1. パルプ・フィクション
下品で、残酷で、最低な映画でありながら最高の映画。小ネタを適当にばらまくような、ちょっと変な構成だけど、その小ネタ同士が絡んでるので飽きないし、謎を解くような、というか、答えを教えてくれるような、ある意味非常に親切な、ある意味バカに気を使ったような手の行き届いた、よく作り込まれたエンターテイメント。すなわち、この映画を観るのに能動的な姿勢は全く必要無くて、だた観ていればいいだけ。トラボルタとユマサーマンのツイストだけで10点。 10点(2004-03-28 15:02:38) |
2. バンディッツ(2001)
ツボにきた。脚本が良い。主役の3人だけに限らず、登場人物は皆それぞれにクセがあって、それぞれがとても魅力的。ギャグのセンスも自分の感性とぴったり合った。ケイトブランジェットがまた美人なんだな。カツラをかぶって次々変装していくけど、どれもこれもかわいい。惚れそう。BGMもこだわってるね。 9点(2004-03-28 19:13:44) |
3. 花嫁はエイリアン
こんな花嫁ならエイリアンでもいい。 [地上波(吹替)] 8点(2005-11-13 20:46:04)(笑:1票) |
4. 8人の女たち
フランスの一流(?)女優がださい歌でださい踊りを踊っているというだけで永久に保存されるべきであろう。これがまた癖になるようなものばかりで非常に困る。頭から抜けない。しかし、皆ブサイクなのに、誰もがちょっとした仕草やしゃべり方だけでフェロモンというか女のオーラが出せるってところがすごい。最高に笑わせてくれたのはエマニュエルベアール。DVDには各々の踊りがピンポイントで見れるみたい。いやホントこれは永久保存版。 [DVD(字幕)] 8点(2005-06-02 23:23:13)(良:1票) |
5. バンドワゴン(1996)
笑いの切れ味がなかなかのもの。そしてバンドメンバーの個性の対比が非常に巧い。基底の部分で音楽性の一致という固いきずながあるので、けんかしてるシーンもほのぼのしている。4人とも愛すべきキャラクターだ。曲はそこそこかな。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-04-24 02:27:07) |
6. バルカン超特急(1938)
よく出来ている。次に何が起こるのか気になって気になってずっと夢中で観てしまった。巧いなぁ。たくさん出てくる登場人物もそれぞれが面白い。なかでもイギリス人の男二人連れの深刻な顔したほうの人がすごく好き。笑える。しかし、逆に結構怖いシーンもある。ぞくっとするような怖さ。テンポもいいし、ハラハラしっぱなしの98分。 8点(2004-03-28 15:00:29) |
7. ハスラー
ポール・ニューマンのかっこよさがドカーンと爆発。オープニングから息をつくまもなくいつの間にやらエンディングへ。まさに芸術的ブレイクランアウト。というほどでもないが、ポール・ニューマンはマジでかっこいい。変に大げさな演出をしてないし、自分の腕のみを武器に戦いつづける孤独なハスラーの世界をていねいに描いている。ビリヤードファンにとってはマイク・シーゲルの華麗なテクニックを堪能できるという意味でもかなりお得。これぞ名作クラシック。 8点(2004-03-28 14:06:20) |
8. ハチミツとクローバー
伊勢谷さんはキャシャーンと松子の色分けに演技の個性を感じてちょっと注目してる。今回はキャラが作り物だったので物足りなかったが、同じことできる人はなかなかいないだろう。桜井君は一人で映画を壊していた。いらない。関さんの山田が一番存在感あった。微妙な暗さが妖しくてかわいくてすごくいい。 [映画館(邦画)] 7点(2006-10-09 00:52:50) |
9. 花とアリス〈劇場版〉
岩井作品に抵抗感を持っていたが、これは面白かった。花とアリスの関係は理想的ではないかと、少しうらやましかった。全体に流れるユーモアも気に入ったし、キャラの立て方も気に入った。それにしても杏ちゃんのコミカルな演技にはぞっこん。 [DVD(字幕)] 7点(2005-09-19 03:00:58) |
10. バレエ・カンパニー
これは頭を使って見る映画ではない。ただ漠然と上から見下ろした視点が、これこそがアルトマン映画の醍醐味。しかしネーブキャンベルにあの男はもったいない。 [DVD(字幕)] 7点(2005-07-30 00:54:13)(良:1票) |
11. ハリウッド的殺人事件
これは愉快。最初の5分で見るのをやめようかと思ったけど、その後じわじわとはまっていった。ハリソンフォード不評だけど、個人的には彼だからこそ笑えるってのが大きかった。助手のジョシュもいい。このダラダラした雰囲気の中で偉そうに飛ばすギャグは実にクール。せつないほどクール。物悲しさに心奪われた。現実にいたら迷惑きわまりないけど、マイペースな人ってあこがれる。ああジョシュになってみたい。 7点(2004-06-29 07:29:41)(笑:1票) |
12. バベットの晩餐会
全般に漂う独特のユーモアに終始にやにやさせられっぱなし。観ていると幸せになれる、まさにそんな映画。我に最高の仕事をさせたまえ。人に施すことを楽しく思うバベットの姿には学ぶべきことがたくさんある。しかし、あの大叔母様が帰り際、あまりにも軽やかに馬車に飛び乗るシーンはぎょっとした。 7点(2004-05-10 19:42:03) |
13. ハンニバル(2001)
オープニングのフィレンツェのシーンが印象深い。原作とは違うけど映画のほうのストーリーも完成度が高い。それとジョディ・フォスターよりジュリアンムーアのほうが上。なんせセクシー。 最後のグロいシーンに美しいドレス姿がよく映えていた。純粋にすばらしいと思った。羊と比べて劣ってるとは思わない。 7点(2004-03-28 19:30:28) |
14. パニッシュメント(1998)
なんていうか、「おれの作品を観てくれ」みたいな自己顕示欲に満ち溢れている。こういうはっきりした態度を見せられると、微笑ましくなり、ついついのせられてしまった。こんなありきたりな素材で最後まで飽きさせないのはすごい。なかなかスポットライトを浴びないようなところにこういう佳作があると評論家は何をしてるんだと言いたくなる。 7点(2004-03-28 14:33:15) |
15. バタアシ金魚
《ネタバレ》 セリフのわざとらしさが面白い。筒井道隆が好演してる。鬱陶しいけど、憎めないアホな男子キャラ。それに対して高岡早紀のキャラは憎たらしいこと限りない。だから最後に筒井道隆が高岡早紀をどつきまくるシーンが快感。他の登場人物も皆個性があってよい。この浅野忠信は必見です。 7点(2004-03-28 14:13:11) |
16. バウンド(1996)
ホモは大嫌いだが、レズは嫌いじゃない。見た目に美しいから。しかし、この映画のカップルはいまいち華が無い。もう少し美人を使って欲しい。ジェニファーティリーじゃ色気が足らない。あと、脚本にちょっと無理がある。あんな洗濯、一人で一晩で終わるわけない。と否定的なことばかり書いているが、実は面白かった。ストーリーは先が読めないし、また演出も巧いので、全篇通して緊張感が持続している。 7点(2004-03-28 13:52:51) |
17. バートン・フィンク
一体何がこんなに可笑しいのか。すべての奇怪な出来事が、不気味な男が、血が、暗い廊下が、おどろおどろしいBGMまでもがすべてギャグに思えてくる。何に対してこんなに興奮したのか分からないが、次に何が起こるのかと画面に釘づけ状態だった。こんなに熱い炎ははじめて見た。燃える魂のなんと力強い事か。映像に不思議な力がある。 7点(2004-03-28 12:26:55) |
18. ハンコック
後半は続編にしてもよかったのでは。時間調整のためか脚本が少し投げやりな感は否めないけど、破天荒で熱いヒーローを演じるウィルスミスは良い。滑ることを恐れず、楽しませようとするハリウッド魂は好きだ。シャーリーズセロンはきついメイクしたほうが圧倒的にかわいい。 [映画館(字幕)] 6点(2008-09-27 13:31:24) |
19. ハリー・ポッターと賢者の石
夢があっていい。魔法の世界は子供のときのあこがれ。多少イメージが違うが映像として具現化してくれた製作者の方々に感謝したい。 [地上波(吹替)] 6点(2005-12-17 04:58:23) |
20. バガー・ヴァンスの伝説
ゴルフのことは分からないけどこんな風に自然と一体になってみたい。ストーリーが盛り上がりに欠けたまま終わってしまったのが惜しいが面白かった。 [地上波(字幕)] 6点(2005-11-13 21:25:06) |