1. パニック・ルーム
オープニング・ロールや随所に散りばめられたハッとさせられるカメラワークがフィンチャー節全開で、閉塞した空間で繰り広げられる駆け引きが大いに盛り上がってたと思う。登場人物がややベタだったけど双方に感情移入できるつくりになってたし、フィンチャー作品としてはかなりわかりやすい展開だったのも観やすくてよかった。ジョディ・フォスターは思ってた以上にハマリ役。 8点(2002-08-23 00:38:35) |
2. パルプ・フィクション
ひとつのストーリーを小間だしで展開させていくのは正解。ストーリーの順番如何で印象がガラリと変わると思う。タランティーノらしいバイオレンスシーンもいいし、それぞれのキャラも魅力があってとても楽しい。程よく笑えて程よく爽快感が味わえる娯楽作だった。 8点(2002-01-12 23:48:32) |
3. ハロルド・スミスに何が起こったか?
…僕はこんなシニカルでちょっとお下品で、それでいてドタバタなコメディが大好きです(爆)キャラは主人公やハロスド・スミス含めて強烈だし、ディスコ・サウンドとパンク・ミュージックをふんだんに使ったBGMもグッド。ラストのハロルドのシーンもどこか幻想的だけど、暖かい感じがすごくよかった。 8点(2001-10-13 01:18:56) |
4. ハピネス(1998)
最近よくみられる、一般市民の赤裸々な生活を描いた群像ドラマ。それぞれの個性的なキャラが巻き起こす破天荒な行動には笑ったし、“幸せ”の定義について再び考えさせられてしまう深い作品。エンディングテーマの「Happiness」もすごくよかったけど、さすがにこれだけ同じようなドラマが続くとちょっと食傷気味かな。 8点(2001-09-15 01:08:26) |
5. 博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
核兵器の存在を痛烈に批判したブラック・コメディ。ネタで笑わせるのではなくキャラで笑わせる基本的なシステムは、古典的だけどわかりやすい。ラストは爆笑 8点(2001-07-18 00:07:08) |
6. パリの確率
SF観や演出にオリジナリティが感じられなかったのは残念だけど、平和な世界に癒されたというか、ありふれたアクションやグロテスクなシーンがないところに好感。最後までおもしろかった。BGMもフレンチ・テクノ(?)が新鮮。↓確かにセックス観は変わりそうです(笑) 8点(2001-06-14 02:28:02) |
7. PARTY7
オチはあっけなくてちょっと期待はずれだったけど、全編にわたってキャラが暴走してておもしろい!ツブヤキ系(?)のギャグが多いのでセリフが聞き取りにくかったのが難点 8点(2001-05-27 00:48:01) |
8. バトル・ロワイアル
原作が長いから多少ストーリーは薄くなると思っていたので、ストーリー自体に不満はなかった。むしろよくあれだけにまとめる事ができたなぁと評価したいくらい(確かに細かい不満を挙げればキリがないけど)。劇場版ならではのエピソードも深作流のアプローチと考えれば原作を損なってないと思う。戦闘シーンは迫力があったし、込められたメッセージも説得力があったし。やはり内容的には若い人向けだと思う 8点(2001-01-07 01:11:42) |
9. ハムナプトラ/失われた砂漠の都
娯楽作としては文句なし。迫力あるCGが思う存分楽しめるけど、ちょっと多すぎるかなぁ。CGに頼りすぎでは。 8点(2000-07-21 01:53:00) |
10. ハリー、見知らぬ友人
ジャケットのコピーがとにかくベタ褒めだったので期待してたけど、思ったよりもずっと地味なサイコ・サスペンス。ただ、人そのものではなく「人の才能」という斬新な偏愛を扱ってるところは評価できるし、ハリーの暴走っぷりも鬼気迫るものがあって、サスペンス的に十分な見応えがあったと思う。 7点(2002-10-31 00:01:35) |
11. 初恋のきた道
ストーリー的にはほんと素朴で、ふるきよきラブロマンス。両親(特に母親)のいたいけな愛のかたちに、最近ではすっかり忘れていた感情を呼び起こされた気がする。回顧シーンのチャン・ツィイーの仕草の全てがキュートで、プロモーションとしてもなかなかのものかと(爆)けど、どうして過去がカラーで現在がモノクロなのか、そしてどうして昔の父親は母親の村で教鞭をとることが許されてなかったのか。それだけが謎 7点(2002-01-20 00:21:24) |
12. ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
やってることはほとんど前作と一緒なんだけど、それをCGや勢いでなんとかしてしまった感じ。クリーチャーは相変わらずおもしろおかしいし、キャラもいい意味でB級臭くて好感がもてる。あとは、ロック様のとんでもないお姿(笑)とレイチェル・ワイズの美人さで+1点(爆) 7点(2001-11-08 01:22:41) |
13. ハイ・フィデリティ
「エンパイア・レコード」の大人版ラブコメって感じ。J・キューザック扮するオーナーはハマり役だし、恐ろしいほど感情移入できる等身大の演技は好感。過去のガールフレンドや店員も個性的だし、BGMもメジャーすぎず、バッチリな選曲。 7点(2001-10-15 00:02:14) |
14. バーシティ・ブルース
「スポーツもの」として観た(観てしまった)けど、熱い作品だったと思います(笑)ストーリーとかBGMの選曲はベタだったけど決してつまらないわけではないし、アメフトの試合シーンもハマれる映像と構成になってたと思う。やはりジョン・ボイトの鬼コーチっぷりはお見事。彼がいなかったら作品は締まってなかったと思う 7点(2001-02-09 01:47:41) |
15. バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲
キャストは豪華だし、個性がよく出てるし(シュワちゃんのMR.フリーズのメイクは怖いけど)。娯楽作としてはハラハラドキドキもちゃんと味わえるので、文句の無いデキだと思う。個人的には次回作もジョージ・クルーニーにやって欲しかったなぁ、今作でもマッチしてたと思うし。 7点(2000-12-26 04:44:23) |
16. バウンド(1996)
一言で言えば「レズ・サスペンス」!?けど緊迫感があっておもしろい。ストーリーがややベタかな、先の展開が読めてたし。 7点(2000-12-26 03:45:53) |
17. バッファロー'66
ここのみなさんのコメントを先に見ればよかった(笑)それでも周りは「いい」って言う。確かに共感できたり感心する部分もあるんだけど、個人的にはギャロのマインドコントロールにしか見えない。ラストも「愛は世界を救う」的ニュアンスなのも、荒んでる僕にとっては…(爆)荒削りなのはさほど気にならなかった。 7点(2000-10-12 00:50:10) |
18. バンディッツ(1997)
前半と後半のギャップがあるが、キャラができててすんなり楽しめる。ロックのミュージカルみたいな場面はご愛嬌ってことで(笑)。 7点(2000-05-22 02:25:20) |
19. BARに灯ともる頃
内容としては素朴だけど、親子のやり取りの様子がとてもよい。 7点(2000-05-04 02:43:22) |
20. バイオハザード(2001)
ゲームは怖すぎて挫折した僕(激爆)にとって、映画版はハイテクな舞台で恐怖感を削がれた。もっとゴシックでアナログな雰囲気な方がよかったかも。ストーリーは全体を見せようとして客観的になっちゃってるのはしょうがないのかなぁ…。アクションシーンも思ってたより少なくてちょっとガッカリしたし。ゾンビを演じてるのも限界を感じたし。超セクシーだったミラ・ジョヴォビッチに+1点(爆) 6点(2002-12-16 00:02:09) |