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1.  ヒロシマナガサキ 《ネタバレ》 
物心のついた頃から自然と広島、長崎で起こったことを理解していた思う。それは低学年の頃から学校やテレビで教えられてきたから。黙祷もいっぱいしたし、8月6日は登校日だったりもした。そして小学校の修学旅行では原爆ドームや資料館へもいった。僕は資料班だったので、図書室の「昭和史」などの文献を写したりもしたことがある。所々すりきれた分厚く大きな本を1ページづつめくって見たあの写真の重苦しさは今でも忘れられない。それからも様々な媒体から蓄積された知識をもとに本作を鑑賞したわけだが、本作はこれまでの膨大な資料の総集編といった趣きがする。ドキュメンタリーではあるが、これまでの資料をかいつまんで映画的に上手に仕上げたという感じがした。そういえば本作の公開当時、ある番組でニュースキャスターが日本ではこういった作品は作れないのか、アメリカ人に作られてどうすると言って嘆いていたが、その足元の自社HPでは「夕凪の街、桜の国」の特集が組まれていたことが思い出される。これまで多くの人があらゆる媒体を使い残してきた資料の山の中にあって、僕はこの作品が特別だとは思わない。でも原爆を再認識するにはいい作品だとも思う。冒頭のなんの違和感もなくアメリカナイズされた現在の日本。そして少女がこの日を知らないという。たとえ日本人が忘れてもアメリカだけには忘れてほしくない。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2008-07-31 23:59:17)
2.  秒速5センチメートル
数年前、ケーブルテレビのCMか何かで、アニメのワンシーンが目に留まった。信号だったか踏切りだったか一瞬なのに、その風景が脳裏に焼きついた。調べようにも手段もなく、あきらめたのだが、今想えば新海作品だったのかも知れない。その画は、どうしようもなく切なかった。そして今、この作品を見終え、切なすぎる感動を噛み締めています。彼女の気持ちをおもいやれなかった14才の頃が頭を過ぎりました。
[DVD(邦画)] 8点(2007-10-21 03:51:24)
3.  氷海の伝説
天と地が判らないような壮大な氷の世界。登場人物はイヌイット(おそらく本物)のみでやたらと演技がうまい。どうやって撮ったのだろう。まるでドキュメンタリーのような映像にびっくりした。こういう作品がもっと、表にでてくればと思う。秀作。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2007-03-05 17:18:24)
4.  ひめゆりの塔(1995)
もう12年前か。何故この作品を選んで見たのかは憶えていないが、見て良かったと思う。時の女優陣を使い、今井作品のようなリアリティは無くなってしまったが、この話は映像として語り継いでこそ重要な意味を持つのだと思う。もちろん、ただ作れば良いという訳ではないが。ひめゆりの塔という話の筋は多くの方はご存知であろう。それは過酷な戦場の中、追い詰められた人々が様々な思いを胸に無理な逃走や自決を選ぶという最後を辿る。降参し捕虜になることは恥という考えがあったからである。もちろん僕も、そういった予備知識を持って本作を見た訳だが、ある意味、裏切られることとなった。そのシーンでは「ひめゆりの塔」を見るときにかならず思うことが具現化される。実際にそのようなことがあったのかは知らないが僕は涙が止まらなかった。うん、それでいい、それでいんだと思った。一つの考えが支配していた時代だからこそ、このシーンには意味がある。こういう選択肢もあっていいはずだ。
[映画館(邦画)] 7点(2007-02-17 23:14:38)
5.  ひめゆりの塔(1953)
全てがリアルでまるでドキュメンタリー作品のようだ。爆撃のシーンでは実際に怪我人が出たのではないかと思うほど壮絶である。過酷な環境の中、爆撃や銃弾に晒され、命を賭して走り回り、次々に運び込まれるどうにもならない患者たちの看病や兵隊たちの理不尽な命令に翻弄され続け、一人また一人と尊い命を落としていく生徒たち。泥水を飲み、地獄のような戦場をなんとか生き延びた後、太陽の下で水浴びをする一瞬の喜びに満ち溢れたシーンに涙した。しかしその後に起こる悲惨な出来事はつらすぎる。これが60年前にこの国で本当に起きたのだ。死んでいく生徒たちを支え続けた教師の愛と、まだあどけない生徒たちの気丈さが悲しい。ただただ悲しい。そして思う。この、ひめゆり部隊の話は誰かが時代ごとに制作し続けていってほしいと。光りやまねこさんの言うとおり、この作品を情熱をもって作った方々に心から敬意を表さずにいられない。
[DVD(邦画)] 10点(2007-02-16 18:18:40)(良:2票)
6.  ビッグ・リボウスキ
流暢なメロディーに乗せて転がるタンブルウィードに、もう始めっからやられてしまいました。そのオープニングに違わず、本編も実に滑稽で、デュードを筆頭に愛すべきダメダメキャラクターのオンパレード。ほんと、出てくる人がみんな強烈な個性を発揮していて面白い。ジプシーキングス“ホテルカリフォルニア”にのせて登場する“ジーザス”ことタトゥーローなんか、その素性ともども最高に粋ななさけなさがありました。キューピーのような大家とか、執事を演じたフィリップ・シーモア・ホフマンのデュードへの対応に苦慮する演技も絶品でした。グッドマンやブシェーミにいったてはもう本編でお楽しみください。兎にも角にも、コーエン兄弟独特のブラックなユーモアとジャンルに縛られないバーウェルの選曲にサイケでカントリーな映像美で彩られた最高に粋な男達の物語です。
[DVD(字幕)] 9点(2006-12-25 01:23:25)
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