261. フューネラル
結局、登場人物たちは何がしたかったのでしょうか? 1点(2003-04-29 01:35:26) |
262. フル・ブラント
設定も進行も超ありがちなのはまだ許すが、台詞が小学生の作文レベルなのは何とかならなかったのか。犯人の前に脚本家をまず処刑すべきです。 1点(2003-04-19 00:05:23) |
263. ブレイブハート
《ネタバレ》 主人公が決起するまで、1時間近くも前振りを続けるという贅沢な構成。しかし、迫力の戦闘シーンも、壮絶な処刑シーンも、この点が前提にあるからこそ、説得力を持つのです。また、いろんな戦闘場面の描き分けやつなぎ方、合間にさりげなく挿入される各地の広大な風景、そして美術や衣装関係に至るまでも、堂々たる完成ぶりです。イザベラ王女とできてしまうのだけは当初違和感がありましたが、再見したら気にならなくなりました。 [DVD(字幕)] 8点(2003-03-14 21:10:25) |
264. プロヴァンス物語/マルセルの夏
何といっても、舞台の大半を占める雄大な自然の光景の美しさが見事です。その環境に逆らわずに人が過ごすように、ストーリーも、特に意外な展開も逆転もなく普通に淡々と進んでいきます。頭をひねったり悩ませたりする部分が一切ないので、見ているだけで自分も休暇に行ったような気分になれます。のんびりと休みながら映画を見たい人向け。 6点(2003-02-26 19:16:12) |
265. プリティ・ウーマン
《ネタバレ》 直球ど真ん中のハッピーエンドなシンデレラ・ラブロマンス。とだけ思っていたのですが、よく見ると、脚本もかなり丁寧なのです。前半などは、二泊三日の出来事を1時間以上かけて描いています。そして後半では、普通ならば、例えばロバーツの出自が周りにバレて大騒ぎになってギアがそれを収拾して乗り越えて・・・みたいな展開になりそうなのですが、そんな安直な方向には流れず、当初設定の「1週間のビジネス関係という課題」からぶれません。そして、あくまでもそれに向けた当事者の心情や機微に地道にポイントを絞っています。大体、主演の2人は本来この役には不向きなはずなのですが(ギアは役作り自体が中途半端だし、ロバーツはどう見ても娼婦には見えない)、それを脚本の奥深さが救っています。 [DVD(字幕)] 7点(2003-01-28 03:06:52) |
266. ブロードキャスト・ニュース
あっさり・単純すぎて食い足りない気もするが、全体を貫くお洒落で上品な雰囲気がよい。また、ホリー・ハンターのような、必ずしも美形ではないのになぜか格好良いタイプのヒロインが強烈だった。 [映画館(字幕)] 6点(2003-01-21 23:54:46) |
267. プラトーン
最初に見たときからずっと違和感があったのが・・・最近やっと分かりました。つまり、地道な戦闘をひたすら描き続けるというアプローチの方針は分かるのですが、戦いの全体像がさっぱり見えず、一方でバーンズとエリアスの対立軸は分かりやすくくっきりしているため、結局物語がその限度に収斂しているのです。よって、いくらジャングルの苦難の戦が続いていても、それを撮っただけで終わってしまっています。なのに何で当時の世評が高かったのかというと、誰も活躍しないというアンチヒロイズムが斬新に感じられたから、じゃなかったのかな。 [映画館(字幕)] 4点(2003-01-21 01:52:07)(良:1票) |