄」という作品なのですが・・  こういった見終わったあと悪い奴をあざけりながらもすかっとせず、  もしかしたらこの底辺の庶民を非難しきれない自分がそこにいて、  居心地の悪い映画だったとか国全体の重いピラミッド社会の責任だとか、  気分悪いくらい重い後味なのに何年も残る映画・・  
[映画館(字幕)] 6点(2006-09-21 07:36:03)
15.  バートン・フィンク 《ネタバレ》 
打ち寄せる波しぶきと岩。  これは最初のほうに出てきたので非常に気になった。  最後にも出てきたのでやはりなとは思ったが、  たぶん自分が映画全体に共感できず客観的に見てしまうのは、  心の波しぶきとか壁の絵の世界といったものを経験していないからかも。  共感こそできないがわかるような生理的なものを感じたのは、  壁からはがれる壁紙という不安感。  あの不安感や暑苦しさは普通の人でもあると思う。  けれど壁の絵のユートピアはどうなんだろうか?  ある程度人生経験をつんだ人や大きな仕事から解放された人、  そういう人が見れば内容がわからなくてもなんとなく共感できる作品かも。    箱の謎を明かさなかったことはとても悪趣味ではあるが良心的。  「セブン」のような後味の悪さで生きる映画ではないから。  内容の不思議さよりも単純ではあるがどうしても気になる謎がある。  「ハイル・ヒットラー!」グッドマンが後半に叫ぶあれは何??  時代設定が1941年ということや主人公のタートゥーロがユダヤ系ということ。  そんなことが関係しているのだろうか??  全然関係なく妄想で炎のナチ宣言をしているのか(爆)  たぶん強烈なるインパクトを残しているであろう、  グッドマン炎の登場シーン。  私はあまりここの描写は好きではない。  それまでひたひたといい演出だった反ハリウッド映画が、  これではバカにしているハリウッドアクションになってしまう。  たぶんそういうことが言いたいのかもしれない。  「エンド・オブ・デイズ」かと思った(苦笑)  あそこまでやると(なんだ妄想か)とわかってしまう・・   全体的には自分ら(コーエン)の野望とハリウッド映画界への風刺を、  満面にあふれさせたコップの水のような映画。  これをさすがだうまい!と飲み干すのは映画業界の人らか、  コーエン兄弟=映画通かも?と思われたい人ら。  私は映画通ではないから飲みほせはしないし、  その中身が水なのか何なのかわからない。  
[DVD(字幕)] 6点(2006-09-21 06:49:07)
16.  バッドボーイズ2バッド 《ネタバレ》 
破壊破壊破壊・・ ((((((ノ゚⊿゚)ノ山々山々山ばかり(苦笑) 確かにアクション映画としては面白いんだけれども、 長くて観るのに疲れました。 1と比べたらパワーアップはかなりのもので、 もう派手ですね。 1ではマイケル・ベイ監督を見直したんですが、 2は面白いんだけれどもひつこい。 アクション長すぎ。 「アイランド」の後半みたいにひつこい(笑) カーチェイスもアイランドのときもあまりうまくないと思っていたんですが、 ここでもぶれまくりでほとんど逆走追いかけで視点が合ってない。 おそらくレッカー車から車がピンボールみたいに転がらなければ飽きた。 このアクションは後半にもありまして、 後半は葬儀車から死体が転がると・・やりすぎ。 何度も何度も同じアクションを延々と繰り返すから、 監督が自分で受けてるのか?と呆れた。 あとスローはまだ許すけれど、 あの長回しの回転カメラはひつこい(苦笑) ヽ((◎д◎ ))ゝそれを何回もやるのね。 コメデイと俳優ふたりがよかっただけに演出がくどくて減点。 最後のほうなんか「アルマゲドン」のような熱血系に・・ 俳優といえば敵キャラもヒロインもよかったです。 特にローレンスの妹役はよかった。 しかしM・ローレンス・・かなり太っていたので違和感。 W・スミスと同級生というのはどうなのか・・ まあでもこのふたりの組み合わせだからいいか。 やはりこのふたりのうちひとりがキザな白人だとつまらない。 私が想像するにはマイケル・ベイ監督の本性はW・スミス役なのでは(爆) 製作者側がM・ローレンス(苦笑) コメデイは大笑いできて楽しい。 かなり毒もあるけど。 90分くらいにまとめればすっきりしたかも。 2は先日テレビ放送でやっていて観ようかと思ったのですが、 日本語吹き替えだからといってもラップを日本語で歌われたのでやめた。 借りて字幕で観たあと日本語も確認しましたが、 どう考えても違和感があります。 黒人が日本語でラップ歌ってどうするんだ・・ やはりこれからも洋画はできるだけテレビでは観たくはありません。 おなかがいっぱいになりすぎる娯楽作だったので、 ゲップが出て何を食べたのか思い出せないような映画でした(爆) ジェットコースターも2時間以上乗ると酔いますよ(爆) 
[DVD(字幕)] 6点(2006-05-28 15:06:56)
17.  バガー・ヴァンスの伝説 《ネタバレ》 
レモンが見たことがバガーという謎の黒人キャディの伝説というお話。  実は主役かとも思える落ちぶれた栄光のゴルファーがディモンで、  その彼女が亡き父の残したゴルフ場の娘セロン。  さすがにセロンはこういう時代の役はきれいです。   前半がかなりたいくつなんですが一応時代の筋を読んでおくということで。     相変わらず真面目な作りだなぁと思いながら観ていくと、  暗闇で練習をするマットのところへスミスがトランクを持ちスーツに帽子で現れる。  5ドルでキャディをさせてくれというのです。  当初の予定はブラッド・ピットとモーガン・フリーマンだったのです。  私もソレがいいとは思ったのですがスミスで正解。  モーガンだと暗闇からの登場は怖いです(笑)  マットについてキャディをしながら哲学じみたうんちくを語るのですが、  これもうまくても固いモーガンではなくひょうひょうとしたスミスだからよい。  この演技は私は最後には(うまいよなぁ~)と感心したくらいですから。  押し付けがましいうんちくをいい続けるのにうるさくないんです。  独特のキャラを見抜いた制作陣に感心。  「チャンス」を思い出したのもそこなんです。  人生をやり直させるきっかけとなった謎のキャディ。  林の中での問いかけはちょっとしんみりとほのぼのしました。  たぶん私が想像するには彼は、  守護神という見方もできますがマットの過去なのではないでしょうか。   なんて優しい映画なんだとしみじみ思ったのですが、  真面目で優等生な監督の色がそのままマットにも反映されたかのような、  ゴルフのきれいさを強調するかのようなルール。  これがきっかけでキャディ・スミスはもう役割は終わったと笑顔で去るのです。  もちろんよい話なんですがゴルフの清廉なんだというルールがちょっと・・  紳士のきれいなスポーツなんだと見てくれみたいな演出が合わなかった。  最後の意識の戻ったレモンの現在のシーンに帰ったときは、  やはりいい映画かも・・とまたなごやかになっちゃうんです。  見えない謎のキャディとプレイしているんですよね。    勝負ではなくプレイすること。  私は今でもその場所を探している・・  相変わらず哲学的できれいな世界です。  惚れ惚れしますよ(苦笑)    
[DVD(字幕)] 6点(2006-05-28 14:57:20)
18.  バッドボーイズ(1995) 《ネタバレ》 
マイケル・ベイ 監督作ってニガテなんですよね。  根拠のない派手な展開やベタさがどうも内容がないようで・・  ところがこの作品、内容はないのに面白いじゃあないですか。     この「バッドボーイズ」がこの監督のよさが出ているなぁと感じられるのは、  配役の自然さもあるのですがとにかくストレートで簡潔な内容を、  飽きることなく見せ続けられたということ。  ( ̄▽ ̄)=3  まあ配役が大きいですね(爆)  タランティーノ映画風のお下品なセリフ回しのテンポのよさも、  リズミカルだからくどくはないし。  爆破爆破とひつこいほどの壊し演出も内容がコメディだから飽きない。  もちろんこの作品がベタな恋愛アクションであれば、  やはり私にとっては面白くない作品になっていたでしょう。  Σ(~∀~||;)  最初からすでにわかる犯人グループはもうサスペンス的な面白さはないし、  突っ込みどころも多いしアクションもとにかく過多なんですが、  犯人なんてどうでもいいという内容のなさが成功。  マヌケな上司のせいでマーカス&マイクの役が入れ替わるというアイデア。  入れ替わりアイデアというのも実は普遍的なコメディなんですが、  ストレートなアクションのひつこさと間違えられ大騒ぎになるふたりが黒人、  両主役が黒人というのは珍しくも新鮮なのではないでしょうか。  探せばあるのかもしれないけれど・・  ひとりは金持ちの黒人でひとりが妻子もちのマヌケな黒人。  実はマヌケなほうのマーティン・ローレンスが主役なんだと思います。  犯人に顔を見られ追われる女性をかくまうのに、  女性の誤解と上司の命令で金持ち独身のウィル・スミスの空き部屋(ホテル)に連れ込む。  さらにお互いのつじつまを合わせるためにスミスは恐妻家のローレンス宅に・・  コレだけでも面白いのに犯人グループはそんなことは知らない。  コメディなのに真面目に力入ったアクションと違和感が楽しい。  観終わった後はっきりいってな~んにも残らない。  けれど破壊の裏に大義名分とか愛とか大袈裟なものがないから楽しい。  ヽ(゚◇゚ )ノ  マイケル・ベイはこういったアクション・コメディや冒険もののほうが合うのでは?  意外と007シリーズの監督をやらせると面白いものを作るかも・・  
[DVD(字幕)] 6点(2006-05-28 14:25:08)
19.  バッド・エデュケーション(2004) 《ネタバレ》 
音楽はものすごくよい。  エンド・クレジッドで流れる曲は聞き入ります。  危ない作品内容もこの監督の独特の色彩とカット割りで、  娯楽サスペンスにも取れる映画作りとなっています。  ただし私的にはちょっと合わなかったです。  突然現れたガエル・ガルシア・ベルナルは結局復讐のために全編を通じて活躍するのですが、  私は彼をなぜかマイク・マイヤーズ似だなぁと見てコメディに見ちゃいました(苦笑)  サスペンス的には二重三重で面白いしそのわりにわかりやすい。  難解ですが演出や編集がうまいので戸惑いません。  丁寧に作っています。  しかし「オール・アバウト・マイ・マザー」もですが・・  この監督作品の男優(ゲイ役の)と私は合いませんねぇ・・  いかにもってな感じだから(まあだからわかりやすいのだけれども)  引いてしまうんですよね。  幼少時代の純粋な愛引き裂かれた初恋が、  たとえ男同士であれども感情移入はできます。  そこにはやはり少年同士というみずみずしさと、  その年頃の恋の場合は男女も関係はないと・・  しかも引き裂いた悪役が神父なのです。  カトリックの寄宿学校という環境で神父は異常愛者。  この神父への復讐がある脚本がきっかけで始まるのですが・・  こういったサスペンスとして観られれば面白いかも。  お金、性欲、復讐・・もうドロドロです。  唯一といってもよいエンリケ役の薄い顔のフェレ・マルティネスが救いかも。  あまりに現実主義な彼の生き方に、  初恋を裂かれたあきらめも仕事に生かすという、  クールな生き様に感傷は感じなかったです。  やはり子供時代で終わってましたね・・  
[DVD(字幕)] 6点(2006-04-02 13:18:10)
20.  初恋(1997) 《ネタバレ》 
惜しい映画だなあ。私は清掃員と夢遊病者の変な純愛路線が好きなんですが、 いらないよ監督主演なんて。ドイルとカーファイなんてすごいのに。 エリック・コット?監督主演を短くして1話目を厚くしてほしかった。 すごい奇妙でいい話だと思うけどなあ。天使の涙っぽいし。 純ゆえに変わってて世間とおおいにずれてて、漫画みたいなおかしくも かわいらしい恋と思う。こういういかれた役は金城君は素でいってますね。 やはり志村けんを尊敬してる、ほんわかコメディよりだな。 2話目は気に入らない。わかりにくいし、わかるところがあまりに 所帯じみてるというか現実的というか。まあ1話目と区切りをつけたかった んだろうけど、こんな恋ならいらないやと。夢がないもんね。 現実と昔の恋との遭遇が所帯じみてる。 1話目がほとんどメインなら8点、2話目と監督出すぎ面白くないのでマイナス。 
6点(2004-09-26 18:05:58)(良:1票)
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