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Cinecdockeさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 893
性別
自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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41.  バベル
「頭の良い馬鹿ほど受けやすい映画」と誰かが言った。ブラッド・ピットと日本目当てで観たミーハーのほとんどは憤慨し、さしづめ神の怒りに触れて崩壊したバベルの塔のようだ。実のところ4つの物語が深く密接に関係することもなく、その構成を象徴するかのように、言葉も人種も宗教観も価値観も散り散りになっていく地球人のディスコミュニケーションに警鐘を鳴らしても、「だから何だ」で済まされる可能性が高く本末転倒だろう。ただ、2時間半に及ぶ長尺を冗長なくまとめた演出力は評価。賛否両論だが聾唖の女子高生を聖人君子として描かなかっただけ良い方。今の日本も映画のようなディストピアになってきているよね。
[映画館(字幕)] 5点(2015-04-09 19:51:44)
42.  パッチギ! 《ネタバレ》 
別に良いんじゃないでしょうか? 偏った政治的要素を前面に押し出そうが、大衆が自分の価値観を信じて、彼らに歩み寄りたいのなら肯定も否定もしない。今やヘイトスピーチが問題になっているが、グローバル化が避けられない以上、大衆が多民族との共生を望むのであれば、この結末のように個人レベルから仲良くなれば良い。それはともかくとして、娯楽として見るなら、自分には政治的云々以前に合わない。役者のパワーがあっても、暴力シーンを無意味に強調させるのは如何なものかと。描くにしても最低限留めてくれるならまだ見れた。つまるところ、偶然脚本が良かっただけで監督のセンスがなかったということ。俳優陣の熱演に+1点で5点が限界。
[地上波(邦画)] 5点(2015-01-02 18:06:54)
43.  ハンニバル(2001) 《ネタバレ》 
原作既読。あの『羊たちの沈黙』の続編ということで期待半分、不安半分。監督がリドリー・スコットだからか、案の定、生理的嫌悪感を煽るグロシーンが際立って、前作のようなある種の"品"がなくなってしまった。冷淡で青みがかったスタイリッシュな映像や冒頭の銃撃戦、フィレンツェの荘厳さを描いた美意識は買いたいが…。なお、原作にはラストのアレを凌ぐ凄惨な腑分け死体があり、監督が監督なので映像化するかと懸念したが、(尺の理由もあって)撮影しなくて懸命。レクターに屈服しなかったクラリスの強さを示した原作とは違うラストは映画版に軍配かな。やはりレクター博士は牢獄にいないと恐くない。でも、これはこれは嫌いではないし、ラスベガス経由で手紙が届き、クラリスが「彼の感性では堪えられない街」と評するシーンにはクスッときた。
[DVD(字幕)] 5点(2014-12-20 21:52:48)(良:1票)
44.  ハンコック 《ネタバレ》 
マーベルでもDCでもない完全オリジナルで、強大な力があるが呑んだくれの嫌われ者のヒーローという設定が新鮮。ニュースでもYouTubeでも実在していること前提に描いており、如何に主人公が本当のヒーローへと生まれ変わっていくかの過程に胸が熱くなる。ところがサポートする男性の妻の正体が明らかになったあたりから雲行きが怪しくなり、作品のトーンもスピードも下がっていくばかり。その男性の広報するマークもあまり活かされていないので、せっかくの設定が勿体ないよ。
[DVD(字幕)] 4点(2019-04-23 00:31:40)
45.  パワーレンジャー(2017) 《ネタバレ》 
近年のハリウッドのヒーロー映画は、覚醒までの葛藤に時間を割くことが主流である。『ダークナイト』以降のリアル路線、『クロニクル』の青春映画の流れを踏襲していて、5人それぞれに家庭や人間関係に問題を抱えている。ただ、そのシリアスな背景が東映のスーパー戦隊とあまり噛み合ってない。深刻な内容を徹底的に描けば良いわけでもないが、まだまだ掘り下げが足りない。ジェイソン(レッド)が友人と悪質なイタズラをしたきっかけが不明だし、キンバリー(ピンク)が友人を失ったエピソードが台詞のみで感情移入しづらい。列車に衝突後、5人がどう帰宅したのか、ビリー(ブルー)の母の車を壊したお咎めすら描かれていない。トリニー(イエロー)が自宅で襲われたとき、普通に警察沙汰どころか、周囲の事件で既に戒厳令レベルなのに。そんなツッコミは置いておくにしても、終盤20分の戦闘シーンは視覚効果にものを言わせたロボットバトルばかりで、肉弾戦があまりないのは寂しい。ちなみに本作は日本で大コケして、続編の製作は絶望的とのこと。荒唐無稽で子供向けのイメージが強すぎるスーパー戦隊をアメコミの世界観に合わせようとして、誰を狙っているのか分からなくなってしまった。
[DVD(字幕)] 4点(2018-03-23 22:27:33)
46.  ハプニング 《ネタバレ》 
シャマラン版『自殺サークル』といった趣。元ネタと比べれば演出は格調高く、天罰なら何でもありでそれまでだけど、ヘンテコなオチで締めるよりはマシに見えてしまう。この手の"スピリチュアル系自戒映画"は胡散臭い脅しみたいなものでどうも受け付けない。
[DVD(字幕)] 4点(2017-08-02 22:59:06)
47.  バトル・ロワイアル
原作は大長編で、コミカライズ版しか読んだことがないが、2時間で収めるには厳しい内容。極限状態に置かれた生徒たちの人間模様がメインなのに、映画はカットされまくりで、ただ殺し合いをしているだけだった。そのため、くどいメッセージ性が空回り。せめて前後に分けて製作しないと。アクション演出に迫力あり。殺し合いゲームの残酷さと理不尽さが伝わってくる分、後に作られたハリウッド映画の『ハンガー・ゲーム』と比べても遥かにマシだろう。
[DVD(邦画)] 4点(2016-02-23 20:46:48)
48.  ハウルの動く城 《ネタバレ》 
原作既読。"ハウル"と言ったら、宮崎アニメのことを思い出してしまうくらい、悪い意味で原作との剥離が激しい。後半からオリジナル展開でも面白いならまだしも、老人介護や疑似家族、戦争をクローズアップしながらも崇高だと煙に巻いて、無理矢理大団円にしてしまう無責任さだけが残った。躍動感あふれる演出と音楽の相乗効果が素晴らしいだけに大幅減点は避けられない。話題性だけで倍賞とキムタクを利用する意味はあったのか?
[DVD(邦画)] 4点(2015-06-30 19:18:49)
49.  バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)
これほど納得のいかない作品賞は久しぶりだろう。あたかもワンカットで撮ったような映像世界で、映画と演劇、現実と虚構、娯楽と芸術、滑稽と悲哀、愛情と孤独が縦横無尽に駆け回り浮かび上がっていく。しかし、思わせぶりの哲学的要素を掲げ、深みが増したように見せかけて、それほどの奥行きにまで到達していないように見えた。百歩譲ってチャレンジ精神は買おう。それでも、ショービジネス、技巧、インテリ、如何にも会員や批評家が陥りやすい業界受けで観客無視の凡作だと思う。自分は、会員のほとんどを占める御老体のエリート白人男性の仲間になることができなかった。ここで思い上がらず、次回作は直球でお願いします。自分の感性が衰えてしまったのかな?
[映画館(字幕)] 4点(2015-04-12 18:05:16)
50.  ハンニバル・ライジング
ハリウッドはネタ切れなのか、何でもかんでも前日談がお好きなようで。結局、レクター博士のエピソード0も作られることになり、原作者が脚本を担当するも、信者が描いたような盲信ぶりに若きレクター博士に奥行きが感じられない。人食いになった理由が殺された妹の復讐という、映画史に残る悪役の割にはあまりにもショボすぎて。何故、怪物になったかは触れずに見る人の想像の余地を残すからこそ、そのキャラクターは永遠に輝くと思います。どちらかといえば、ギャスパー・ウリエルの熱演を堪能するアイドル映画として見れば楽しめるかも。これが成長するとアンソニー・ホプキンスになるのか……どう転んでもイメージが結び付きませぬ。
[DVD(字幕)] 4点(2014-12-20 22:07:24)
51.  バルド、偽りの記録と一握りの真実
バルドとはチベット仏教用語で"中陰"。 「死から転生までの間の魂の浮遊期間」のことを指すという。  アメリカで成功したジャーナリスト兼映像作家のメキシコ人監督が、 祖国に戻っても居場所のない疎外感、メキシコ人としての帰属意識とアイデンティティの揺らぎ、 家族とのわだかまりを描いている辺り、イニャリトゥの半自伝的作品であることは確か。 問題はそのシンプルなストーリーを物凄く難解に(いやストーリーの繋がりすら放棄している)、 現実と空想とメタ演出が曖昧のまま、何の方向性も決まらずに単調でダラダラ描いているだけだった。 これがテレビ司会者の主人公の作品に対する批評と重なる。 要は中身がない。  拝金主義のアメリカに対する風刺やメキシコの抑圧された歴史を盛り込んでも、 知ったところで何の感慨もなかった。 オスカーを4個も取って、「本当の俺はこうではない」とモヤモヤした部分はあったのだろう。 ネットフリックスだからこそ好きなように撮られたそうだが、受け入れられるかは別の話。 (事実、ヴェネチア映画祭で初公開時不評だったようで、劇場公開時に結構削ったらしい)。 金をかけた同人映画の域でしかなく、イニャリトゥのワースト。
[インターネット(字幕)] 3点(2023-01-02 23:49:43)
52.  バットマン vs スーパーマン/ジャスティスの誕生 《ネタバレ》 
『マン・オブ・スティール』は観賞済。大スケールで何でもありのスーパーマンと、ダークでリアル路線のバットマンを融合して、『ダークナイト』的なことをやらせた結果、「一体何をしたかったの?」としか言いようがないあまりにミスマッチな映画になっていました。二次災害で犠牲者出しまくりのスーパーマンの物語が深く掘り下げられていないどころか、対立するバットマンも妄想逞しく、無理矢理バトルさせているようにしか見えない。悪役のレックスも影薄い。おまけにワンダーウーマンも加わって、もう何もかも中途半端。ただただ贅を凝らした特殊効果が前面に押し出されてうんざりする。スーパーマンの死で引っ張らせて、最後復活するんだろ? な展開も丸分かりで、DCコミックスは正義が悪がどうとか講釈を垂らすことが手段になってないか。『ダークナイト』が如何に不世出であることがよく分かる。味を占めすぎるのもよくないな。
[地上波(吹替)] 3点(2019-10-12 00:14:11)
53.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い
二日酔いの恐さは知らないわけがない。ただ、こういう悪ノリを延々と見せられても、元は彼らの自業自得であり、それを紐解く過程に興味が持てなければ退屈な"ミステリー映画"でしかない。3部作だそうだが、同じことに何度も付き合わされるのは御免だ。
[DVD(字幕)] 3点(2017-11-27 19:42:45)
54.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 《ネタバレ》 
歴史の浅い現代アメリカでギリシャ神話が甦るという荒唐無稽な設定は面白そうのに、携帯電話やパソコンを駆使した活劇をいくらでも掘り下げられたのに、子供でも騙せないご都合展開の塊で大幅減点。絶体絶命のピンチ→近くに水が流れている→大逆転 のパターンはここまで来ると笑ってしまうレベルで、もっと捻ることが出来たのではないか? 世界の終りが近づいているのにのほほんと気楽なのも如何なものかと。監督がクリス・コロンバスなのが皮肉に感じる。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2016-01-27 22:28:58)
55.  ハウス・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 
才能のない監督がやってはいけない演出のオンパレード。原作ゲーム映像の使い回し、不必要なストップモーション風射撃フォーム(ほぼ全員分用意)、火事場の馬鹿力でラスボス撃破、続編を臭わせるラスト・・・それだけでも酷いのに、主な登場人物が性欲と薬の興味だけは人一倍の無知なティーンばかりで何一つ共感できず、誰が死んでもどうでも良かった。船長がゾンビ化した部下を憐れむ唐突なドラマも、結果的に危機を招くだけで酷さに拍車をかける。エド・ウッドのように資金繰りで苦労しているならまだしも、金持ちのボンボンがコネで商業映画を撮っている分、なおさら性質が悪い。何故かテンポだけは悪くないのでそこが唯一の救い。
[DVD(字幕)] 3点(2015-04-22 20:41:19)(良:1票)
56.  バトル・ロワイアルⅡ 鎮魂歌 《ネタバレ》 
劇場で見なければ良かったと後悔している。深作欣二の遺作でその息子の力量が未知数である分、微かな期待はあったが、やはり親の七光りだった。前作以上に惨すぎる生徒の扱いに、対テロリストのチーム戦になったからか、理不尽さが減って代わりに臭すぎるメッセージ性が前面に押し出される始末。『プライベート・ライアン』の劣化コピーに過ぎず、コントにしか見えない展開の数々、ただ銃撃と爆発さえあれば迫力があると勘違いしている虚しいアクションシーン、寒すぎる主題歌にはただただ引くばかり。自分の仲間殺されたのに、テロリストに肩入れする生存者も如何なものかと。早い話、何が言いたいのかよく分からなかった。
[映画館(邦画)] 1点(2016-02-23 20:49:39)
57.  パール・ハーバー 《ネタバレ》 
ところどころに美しいショットが挟まれ、マイケル・ベイ監督らしい映像センスが光る。リアルタイムで観て、当時映像"だけ"気に入った自分を大いに恥じた。黒歴史だ。救いなのは日米共々酷評ということ。日本をバカにしている云々より、むしろ延々と昼メロ以下の三角関係を見せられるという苦行。タイトルからして真珠湾攻撃で決着を付けると思っていただけに、大作感を出すための時間稼ぎ的な後半に「まだ続くのか」と絶望したものだ。ヒロインはビッチなのか強かなだけなのか・・・いずれにしても三人は悲恋を盛り上げるためのただの駒で、第二の『タイタニック』を作ろうとしたら、そりゃ分かり切った酷いものが出来るよね。偏見に満ちた本作を真に受けて、自虐しようがしまいが当人の自由というスタンスだが、出来的には1点で十分かと。
[映画館(字幕)] 1点(2015-12-31 01:55:57)
58.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 
航空機内のテレビで視聴。 ツッコミどころ満載でも面白ければ目くじらを立てないタイプだが、 これは設定が破綻しているというレベルの代物ではなく、 凡作の『バトル・ロワイアル』がマシに見えるほど。  まず、バトルに至るまでの訓練やスポンサー獲得といった退屈なイベントが続き、 それだけ時間を割くなら参加者の葛藤を丁寧に描いて欲しい。 それすら欠如しているため、「早く進んでくれ」と何度思ったことか。  また、やっとバトルが始まっても逃げ続ける主人公視点でしか描かれないため、 他の参加者が如何にして無念を遂げたかが分からず、いつの間にか勝手に死んでいるという。 しかも残虐シーンが皆無ならまだしも、 木の上に逃げた主人公を待ち伏せ→全員居眠りな時点で緊張感もありゃしない。 よって殺し合いゲームの理不尽さと残酷さが全く感じられなかった。  終いには火の玉出すわ、CGの獣を召喚させるわ、ルールを頻繁に変えるわでやりたい放題。 同じ地区の少年と都合良く助かるラストには怒りを通り越して呆れてしまった。 2時間強で描いた割には権力者の顛末や参加者とは別の幼馴染との関係が不明瞭のまま宙ぶらりんで終了。 と思ったら、実は三部作でしたということを鑑賞後知ってしまい更なる虚脱感。 続編も酷いようなので見ることはないだろう。 ジェニファー・ローレンスを初めとする実力派俳優の無駄使い。
[DVD(吹替)] 1点(2015-01-17 21:24:01)(良:1票)
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