21. 裸のジャングル
《ネタバレ》 モンド映画の雰囲気がリアリティを醸し出していていい感じですね。復讐の追走だったはずの原住民が主人公を認め、最後に合図する場面は胸が暑くなります。男同士の友情とはこういうものだよ!『アポカリプト』にはこれがないんだ! [DVD(字幕)] 6点(2016-02-22 10:13:15) |
22. 巴里の女性
《ネタバレ》 描写の繊細さやラストシーンの美しさは評価したいのだけど、肝心の話にあまり乗ることができなかった。チャップリンのコメディと比べると独創性に欠けるのでは?どこにでもありそうなソープオペラというか、キーストン社時代に制作した「チャップリンの画工」を発展させた話ですよね。「画工」はコメディにシリアスな要素を取り入れた先駆者であるチャップリンらしい映画ではあるのですが、いかんせん失敗作でした。画工チャップリンの失恋話に面白みが欠けていたのです。本作はその失敗を引きずってしまったような気がします。田舎町の駅での描写など好きなシーンはあるものの、それ以上のものがありません。ペドナが好演したとも言えず、むしろ脇役の演技が光っているのはチャップリンの意図したところとは真逆でしょうね。 [DVD(字幕)] 6点(2015-11-02 20:53:14) |
23. パンダ・コパンダ 雨ふりサーカスの巻
《ネタバレ》 1作目より好きです。洪水シーンが大好きで、何度見ても興奮してしまいます。 キャラクターの魅力も上がっていると思います。パパンダはよりトトロ風になっていて素晴らしい。子供の時に見ておきたかったなぁと重ね重ね思います。 [DVD(邦画)] 6点(2013-10-17 23:12:21) |
24. ハート・ロッカー
《ネタバレ》 この映画を何度見ても、なぜ主人公は戦争依存症になったのか、なぜ再び戦場に戻っていくのか分かる人は少ないのではと思います。おそらく監督はそれを狙っていて、観客に「なぜか?」を考えさせることが「ハート・ロッカー」の存在意義なのでしょう。私は映画そのものはあまり楽しめませんでしたが、そのことについて深く考えさせられてしまいました。キャサリン・ビグローの映画はこういう作りのものが多いですね。 [DVD(字幕)] 6点(2013-10-08 00:19:22) |
25. 裸のランチ
視覚的な面白さに満ち溢れているものの、物語が理解できなかった。いつものクローネンバーグって感じ。バロウズの生涯や友人たちのことを知らないと理解できないシークエンスに振り回されながら頭おかしくなりそうなグロテスク表現を見るってどうよ。頭クラクラする。でも嫌いじゃない。 [DVD(字幕)] 5点(2016-12-11 02:26:14) |
26. パンダ・コパンダ
子供の時に見ておきたかったです。世界観もキャラクターも良い。でも話は大して面白くありません。 宮崎駿の原点であり、トトロの下敷きになった作品だということで見ましたが、しっくりと肌に合うようなアニメではありませんでした。 [DVD(邦画)] 5点(2013-10-17 03:12:31) |
27. パピヨン(1973)
ものすごく期待して見たのですが、思った程でもなかったかな…マックイーンのかっこ良さには感心させられますが。 [DVD(字幕)] 5点(2013-08-14 16:13:08) |
28. ハラキリ(1919)
当時のジャポニズムのレベルが分かって面白い。 [インターネット(字幕)] 3点(2017-10-10 13:49:17) |
29. ハラがコレなんで
石井裕也監督の大ファンではありますが、この映画で提示される「粋」には共感することができませんでしたし、理解できません。他人にさんざっぱら迷惑をかけ、解決しなければいけない問題のほんの一切れを握りつぶして「粋だねぇ~」だなんて、とんでもない。勘弁していただきたい。 [映画館(邦画)] 3点(2013-08-15 12:10:52) |
30. ハロウィン(1978)
《ネタバレ》 敬愛するカーペンターの出世作だもの、面白くて怖いに決まっている!と思ってみたら……つまらんのなんの。音楽は良いし、音楽で恐怖を煽ろうという姿勢は伝わってきた。しかし、ブギーマンが消極的な怪物だから迫力がない。6歳で姉を殺した殺人鬼だろ?もっと凶暴でもいいのではないか?突っ込みどころがあまりにも多すぎるのも問題だし、なんだか腑に落ちない。じらしにも限度ってものがあるよ。 [DVD(字幕)] 2点(2016-02-22 09:54:04) |