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チャーリーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 552

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1.  ハスラー2
決して悪い続編ではないような気がします、さすがM・スコセッシです。音楽のチョイスも80年代半ばのシーンをフィットさせていて良いです。それに何と言っても本作で圧巻なのは、ミヒャエル・バルハウスのカメラで迫力のナインボールを見事に活写しています。また色々と不満もあるでしょうが、P・ニューマンもオスカー獲得は納得の芝居を見せてくれます。確かに『評決』でダメで、こっちでOKってのも納得いかないと言えば、いかないのですが...。
8点(2002-08-03 18:21:34)
2.  パニック・ルーム
まぁD・フィンチャーらしさは正直、あまり感じられない作品でしたね。しかしそれはそれでD・フィンチャーの演出に期待していたファンへの伏線であり、次回作により一層の期待が高まったことでしょう。一般的に観ると、内容には物足りなさがあることは否めず、シンプルで単純明快なストーリーを2時間という時間をたっぷり使って展開させるという手法には大いに賛同するのだが、この映画の場合は無駄なシーンも結構多い。しかしJ・フォスターがやけに露出度が高い衣裳(?)を着用するという予想外のサービスもあったし、あまり期待しないで観ると、予想外に楽しめる作品にはなっている気がします。
7点(2002-06-25 22:46:11)
3.  バード(1988)
生粋のジャズ・エイジ、C・イーストウッドが迫るサックス奏者チャーリー・パーカーの陰鬱な部分。思わずハッとさせるような演出を随所に組み込み、実に見応えのあるドラマに仕上がっております。(↓)の方が指摘されてる通り、主演のF・ウィテカーはチャーリー・パーカーに全然似てませんが、それ以前に凄い説得力のある芝居で正しく圧巻です。もちろんC・イーストウッドの映画というだけでも評価できますが、それ以上にF・ウィテカーの熱演が光ります。
9点(2002-05-11 23:59:07)
4.  ハムナプトラ2/黄金のピラミッド
とにかく派手な映画。活劇もホラーも中途半端だった前作に比べれば遥かに面白いけど、後半の背景はほとんどCGによって構成されているので、なんかアニメを観ているような妙な気分になってしまい、チョット好きになれなかった。とりあえずはS・ソマーズの開き直ったかのようなサービス精神旺盛な演出を楽しむべき作品で、この映画に中身を求めちゃいけない。最近じゃ珍しい、愉快なアドベンチャー活劇。
8点(2002-04-11 15:23:26)
5.  8mm
内容はタブーに近づいている風格を見せているのに、終盤のダラダラ感には拍子抜け。最初から最後まで暗いトーンで物語を進めるのはアングラな雰囲気が出て、良いとは思いますが、その分だけ盛り上がりに欠けたのも残念。心理的描写も全然為されていないので、内面からジワッと来る怖さがあまり無い。J・シューマカーも当たりハズレが激しいことが分かった。
4点(2002-04-01 13:06:41)
6.  パール・ハーバー
「日本人として...」、「報復が...」、こうやって映画を観てしまうと、個人的には面白味が減ってしまうので、敢えてこういう言い方しません。それにしても、出来は悪いです。B・アフレック演じるレイフとK・ベッキンセール演じるイブリンの引き寄せからして強引なのです。おそらくマイケル・ベイは『タイタニック』級の作品を撮ろうと努力したのでしょう。ですが、『タイタニック』で描かれたロマンスに比べれると、この映画には説得力が無いのです。それから豪華キャストにした割には各キャラクターへのドラマ性が乏しく、『アルマゲドン』のようなドラマ性がありません。ですからラストに取って付けたように、悲劇な演出をしても、全くグッと来ないのです。それは登場人物一人一人にドラマ性が乏しく、全然知ることができなかったから。爆撃のシーンの迫力はさすがですが、私は以前『プライベート・ライアン』という戦争映画を観てしまっています。違うんです、格が。画面が戦場になっていないのです。画面が画面なのです。それは爆撃シーンの撮り方が90年代中頃に多くあったスタイルで、何か“教科書通り”のスペクタクルといった印象を受けました。そして音がいけません。恋愛映画ではありましたが『スターリングラード』でも『プライベート~』が戦争映画を変えた音響効果といった特色をキチッと活かして、戦場を演出してました。残念ながら、この映画は戦争映画のリアリズムという観点からいけば、もはや古いのです。やはり2001年の大作系サマー・シーズン・ムービーは『A.I.』がズバ抜けて良かったと思う。
3点(2002-03-09 22:12:20)
7.  ハドソン河のモスコー
名匠ポール・マザースキーによる共産主義国ソビエトからアメリカに亡命してきたサーカス団のサックス奏者の男が経験する寂しさや、新鮮な感覚といったものを温もり感溢れる映像で綴った素晴らしい映画。R・ウィリアムスが入魂の熱演で、こういった派手さのない喜劇でもいい味が出ている。田舎から出てきて都会で頑張る人はこれを観て、是非元気を出して欲しい。
9点(2002-03-08 10:49:03)
8.  背徳の囁き
まぁ随分と単純なキャラばかりによって成り立つ映画なんですが、それがR・ギアの存在感が大きいせいか、映画的にはそこそこ面白くなっている。A・ガルシアがR・ギアの思うツボのように操られていくわけなんですが、この構図が何とも上手に描かれていく。裏切りが裏切りを呼ぶダーティーなポリス・サスペンスの佳作だと思う。ですが少し脚本に修正点あり。
8点(2002-03-04 12:01:55)
9.  ハート・オブ・ウーマン
この映画、ラブ・コメのプロセスはたどれていないと思う。2人の争いや葛藤が無さ過ぎて男女の駆け引きってものが無い。あまりに上手く行き過ぎて、広告マン同士の恋愛だけじゃなく、親子愛や同僚とのエピソードに比重をかけざるをえなくなった。脚本を直そうと思えば、こういった点が修正点に挙がる。でもこの物語の宿命だから仕方がない。ですがそんなことを吹っ飛ばすかのようなコミカルさで乗り切ってしまう。これこそハリウッドの懐の深さなのだと思う。ただ私はM・トメイの方が好きだ(←だからどうした)。
7点(2002-02-25 11:53:53)
10.  ハンニバル(2001)
まぁ極端に悪くないんたけど、良くも悪くもリドリー・スコットの映画といった具合でしょうか。ラストの晩餐のシーンは噂通り凄惨だが、一方ではフィレンツェでロケするなど何とも格調高い演出。このアンバランスさがどうにも気になってしまって前作で出たような“荒削りなサスペンスの面白さ”が全くと言っていい程、出ていない。もっとも、この映画はもはやサイコ・サスペンスではなく、サイコ・ホラーといった具合なのだが...。ただそれ以上に納得がいかなかったのが、レクター博士の描き方の方で、前作で作り上げられたレクター像から言えば、あんなに自由気ままにあっちこっち動き回って、リスクの高いところで堂々と殺人は犯すし、随分とレクターの凶行が大っぴらになり過ぎてるのが気になった。これはパッツィ刑事とのエピソードも同様。本来ならクラリスがどうこう言うはずだったのに、やっぱり主役はあくまでレクターでしたね。そのレクターの描き方に不満が出れば、この映画の賛成派にはならないことでしょう。
5点(2002-01-04 10:45:39)
11.  ハイヤー・ラーニング
高等学問[=ハイヤー・ラーニング]を売りとしている名門大学を舞台に起きた銃乱射事件。この事件の発端と、発展していく過程、そして事件がもたらす波紋を人種問題、同性愛などの若者に存在する様々な社会問題を絡めて描く強烈な問題提起性を持つ90年代の青春映画としては出色の出来。決して観た後の後味がイイ作品とは口が裂けても言えないが、これ一本でジョン・シングルトン監督が底知れぬ力量があることが判る。
9点(2001-12-20 22:25:34)
12.  ハイ・フィデリティ
ごめんなさい私はロック好きなので、この点数を付けざるを得ないです。だって、序盤でエルトン・ジョンの「Crocodile Rock」を聞いた時点で、この映画の中身に乗らないわけがない。エルトンと言えば「Your Song」や「Goodbye Yellow Brick Road」あたりが挙がってきそうだけど、「Crocodile Rock」を使ってくれるとは色々な意味で感激。またグリーン・デイについて店員が語る影響されたバンドについての仮説など洋楽ファンなら聞き捨てならないエピソードがゴロゴロと転がっている。ディランにしたって「Tonight I'll be staying here」とか何ともツボを抑えた選曲だろうか。ただ、洋楽に興味ない立場で考えると、面白さが半減してしまうかもしれない。
10点(2001-12-16 23:32:49)
13.  バンディッツ(2001)
なんか穴馬的存在として2002年のお正月映画として公開されるようだが、ハッキリ言って、それは勿体ない。私はこの映画、素直に気に入った。バリー・レビンソン監督にしては、何ともスピーディーな演出で観ていて何だか微笑ましくさせられる。それでいて心地よい。このオチなんかは、嫌味がないオチで出色の落とし方だと思った(まぁ予想つく人もいるでしょうが、それくらいが丁度イイんです)。
9点(2001-12-10 21:36:46)
14.  博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか
私もこの映画がキューブリックのベストだと思う。キューブリックが一番喜劇色を豊かにした作風ではあるが、その裏に込められている強烈な皮肉ぶりにはニンマリさせられる。大統領があんな悲惨な状況下の中、柔らかい声で「ディミトリ、人に話す時はもっと落ち着いて話さなきゃいけないよ」などと妙に落ち着いた面持ちで話すあたりは、核戦争という最悪な状況の浸透度が薄いという描写を刻明にしていたりとディティールにもブラックな笑いで包み込まれている。
10点(2001-09-29 11:32:50)(良:1票)
15.  パルメット
『ブリキの太鼓』のフォルカー・シュレンドルフのサスペンス映画ということである程度の期待をして観たけど、イマイチの出来でした。共演している女優は魅力的で強烈なキャラクターをそれぞれが持ち合わせているが、その分だけウディ・ハレルソンが活きていなかったのが残念。役柄的に見れば彼はかなかなのハマリ役だとは思うので、もう少し活かして欲しいところだった。
4点(2001-08-15 09:51:19)
16.  晩秋(1989)
いろんな意味で身につまされる話しでした。今は亡き名優ジャック・レモンの隠れた名作と言っても過言ではないでしょう。未見の時点である程度判ってはいましたが、やはり感動してしまいます。現代の医療体制に不満を抱いたウォール街で働く忙しいビジネスマンが献身的な介護に目覚め、父親を病院から抱きかかえて出させる。こんな事は暇人ではある私にもなかなかできないことでしょう。現実の自分と父親の関係をてらし合わせて観てしまい、感動せずにはいられませんでした。
9点(2001-07-15 18:29:00)
17.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3
俺はこの作品は「これはこれ」という感じで好きだった。ただイマイチ2とリンクしきれていないと思うのは私だけだろうか? 過去に戻るっつってね1885年とは...と思ったが、(↓)中世ヨーロッパじゃ根本的に国が違うからこれまでの傑作なプロットを台無しにしていた可能性が高いと思いますよ。だから西部劇で良かったと思います。個人的には1938年あたりは不況かつ第2次世界大戦直前の複雑な時代をチョイスしてくれた方が嬉しかったかな?(全然この映画と関係なくなってしまった、ごめんなさい)
10点(2001-06-25 20:47:27)
18.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
素晴らしい!これは1→3まで一気に観るべきお手本みたいな作品だと思いますが、この2は必見。地味に深いのです。ただ1はやはり私の中では越えていない、でもかなり高いレベルにある続編であることは事実。1を超えられない理由は、これだけ観ても理解できない可能性が高いという点。その点では不意に単独で観ても1とか3の方が楽しめる様な気がする。それでもこの映画は素晴らしい続編だ。
9点(2001-06-25 20:42:18)
19.  バック・トゥ・ザ・フューチャー
そうそう皆さんおっしゃる通り、これは正に観るべき映画である。エンターテイメント性あふれる作品ではあるものの、1955年の時代背景など意外にしっかりしている。マイケル・J・フォックスも適役という感じがして、非常にいい感じ。それにこの映画は「現実逃避」とかではなく「一つの時代、場所にとらわれない視点」というものを描いていたと思う(あっ、そのまんまか)。本来こういう映画にアカデミー賞たくさん挙げるべきだと思うんだが......
10点(2001-06-25 20:36:21)(良:2票)
20.  ハイスクール白書/優等生ギャルに気をつけろ!
今流行のMTV系の作品で、序盤は結構下ネタのオンパレード。とゆうか主人公自身がアッチのことばかり考えているのでどうしても「アメリカン・ビューティー」的な展開になってしまう。笑うというよりニヤリとさせられてしまう作品だと思うが、後から考えてみると決して手放しして喜べる作品ではない。それはラストのあの主人公の行動は明らかに(例え手段が良くなくても)夢を追い続ける人間に対して失礼な行為だし、それを否定するような行動ともとれる。それよりも“私は別の人生を歩んでる。彼女には否を認めて欲しい”と言っていたにも関わらず、主人公には過去の行いを反省しているとは到底思えなかった。たとえ彼女の手段が人間的に許されない方法だとしても、主人公のとった行動は教師としてはあるまじき行為だったのだから。まぁそれでもこの手の映画を一種の新しいムーブメントとして考えれば、明日のハリウッドも明るいなと思える作品なのでこの点数が妥当な線かと思います。
7点(2001-06-14 23:51:31)
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